玉串料を問題視するのは政治宣伝の為。
- 2016/08/21
- 22:07
玉串料を問題視するのは政治宣伝の為。

副題:中国の情報戦、その手は桑名の焼き蛤と参拝をしない安倍首相。
8月15日の終戦の日に首相が玉串料を払ったぁ~と「報道」するのは、「靖国問題」の「旬」を保つために、我が国マスコミが編み出した新手。
以前の「報道」では、玉串料を払った・払ってないとかは話題の中心ではなかったことはご存じのことと思う。
「造られた問題」である「靖国問題」に関する「報道」の軸足は、以前は「公式参拝か私的参拝か」にあったし、中曽根腰折れヘタレ以降は、「参拝したかしないか」にあり、在任中毎年参拝をした小泉政権5年間では「何時行くのか」が「報道」の軸足であった。
これらは総て、「首相が靖国神社を参拝することが「問題」」だとする、「造られた問題」を「報道」と称するプロパガンダで補完するものである。
国家指導者が、護国の為に散華された国民を顕彰・慰霊することは、古今東西普通のことであるのだが、我が国に於いては、それがあたかも悪い事の様に位置づけられ、当たり前のことをする首相に対して無用な対策が求められている。
安倍政権での外交戦略は極めて原則的であり、「日本をトリモロス!」もスローガン通り、着実に実効性ある外交を展開している。
安倍首相が靖国参拝を控えているのは、深慮遠謀に基づくものであり、けして特定アジア諸国の騒音に負けてのことではない。
むしろ、今は参拝しないことで無用に前線を混乱させない方を選択していると解している。
そんな状態なので、我が国の左巻マスコミは、「参拝したかしないか」では、「靖国問題」の「旬」を保てないために、新たに「玉串料を払ったぁ~」を、あたかも「問題である」と設定して「報道」をしているのである。
靖国参拝が「造られた問題」であることは、こういう変遷からも明らかである。
今年の「報道」がどういったものかは、文末に紹介したNHKニュースの通りであるが、その特徴を少々指摘しておく。
1):「私費」であっても「報道」すること
私費であっても問題視する「報道」姿勢なのである。
我が国は各人の思想の自由を憲法第19条で保障しているが、靖国神社の私費で玉串料を払うことが「報道」対象になるのはどういうことだ?
これこそが、前述した「首相が靖国神社を参拝することが「問題」」だとする「造られた問題」の「旬」を維持する為の「報道」姿勢である。
「いったい私費の玉串料に何か問題あるのか?」との正しい疑問を持たない層に対して、毎年の印象操作を継続していることがわかるだろう。
2)閣僚の参拝も事細かく報道している。
安倍首相の私費玉串料の他には、閣僚の参拝を報道している。
ちゃんと言い分を報道していることは良いのだが、記事の中程にあり、なんか埋もれた感がある。記事の最後に、わざわざ共産党という我が国文化を一切認めない集団のコメントを配置してあるのと比べると、高市・丸川の正論が埋もれている様に感じる。
そして、閣僚以外の議員の参拝についてこのニュースは一切触れていない。
実際は、以下の様に、超党派で約70人の国会議員がちゃんと参拝している。
<産経ニュース 2016.8.15 12:53更新>
見出し:超党派議連の約70人が靖国神社を参拝 尾辻秀久氏「どこの国にも慰霊施設はある。お参りは極めて常識的なことだ」
本文:略
http://www.sankei.com/politics/news/160815/plt1608150045-n1.html<引用終わり>
毎年々々、この様な「報道」を続けることで、靖国参拝があたかも「問題」であるかの様な印象を維持しているのである。
3)共産党のコメントを「報道」することで、その歪んだ世界観を広報している。
共産党という非民主主義政党、つまり、共産党独裁を政治信条にする我が国文化と相容れない特殊な考え方をする集団の代表的人物である小池書記局長の歪んだ見解をわざわざ記事の最後に配置する「報道」姿勢は、共産党主張の広報に等しい。
言っている内容も、共産党の設定そのものである。
「靖国神社は、軍国主義による侵略戦争を美化している神社」との本質とは違うレッテルを貼り、そんな偽の設定を勝手に「前提」として置き、「私費であっても、玉串料を奉納する」との安倍首相の行為は、「侵略戦争を肯定し、美化する立場に立つ」との物語を流布している。「侵略戦争」であるとの決め付けは、植民地主義の終焉が大東亜戦争を戦った結果であるとの史実と矛盾する。
共産党の頭の中の軸足は「日本人」にはなく、共産党政権確立至上主義であることから、実在する人間の心に対しては、極めて冷淡である。従い、中断にあった高市・丸川の正論とはまったく違う「世界観」が提示されていることがわかるだろう。
高市大臣:○「国策に殉じた方々に尊崇の念を持って感謝の誠をささげた。あわせて戦没者の皆様のみ霊が安らかでありますように、ご遺族の皆様が健康でいらっしゃいますようにとお祈りをした」
○「本来、自国のために殉じられた方々の慰霊の在り方は外交問題になるべきものではないと考えている。世界中の国々が遠い過去までさかのぼって慰霊の在り方や慰霊施設の是非を論じ始めたら大変なことになる」
丸川大臣:○「私たちの国を取り巻く状況が緊張感を増している中で、かけがえのない平和を守るために正しい選択ができるようにお守りくださいという気持ちを込めて、平和への誓いを新たにした」
○「国策に殉じて亡くなられた方たちをどのようにおまつりするかは、その国のやり方があり、外交問題としてとらえるものではない」
高市・丸川両大臣の見解は極めて真っ当、軸足が日本人にあり、世界標準に合致した意見を述べている。世界標準の価値観とは異質な共産党の「設定」に比べ、実に真っ当だと考えている。
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【文末史料:2016/08/15:NHK報道】
NHK NEWS WEB 8月15日 14時29分
見出し:靖国神社 首相が私費で玉串料 高市・丸川大臣は参拝
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160815/k10010636281000.html
本文:○終戦の日の15日、安倍総理大臣は、自民党の西村総裁特別補佐を通じて、自民党総裁として、靖国神社に私費で玉串料を納めました。一方、安倍内閣の閣僚では、高市総務大臣と丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣が午後、靖国神社に参拝しました。
○終戦の日の15日、安倍総理大臣は、靖国神社に参拝せず、自民党の西村総裁特別補佐を通じて、「自民党総裁・安倍晋三」として、私費で玉串料を納めました。
西村氏は、記者団に対し「総理からは玉串料を納め、参拝してくるように指示があった」と述べました。
安倍総理大臣は、第2次安倍内閣が発足して1年後となる平成25年12月に靖国神社に参拝しましたが、それ以降は参拝しておらず、終戦の日には毎年、私費で玉串料を納めています。
一方、安倍内閣の閣僚では、高市総務大臣と丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣が午後、靖国神社に参拝しました。
参拝を終えたあと、高市大臣は記者団に対し「国策に殉じた方々に尊崇の念を持って感謝の誠をささげた。あわせて戦没者の皆様のみ霊が安らかでありますように、ご遺族の皆様が健康でいらっしゃいますようにとお祈りをした」と述べました。また高市大臣は、記者団が「閣僚の靖国神社参拝に対し、例年、中国や韓国から反発が出ているが」と質問したのに対し、「本来、自国のために殉じられた方々の慰霊の在り方は外交問題になるべきものではないと考えている。世界中の国々が遠い過去までさかのぼって慰霊の在り方や慰霊施設の是非を論じ始めたら大変なことになる」と述べました。
丸川大臣は、記者団に対し「私たちの国を取り巻く状況が緊張感を増している中で、かけがえのない平和を守るために正しい選択ができるようにお守りくださいという気持ちを込めて、平和への誓いを新たにした」と述べました。そのうえで、丸川大臣は「国策に殉じて亡くなられた方たちをどのようにおまつりするかは、その国のやり方があり、外交問題としてとらえるものではない」と述べました。
安倍内閣の閣僚では、このほか、山本農林水産大臣が閣議のあとの記者会見で、今月6日に参拝したことを明らかにしたほか、今村復興大臣が今月11日に、一般の参拝者と変わらない方法で参拝しました。
中見出し:官房長官「首相が適切に判断する事柄」
○菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、安倍総理大臣が靖国神社に私費で玉串料を納めたことについて、「政府として見解を申し上げることではない。靖国神社に参拝するかどうかは安倍総理大臣が適切に判断する事柄だ」と述べました。
また、菅官房長官は今村復興大臣や萩生田官房副長官が参拝したことについて、「閣僚等が靖国神社に参拝したことは承知しているが、あくまで私人として参拝したと理解している。閣僚が私人として参拝することに対して、個人の信教の自由に関するものであり、政府として立ち入るべきではないというのが従来の政府の立場だ」と述べました。
一方、菅官房長官は、みずからが参拝するかどうかについて、「適切に判断する」と述べるにとどめました。
中見出し:共産党書記長「私費でも許されない」
○共産党の小池書記局長は、東京都内で街頭演説し、「靖国神社は、軍国主義による侵略戦争を美化している神社だ。たとえ私費であっても、玉串料を奉納するということは、安倍総理大臣が、侵略戦争を肯定し、美化する立場に立つことを国内外に示すことになり、絶対に許されない」と批判しました。
<引用終わり>
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副題:中国の情報戦、その手は桑名の焼き蛤と参拝をしない安倍首相。
8月15日の終戦の日に首相が玉串料を払ったぁ~と「報道」するのは、「靖国問題」の「旬」を保つために、我が国マスコミが編み出した新手。
以前の「報道」では、玉串料を払った・払ってないとかは話題の中心ではなかったことはご存じのことと思う。
「造られた問題」である「靖国問題」に関する「報道」の軸足は、以前は「公式参拝か私的参拝か」にあったし、中曽根腰折れヘタレ以降は、「参拝したかしないか」にあり、在任中毎年参拝をした小泉政権5年間では「何時行くのか」が「報道」の軸足であった。
これらは総て、「首相が靖国神社を参拝することが「問題」」だとする、「造られた問題」を「報道」と称するプロパガンダで補完するものである。
国家指導者が、護国の為に散華された国民を顕彰・慰霊することは、古今東西普通のことであるのだが、我が国に於いては、それがあたかも悪い事の様に位置づけられ、当たり前のことをする首相に対して無用な対策が求められている。
安倍政権での外交戦略は極めて原則的であり、「日本をトリモロス!」もスローガン通り、着実に実効性ある外交を展開している。
安倍首相が靖国参拝を控えているのは、深慮遠謀に基づくものであり、けして特定アジア諸国の騒音に負けてのことではない。
むしろ、今は参拝しないことで無用に前線を混乱させない方を選択していると解している。
そんな状態なので、我が国の左巻マスコミは、「参拝したかしないか」では、「靖国問題」の「旬」を保てないために、新たに「玉串料を払ったぁ~」を、あたかも「問題である」と設定して「報道」をしているのである。
靖国参拝が「造られた問題」であることは、こういう変遷からも明らかである。
今年の「報道」がどういったものかは、文末に紹介したNHKニュースの通りであるが、その特徴を少々指摘しておく。
1):「私費」であっても「報道」すること
私費であっても問題視する「報道」姿勢なのである。
我が国は各人の思想の自由を憲法第19条で保障しているが、靖国神社の私費で玉串料を払うことが「報道」対象になるのはどういうことだ?
これこそが、前述した「首相が靖国神社を参拝することが「問題」」だとする「造られた問題」の「旬」を維持する為の「報道」姿勢である。
「いったい私費の玉串料に何か問題あるのか?」との正しい疑問を持たない層に対して、毎年の印象操作を継続していることがわかるだろう。
2)閣僚の参拝も事細かく報道している。
安倍首相の私費玉串料の他には、閣僚の参拝を報道している。
ちゃんと言い分を報道していることは良いのだが、記事の中程にあり、なんか埋もれた感がある。記事の最後に、わざわざ共産党という我が国文化を一切認めない集団のコメントを配置してあるのと比べると、高市・丸川の正論が埋もれている様に感じる。
そして、閣僚以外の議員の参拝についてこのニュースは一切触れていない。
実際は、以下の様に、超党派で約70人の国会議員がちゃんと参拝している。
<産経ニュース 2016.8.15 12:53更新>
見出し:超党派議連の約70人が靖国神社を参拝 尾辻秀久氏「どこの国にも慰霊施設はある。お参りは極めて常識的なことだ」
本文:略
http://www.sankei.com/politics/news/160815/plt1608150045-n1.html<引用終わり>
毎年々々、この様な「報道」を続けることで、靖国参拝があたかも「問題」であるかの様な印象を維持しているのである。
3)共産党のコメントを「報道」することで、その歪んだ世界観を広報している。
共産党という非民主主義政党、つまり、共産党独裁を政治信条にする我が国文化と相容れない特殊な考え方をする集団の代表的人物である小池書記局長の歪んだ見解をわざわざ記事の最後に配置する「報道」姿勢は、共産党主張の広報に等しい。
言っている内容も、共産党の設定そのものである。
「靖国神社は、軍国主義による侵略戦争を美化している神社」との本質とは違うレッテルを貼り、そんな偽の設定を勝手に「前提」として置き、「私費であっても、玉串料を奉納する」との安倍首相の行為は、「侵略戦争を肯定し、美化する立場に立つ」との物語を流布している。「侵略戦争」であるとの決め付けは、植民地主義の終焉が大東亜戦争を戦った結果であるとの史実と矛盾する。
共産党の頭の中の軸足は「日本人」にはなく、共産党政権確立至上主義であることから、実在する人間の心に対しては、極めて冷淡である。従い、中断にあった高市・丸川の正論とはまったく違う「世界観」が提示されていることがわかるだろう。
高市大臣:○「国策に殉じた方々に尊崇の念を持って感謝の誠をささげた。あわせて戦没者の皆様のみ霊が安らかでありますように、ご遺族の皆様が健康でいらっしゃいますようにとお祈りをした」
○「本来、自国のために殉じられた方々の慰霊の在り方は外交問題になるべきものではないと考えている。世界中の国々が遠い過去までさかのぼって慰霊の在り方や慰霊施設の是非を論じ始めたら大変なことになる」
丸川大臣:○「私たちの国を取り巻く状況が緊張感を増している中で、かけがえのない平和を守るために正しい選択ができるようにお守りくださいという気持ちを込めて、平和への誓いを新たにした」
○「国策に殉じて亡くなられた方たちをどのようにおまつりするかは、その国のやり方があり、外交問題としてとらえるものではない」
高市・丸川両大臣の見解は極めて真っ当、軸足が日本人にあり、世界標準に合致した意見を述べている。世界標準の価値観とは異質な共産党の「設定」に比べ、実に真っ当だと考えている。
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【文末史料:2016/08/15:NHK報道】
NHK NEWS WEB 8月15日 14時29分
見出し:靖国神社 首相が私費で玉串料 高市・丸川大臣は参拝
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160815/k10010636281000.html
本文:○終戦の日の15日、安倍総理大臣は、自民党の西村総裁特別補佐を通じて、自民党総裁として、靖国神社に私費で玉串料を納めました。一方、安倍内閣の閣僚では、高市総務大臣と丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣が午後、靖国神社に参拝しました。
○終戦の日の15日、安倍総理大臣は、靖国神社に参拝せず、自民党の西村総裁特別補佐を通じて、「自民党総裁・安倍晋三」として、私費で玉串料を納めました。
西村氏は、記者団に対し「総理からは玉串料を納め、参拝してくるように指示があった」と述べました。
安倍総理大臣は、第2次安倍内閣が発足して1年後となる平成25年12月に靖国神社に参拝しましたが、それ以降は参拝しておらず、終戦の日には毎年、私費で玉串料を納めています。
一方、安倍内閣の閣僚では、高市総務大臣と丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣が午後、靖国神社に参拝しました。
参拝を終えたあと、高市大臣は記者団に対し「国策に殉じた方々に尊崇の念を持って感謝の誠をささげた。あわせて戦没者の皆様のみ霊が安らかでありますように、ご遺族の皆様が健康でいらっしゃいますようにとお祈りをした」と述べました。また高市大臣は、記者団が「閣僚の靖国神社参拝に対し、例年、中国や韓国から反発が出ているが」と質問したのに対し、「本来、自国のために殉じられた方々の慰霊の在り方は外交問題になるべきものではないと考えている。世界中の国々が遠い過去までさかのぼって慰霊の在り方や慰霊施設の是非を論じ始めたら大変なことになる」と述べました。
丸川大臣は、記者団に対し「私たちの国を取り巻く状況が緊張感を増している中で、かけがえのない平和を守るために正しい選択ができるようにお守りくださいという気持ちを込めて、平和への誓いを新たにした」と述べました。そのうえで、丸川大臣は「国策に殉じて亡くなられた方たちをどのようにおまつりするかは、その国のやり方があり、外交問題としてとらえるものではない」と述べました。
安倍内閣の閣僚では、このほか、山本農林水産大臣が閣議のあとの記者会見で、今月6日に参拝したことを明らかにしたほか、今村復興大臣が今月11日に、一般の参拝者と変わらない方法で参拝しました。
中見出し:官房長官「首相が適切に判断する事柄」
○菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、安倍総理大臣が靖国神社に私費で玉串料を納めたことについて、「政府として見解を申し上げることではない。靖国神社に参拝するかどうかは安倍総理大臣が適切に判断する事柄だ」と述べました。
また、菅官房長官は今村復興大臣や萩生田官房副長官が参拝したことについて、「閣僚等が靖国神社に参拝したことは承知しているが、あくまで私人として参拝したと理解している。閣僚が私人として参拝することに対して、個人の信教の自由に関するものであり、政府として立ち入るべきではないというのが従来の政府の立場だ」と述べました。
一方、菅官房長官は、みずからが参拝するかどうかについて、「適切に判断する」と述べるにとどめました。
中見出し:共産党書記長「私費でも許されない」
○共産党の小池書記局長は、東京都内で街頭演説し、「靖国神社は、軍国主義による侵略戦争を美化している神社だ。たとえ私費であっても、玉串料を奉納するということは、安倍総理大臣が、侵略戦争を肯定し、美化する立場に立つことを国内外に示すことになり、絶対に許されない」と批判しました。
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