政党支持率2022年7月~10月・野党の低空飛行はずっと続いている。
- 2022/10/30
- 22:50
政党支持率2022年7月~10月・野党の低空飛行はずっと続いている。
副題:副題:連立与党の公明党も含め自民党以外の政党の支持率が総て10%未満との超低空飛行。その理由は明白。日本と日本人に軸足を置かない政党・集団が支持される訳がない。
本来ならば4半期毎に政党支持率に関して論じていたが、9月のタイミングを逸したので、今回は7月から10月の4ヶ月間を対象とすることとなった。結論から言えば、上記の副題に書いた通りであり新鮮味はないが、お付き合いいただきたい。
それでは先ずは、以下に2022年7月から2022年10月のデータを紹介する。以前から政党支持率の世論調査結果データはNHKのデータを採用しているので、それを今回も継続する。(*1)
↓
政 党 名:7月 :8月 :9月 :10月 :7月~10月単純平均
自 民 党:38.4%:36.1%:36.2%:36.9%:36.9%
立憲民主党: 5.3%: 5.5%: 4.8%: 5.6%: 5.3%
維新の会 : 6.5%: 6.0%: 5.1%: 3.7%: 5.3%
公 明 党: 4.4%: 2.7%: 2.9%: 3.0%: 3.3%
国民民主党: 1.6%: 1.5%: 2.1%: 1.1%: 1.6%
共 産 党: 3.0%: 3.4%: 2.5%: 2.7%: 2.9%
れいわ新撰: 1.4%: 1.0%: 1.5%: 0.6%: 1.1%
社 民 党: 0.6%: 0.4%: 0.4%: 0.3%: 0.4%
NHK 党 : 0.9%: 0.5%: 0.4%: 0.2%: 0.5%
参 政 党: 0.9%: 0.9%: 1.6%: 0.4%: 1.0%
その他団体: 0.1%: 0.6%: 0.2%: 0.3%: 0.3%
支持なし :29.6%:34.3%:34.9%:38.4%:34.3%
無 回 答: 7.3%: 7.2%: 7.4%: 6.7%: 7.2%
- - - - - - - - - - - - -
合 計 :100.0%:100.01%:100.0%:99.9%
注:合計値が100.0%ちょうどにならないのは各政党の支持率数値が小数点1位で四捨五入されているからだと推定される。
ご覧いただければ分かる通り、連立与党の公明党も含め自民党以外の野党の政党支持率が総て支持率10.0%未満の超低空飛行状態を継続中である。前回の2022年4月~6月も同様であり、少なくとも最近7ヶ月間は同じ状態である。
前回2022年4月~6月分(*2)と今回2022年7月~10月で項目的に変わったのは、前回まで登場しなかった参政党が今回から登場したことと前回は断続的にした登場しなかったNHK党が今回は毎月フルで登場しているところである。
これは参議院選の結果、参政党が議席を獲得したことによるものと推定される。
一方、NHK党は2022年4月~6月時点で議席を有しているのにも関わらず断続的にしか登場していなかった。多分、支持率が四捨五入0.0%になってしまったからであろうが、そうだとしたらちゃんと「支持率0.0%」と表記すべきだと思う。
4ヶ月間の政党支持率を見ると、多少の増減はあっても大勢は変わらずである。
従い4ヵ月平均で語っても構わない結果となっている。
その結果を概観すると、先ずもっとも支持率が高いのは自民党で4ヶ月単純平均36.9%であるが、その次に多いのが「支持なし(特に支持している政党はない)」の34.3%である。
更に、3番目に多いのは「無 回 答(わからない、無回答)」の7.2%である。
自民党以外の政党が出てくるのは次の4番目と同率5番目の立憲民主と維新の5.3%となっている。
2番目の「支持なし」と3番目の「無回答」を単純合算すると41.5%になるが、これを「選挙の時に棄権する層」だと仮定すると、その逆で58.5%の人達が投票すると仮定出来る。
今年(2021年)7月の参議院選の投票率が52.05%であり、ここ10数年の国政選挙の投票率が50%~55%なので、±10%程度の誤差範囲の仮定としてはあり得るものだと考えている。
この仮定が正しいとしたら、投票予想としては「支持なし」と「無回答」を除外した「何等かの政党を支持している人達」を分母にした政党支持率が計算できる。
計算した結果は以下の通りである。
↓
政 党 名:単純平均:→換算値
自 民 党: 36.9%:→63.0%
立憲民主党: 5.3%:→ 9.1%
維新の会 : 5.3%:→ 9.1%
公 明 党: 3.3%:→ 5.6%
国民民主党: 1.6%:→ 2.7%
共 産 党: 2.9%:→ 5.0%
れいわ新撰: 1.1%:→ 1.9%
社 民 党: 0.4%:→ 0.7%
NHK 党 : 0.5%:→ 0.9%
参 政 党: 1.0%:→ 1.6%
その他団体: 0.3%:→ 0.5%
支持なし : 29.6%:Out of Data
無 回 答: 7.3%:Out of Data
- - - - - - - - -
合 計 : 100.0%:100.0%
換算値の結果は、自民党以外の政党(公明党+野党+その他政治団体)の総てを合算しても4割未満でしかなく、それら個別政党の換算後支持率は1割にも満たないということになった。
野党他は圧倒的に支持を得られていないことがあらためてわかる数値である。
大手メディアがこぞって与党自民党と自民党政権を悪し様に「報道」していることはご存知の通りであるが、そうであるにも関わらず自民党以外の政党の支持率は極端に低い。
自民党以外の政党の支持率が低い理由は幾つか考えられるが、もっとも大きな理由は、他の政党には政権運営能力がないからである。
2009年8月の総選挙の際に、反日偏向大手メディアは盛んに「政権交代」だと当時の民主党を持ちあげた。当時、世界的な経済恐慌であるリーマンショックが発生しており、世界経済・世界金融のメインプレーヤーである我が国にとって無関係ではなく国内経済も苦境に陥った。それを反日偏向メディアは盛んに「自民党政権が悪い」「麻生が悪い」と煽り、経済停滞をあたかも自民党政権の失政であるかの様に騒ぎ、国民が誤った鬱憤をためる様に仕向け、国民が誤った鬱憤をためる様に仕向けた結果、普段は投票に行かない人達(おQ層)が「自民党にお灸を据える」と称して、大挙して投票所に向かい投票率は69.28%にもなった(*3)のだが、民主党が政権の座に就き国会運営をしたところ、その尽くが失敗であり、我々日本人の現実生活を実際に悪質に圧迫した。(*4)あの3年3ヶ月は日本と日本人を脇に置き、民主党議員の頭の中にあった非現実的な夢想を優先し、出来もしない事を無理矢理推進したものだった。
民主党政権の悪政を代表する議員としては鳩山由紀夫、菅直人などがおり、政治的実績はゼロだが賑やかし屋の蓮舫、辻元などの悪名が想起されるが、それらの連中以上の実害を日本人に与えたのは野田佳彦であり小宮山洋子である。
民主党政権の3年3ヶ月で、我々国民は①「実務者能力がない政党を政権に就けてしまうと、有権者国民自身が大火傷を負う」ことを知ったので、民主党の末裔である立憲民主党へ投票することを躊躇するのであろう。
「実務者能力」について言えば、連立与党経験が長い公明党に実務能力があるのかと言うと、当方は部分的でしかないのではないか、と考えている。安倍首相時代が顕著だったが、政権運営能力とは日本と大多数の日本人の安寧と幸福の増進の為のビジョンを描けて、その実現の為の実効性ある政策の立案と実施をすることである。抵抗する官僚や邪魔をする野党やメディアに対して堂々と正論を述べてそれを遂行する気概と能力が実務者能力である。
公明党が主体となる政権にこの様な政権運営能力があるとは思えないし、ましてや宗教信徒団を支持団体とする政党の軸足が何処にあるのかとの視点が信徒団体以外の有権者国民側にあるのだから、信徒団体支持者数以上の得票率は望めないと言える。
我が国には信教の自由(現行憲法第20条)があるので、信徒になるもならぬも自由なのである。
この様な②「特定集団の利益代表と看做されている政党は集団外からの支持が得にくい」のである。
我が国には信教の自由の他に思想の自由(現行憲法第19条)があり、結社の自由(現行憲法第21条)があり、共産主義思想の政党・共産党も存在が許されているのだが、他の自由民主主義国の場合、その憲法理念に反する結社が違反となる事例もある。ドイツ憲法(基本法)が、その事例である。(*5)
日本共産党の支持率が低いのは、その軸足が「国を共産主義化すること」にある事が原因であろう。
れいわ新撰組については、その主張内容から当方は「共産党の別働隊」と看做しているので、この括りの1つだと考えている。AuのUQ、ソフバンのY!mobileの様なものだと考えている。
また、「特定集団の利益代表と看做されている政党」としては日本人労働者の権利擁護を忘れ去った社民党も該当するだろう。立憲民主党も労組・連合から見限られ「日本人労働者の権利擁護を忘れた政党」に該当する。(*6)
この様なことから、自民党以外の政党の支持率が低いのであろうと考えている。
支持率を上げたければ、日本と日本人の安寧・幸福増進に軸足を置き、実績を重ね信頼感を上げるしかないであろう。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):2022年7月から2022年10月のデータを紹介する。以前から政党支持率の世論調査結果データはNHKのデータを採用しているので、それを今回も継続する。
↓
<2022年7月データ>
NHK選挙WEB 調査期間:7月16日(土)〜18日(月・祝)
調査相手 全国18歳以上 2,344人
回答数(率) 1,216人(51.9%)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/archive/2022_07.html
自 民 党:38.4%
立憲民主党: 5.3%
日本維新 : 6.5%
公 明 党: 4.4%
国民民主党: 1.6%
共 産 党: 3.0%
れいわ新選: 1.4%
社 民 党: 0.6%
NHK党 : 0.9%
参 政 党: 0.9%
そ の 他: 0.1%
支持なし :29.6%
無 回 答: 7.3%
<2022年8月データ>
NHK選挙WEB 調査期間:8月5日(金)〜7日(日)
調査相手 全国18歳以上 2,577人
回答数(率) 1,223人(47.5%)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/archive/2022_08.html
自 民 党:36.1%
立憲民主党: 5.5%
日本維新 : 6.0%
公 明 党: 2.7%
国民民主党: 1.5%
共 産 党: 3.4%
れいわ新選: 1.0%
社 民 党: 0.4%
NHK党 : 0.5%
参 政 党: 0.9%
そ の 他: 0.6%
支持なし :34.3%
無 回 答: 7.2%
<2022年9月データ>
NHK選挙WEB 調査期間:9月9日(金)〜11日(日)
調査相手 全国18歳以上 2,392人
回答数(率) 1,255人(52.5%)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/archive/2022_09.html
自 民 党:36.2%
立憲民主党: 5.1%
日本維新 : 5.1%
公 明 党: 2.9%
国民民主党: 2.1%
共 産 党: 2.5%
れいわ新選: 1.5%
社 民 党: 0.4%
NHK党 : 0.4%
参 政 党: 1.6%
そ の 他: 0.2%
支持なし :34.9%
無 回 答: 7.4%
<2022年9月データ>
NHK選挙WEB 調査期間:10月8日(土)〜10日(月・祝)
調査相手 全国18歳以上 2,375人
回答数(率) 1,247人(52.5%)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/
自 民 党:36.9%
立憲民主党: 5.6%
日本維新 : 3.7%
公 明 党: 3.0%
国民民主党: 1.1%
共 産 党: 2.7%
れいわ新選: 0.6%
社 民 党: 0.3%
NHK党 : 0.2%
参 政 党: 0.4%
そ の 他: 0.3%
支持なし :38.4%
無 回 答: 6.7%
<7月~10月データ終わり>
(*2):前回2022年4月~6月分
↓
2022/06/20投稿:
政党支持率2022年4月~2022年6月:野党の低空飛行は継続中
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1661.html
(*3):2009年8月の総選挙の際に、反日偏向大手メディアは盛んに「政権交代」だと当時の民主党を持ちあげた。当時、世界的な経済恐慌であるリーマンショックが発生しており、世界経済・世界金融のメインプレーヤーである我が国にとって無関係ではなく国内経済も苦境に陥った。それを反日偏向メディアは盛んに「自民党政権が悪い」「麻生が悪い」と煽り、経済停滞をあたかも自民党政権の失政であるかの様に騒ぎ、国民が誤った鬱憤をためる様に仕向け、国民が誤った鬱憤をためる様に仕向けた結果、普段は投票に行かない人達(おQ層)が「自民党にお灸を据える」と称して、大挙して投票所に向かい投票率は69.28%にもなった。
↓
2019/06/24投稿:
「おQ層」に向けて「柳の下」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1204.html
(*4):民主党が政権の座に就き国会運営をしたところ、その尽くが失敗であり、我々日本人の現実生活を実際に悪質に圧迫した。あの3年3ヶ月は日本と日本人を脇に置き、民主党議員の頭の中にあった非現実的な夢想を優先し、出来もしない事を無理矢理推進したものだった。
↓
2016/02/05投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
2016/02/07投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-335.html
【ご参考】
2018/01/21投稿:
「お詫びの手紙」の長い物語
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-848.html
(*5):我が国には信教の自由の他に思想の自由(現行憲法第19条)があり、結社の自由(現行憲法第21条)があり、共産主義思想の政党・共産党も存在が許されているのだが、他の自由民主主義国の場合、その憲法理念に反する結社が違反となる事例もある。ドイツ憲法(基本法)が、その事例である。
↓
2017/08/25投稿:
「ナチスはドイツ憲法で禁止」との慣用句
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-739.html
(*6):「特定集団の利益代表と看做されている政党」としては日本人労働者の権利擁護を忘れ去った社民党も該当するだろう。立憲民主党も労組・連合から見限られ「日本人労働者の権利擁護を忘れた政党」に該当する。
↓
<日本人労働者の権利擁護を忘れ去った社民党>
2021/09/21投稿:
社民党2021年 重点政策「移動の権利の保障」・電動車椅子騒動と無人駅
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1562.html
2022/02/07投稿:
日本人の主権を希釈化させる政策を掲げる社民党候補Part-1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1619.html
2022/02/09投稿:
日本人の主権を希釈化させる政策を掲げる社民党候補Part-2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1620.html
2022/02/12投稿:
日本人の主権を希釈化させる政策を掲げる社民党候補Part-3 Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1621.html
【ご参考】
2022/07/07 22:33
奇妙な候補者・社民党じゃなく「れいわ比例」になってるキム・テヨン
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1667.html
<労組・連合から見限られる立憲民主党他>
2021/09/20投稿:
本来目的に回帰する労組がいる・労働者の生活を守るのが労組の存在意義
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1561.html
2022/05/09投稿:
労働者の幸福の増進を阻害する団塊の世代パヨク・朝日新聞「声」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1646.html
2021/06/02投稿:
枝野の言葉遊び・総選挙に向けてケーキを食えと
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1515.html
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副題:副題:連立与党の公明党も含め自民党以外の政党の支持率が総て10%未満との超低空飛行。その理由は明白。日本と日本人に軸足を置かない政党・集団が支持される訳がない。
本来ならば4半期毎に政党支持率に関して論じていたが、9月のタイミングを逸したので、今回は7月から10月の4ヶ月間を対象とすることとなった。結論から言えば、上記の副題に書いた通りであり新鮮味はないが、お付き合いいただきたい。
2022年7月~10月の政党支持率推移
それでは先ずは、以下に2022年7月から2022年10月のデータを紹介する。以前から政党支持率の世論調査結果データはNHKのデータを採用しているので、それを今回も継続する。(*1)
↓
政 党 名:7月 :8月 :9月 :10月 :7月~10月単純平均
自 民 党:38.4%:36.1%:36.2%:36.9%:36.9%
立憲民主党: 5.3%: 5.5%: 4.8%: 5.6%: 5.3%
維新の会 : 6.5%: 6.0%: 5.1%: 3.7%: 5.3%
公 明 党: 4.4%: 2.7%: 2.9%: 3.0%: 3.3%
国民民主党: 1.6%: 1.5%: 2.1%: 1.1%: 1.6%
共 産 党: 3.0%: 3.4%: 2.5%: 2.7%: 2.9%
れいわ新撰: 1.4%: 1.0%: 1.5%: 0.6%: 1.1%
社 民 党: 0.6%: 0.4%: 0.4%: 0.3%: 0.4%
NHK 党 : 0.9%: 0.5%: 0.4%: 0.2%: 0.5%
参 政 党: 0.9%: 0.9%: 1.6%: 0.4%: 1.0%
その他団体: 0.1%: 0.6%: 0.2%: 0.3%: 0.3%
支持なし :29.6%:34.3%:34.9%:38.4%:34.3%
無 回 答: 7.3%: 7.2%: 7.4%: 6.7%: 7.2%
- - - - - - - - - - - - -
合 計 :100.0%:100.01%:100.0%:99.9%
注:合計値が100.0%ちょうどにならないのは各政党の支持率数値が小数点1位で四捨五入されているからだと推定される。
ご覧いただければ分かる通り、連立与党の公明党も含め自民党以外の野党の政党支持率が総て支持率10.0%未満の超低空飛行状態を継続中である。前回の2022年4月~6月も同様であり、少なくとも最近7ヶ月間は同じ状態である。
前回2022年4月~6月分(*2)と今回2022年7月~10月で項目的に変わったのは、前回まで登場しなかった参政党が今回から登場したことと前回は断続的にした登場しなかったNHK党が今回は毎月フルで登場しているところである。
これは参議院選の結果、参政党が議席を獲得したことによるものと推定される。
一方、NHK党は2022年4月~6月時点で議席を有しているのにも関わらず断続的にしか登場していなかった。多分、支持率が四捨五入0.0%になってしまったからであろうが、そうだとしたらちゃんと「支持率0.0%」と表記すべきだと思う。
支持率概観
4ヶ月間の政党支持率を見ると、多少の増減はあっても大勢は変わらずである。
従い4ヵ月平均で語っても構わない結果となっている。
その結果を概観すると、先ずもっとも支持率が高いのは自民党で4ヶ月単純平均36.9%であるが、その次に多いのが「支持なし(特に支持している政党はない)」の34.3%である。
更に、3番目に多いのは「無 回 答(わからない、無回答)」の7.2%である。
自民党以外の政党が出てくるのは次の4番目と同率5番目の立憲民主と維新の5.3%となっている。
2番目の「支持なし」と3番目の「無回答」を単純合算すると41.5%になるが、これを「選挙の時に棄権する層」だと仮定すると、その逆で58.5%の人達が投票すると仮定出来る。
今年(2021年)7月の参議院選の投票率が52.05%であり、ここ10数年の国政選挙の投票率が50%~55%なので、±10%程度の誤差範囲の仮定としてはあり得るものだと考えている。
この仮定が正しいとしたら、投票予想としては「支持なし」と「無回答」を除外した「何等かの政党を支持している人達」を分母にした政党支持率が計算できる。
計算した結果は以下の通りである。
↓
政 党 名:単純平均:→換算値
自 民 党: 36.9%:→63.0%
立憲民主党: 5.3%:→ 9.1%
維新の会 : 5.3%:→ 9.1%
公 明 党: 3.3%:→ 5.6%
国民民主党: 1.6%:→ 2.7%
共 産 党: 2.9%:→ 5.0%
れいわ新撰: 1.1%:→ 1.9%
社 民 党: 0.4%:→ 0.7%
NHK 党 : 0.5%:→ 0.9%
参 政 党: 1.0%:→ 1.6%
その他団体: 0.3%:→ 0.5%
支持なし : 29.6%:Out of Data
無 回 答: 7.3%:Out of Data
- - - - - - - - -
合 計 : 100.0%:100.0%
換算値の結果は、自民党以外の政党(公明党+野党+その他政治団体)の総てを合算しても4割未満でしかなく、それら個別政党の換算後支持率は1割にも満たないということになった。
野党他は圧倒的に支持を得られていないことがあらためてわかる数値である。
大手メディアがこぞって与党自民党と自民党政権を悪し様に「報道」していることはご存知の通りであるが、そうであるにも関わらず自民党以外の政党の支持率は極端に低い。
支持率が低い理由を考える
自民党以外の政党の支持率が低い理由は幾つか考えられるが、もっとも大きな理由は、他の政党には政権運営能力がないからである。
2009年8月の総選挙の際に、反日偏向大手メディアは盛んに「政権交代」だと当時の民主党を持ちあげた。当時、世界的な経済恐慌であるリーマンショックが発生しており、世界経済・世界金融のメインプレーヤーである我が国にとって無関係ではなく国内経済も苦境に陥った。それを反日偏向メディアは盛んに「自民党政権が悪い」「麻生が悪い」と煽り、経済停滞をあたかも自民党政権の失政であるかの様に騒ぎ、国民が誤った鬱憤をためる様に仕向け、国民が誤った鬱憤をためる様に仕向けた結果、普段は投票に行かない人達(おQ層)が「自民党にお灸を据える」と称して、大挙して投票所に向かい投票率は69.28%にもなった(*3)のだが、民主党が政権の座に就き国会運営をしたところ、その尽くが失敗であり、我々日本人の現実生活を実際に悪質に圧迫した。(*4)あの3年3ヶ月は日本と日本人を脇に置き、民主党議員の頭の中にあった非現実的な夢想を優先し、出来もしない事を無理矢理推進したものだった。
民主党政権の悪政を代表する議員としては鳩山由紀夫、菅直人などがおり、政治的実績はゼロだが賑やかし屋の蓮舫、辻元などの悪名が想起されるが、それらの連中以上の実害を日本人に与えたのは野田佳彦であり小宮山洋子である。
民主党政権の3年3ヶ月で、我々国民は①「実務者能力がない政党を政権に就けてしまうと、有権者国民自身が大火傷を負う」ことを知ったので、民主党の末裔である立憲民主党へ投票することを躊躇するのであろう。
「実務者能力」について言えば、連立与党経験が長い公明党に実務能力があるのかと言うと、当方は部分的でしかないのではないか、と考えている。安倍首相時代が顕著だったが、政権運営能力とは日本と大多数の日本人の安寧と幸福の増進の為のビジョンを描けて、その実現の為の実効性ある政策の立案と実施をすることである。抵抗する官僚や邪魔をする野党やメディアに対して堂々と正論を述べてそれを遂行する気概と能力が実務者能力である。
公明党が主体となる政権にこの様な政権運営能力があるとは思えないし、ましてや宗教信徒団を支持団体とする政党の軸足が何処にあるのかとの視点が信徒団体以外の有権者国民側にあるのだから、信徒団体支持者数以上の得票率は望めないと言える。
我が国には信教の自由(現行憲法第20条)があるので、信徒になるもならぬも自由なのである。
この様な②「特定集団の利益代表と看做されている政党は集団外からの支持が得にくい」のである。
我が国には信教の自由の他に思想の自由(現行憲法第19条)があり、結社の自由(現行憲法第21条)があり、共産主義思想の政党・共産党も存在が許されているのだが、他の自由民主主義国の場合、その憲法理念に反する結社が違反となる事例もある。ドイツ憲法(基本法)が、その事例である。(*5)
日本共産党の支持率が低いのは、その軸足が「国を共産主義化すること」にある事が原因であろう。
れいわ新撰組については、その主張内容から当方は「共産党の別働隊」と看做しているので、この括りの1つだと考えている。AuのUQ、ソフバンのY!mobileの様なものだと考えている。
また、「特定集団の利益代表と看做されている政党」としては日本人労働者の権利擁護を忘れ去った社民党も該当するだろう。立憲民主党も労組・連合から見限られ「日本人労働者の権利擁護を忘れた政党」に該当する。(*6)
この様なことから、自民党以外の政党の支持率が低いのであろうと考えている。
支持率を上げたければ、日本と日本人の安寧・幸福増進に軸足を置き、実績を重ね信頼感を上げるしかないであろう。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):2022年7月から2022年10月のデータを紹介する。以前から政党支持率の世論調査結果データはNHKのデータを採用しているので、それを今回も継続する。
↓
<2022年7月データ>
NHK選挙WEB 調査期間:7月16日(土)〜18日(月・祝)
調査相手 全国18歳以上 2,344人
回答数(率) 1,216人(51.9%)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/archive/2022_07.html
自 民 党:38.4%
立憲民主党: 5.3%
日本維新 : 6.5%
公 明 党: 4.4%
国民民主党: 1.6%
共 産 党: 3.0%
れいわ新選: 1.4%
社 民 党: 0.6%
NHK党 : 0.9%
参 政 党: 0.9%
そ の 他: 0.1%
支持なし :29.6%
無 回 答: 7.3%
<2022年8月データ>
NHK選挙WEB 調査期間:8月5日(金)〜7日(日)
調査相手 全国18歳以上 2,577人
回答数(率) 1,223人(47.5%)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/archive/2022_08.html
自 民 党:36.1%
立憲民主党: 5.5%
日本維新 : 6.0%
公 明 党: 2.7%
国民民主党: 1.5%
共 産 党: 3.4%
れいわ新選: 1.0%
社 民 党: 0.4%
NHK党 : 0.5%
参 政 党: 0.9%
そ の 他: 0.6%
支持なし :34.3%
無 回 答: 7.2%
<2022年9月データ>
NHK選挙WEB 調査期間:9月9日(金)〜11日(日)
調査相手 全国18歳以上 2,392人
回答数(率) 1,255人(52.5%)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/archive/2022_09.html
自 民 党:36.2%
立憲民主党: 5.1%
日本維新 : 5.1%
公 明 党: 2.9%
国民民主党: 2.1%
共 産 党: 2.5%
れいわ新選: 1.5%
社 民 党: 0.4%
NHK党 : 0.4%
参 政 党: 1.6%
そ の 他: 0.2%
支持なし :34.9%
無 回 答: 7.4%
<2022年9月データ>
NHK選挙WEB 調査期間:10月8日(土)〜10日(月・祝)
調査相手 全国18歳以上 2,375人
回答数(率) 1,247人(52.5%)
https://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/
自 民 党:36.9%
立憲民主党: 5.6%
日本維新 : 3.7%
公 明 党: 3.0%
国民民主党: 1.1%
共 産 党: 2.7%
れいわ新選: 0.6%
社 民 党: 0.3%
NHK党 : 0.2%
参 政 党: 0.4%
そ の 他: 0.3%
支持なし :38.4%
無 回 答: 6.7%
<7月~10月データ終わり>
(*2):前回2022年4月~6月分
↓
2022/06/20投稿:
政党支持率2022年4月~2022年6月:野党の低空飛行は継続中
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1661.html
(*3):2009年8月の総選挙の際に、反日偏向大手メディアは盛んに「政権交代」だと当時の民主党を持ちあげた。当時、世界的な経済恐慌であるリーマンショックが発生しており、世界経済・世界金融のメインプレーヤーである我が国にとって無関係ではなく国内経済も苦境に陥った。それを反日偏向メディアは盛んに「自民党政権が悪い」「麻生が悪い」と煽り、経済停滞をあたかも自民党政権の失政であるかの様に騒ぎ、国民が誤った鬱憤をためる様に仕向け、国民が誤った鬱憤をためる様に仕向けた結果、普段は投票に行かない人達(おQ層)が「自民党にお灸を据える」と称して、大挙して投票所に向かい投票率は69.28%にもなった。
↓
2019/06/24投稿:
「おQ層」に向けて「柳の下」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1204.html
(*4):民主党が政権の座に就き国会運営をしたところ、その尽くが失敗であり、我々日本人の現実生活を実際に悪質に圧迫した。あの3年3ヶ月は日本と日本人を脇に置き、民主党議員の頭の中にあった非現実的な夢想を優先し、出来もしない事を無理矢理推進したものだった。
↓
2016/02/05投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
2016/02/07投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-335.html
【ご参考】
2018/01/21投稿:
「お詫びの手紙」の長い物語
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-848.html
(*5):我が国には信教の自由の他に思想の自由(現行憲法第19条)があり、結社の自由(現行憲法第21条)があり、共産主義思想の政党・共産党も存在が許されているのだが、他の自由民主主義国の場合、その憲法理念に反する結社が違反となる事例もある。ドイツ憲法(基本法)が、その事例である。
↓
2017/08/25投稿:
「ナチスはドイツ憲法で禁止」との慣用句
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-739.html
(*6):「特定集団の利益代表と看做されている政党」としては日本人労働者の権利擁護を忘れ去った社民党も該当するだろう。立憲民主党も労組・連合から見限られ「日本人労働者の権利擁護を忘れた政党」に該当する。
↓
<日本人労働者の権利擁護を忘れ去った社民党>
2021/09/21投稿:
社民党2021年 重点政策「移動の権利の保障」・電動車椅子騒動と無人駅
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1562.html
2022/02/07投稿:
日本人の主権を希釈化させる政策を掲げる社民党候補Part-1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1619.html
2022/02/09投稿:
日本人の主権を希釈化させる政策を掲げる社民党候補Part-2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1620.html
2022/02/12投稿:
日本人の主権を希釈化させる政策を掲げる社民党候補Part-3 Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1621.html
【ご参考】
2022/07/07 22:33
奇妙な候補者・社民党じゃなく「れいわ比例」になってるキム・テヨン
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1667.html
<労組・連合から見限られる立憲民主党他>
2021/09/20投稿:
本来目的に回帰する労組がいる・労働者の生活を守るのが労組の存在意義
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1561.html
2022/05/09投稿:
労働者の幸福の増進を阻害する団塊の世代パヨク・朝日新聞「声」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1646.html
2021/06/02投稿:
枝野の言葉遊び・総選挙に向けてケーキを食えと
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1515.html
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