相変わらずの寝転がり戦法・野党5党
- 2018/02/27
- 19:38
相変わらずの寝転がり戦法・野党5党

副題:民意を無視する野党各党。国会議員ならば、少しは真面目に議論しなさいよ。議論の中で、国民が納得する論理・理念を提示して国民の賛意を得るのが野党のお仕事でしょ。
先日2月21日の産経ニュース(*1)に「5野党は安倍政権下の改正論議を拒否」との記事があった。
相変わらずの「寝転がり戦法での改憲阻止」という、国民を小バカにした対応を野党は採用している様である。
記事によれば「立憲民主、民進、共産、自由、社民の5野党は、集団的自衛権の限定的行使を認めた安全保障法制を廃止しない限り、安倍政権下での9条改正論議に応じない」としているそうだが、この言い方もウソまみれである。
知っての通り、安保法制は2015年の初夏から秋にかけて、衆参両院に於いて、各々100時間超の審議を経て可決・成立した。
その間、当時の民主党(現立民・希望・民進)や社民党やら共産党が言っていたことは、「戦争法案」とのレッテル貼りや現実世界とは無縁だと白状している「憲法学者」の御託宣(*2)を現実政治に持ち込めとの神学論争ばかりであり、我々日本人の命、平和・安寧の確保の為に必要な法制の未整備状態を脱するとの視点での審議をしてこなかったではないか。
今般に於いても、我々日本人の命、平和・安寧の確保を阻害している憲法条文があるのなら、それをどの様に改正し、また、改正に際しては、我々日本人の多くが納得する平和主義を、どの様に憲法に盛り込むのかの議論をすれば良いのであり、そういう議論から逃げる態度は、民主主義原則を踏みにじるものである。
「「安保法制の廃止」が憲法議論の前提」との理屈は、現実世界では成り立っていないことは、普通の思考能力がある方には説明を要しない撞着したものである。
また、「安倍政権下での9条改正論議に応じない」との理屈も詭弁であることもお分かりのことだと思う。
「安倍政権」と政権を特定し、あたかも「安倍政権での改憲議論」を問題視しているかの様な言い方をしているが、これは改憲議論の中身が問題なのである。
「改憲議論の中身」に触れたくないので、こんな詐欺的言い方をしているのである。
「9条改正論議に応じない」との言い方も、今後が見物である。
それでは「9条以外の改正論議には応じる」のですか? との視点で、これら野党の今後の憲法議論に対する姿勢を見ていきたいと考えている。
彼等がやってきた「憲法議論をさせない事での改憲阻止」を、彼等が変更できるのかどうかが見物である。
国民側は、9条だけを棚上げにした憲法改正議論などマヤカシだとわかっているのに、これら野党は、こんな事を言っているのである。
反日色の強いこれら野党各党の本音は、「日本人の命を「世界平和」の劣後させる」(*3)との現行憲法の維持にあり、「日本死ね」(*4)との精神性であることは分かっている。
そうであるからこそ、「憲法議論を開始したら、その時点で野党が言う「護憲」の酷さがバレバレ状態になる」ので、憲法議論から逃げているのである。
なんとも情けない対応を野党はしているのであるが、彼等の国会に於ける議席占有率の低さは民意の反映結果である。
選挙結果を受け入れられない、カタカナ表記「サヨク」は、屁理屈を以て「選挙権が民意ではない」というトンデモ論を展開している(*5)が、その論理展開も穴だらけの暴論であり、事実を表してはいない。
事実は、議論しない野党の敗北であり、安倍政権の圧勝である。
安倍政権が選挙公約に改憲を掲げて総選挙に臨んだのは今回が初めてではない。
ずっと掲げているのである。
最近の世論調査のうち、ANN(テレ朝)の世論調査(*6)では「国民投票の是非」に関して、56%が賛成をしている。
テレ朝であるだけに質問がひねくれているが、「憲法改正の発議に対する国民投票」とは、要するに改憲是非を問うもので、「護憲派」改憲阻止側からすれば、「その内容は問うていない」との逃げ道を用意した質問だ。
「国民投票をすること自体に反対」が31%いるが、要は、その昔の「改憲議論は軍国主義」なる大ウソは既に通用しない状態であることがわかる。
テレ朝の世論調査は他に9条についての項目がある、この質問も、テレ朝らしいひねったものになっているが、結果は、解釈派を加えた条文不変更派が43%に対して、条文変更派が44%と上回る結果となっている。
また、最近の日経の世論調査(*7)に於いても、自民党が改憲に際して掲げる「4つの重点項目」のうちの1つである教育の充実(*8)に関して、72%が賛成しているとの結果が出ている。これ以外は有料記事であり参照できない状態だが、少なくとも、憲法改正自体がダメという様な風潮はないと言って良いと考えられる結果である。
これが現在の民意であると想定されるのだが、所謂「護憲派野党」は、最初に紹介した様に、「安倍政権下での9条改正論議に応じない」との詭弁を用いて憲法議論から逃げ回っているのである。
なんとも卑怯な振る舞いである。
何が卑怯かと言うと、国民は現行憲法を「どの様に改正するのか」との内容で賛否を表明するとしているのに、これら野党は、賛否を問う対象の議論から逃げており、国民に何も提示しない、という態度だからだ。
この様に、野党各党は民意を無視しているのである。
野党各党の国会議員は、少しは真面目に憲法議論をして、議論の中で、国民が納得する論理・理念を提示して国民の賛意を得るのが役目のはずなのに、これら野党各党は議論から逃げているのである。
憲法の中身の議論ができない野党に存在意義はない。
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【文末脚注】
(*1):産経ニュース
2018.2.21 22:09更新
見出し:◆公明党は首相の9条改憲案に慎重…5野党は安倍政権下の改正論議を拒否 年内の発議は不透明
http://www.sankei.com/politics/news/180221/plt1802210036-n1.html
記事本文:○自民党が憲法改正案の策定作業を加速させている。ただ、焦点の憲法9条改正は9条2項の扱いをめぐって各党の立ち位置もバラバラ。年内に国会発議までたどり着けるかは不透明だ。
小見出し:■公明が9条改正封印?
○安倍晋三首相(自民党総裁)の憲法9条1、2項を維持して自衛隊を明記する提案は、連立を組む公明党の「加憲」の考えをベースにしている。2項を削除するとした平成24年の自民党改憲草案に背いてでも、公明党と協力できる環境を整える狙いがあった。
○ただ、公明党は昨年の衆院選で議席を減らしてから憲法改正に慎重な言動が目立っている。
○山口那津男代表は21日、官邸で安倍首相と会談後、自民党の改憲議論について「自民党自身のご議論だ」と語った。10日には「9条を変えなくても日本の防衛を全うすることはできる」とも述べ、9条改正を封印することもにおわせている。
○立憲民主、民進、共産、自由、社民の5野党は、集団的自衛権の限定的行使を認めた安全保障法制を廃止しない限り、安倍政権下での9条改正論議に応じないとの立場で一致している。「今年前半が勝負どころ」(共産党の志位和夫委員長)とみて、改憲発議阻止の世論喚起に力を入れる構えだ。
○日本維新の会は28年3月、教育無償化など3項目からなる改正原案をまとめたが、9条には触れていない。大阪都構想をめぐる27年5月の住民投票で敗れた経験から「国民投票は慎重に臨まなければならない」(党関係者)との声が強かったからだ。
○希望の党は9条改正への積極姿勢を示していたが、民進党などとの連携も視野に、軌道修正している。
小見出し:■年内の発議は不透明
○今後の政治日程を考えると、早期に憲法改正の国会発議にたどり着けるかどうかは不透明だ。
○自民党は3月25日の党大会で具体的な条文案を発表する方針だ。その後、衆参両院の憲法審査会に自民党案として示し、改憲議論を加速させたい考えだ。
○自民党内には今年秋の臨時国会での発議を求める声が強い。平成31年は7月の参院選のほか、4月末の天皇陛下の譲位に関する行事があるため、臨時国会で発議すれば改憲の賛否を問う国民投票は年明けに実施され、大きな混乱を避けられるとの判断からだ。
○ただ、党内には「国民投票で敗れれば、安倍晋三政権への深刻なダメージになるだけでなく、改憲の機運が一気にそがれる」(閣僚経験者)との懸念もある。時間をかけて政党間協議を行うべきだという空気が広がれば、国会発議や国民投票は32年以降になる。
<引用終わり>
(*2):現実世界とは無縁だと白状している「憲法学者」の御託宣
2015/06/10投稿:
【コラム】「憲法学者」の「違憲」コメントを利用して騒ぐ扇動屋
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-124.html
※「憲法学者」長谷部、小林節などの自家撞着ぶり
2015/06/19投稿:
【コラム】「憲法学者」が憲法の中身を語らない異常
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-132.html
2015/06/27投稿:
【コラム】「憲法学者」の自家撞着を再度解説する。:
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-140.html
小野寺五典議員の正論
YouTube動画:小野寺五典(自民党)「国民をどう守るのか、維新・民主党に質疑」 平成27年7月10日
https://www.youtube.com/watch?v=f4OSzmyvyvU
00:16~04:51の部分
※小林節は、現実世界では通用しない話をしたと前言を撤回している。
2015年6月22日 国会議事録
第189回国会・我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会第13号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/189/0298/18906220298013c.html
(*3):「日本人の命を「世界平和」の劣後させる」現行憲法
2017/07/15投稿:
憲法議論1・前文の「平和主義」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-673.html
2015/11/20投稿:
「平和憲法」との偽看板
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-269.html
(*4)「日本死ね」
2018/01/23投稿:
「立憲的改憲」とは「日本死ね」と同じ意味
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-849.html
(*5):「選挙権が民意ではない」というトンデモ論
2017/10/30投稿:
民主主義原則・自由選挙の結果を認めない人達
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-791.html
2017/11/01投稿:
「国民の選択」を貶める朝日新聞
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-793.html
2017/11/02投稿:
小選挙区制を悪者にしたい人達
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-794.html
(*6):世論調査・テレビ朝日」
tv asahi HP
見出し:◆改憲の国民投票56%が実施賛成 ANN世論調査(2018/02/26 10:32)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000121667.html
記事本文:○憲法改正について、国会で発議して国民投票を行うことに賛成と答えた人が56%だったことがANNの世論調査で分かりました。
○調査は24日と25日に行いました。憲法改正について、改正案を国会で発議して国民投票を行うことに賛成と答えた人が56%で、反対と答えた人が31%でした。9条については「変えずにその理念を守る」と答えた人が22%、9条は「変えずに解釈で可能な範囲の対応をすることで良い」と答えた人が21%でした。また、安倍総理大臣が目指している「9条は維持したうえで、自衛隊を作ることを定めた方が良い」と答えた人が31%、自民党の石破元幹事長が考える「戦力を持たないと定めた第2項を削り、自衛隊を軍隊として定めた方が良い」と答えた人は14%でした。また、裁量労働制で働く職種を広げる法案について、今の国会で成立させることに賛成と答えた人は21%、反対と答えた人は59%でした。
<引用終わり>
↓ tv asahiの世論調査結果のページ
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/201802/index.html
<調査結果・抜粋引用>
1)憲法9条の考え方
あなたは、憲法第9条について、どのようにお考えですか?次の4つから1つを選んで下さい。
↓
・第9条は変えずにその理念を守る:22%
・第9条は変えずに、解釈で可能な範囲の対応をすることで良い:21%
・いまの第9条はそのまま維持したうえで、自衛隊をつくることを定めた方が良い:31%
・戦力を持たないと定めた第2項を削り、自衛隊を軍隊として定めた方が良い:14%
・わからない、答えない12%
2)国民投票の是非
安倍総理は、憲法改正案を国会で発議して、国民投票を行うことを目指しています。あなたは、これに賛成ですか、反対ですか?
↓
賛成:56%
反対:31%
わからない、答えない:13%
【御参考(アンケート結果抜粋)】
3)政党支持率
党 名 :支持率(%):前回比
自民党 :44.9% +2.6
立憲民主党:13.3% ▲3.3
希望の党 : 1.1% ▲0.1
公明党 : 3.7% +0.1
共産党 : 5.4% +0.6
日本維新 : 2.3% +0.3
社民党 : 1.8% +0.9
民進党 : 1.5% ▲1.5
自由党 : 0.1% ▲0.1
その他政党: 0.5% ▲0.6
支持なし他:25.4% ▲1.1
4)韓国・北朝鮮会談
韓国で開かれている冬のオリンピックをきっかけに、韓国と北朝鮮との間で話し合いが行われました。あなたは、この話し合いが、北朝鮮のミサイル、核兵器開発をやめさせることにつながっていくと思いますか、思いませんか?
↓
・思う:10%
・思わない81%
・わからない、答えない:9%
5)韓国大統領の北朝鮮訪問
北朝鮮のキムジョンウン委員長は、韓国大統領に、早い時期に、北朝鮮を訪れて首脳会談を開くことを提案しました。あなたは、韓国大統領の北朝鮮訪問を、期待しますか、期待しませんか?
↓
・期待する:21%
・期待しない69%
・わからない、答えない:10%
(*7):世論調査・日経
2018/2/25 19:30日本経済新聞 電子版
見出し:◆内閣支持率横ばい56% 教育充実の改憲「賛成」72%
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27375600V20C18A2PE8000/
記事本文:○日本経済新聞社とテレビ東京による23~25日の世論調査で、安倍内閣の支持率は56%となり1月下旬の前回調査の55%から横ばいだった。憲法改正について国の義務として「教育環境の整備に努めなければならない」との規定を設ける自民党案に賛成は72%を占めた。自民党が優先して検討する改憲4項目の中では教育充実が最も賛成が得やすい傾向が浮かぶ。
○内閣不支持率は36%で前月の37%から横ばいだった。内閣支持率…
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<引用終わり>
(*8):自民党が改憲に際して掲げる「4つの重点項目」のうちの1つである教育の充実
2018/02/08投稿:
教育充実・自民党改憲推進本部報告
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-862.html
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先日2月21日の産経ニュース(*1)に「5野党は安倍政権下の改正論議を拒否」との記事があった。
相変わらずの「寝転がり戦法での改憲阻止」という、国民を小バカにした対応を野党は採用している様である。
記事によれば「立憲民主、民進、共産、自由、社民の5野党は、集団的自衛権の限定的行使を認めた安全保障法制を廃止しない限り、安倍政権下での9条改正論議に応じない」としているそうだが、この言い方もウソまみれである。
知っての通り、安保法制は2015年の初夏から秋にかけて、衆参両院に於いて、各々100時間超の審議を経て可決・成立した。
その間、当時の民主党(現立民・希望・民進)や社民党やら共産党が言っていたことは、「戦争法案」とのレッテル貼りや現実世界とは無縁だと白状している「憲法学者」の御託宣(*2)を現実政治に持ち込めとの神学論争ばかりであり、我々日本人の命、平和・安寧の確保の為に必要な法制の未整備状態を脱するとの視点での審議をしてこなかったではないか。
今般に於いても、我々日本人の命、平和・安寧の確保を阻害している憲法条文があるのなら、それをどの様に改正し、また、改正に際しては、我々日本人の多くが納得する平和主義を、どの様に憲法に盛り込むのかの議論をすれば良いのであり、そういう議論から逃げる態度は、民主主義原則を踏みにじるものである。
「「安保法制の廃止」が憲法議論の前提」との理屈は、現実世界では成り立っていないことは、普通の思考能力がある方には説明を要しない撞着したものである。
また、「安倍政権下での9条改正論議に応じない」との理屈も詭弁であることもお分かりのことだと思う。
「安倍政権」と政権を特定し、あたかも「安倍政権での改憲議論」を問題視しているかの様な言い方をしているが、これは改憲議論の中身が問題なのである。
「改憲議論の中身」に触れたくないので、こんな詐欺的言い方をしているのである。
「9条改正論議に応じない」との言い方も、今後が見物である。
それでは「9条以外の改正論議には応じる」のですか? との視点で、これら野党の今後の憲法議論に対する姿勢を見ていきたいと考えている。
彼等がやってきた「憲法議論をさせない事での改憲阻止」を、彼等が変更できるのかどうかが見物である。
国民側は、9条だけを棚上げにした憲法改正議論などマヤカシだとわかっているのに、これら野党は、こんな事を言っているのである。
反日色の強いこれら野党各党の本音は、「日本人の命を「世界平和」の劣後させる」(*3)との現行憲法の維持にあり、「日本死ね」(*4)との精神性であることは分かっている。
そうであるからこそ、「憲法議論を開始したら、その時点で野党が言う「護憲」の酷さがバレバレ状態になる」ので、憲法議論から逃げているのである。
なんとも情けない対応を野党はしているのであるが、彼等の国会に於ける議席占有率の低さは民意の反映結果である。
選挙結果を受け入れられない、カタカナ表記「サヨク」は、屁理屈を以て「選挙権が民意ではない」というトンデモ論を展開している(*5)が、その論理展開も穴だらけの暴論であり、事実を表してはいない。
事実は、議論しない野党の敗北であり、安倍政権の圧勝である。
安倍政権が選挙公約に改憲を掲げて総選挙に臨んだのは今回が初めてではない。
ずっと掲げているのである。
最近の世論調査のうち、ANN(テレ朝)の世論調査(*6)では「国民投票の是非」に関して、56%が賛成をしている。
テレ朝であるだけに質問がひねくれているが、「憲法改正の発議に対する国民投票」とは、要するに改憲是非を問うもので、「護憲派」改憲阻止側からすれば、「その内容は問うていない」との逃げ道を用意した質問だ。
「国民投票をすること自体に反対」が31%いるが、要は、その昔の「改憲議論は軍国主義」なる大ウソは既に通用しない状態であることがわかる。
テレ朝の世論調査は他に9条についての項目がある、この質問も、テレ朝らしいひねったものになっているが、結果は、解釈派を加えた条文不変更派が43%に対して、条文変更派が44%と上回る結果となっている。
また、最近の日経の世論調査(*7)に於いても、自民党が改憲に際して掲げる「4つの重点項目」のうちの1つである教育の充実(*8)に関して、72%が賛成しているとの結果が出ている。これ以外は有料記事であり参照できない状態だが、少なくとも、憲法改正自体がダメという様な風潮はないと言って良いと考えられる結果である。
これが現在の民意であると想定されるのだが、所謂「護憲派野党」は、最初に紹介した様に、「安倍政権下での9条改正論議に応じない」との詭弁を用いて憲法議論から逃げ回っているのである。
なんとも卑怯な振る舞いである。
何が卑怯かと言うと、国民は現行憲法を「どの様に改正するのか」との内容で賛否を表明するとしているのに、これら野党は、賛否を問う対象の議論から逃げており、国民に何も提示しない、という態度だからだ。
この様に、野党各党は民意を無視しているのである。
野党各党の国会議員は、少しは真面目に憲法議論をして、議論の中で、国民が納得する論理・理念を提示して国民の賛意を得るのが役目のはずなのに、これら野党各党は議論から逃げているのである。
憲法の中身の議論ができない野党に存在意義はない。
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(*1):産経ニュース
2018.2.21 22:09更新
見出し:◆公明党は首相の9条改憲案に慎重…5野党は安倍政権下の改正論議を拒否 年内の発議は不透明
http://www.sankei.com/politics/news/180221/plt1802210036-n1.html
記事本文:○自民党が憲法改正案の策定作業を加速させている。ただ、焦点の憲法9条改正は9条2項の扱いをめぐって各党の立ち位置もバラバラ。年内に国会発議までたどり着けるかは不透明だ。
小見出し:■公明が9条改正封印?
○安倍晋三首相(自民党総裁)の憲法9条1、2項を維持して自衛隊を明記する提案は、連立を組む公明党の「加憲」の考えをベースにしている。2項を削除するとした平成24年の自民党改憲草案に背いてでも、公明党と協力できる環境を整える狙いがあった。
○ただ、公明党は昨年の衆院選で議席を減らしてから憲法改正に慎重な言動が目立っている。
○山口那津男代表は21日、官邸で安倍首相と会談後、自民党の改憲議論について「自民党自身のご議論だ」と語った。10日には「9条を変えなくても日本の防衛を全うすることはできる」とも述べ、9条改正を封印することもにおわせている。
○立憲民主、民進、共産、自由、社民の5野党は、集団的自衛権の限定的行使を認めた安全保障法制を廃止しない限り、安倍政権下での9条改正論議に応じないとの立場で一致している。「今年前半が勝負どころ」(共産党の志位和夫委員長)とみて、改憲発議阻止の世論喚起に力を入れる構えだ。
○日本維新の会は28年3月、教育無償化など3項目からなる改正原案をまとめたが、9条には触れていない。大阪都構想をめぐる27年5月の住民投票で敗れた経験から「国民投票は慎重に臨まなければならない」(党関係者)との声が強かったからだ。
○希望の党は9条改正への積極姿勢を示していたが、民進党などとの連携も視野に、軌道修正している。
小見出し:■年内の発議は不透明
○今後の政治日程を考えると、早期に憲法改正の国会発議にたどり着けるかどうかは不透明だ。
○自民党は3月25日の党大会で具体的な条文案を発表する方針だ。その後、衆参両院の憲法審査会に自民党案として示し、改憲議論を加速させたい考えだ。
○自民党内には今年秋の臨時国会での発議を求める声が強い。平成31年は7月の参院選のほか、4月末の天皇陛下の譲位に関する行事があるため、臨時国会で発議すれば改憲の賛否を問う国民投票は年明けに実施され、大きな混乱を避けられるとの判断からだ。
○ただ、党内には「国民投票で敗れれば、安倍晋三政権への深刻なダメージになるだけでなく、改憲の機運が一気にそがれる」(閣僚経験者)との懸念もある。時間をかけて政党間協議を行うべきだという空気が広がれば、国会発議や国民投票は32年以降になる。
<引用終わり>
(*2):現実世界とは無縁だと白状している「憲法学者」の御託宣
2015/06/10投稿:
【コラム】「憲法学者」の「違憲」コメントを利用して騒ぐ扇動屋
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-124.html
※「憲法学者」長谷部、小林節などの自家撞着ぶり
2015/06/19投稿:
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2015/06/27投稿:
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小野寺五典議員の正論
YouTube動画:小野寺五典(自民党)「国民をどう守るのか、維新・民主党に質疑」 平成27年7月10日
https://www.youtube.com/watch?v=f4OSzmyvyvU
00:16~04:51の部分
※小林節は、現実世界では通用しない話をしたと前言を撤回している。
2015年6月22日 国会議事録
第189回国会・我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会第13号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/189/0298/18906220298013c.html
(*3):「日本人の命を「世界平和」の劣後させる」現行憲法
2017/07/15投稿:
憲法議論1・前文の「平和主義」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-673.html
2015/11/20投稿:
「平和憲法」との偽看板
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-269.html
(*4)「日本死ね」
2018/01/23投稿:
「立憲的改憲」とは「日本死ね」と同じ意味
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-849.html
(*5):「選挙権が民意ではない」というトンデモ論
2017/10/30投稿:
民主主義原則・自由選挙の結果を認めない人達
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-791.html
2017/11/01投稿:
「国民の選択」を貶める朝日新聞
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-793.html
2017/11/02投稿:
小選挙区制を悪者にしたい人達
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-794.html
(*6):世論調査・テレビ朝日」
tv asahi HP
見出し:◆改憲の国民投票56%が実施賛成 ANN世論調査(2018/02/26 10:32)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000121667.html
記事本文:○憲法改正について、国会で発議して国民投票を行うことに賛成と答えた人が56%だったことがANNの世論調査で分かりました。
○調査は24日と25日に行いました。憲法改正について、改正案を国会で発議して国民投票を行うことに賛成と答えた人が56%で、反対と答えた人が31%でした。9条については「変えずにその理念を守る」と答えた人が22%、9条は「変えずに解釈で可能な範囲の対応をすることで良い」と答えた人が21%でした。また、安倍総理大臣が目指している「9条は維持したうえで、自衛隊を作ることを定めた方が良い」と答えた人が31%、自民党の石破元幹事長が考える「戦力を持たないと定めた第2項を削り、自衛隊を軍隊として定めた方が良い」と答えた人は14%でした。また、裁量労働制で働く職種を広げる法案について、今の国会で成立させることに賛成と答えた人は21%、反対と答えた人は59%でした。
<引用終わり>
↓ tv asahiの世論調査結果のページ
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/poll/201802/index.html
<調査結果・抜粋引用>
1)憲法9条の考え方
あなたは、憲法第9条について、どのようにお考えですか?次の4つから1つを選んで下さい。
↓
・第9条は変えずにその理念を守る:22%
・第9条は変えずに、解釈で可能な範囲の対応をすることで良い:21%
・いまの第9条はそのまま維持したうえで、自衛隊をつくることを定めた方が良い:31%
・戦力を持たないと定めた第2項を削り、自衛隊を軍隊として定めた方が良い:14%
・わからない、答えない12%
2)国民投票の是非
安倍総理は、憲法改正案を国会で発議して、国民投票を行うことを目指しています。あなたは、これに賛成ですか、反対ですか?
↓
賛成:56%
反対:31%
わからない、答えない:13%
【御参考(アンケート結果抜粋)】
3)政党支持率
党 名 :支持率(%):前回比
自民党 :44.9% +2.6
立憲民主党:13.3% ▲3.3
希望の党 : 1.1% ▲0.1
公明党 : 3.7% +0.1
共産党 : 5.4% +0.6
日本維新 : 2.3% +0.3
社民党 : 1.8% +0.9
民進党 : 1.5% ▲1.5
自由党 : 0.1% ▲0.1
その他政党: 0.5% ▲0.6
支持なし他:25.4% ▲1.1
4)韓国・北朝鮮会談
韓国で開かれている冬のオリンピックをきっかけに、韓国と北朝鮮との間で話し合いが行われました。あなたは、この話し合いが、北朝鮮のミサイル、核兵器開発をやめさせることにつながっていくと思いますか、思いませんか?
↓
・思う:10%
・思わない81%
・わからない、答えない:9%
5)韓国大統領の北朝鮮訪問
北朝鮮のキムジョンウン委員長は、韓国大統領に、早い時期に、北朝鮮を訪れて首脳会談を開くことを提案しました。あなたは、韓国大統領の北朝鮮訪問を、期待しますか、期待しませんか?
↓
・期待する:21%
・期待しない69%
・わからない、答えない:10%
(*7):世論調査・日経
2018/2/25 19:30日本経済新聞 電子版
見出し:◆内閣支持率横ばい56% 教育充実の改憲「賛成」72%
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27375600V20C18A2PE8000/
記事本文:○日本経済新聞社とテレビ東京による23~25日の世論調査で、安倍内閣の支持率は56%となり1月下旬の前回調査の55%から横ばいだった。憲法改正について国の義務として「教育環境の整備に努めなければならない」との規定を設ける自民党案に賛成は72%を占めた。自民党が優先して検討する改憲4項目の中では教育充実が最も賛成が得やすい傾向が浮かぶ。
○内閣不支持率は36%で前月の37%から横ばいだった。内閣支持率…
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<引用終わり>
(*8):自民党が改憲に際して掲げる「4つの重点項目」のうちの1つである教育の充実
2018/02/08投稿:
教育充実・自民党改憲推進本部報告
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-862.html
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