意見広告・「ころすな」の次の言葉は「ころされろ」になってしまうのが現実世界
- 2022/05/05
- 22:07
意見広告・「ころすな」の次の言葉は「ころされろ」になってしまうのが現実世界
副題:ベ平連の残党が出した「ころすな」との意見広告は誰に対して「ころすな」言っているのか?日本に対して言うのは門違い。
ツイッターで「ころすな」の文字が浮かび上がる新聞全面広告の画像を見た。
ツイッターでは、その場で「いいね」か「リツイート」をしないと当該ツイートは流れてしまい、再度見ることはかなり困難になるのだが、胸糞悪い画像だったのでそのままにしていたら、案の定、見つけ出すことが不可能となってしまった。
仕方ないのでGoogleで画像検索をして当該画像を見つけたので、それを紹介しておく。
<画像へのリンク>
↓
https://blog-imgs-151-origin.fc2.com/y/u/k/yukokulog/202205-3-764x1024-1.jpg
上記画像の見出しは2つ。
「改憲させない!」と「私たちは非戦を選ぶ。」である。
お分かりの通り、典型的なカタカナ表記「サヨク」の定番である。
「改憲させない」などと傲慢なことを言っているが、改憲の最終決定は国民が投票で決めるものであり「主権者・国民」に対して「させない」などというのはおこがましい。
その一方、「私たちは非戦を選ぶ」と自分達の意志を表明することは自由なので、それはそれで勝手なのだが、「侵略者に対しての非戦」はけして延命にも平和にも役立たず、むしろ武力事態が終わった後にも惨劇が続く。その事は以前の論考「「降伏すれば命は安泰」なる虚偽。悲劇は戦争後も続く:ウクライナ情勢雑感7」(*1)で指摘済みである。
そういう意味からは、実に無責任な物言いだと言える。
意見広告を出しているのは誰なのか?と思い画像を見ると、画像の左下に「市民意見広告運動」「市民の意見30の会・東京」との記載があった。
意見広告の内容からは、共産党系の人物・集団のよるものだと推察するが、ちょっと調べてみた結果、「市民の意見30の会・東京」のHPを発見した。
そこには以下の様な記載があった。
↓
・「「市民の意見30の会・東京」は、非暴力と民主的社会実現を目指す30項目の政策提言の意見広告を1989年1月16日の『朝日新聞』紙上に掲載し、その実現を目指して活動している不偏不党の市民グループです。」
・「米国のベトナム戦争に反対して1965年に発足した反戦平和市民団体「ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)」の流れをくみ、「殺すな」をスローガンに・・・」
お若い方はご存知ないかもしれないが、「ベ平連」は、結局はカタカナ表記「サヨク」団体である。
「普通の市民」を自称していたが、1960年代の大学紛争時にはヘルメットに催涙弾から守るタオルを口に巻いた姿でデモをしていたのをリアルタイムで、テレビニュースで見ている。
あの頃から既に約半世紀が過ぎており、べ平連を美化する言説も見受けられるが、結局は小田実というドサヨクに煽動された「当時の流行」に乗った自称「市民」達のカオス集団で終わったものである。
お若い方は、小田実(オダ・マコト)もご存知ないだろうが、もしも初期の「朝まで生テレビ」の動画を見る機会があったら、小田実の発言内容・しゃべり方を見ていただきたい。
典型的ドサヨク話法を見る事が出来ると思う。
ベ平連についての昔話をすると、ベ平連のロジックを乱暴にまとめると、ベトナム戦争とは「強大国アメリカが弱小国ベトナムに侵攻し戦争している」ものだ。
ベトナム戦争が続いている間、ベ平連はアメリカに対して痛烈なる批判をした。それはそれで一理あった。ベトナム戦争は先の大戦からの継続戦争だからである。(*2)
しかし、1979年12月に、当時の強大国ソ連が弱小国アフガンに侵攻した際に、我が国メディアやカタカナ表記「サヨク」連中は口ごもった。
ベトナムでのアメリカに対して浴びせかけていた批判は、「アメリカ」をアフガンの「ソ連」に換えても通用するロジックだったのだが、べ平連を含め、ソ連への批判は低調だった。
要するにダブスタだ。ア平連(アフガニスタンに平和を!市民連合)でも出来るのかと思ったが、その様なムーブメントは起きなかったのである。
そういう人達の残党が出した広告が「改憲させない!」「私たちは非戦を選ぶ。」「ころすな」なのである。
字が細か過ぎるので、文字起こし引用は省略するが、この意見広告での「ことすな」は、日本に対して言っているものと理解できる。
殺すなと言う相手が違っている。
また、本稿の表題通り、日本及び日本人に対して「ころすな」と言っているのなら、それの次の言葉は「ころされろ」になってしまうのが現実世界だ。
そんな「意見」など無意味であり危険である。
ベ平連世代なら、既に古希を越えているであろうに、いまだに気がついていない事を哀れに感じる。余生を穏やかに暮らすことをお勧めする。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):「侵略者に対しての非戦」はけして延命にも平和にも役立たず、むしろ武力事態が終わった後にも惨劇が続く。その事は以前の論考で指摘済みである。
↓
2022/03/20投稿:
「降伏すれば命は安泰」なる虚偽。悲劇は戦争後も続く:ウクライナ情勢雑感7
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1631.html
(*2):ベトナム戦争は先の大戦からの継続戦争だからである。
↓
2017/01/28投稿:
妖怪は人々を不幸にした悪魔だった4Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-592.html
【ご参考】
2017/03/04投稿:
越南御訪問に想うこと
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-620.html
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副題:ベ平連の残党が出した「ころすな」との意見広告は誰に対して「ころすな」言っているのか?日本に対して言うのは門違い。
ツイッターで「ころすな」の文字が浮かび上がる新聞全面広告の画像を見た。
ツイッターでは、その場で「いいね」か「リツイート」をしないと当該ツイートは流れてしまい、再度見ることはかなり困難になるのだが、胸糞悪い画像だったのでそのままにしていたら、案の定、見つけ出すことが不可能となってしまった。
仕方ないのでGoogleで画像検索をして当該画像を見つけたので、それを紹介しておく。
<画像へのリンク>
↓
https://blog-imgs-151-origin.fc2.com/y/u/k/yukokulog/202205-3-764x1024-1.jpg
意見広告の見出しについて
上記画像の見出しは2つ。
「改憲させない!」と「私たちは非戦を選ぶ。」である。
お分かりの通り、典型的なカタカナ表記「サヨク」の定番である。
「改憲させない」などと傲慢なことを言っているが、改憲の最終決定は国民が投票で決めるものであり「主権者・国民」に対して「させない」などというのはおこがましい。
その一方、「私たちは非戦を選ぶ」と自分達の意志を表明することは自由なので、それはそれで勝手なのだが、「侵略者に対しての非戦」はけして延命にも平和にも役立たず、むしろ武力事態が終わった後にも惨劇が続く。その事は以前の論考「「降伏すれば命は安泰」なる虚偽。悲劇は戦争後も続く:ウクライナ情勢雑感7」(*1)で指摘済みである。
そういう意味からは、実に無責任な物言いだと言える。
意見広告を出しているのは誰?
意見広告を出しているのは誰なのか?と思い画像を見ると、画像の左下に「市民意見広告運動」「市民の意見30の会・東京」との記載があった。
意見広告の内容からは、共産党系の人物・集団のよるものだと推察するが、ちょっと調べてみた結果、「市民の意見30の会・東京」のHPを発見した。
そこには以下の様な記載があった。
↓
・「「市民の意見30の会・東京」は、非暴力と民主的社会実現を目指す30項目の政策提言の意見広告を1989年1月16日の『朝日新聞』紙上に掲載し、その実現を目指して活動している不偏不党の市民グループです。」
・「米国のベトナム戦争に反対して1965年に発足した反戦平和市民団体「ベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)」の流れをくみ、「殺すな」をスローガンに・・・」
お若い方はご存知ないかもしれないが、「ベ平連」は、結局はカタカナ表記「サヨク」団体である。
「普通の市民」を自称していたが、1960年代の大学紛争時にはヘルメットに催涙弾から守るタオルを口に巻いた姿でデモをしていたのをリアルタイムで、テレビニュースで見ている。
あの頃から既に約半世紀が過ぎており、べ平連を美化する言説も見受けられるが、結局は小田実というドサヨクに煽動された「当時の流行」に乗った自称「市民」達のカオス集団で終わったものである。
お若い方は、小田実(オダ・マコト)もご存知ないだろうが、もしも初期の「朝まで生テレビ」の動画を見る機会があったら、小田実の発言内容・しゃべり方を見ていただきたい。
典型的ドサヨク話法を見る事が出来ると思う。
ベ平連についての昔話をすると、ベ平連のロジックを乱暴にまとめると、ベトナム戦争とは「強大国アメリカが弱小国ベトナムに侵攻し戦争している」ものだ。
ベトナム戦争が続いている間、ベ平連はアメリカに対して痛烈なる批判をした。それはそれで一理あった。ベトナム戦争は先の大戦からの継続戦争だからである。(*2)
しかし、1979年12月に、当時の強大国ソ連が弱小国アフガンに侵攻した際に、我が国メディアやカタカナ表記「サヨク」連中は口ごもった。
ベトナムでのアメリカに対して浴びせかけていた批判は、「アメリカ」をアフガンの「ソ連」に換えても通用するロジックだったのだが、べ平連を含め、ソ連への批判は低調だった。
要するにダブスタだ。ア平連(アフガニスタンに平和を!市民連合)でも出来るのかと思ったが、その様なムーブメントは起きなかったのである。
そういう人達の残党が出した広告が「改憲させない!」「私たちは非戦を選ぶ。」「ころすな」なのである。
誰に対して「ころすな」と言っているのか?
字が細か過ぎるので、文字起こし引用は省略するが、この意見広告での「ことすな」は、日本に対して言っているものと理解できる。
殺すなと言う相手が違っている。
また、本稿の表題通り、日本及び日本人に対して「ころすな」と言っているのなら、それの次の言葉は「ころされろ」になってしまうのが現実世界だ。
そんな「意見」など無意味であり危険である。
ベ平連世代なら、既に古希を越えているであろうに、いまだに気がついていない事を哀れに感じる。余生を穏やかに暮らすことをお勧めする。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):「侵略者に対しての非戦」はけして延命にも平和にも役立たず、むしろ武力事態が終わった後にも惨劇が続く。その事は以前の論考で指摘済みである。
↓
2022/03/20投稿:
「降伏すれば命は安泰」なる虚偽。悲劇は戦争後も続く:ウクライナ情勢雑感7
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1631.html
(*2):ベトナム戦争は先の大戦からの継続戦争だからである。
↓
2017/01/28投稿:
妖怪は人々を不幸にした悪魔だった4Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-592.html
【ご参考】
2017/03/04投稿:
越南御訪問に想うこと
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-620.html
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