【コラム】戦後の新世界秩序<民族自決・自存自立>
- 2015/03/26
- 06:41
【コラム】戦後の新世界秩序<民族自決・自存自立>
<引用開始>
多くの民族を抑圧の鎖のもとにおいた植民地体制は完全に崩壊し、民族の自決権は公認の世界的な原理という地位を獲得し、百を超える国ぐにが新たに政治的独立をかちとって主権国家となった。
<引用終わり>
我が国大東亜戦争の目的は白人植民地主義下で抑圧されたアジア諸国の植民地からの解放であったことは歴史的事実である。このことを証明する史料は「帝国政府声明文 安濃豊-戦勝国は日本だった」から以下の通り拝借した様にちゃんと存在している。
<昭和16年12月9日付新聞夕刊紙記載声明文の後段を同ブログより引用>
http://blog.livedoor.jp/giranbarekanjya/
「而して、今次帝国が南方諸地域に対し、新たに行動を起すのをやむを得ざるに至る、なんらその住民に対し敵意を有するものにあらず、只米英の暴政を排除して、東亜を明朗本然の姿に復し、相携えて共栄の楽を分かたんと祈念するに外ならず。帝国は之ら住民が我が真意を諒解し、帝国と共に、東亜の新天地に新たなる発足を期すべきを信じて疑わざるものなり」
<引用終わり>
すっきりと理解できる文章だが、念の為、以下に勝手な意訳を現代しゃべり言葉で書いた。
「と言うわけで、今回日本が東南アジア地域に対して行動を起こさざるを得なかったんだけど、それはアメリカやイギリスが東南アジアの人々に対して暴政をしいてるからであって、東南アジアの人々への敵意ってのは全然ないから。
アメリカやイギリスの植民地支配の暴政を止めさせ、東南アジアの人々を本来の自分達の国で自分達が暮らす姿に戻して、お互いに幸福になる世界にするってのが日本の真意だから。そのことをわかって欲しい。日本と一緒に東南アジアがちゃんと独立して民族自決する世界になることが目的なんだから。」
この戦争目的は20世紀後半には成就した。
1941年12月以前の東南アジア地図と現在の地図を見比べれば多言を要しないだろう。
白人植民地主義者達を同地域から追い出した日本は解放した同地で何をしたかと言うと
教育と軍事訓練である。
知識なくては自存自立の気概なく、軍隊なければ独立を保てないからである。
逆の言い方すれば、もしも日本が同地を自国植民地とするのが目的ならば、被植民地現地人に知恵を付ける教育と反乱危険性が増す現地人の武装化などする訳がない。各民族が自存自立・民族自決して欲しいとの前述した帝国政府声明文の内容通りの施策を実施している。これが史実。
もう1つの史実として、戦後、旧宗主国のオランダが再植民地化の為にインドネシアに侵攻したインドナシア独立戦争の際、敗戦後帰国せずインドネシアに残り独立の為に戦って我が国兵士達は2千人とも3千人とも言われる。3千人説では戦死1千人、インドネシア独立後に日本へ帰国が1千人、インドネシアに帰化したのが1千人いわれている。
注目すべきはインドネシア独立後約1千人が帰国していることである。1945年の敗戦に伴い帰国出来たのに残り戦った日本軍兵士達が何故後になって帰国したのか。答えはインドネシア独立との目的が達成したので帰国したのだ。
要するに、帝国政府声明文にある各民族の自存自立、東南アジア解放の大義を国敗れた後も一身投じて実行した方々なのである。
これの何処が「アジア諸国を侵略した」になってしまうのだ。
戦後の「WGIP・日本悪玉論」「自虐史観」では「侵略」との真逆の話になっているのだが、それでは辻褄が合わない歴史が沢山あり、インドネシアに残り戦った我らが先人達の意志はその一例である。他には解放の必要性がない独立してたタイ王国とは戦っていないことなどがあげられる。
さて、冒頭の引用だが、あの歴史観はまったくに正しい。
ただし巧みな隠蔽がある。
「多くの民族を抑圧の鎖のもとにおいた植民地体制は完全に崩壊」させたのは誰?
「民族の自決権は公認の世界的な原理という地位を獲得」させる機会となった戦いの意義を日米開戦初日に帝国政府声明文で広く声明している我が国のことをなんで書いてない。
「百を超える国ぐにが新たに政治的独立をかちとって主権国家となった」との歴史の中からなんで我が国日本が抜け落ちてる?
この隠蔽はある意味、その意図がわかるので仕方ない。
何故なら、冒頭の引用文は日本共産党の綱領からの引用だからだ。
帝国政府が「公認の世界的な原理」を打ち立てたとは彼等は書けないだろう。
書いたら、彼等の後段の言い分と矛盾してしまうから書けないのは彼等の立場からは仕方がないことなのだろうと理解している。
<日本共産党綱領 2004年1月17日 第23回党大会で改定>
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/
一方、我々普通の日本人の立場からは、戦後に創作された「WGIP・日本悪玉論」「自虐史観」などの色付眼鏡で見た「歴史」ではなく、史実に基づいた歴史が普遍的に流通して欲しいと願っている。様々な判断をする際に、事実と違う「歴史」を根拠に考えて、判断を誤りたくないからである。
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<引用開始>
多くの民族を抑圧の鎖のもとにおいた植民地体制は完全に崩壊し、民族の自決権は公認の世界的な原理という地位を獲得し、百を超える国ぐにが新たに政治的独立をかちとって主権国家となった。
<引用終わり>
我が国大東亜戦争の目的は白人植民地主義下で抑圧されたアジア諸国の植民地からの解放であったことは歴史的事実である。このことを証明する史料は「帝国政府声明文 安濃豊-戦勝国は日本だった」から以下の通り拝借した様にちゃんと存在している。
<昭和16年12月9日付新聞夕刊紙記載声明文の後段を同ブログより引用>
http://blog.livedoor.jp/giranbarekanjya/
「而して、今次帝国が南方諸地域に対し、新たに行動を起すのをやむを得ざるに至る、なんらその住民に対し敵意を有するものにあらず、只米英の暴政を排除して、東亜を明朗本然の姿に復し、相携えて共栄の楽を分かたんと祈念するに外ならず。帝国は之ら住民が我が真意を諒解し、帝国と共に、東亜の新天地に新たなる発足を期すべきを信じて疑わざるものなり」
<引用終わり>
すっきりと理解できる文章だが、念の為、以下に勝手な意訳を現代しゃべり言葉で書いた。
「と言うわけで、今回日本が東南アジア地域に対して行動を起こさざるを得なかったんだけど、それはアメリカやイギリスが東南アジアの人々に対して暴政をしいてるからであって、東南アジアの人々への敵意ってのは全然ないから。
アメリカやイギリスの植民地支配の暴政を止めさせ、東南アジアの人々を本来の自分達の国で自分達が暮らす姿に戻して、お互いに幸福になる世界にするってのが日本の真意だから。そのことをわかって欲しい。日本と一緒に東南アジアがちゃんと独立して民族自決する世界になることが目的なんだから。」
この戦争目的は20世紀後半には成就した。
1941年12月以前の東南アジア地図と現在の地図を見比べれば多言を要しないだろう。
白人植民地主義者達を同地域から追い出した日本は解放した同地で何をしたかと言うと
教育と軍事訓練である。
知識なくては自存自立の気概なく、軍隊なければ独立を保てないからである。
逆の言い方すれば、もしも日本が同地を自国植民地とするのが目的ならば、被植民地現地人に知恵を付ける教育と反乱危険性が増す現地人の武装化などする訳がない。各民族が自存自立・民族自決して欲しいとの前述した帝国政府声明文の内容通りの施策を実施している。これが史実。
もう1つの史実として、戦後、旧宗主国のオランダが再植民地化の為にインドネシアに侵攻したインドナシア独立戦争の際、敗戦後帰国せずインドネシアに残り独立の為に戦って我が国兵士達は2千人とも3千人とも言われる。3千人説では戦死1千人、インドネシア独立後に日本へ帰国が1千人、インドネシアに帰化したのが1千人いわれている。
注目すべきはインドネシア独立後約1千人が帰国していることである。1945年の敗戦に伴い帰国出来たのに残り戦った日本軍兵士達が何故後になって帰国したのか。答えはインドネシア独立との目的が達成したので帰国したのだ。
要するに、帝国政府声明文にある各民族の自存自立、東南アジア解放の大義を国敗れた後も一身投じて実行した方々なのである。
これの何処が「アジア諸国を侵略した」になってしまうのだ。
戦後の「WGIP・日本悪玉論」「自虐史観」では「侵略」との真逆の話になっているのだが、それでは辻褄が合わない歴史が沢山あり、インドネシアに残り戦った我らが先人達の意志はその一例である。他には解放の必要性がない独立してたタイ王国とは戦っていないことなどがあげられる。
さて、冒頭の引用だが、あの歴史観はまったくに正しい。
ただし巧みな隠蔽がある。
「多くの民族を抑圧の鎖のもとにおいた植民地体制は完全に崩壊」させたのは誰?
「民族の自決権は公認の世界的な原理という地位を獲得」させる機会となった戦いの意義を日米開戦初日に帝国政府声明文で広く声明している我が国のことをなんで書いてない。
「百を超える国ぐにが新たに政治的独立をかちとって主権国家となった」との歴史の中からなんで我が国日本が抜け落ちてる?
この隠蔽はある意味、その意図がわかるので仕方ない。
何故なら、冒頭の引用文は日本共産党の綱領からの引用だからだ。
帝国政府が「公認の世界的な原理」を打ち立てたとは彼等は書けないだろう。
書いたら、彼等の後段の言い分と矛盾してしまうから書けないのは彼等の立場からは仕方がないことなのだろうと理解している。
<日本共産党綱領 2004年1月17日 第23回党大会で改定>
http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/
一方、我々普通の日本人の立場からは、戦後に創作された「WGIP・日本悪玉論」「自虐史観」などの色付眼鏡で見た「歴史」ではなく、史実に基づいた歴史が普遍的に流通して欲しいと願っている。様々な判断をする際に、事実と違う「歴史」を根拠に考えて、判断を誤りたくないからである。



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