マスコミの「安倍下ろし」に乗っかる石破に未来なし
- 2017/07/25
- 20:37
マスコミの「安倍下ろし」に乗っかる石破に未来なし

副題:日本人の為の政策を実現する手段としての「総理大臣」との地位にいる安倍と「総理大臣との地位」が欲しい石破。ビジョンなき「手段を目的化」する石破を推しているのは誰か?
記事の見出しを先ず紹介する。
見出し:◆【産経・FNN合同世論調査】
石破茂氏「いま首相にふさわしい」トップに
「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
この見出しは、産経ニュースの7月24日21:15更新記事のものである。
記事全文は文末脚注(*1)に引用しているが、見出しだけを見ると、あたかも石破の方が安倍首相よりも「首相に相応しい」と国民が考えている様に見える。
ところが、記事本文を読むと、世論調査結果として2つの数字が存在しており、「石破がトップ」となった真相が見えるのである。
先ずは、見出しとなった調査結果であるが、それは、記事本文の冒頭にも以下の様な記載がある。また、調査結果の詳細は、文末脚注(*2)のURLにて確認出来るので、それも同時に引用する。
<記事本文抜粋引用>
「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は自民党の石破茂前地方創生担当相で20.4%だった。安倍晋三首相は19.7%で2位となり、石破氏の後塵(こうじん)を拝した。同じ質問は昨年12月の調査でも行い、安倍首相が34.5%と、石破氏の10.9%を大きく上回っていた。
<引用終わり>
<世論調査結果データ引用>
Q8. あなたは今、日本の総理として誰がふさわしいと思いますか、次に挙げる人物の中から1人選び、お知らせください。
↓
・相応しい人はいない:21.6%
・石破:20.4%
・安倍:19.7%
・小泉進次郎:9.0%
・小池百合子:8.9%(以下略)
<データ引用終わり>
世論調査結果を見ると、政策の中身や実績よりも雰囲気やムードが回答の基準になっている様に見える。我々国民の多くは、以前、マスコミの印象操作に易々と乗っかり、リーマンショックに対処した麻生政権・自民党に「お灸を据える」と称して非自民党政権=民主党政権を選び、自民党にお灸を据えたつもりが、自分自身が大火傷を負った苦い経験がある。そんな経験を忘れたのか、今回もマスコミが誘導したい「安倍下ろし」に易々と乗っかっている様に思う。
一方、産経記事は、次の様に「自民党支持層での調査結果」を紹介している。
<記事本文抜粋引用>
ただ、自民党支持層の1位は安倍首相で47.1%、石破氏は2位で18.6%となり、順位が逆転した。公明党支持層でも1位は首相で、石破氏は2位だった。
<引用終わり>
世論調査結果データには、支持政党別の内訳は公表されていないが、記事では明確に、自民党支持層では「首相に相応しいのは安倍」が約半数であり、石破支持は安倍支持の半分以下である旨が記載されている。
これはどういうことかと言うと「石破を推しているのは自民党支持者じゃない」=「石破押しは非自民」=「アンチ安倍が安倍下ろしを目的に石破押ししている」ということだ。
これら2つの「支持率」を併記すると分かり易い。
/:非自民含む:自民支持者
安倍: 20.4% 47.1%
石破: 19.7% 18.6%
- - - - - - -
差異:▲ 0.7% +28.5%
「自民党支持者以外」を含む数値で石破が安倍を上回ったという調査結果に、産経新聞の記者も違和感を持った様で、「自民党支持層での調査結果」を紹介している。
一方、フジテレビのHPでの、世論調査結果データには、支持政党別の内訳は公表されていない。
事実を書けば、そういうことである。報道機関毎の報道姿勢の差異なのであろうか、産経記事の内訳データを開示する姿勢は評価できる。
最近のマスコミ報道は、安倍首相に対してのネガティブキャンペーンが加速している。
この傾向は、多くの方が認知しているはずだと思いたいのだが、如何なのだろう?
石破を「相応しい」とする世論調査結果を見ると疑念が湧いてくるのである。
我々国民は、投票行動で我々国民の平和と安寧を守り増進してくれる人物に政権を任せ、国家運営を託す仕組みである民主主義体制の中で暮らしている。
それ故に選択を誤ると、我々自身が不幸な境遇へと落とし込まれる。
例えば、あの民主党政権の様に、その時の経済状況に相応しくない真逆のデフレ政策を継続し続け、デフレ・円高不況という真綿で国民は首を絞め続けられ、平和と安寧を脅かされた。
間違った選択を自分自身がしなかったとしても、国民の多くが間違えば、自分は、その国民の一員なのだから、等しく悪い状況に身を置くことになる。
経済状況を表す指標の1つである株式相場は、民主党政権時8,000円台の大低迷を記録したが、安倍政権後は20,000円台を記録している。民主党時代は毀損され続けてきた国民の財産である年金基金は、やっと一息つける状態へと回復している。
また、民主党政権はデフレ政策を続けることで円高を放置し、その間、我が国は価格上の国際競争力を喪失していた。極端な円高79円だったドル円相場は安倍政権後に戻っており、失業率は半減し、1.0を切っていた求人倍率は1.48倍へと好景気指標が出ている。
マスコミが醸し出す「自民党はダメェ~」との実態とは違う雰囲気やムードに安易に乗り「自民党のお灸を据える」と称して、無能かつ反日本人政党である民主党に投票した「おQ層」(*3)と称された人々は、あの当時のことを忘れたのであろうか?
それとも、何も学んでいなかったのか、今、また安易な、雰囲気やムードに流されている様にも見える。
そうなる原因は、事実を報道しないマスコミ記事が蔓延しているからではあるが、一方では、一次資料の確認・検証でマスコミの虚偽を理解する機会は多々あるのだから、何等かの違和感を持った時は、自分から情報を得る様にして、誤誘導には乗らないことが必要だ。誤誘導の先にあるのは、あの民主党政権時代の不幸である。
当時「おQ層」だったとしても、今は違うのなら幸である。自分自身を守る知恵である「他者が醸し出す雰囲気ではなく、事実に基づき自身の頭で考ること」を会得したのだから。
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【文末脚注】
(*1):産経新聞とフジテレビの合同世論調査
産経ニュース 2017.7.24 21:15更新
見出し:◆【産経・FNN合同世論調査】
石破茂氏「いま首相にふさわしい」トップに 「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240056-n1.html
記事本文:○産経新聞社・FNN合同世論調査で「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は自民党の石破茂前地方創生担当相で20.4%だった。
○安倍晋三首相は19.7%で2位となり、石破氏の後塵(こうじん)を拝した。同じ質問は昨年12月の調査でも行い、安倍首相が34.5%と、石破氏の10.9%を大きく上回っていた。
○ただ、自民党支持層の1位は安倍首相で47.1%、石破氏は2位で18.6%となり、順位が逆転した。公明党支持層でも1位は首相で、石破氏は2位だった。
○一方、8月3日予定の内閣改造に合わせ「代えたほうがよい閣僚」に最も多く挙げられたのは稲田朋美防衛相で、63.1%とダントツだった。東京都議選での失言や南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の対応などが原因とみられ、内閣支持率の下落にも影響したとみられる。
<引用終わり>
(*2):【産経・FNN合同世論調査】詳細
https://www.fnn-news.com/yoron/inquiry170724.html
<調査方法部分抜粋引用>
※「政治に関するFNN世論調査」は、2017年7月22日(土)~7月23日(日)に、全国から無作為抽出された満18歳以上の1,000人を対象に、電話による対話形式で行った。
<抜粋引用終わり>
(*3):「おQ層」とは
「報道しない自由」を常用する偏向マスコミの印象操作を無批判に受け入れ、事実確認をせずに、それらの雰囲気やムードに安易に乗っかって2009年8月総選挙で「自民党にお灸を据える」と称して、民主党の実態には特に関心がなかったのに民主党に投票してしまった人々のことである。魯迅「阿Q伝」の愚者「阿Q」と「お灸」とを掛詞にして、浅慮な意識のまま投票してしまう「層」だとする揶揄表現である。
2015/11/29投稿:
【コラム】「主権者国民」の責務1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-277.html
2015/11/30投稿:
【コラム】「主権者国民」の責務2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-278.html
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記事の見出しを先ず紹介する。
見出し:◆【産経・FNN合同世論調査】
石破茂氏「いま首相にふさわしい」トップに
「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
この見出しは、産経ニュースの7月24日21:15更新記事のものである。
記事全文は文末脚注(*1)に引用しているが、見出しだけを見ると、あたかも石破の方が安倍首相よりも「首相に相応しい」と国民が考えている様に見える。
ところが、記事本文を読むと、世論調査結果として2つの数字が存在しており、「石破がトップ」となった真相が見えるのである。
先ずは、見出しとなった調査結果であるが、それは、記事本文の冒頭にも以下の様な記載がある。また、調査結果の詳細は、文末脚注(*2)のURLにて確認出来るので、それも同時に引用する。
<記事本文抜粋引用>
「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は自民党の石破茂前地方創生担当相で20.4%だった。安倍晋三首相は19.7%で2位となり、石破氏の後塵(こうじん)を拝した。同じ質問は昨年12月の調査でも行い、安倍首相が34.5%と、石破氏の10.9%を大きく上回っていた。
<引用終わり>
<世論調査結果データ引用>
Q8. あなたは今、日本の総理として誰がふさわしいと思いますか、次に挙げる人物の中から1人選び、お知らせください。
↓
・相応しい人はいない:21.6%
・石破:20.4%
・安倍:19.7%
・小泉進次郎:9.0%
・小池百合子:8.9%(以下略)
<データ引用終わり>
世論調査結果を見ると、政策の中身や実績よりも雰囲気やムードが回答の基準になっている様に見える。我々国民の多くは、以前、マスコミの印象操作に易々と乗っかり、リーマンショックに対処した麻生政権・自民党に「お灸を据える」と称して非自民党政権=民主党政権を選び、自民党にお灸を据えたつもりが、自分自身が大火傷を負った苦い経験がある。そんな経験を忘れたのか、今回もマスコミが誘導したい「安倍下ろし」に易々と乗っかっている様に思う。
一方、産経記事は、次の様に「自民党支持層での調査結果」を紹介している。
<記事本文抜粋引用>
ただ、自民党支持層の1位は安倍首相で47.1%、石破氏は2位で18.6%となり、順位が逆転した。公明党支持層でも1位は首相で、石破氏は2位だった。
<引用終わり>
世論調査結果データには、支持政党別の内訳は公表されていないが、記事では明確に、自民党支持層では「首相に相応しいのは安倍」が約半数であり、石破支持は安倍支持の半分以下である旨が記載されている。
これはどういうことかと言うと「石破を推しているのは自民党支持者じゃない」=「石破押しは非自民」=「アンチ安倍が安倍下ろしを目的に石破押ししている」ということだ。
これら2つの「支持率」を併記すると分かり易い。
/:非自民含む:自民支持者
安倍: 20.4% 47.1%
石破: 19.7% 18.6%
- - - - - - -
差異:▲ 0.7% +28.5%
「自民党支持者以外」を含む数値で石破が安倍を上回ったという調査結果に、産経新聞の記者も違和感を持った様で、「自民党支持層での調査結果」を紹介している。
一方、フジテレビのHPでの、世論調査結果データには、支持政党別の内訳は公表されていない。
事実を書けば、そういうことである。報道機関毎の報道姿勢の差異なのであろうか、産経記事の内訳データを開示する姿勢は評価できる。
最近のマスコミ報道は、安倍首相に対してのネガティブキャンペーンが加速している。
この傾向は、多くの方が認知しているはずだと思いたいのだが、如何なのだろう?
石破を「相応しい」とする世論調査結果を見ると疑念が湧いてくるのである。
我々国民は、投票行動で我々国民の平和と安寧を守り増進してくれる人物に政権を任せ、国家運営を託す仕組みである民主主義体制の中で暮らしている。
それ故に選択を誤ると、我々自身が不幸な境遇へと落とし込まれる。
例えば、あの民主党政権の様に、その時の経済状況に相応しくない真逆のデフレ政策を継続し続け、デフレ・円高不況という真綿で国民は首を絞め続けられ、平和と安寧を脅かされた。
間違った選択を自分自身がしなかったとしても、国民の多くが間違えば、自分は、その国民の一員なのだから、等しく悪い状況に身を置くことになる。
経済状況を表す指標の1つである株式相場は、民主党政権時8,000円台の大低迷を記録したが、安倍政権後は20,000円台を記録している。民主党時代は毀損され続けてきた国民の財産である年金基金は、やっと一息つける状態へと回復している。
また、民主党政権はデフレ政策を続けることで円高を放置し、その間、我が国は価格上の国際競争力を喪失していた。極端な円高79円だったドル円相場は安倍政権後に戻っており、失業率は半減し、1.0を切っていた求人倍率は1.48倍へと好景気指標が出ている。
マスコミが醸し出す「自民党はダメェ~」との実態とは違う雰囲気やムードに安易に乗り「自民党のお灸を据える」と称して、無能かつ反日本人政党である民主党に投票した「おQ層」(*3)と称された人々は、あの当時のことを忘れたのであろうか?
それとも、何も学んでいなかったのか、今、また安易な、雰囲気やムードに流されている様にも見える。
そうなる原因は、事実を報道しないマスコミ記事が蔓延しているからではあるが、一方では、一次資料の確認・検証でマスコミの虚偽を理解する機会は多々あるのだから、何等かの違和感を持った時は、自分から情報を得る様にして、誤誘導には乗らないことが必要だ。誤誘導の先にあるのは、あの民主党政権時代の不幸である。
当時「おQ層」だったとしても、今は違うのなら幸である。自分自身を守る知恵である「他者が醸し出す雰囲気ではなく、事実に基づき自身の頭で考ること」を会得したのだから。
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【文末脚注】
(*1):産経新聞とフジテレビの合同世論調査
産経ニュース 2017.7.24 21:15更新
見出し:◆【産経・FNN合同世論調査】
石破茂氏「いま首相にふさわしい」トップに 「更迭すべき閣僚」は稲田朋美防衛相ダントツ
http://www.sankei.com/politics/news/170724/plt1707240056-n1.html
記事本文:○産経新聞社・FNN合同世論調査で「いま首相にふさわしい人物」を聞いたところ、1位は自民党の石破茂前地方創生担当相で20.4%だった。
○安倍晋三首相は19.7%で2位となり、石破氏の後塵(こうじん)を拝した。同じ質問は昨年12月の調査でも行い、安倍首相が34.5%と、石破氏の10.9%を大きく上回っていた。
○ただ、自民党支持層の1位は安倍首相で47.1%、石破氏は2位で18.6%となり、順位が逆転した。公明党支持層でも1位は首相で、石破氏は2位だった。
○一方、8月3日予定の内閣改造に合わせ「代えたほうがよい閣僚」に最も多く挙げられたのは稲田朋美防衛相で、63.1%とダントツだった。東京都議選での失言や南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題の対応などが原因とみられ、内閣支持率の下落にも影響したとみられる。
<引用終わり>
(*2):【産経・FNN合同世論調査】詳細
https://www.fnn-news.com/yoron/inquiry170724.html
<調査方法部分抜粋引用>
※「政治に関するFNN世論調査」は、2017年7月22日(土)~7月23日(日)に、全国から無作為抽出された満18歳以上の1,000人を対象に、電話による対話形式で行った。
<抜粋引用終わり>
(*3):「おQ層」とは
「報道しない自由」を常用する偏向マスコミの印象操作を無批判に受け入れ、事実確認をせずに、それらの雰囲気やムードに安易に乗っかって2009年8月総選挙で「自民党にお灸を据える」と称して、民主党の実態には特に関心がなかったのに民主党に投票してしまった人々のことである。魯迅「阿Q伝」の愚者「阿Q」と「お灸」とを掛詞にして、浅慮な意識のまま投票してしまう「層」だとする揶揄表現である。
2015/11/29投稿:
【コラム】「主権者国民」の責務1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-277.html
2015/11/30投稿:
【コラム】「主権者国民」の責務2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-278.html



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