本来目的に回帰する労組がいる・労働者の生活を守るのが労組の存在意義
- 2021/09/20
- 22:37
本来目的に回帰する労組がいる・労働者の生活を守るのが労組の存在意義
副題:労組活動を反資本主義政治活動化させ過ぎたツケを払ったのは別の労働者達。尖鋭化した専従者に牛耳られた労組は、労働者の信頼を失うしか道はない。
今回の題材は、トヨタ労組が従前の立憲民主党支持を取りやめるとの記事(*1)である。
このニュースに接し、最初に感じたのは「組織のイナーシャーというのは止め難いものだ」というものだ。
この様に感じたのは、既に立憲民主党は日本人労働者の生活を守る政党ではないからだ。
立憲民主党の政策の基本は日本弱体化である。
国力の基礎は経済力と軍事力であるが、その両輪をともに弱体化させることが正義だと立憲民主党は考えていると類推される。
彼等の党名「立憲民主党」にある「立憲主義」の正体とは、「現行憲法に忠実な「立憲主義」というもので、スタート時点が「世界平和を日本から守る」との歪んだ発想に基づく現行憲法であることから、そうなってしまうのである。要するに彼等の言う「立憲主義」など、現行憲法では成り立たないのは理の当然である。(*2)
日本企業の日本人労働者で組織されている労働組合が自分自身を守るのではなく、日本を弱体化することを目的とした政党を支持し続けているのは、労働組合の上部組織の連合が立憲民主党を支持しているからであるが、そうなった経緯はかなり昔にさかのぼる。
本稿は我が国の戦後労組史を論じることが目的ではないのでザックリと述べるが、世界的な転換点である1989年に連合(日本労働組合総連合会)が結成される前は、官公庁系の自治労や日教組などの官公労を中心とした社会党系の総評(日本労働組合総評議会)と民間企業系の産業別労組を主体とする民社党系の同盟(全日本労働総同盟)他と労組の上部組織は分かれていた。
お若い方は誤解してしまう可能性があるので一言だけ説明しておくが、民社党とは民主社会党のことで、現在の福島みずほの社民党(社会党の残りカス)ではない。
民間労組を支持母体にする民社党は9条非武装規定に懐疑的であり、非武装中立=自衛隊解散+日米安保破棄との日本人の命を蔑ろにするバカ話をしていた社会党(その末裔が社民党)とは違う。
労組の上部団体には総評(社会党系)・同盟(民社党系)の他に共産党系の労働組合があり、連合が出来た時に共産党系の「統一労組懇」等は連合に対抗する為に集合して全労連(全国労働組合総連合)を結成している。
1989年には労組の再編が先行したが、それら労組を支持母体とする社会党・民社党等の政党側の再編が成されるのは、その数年先であった。
自民党史上最低の宮沢内閣の失政に乗じて壊し屋・小沢一郎が憲政の常道を無視して作ったのが1993年7月総選挙の際の烏合の衆・細川内閣(*3)である。日本新党・細川を首班指名したのは小沢一郎の新生党、社会党、公明党、民社党等の反自民・反共産の諸党であった。
その細川は1年も持たず政権を投げ出し、その後、自民党と社会党が野合して1994年6月に作ったのが、最低最悪の村山内閣である。
自社野合政権後、衆議院選挙が小選挙区化するのに伴い、新生党、公明党の一部、民社党、日本新党などが集合したのが1994年12月の新進党である。
1993年7月総選挙の次の総選挙は1996年10月の別名「小選挙区解散選挙」である。
この総選挙前に社会党は分裂し、その多くが鳩山由紀夫の民主党に流れた。その選挙結果は自民党239議席、小沢の烏合の衆集合の新進党が156議席、そして第3位に鳩山由紀夫・民主党が52議席を獲得した。分裂後の社会党は社民党へと党名を変更し大幅に議席を減らして第5位となり、第4位の共産党よりも少なかった。
分裂した社会党のうち、社民党に残ったのは土井たか子、福島みずほ、辻元清美などのアレ達だけである。社会党議員のうち労組を支持母体に持つ議員達の多くは民主党へと移った。
社会党の労組議員の民主党への合流により、総評・同盟の連合への合流後に支持政党も民主党で統一された格好だ。
ところが当の民主党には政権担当能力がなく、2009年8月の総選挙で偏向メディアに乗せられ「自民党にお灸をすえる」と称して民主党に投票した「おQ層」の軽薄な行動で、他の国民を巻き添えにして大火傷を負うことになった。(*4)
民主党政権の悪夢の3年3ヶ月(*5)に対して、民主党議員達は自身の政権運営失敗の反省をすることなく、民進党への党名ロンダリング等のイメージチェンジだけに終始し、2017年の総選挙の際は「民進党として選挙に出ない」と不戦勝を選択し、当時の小池百合子新党であった希望の党への合流を画策した。
しかし、民主党=民進党のドサヨク連中は合流を拒否され、急遽、立憲民主党を立ち上げた。希望の党で当選した民主党=民進党の議員達は後に国民民主党を立ち上げた。
既に4年前となった2017年時点でも労組上部団体は旧民主党を支援し続けた。
民主党→民進党→ナンチャラ民主党が日本企業の日本人労働者の為の政策を実行していない事は分かっていたのに、支援し続けた。
それは労組・労組上部団体の役員が民主党→民進党で立候補しているからである。
「労組専従者が最後に国会議員になる」とのキャリアパターンが存在しているのであるが、それは、その政党が「労働者の生活を守る」という現実的政策を推進する事が前提である。
労働者の利益代表として労組専従で活躍し議員になって労働者第一の軸足で政治活動をする議員ならば存在意義があるのだが、労働組合の中には反資本主義政治活動化させ過ぎた組合もある。
反資本主義政治活動を目的に労働組合の専従となり、労働者の生活を守るとの本来使命から乖離する人物が組合、労組上部団体、政党で権勢を振るう事になると、労組は集金装置へと堕落する。
自分達が治めた組合費が労組を通じて労組上部団体に上納され、それが自分達労働者の為にはマイナスとなる政策を実行している政党のに政治運動に利用される。
そういう矛盾に対して、もっと早く労組は声を上げるべきだったのではないだろうか?
とは言え、黙っているよりは余っ程良い。
以前あった立憲民主党と国民民主党の合流話は破談となっており、特定野党4党の共通公約にも国民民主党は参加していない。それは立憲民主党及び「共通公約」にある「原発ゼロ」なる浅はかな政策は、国民民主党の支持団体である電力総連や電機連合、自動車総連にとっては死活問題であり、受け入れられるものではないからだ。(*6)
労働者の生活よりも、自身の歪んだ政治信条を優先する政党を支持し続ける行為は、労組にとっては自傷行為に該当するのだから、遅過ぎだとはいえ、トヨタ労組は真面目に物事を考えていると感じた次第である。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):トヨタ労組が従前の立憲民主党支持を取りやめるとの記事
↓
Yahooニュース(東海テレビ)9/17(金) 21:26配信
見出し:◆“共産党との選挙協力”に不信感か…全トヨタ労連会長 立憲民主党と距離置く姿勢にじませる「同じ志の人と」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e996bcef7472482a999b0da23042a40d2393c902
記事:○トヨタ自動車グループの労働組合でつくる「全トヨタ労連」の鶴岡光行会長が名古屋市内で会見し、次の衆院選での立憲民主党との連携について、距離をとる姿勢をにじませました。
○全トヨタ労連の会長:
・「同じ志の人、色々お世話になった人達がいます。地域の皆さんの声も聞きながら、衆議院選挙に臨みたい」
○全トヨタ労連の鶴岡会長は17日、名古屋市内で開いた会見でこのように話し、次の衆院選における立憲民主党との連携について、距離を置く姿勢をにじませました。
○背景には、共産党との選挙協力を進める立憲民主党への不信感があるとみられます。
○全トヨタ労連は、これまで旧民主党系の有力な支持団体として選挙で協力をしてきましたが、9月1日には脱炭素社会の実現に向け、超党派の国会議員とともに愛知県に協力を要請するなど、与党側との連携強化を模索しています。
<引用終わり>
(*2):彼等の党名「立憲民主党」にある「立憲主義」の正体とは、「現行憲法に忠実な「立憲主義」というもので、スタート時点が「世界平和を日本から守る」との歪んだ発想に基づく現行憲法であることから、そうなってしまうのである。要するに彼等の言う「立憲主義」など、現行憲法では成り立たないのは理の当然である。
↓
<現行憲法に基づく「立憲主義」との虚構>
2016/11/29投稿:
「立憲主義」は現行憲法では成り立たない
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-553.html
2017/07/19投稿:
続・「立憲主義」は現行憲法では成り立たない
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-715.html
2018/03/08投稿:
立憲民主党のいう「立憲主義」など単なる「護憲」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-876.html
<「世界平和を日本から守る」との現行憲法の基本>
2015/11/20投稿:
「平和憲法」との偽看板
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-269.html
2017/05/19投稿:
憲法議論1・前文の「平和主義」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-673.html
2019/01/29投稿:
改憲をしたくない人達が言う「平和主義」との欺瞞
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1100.html
(*3):自民党史上最低の宮沢内閣の失政に乗じて壊し屋・小沢一郎が憲政の常道を無視して作ったのが1993年7月総選挙の際の烏合の衆・細川内閣である。
↓
2019/09/26投稿:
3度目の烏合の衆の数合わせを画策している小沢一郎
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1262.html
2017/10/16投稿:
続々・選挙の度に繰り返される愚行Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-780.html
(*4):2009年8月の総選挙で偏向メディアに乗せられ「自民党にお灸をすえる」と称して民主党に投票した「おQ層」の軽薄な行動で、他の国民を巻き添えにして大火傷を負うことになった。
↓
2019/06/24投稿:
「おQ層」に向けて「柳の下」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1204.html
2016/10/15投稿:
雰囲気で「判断」することの危険性
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-520.html
2021/08/03投稿:
2009年8月総選挙で我々日本人は鳩山を総理に選んだ(後編)亡国のルーピー編
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1540.html
※「おQ層」とは、民主党マニフェストの売国内容も理解せず、左巻き偏向マスコミの印象操作に乗せられ、民主党に政権運営能力があるかの様な勘違いをして、「自民党のお灸をすえる」とかの曖昧なスローガンで民主党に投票してしまった層のことである。
魯迅の「阿Q伝」の登場人物である愚者・阿Qと「お灸をすえる」を引っ掛け、「おQ層」との揶揄となったものである。
(*5):民主党政権の悪夢の3年3ヶ月
↓
2016/02/05投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
2016/02/07投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-335.html
【ご参考】
2018/01/21投稿:
「お詫びの手紙」の長い物語
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-848.html
(*6):以前あった立憲民主党と国民民主党の合流話は破談となっており、特定野党4党の共通公約にも国民民主党は参加していない。それは立憲民主党及び「共通公約」にある「原発ゼロ」なる浅はかな政策は、国民民主党の支持団体である電力総連や電機連合、自動車総連にとっては死活問題であり、受け入れられるものではないからだ。
↓
2021/06/02投稿:
枝野の言葉遊び・総選挙に向けてケーキを食えと
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副題:労組活動を反資本主義政治活動化させ過ぎたツケを払ったのは別の労働者達。尖鋭化した専従者に牛耳られた労組は、労働者の信頼を失うしか道はない。
今回の題材は、トヨタ労組が従前の立憲民主党支持を取りやめるとの記事(*1)である。
このニュースに接し、最初に感じたのは「組織のイナーシャーというのは止め難いものだ」というものだ。
この様に感じたのは、既に立憲民主党は日本人労働者の生活を守る政党ではないからだ。
立憲民主党の政策の基本は日本弱体化である。
国力の基礎は経済力と軍事力であるが、その両輪をともに弱体化させることが正義だと立憲民主党は考えていると類推される。
彼等の党名「立憲民主党」にある「立憲主義」の正体とは、「現行憲法に忠実な「立憲主義」というもので、スタート時点が「世界平和を日本から守る」との歪んだ発想に基づく現行憲法であることから、そうなってしまうのである。要するに彼等の言う「立憲主義」など、現行憲法では成り立たないのは理の当然である。(*2)
日本企業の日本人労働者で組織されている労働組合が自分自身を守るのではなく、日本を弱体化することを目的とした政党を支持し続けているのは、労働組合の上部組織の連合が立憲民主党を支持しているからであるが、そうなった経緯はかなり昔にさかのぼる。
本稿は我が国の戦後労組史を論じることが目的ではないのでザックリと述べるが、世界的な転換点である1989年に連合(日本労働組合総連合会)が結成される前は、官公庁系の自治労や日教組などの官公労を中心とした社会党系の総評(日本労働組合総評議会)と民間企業系の産業別労組を主体とする民社党系の同盟(全日本労働総同盟)他と労組の上部組織は分かれていた。
お若い方は誤解してしまう可能性があるので一言だけ説明しておくが、民社党とは民主社会党のことで、現在の福島みずほの社民党(社会党の残りカス)ではない。
民間労組を支持母体にする民社党は9条非武装規定に懐疑的であり、非武装中立=自衛隊解散+日米安保破棄との日本人の命を蔑ろにするバカ話をしていた社会党(その末裔が社民党)とは違う。
労組の上部団体には総評(社会党系)・同盟(民社党系)の他に共産党系の労働組合があり、連合が出来た時に共産党系の「統一労組懇」等は連合に対抗する為に集合して全労連(全国労働組合総連合)を結成している。
1989年には労組の再編が先行したが、それら労組を支持母体とする社会党・民社党等の政党側の再編が成されるのは、その数年先であった。
自民党史上最低の宮沢内閣の失政に乗じて壊し屋・小沢一郎が憲政の常道を無視して作ったのが1993年7月総選挙の際の烏合の衆・細川内閣(*3)である。日本新党・細川を首班指名したのは小沢一郎の新生党、社会党、公明党、民社党等の反自民・反共産の諸党であった。
その細川は1年も持たず政権を投げ出し、その後、自民党と社会党が野合して1994年6月に作ったのが、最低最悪の村山内閣である。
自社野合政権後、衆議院選挙が小選挙区化するのに伴い、新生党、公明党の一部、民社党、日本新党などが集合したのが1994年12月の新進党である。
1993年7月総選挙の次の総選挙は1996年10月の別名「小選挙区解散選挙」である。
この総選挙前に社会党は分裂し、その多くが鳩山由紀夫の民主党に流れた。その選挙結果は自民党239議席、小沢の烏合の衆集合の新進党が156議席、そして第3位に鳩山由紀夫・民主党が52議席を獲得した。分裂後の社会党は社民党へと党名を変更し大幅に議席を減らして第5位となり、第4位の共産党よりも少なかった。
分裂した社会党のうち、社民党に残ったのは土井たか子、福島みずほ、辻元清美などのアレ達だけである。社会党議員のうち労組を支持母体に持つ議員達の多くは民主党へと移った。
社会党の労組議員の民主党への合流により、総評・同盟の連合への合流後に支持政党も民主党で統一された格好だ。
ところが当の民主党には政権担当能力がなく、2009年8月の総選挙で偏向メディアに乗せられ「自民党にお灸をすえる」と称して民主党に投票した「おQ層」の軽薄な行動で、他の国民を巻き添えにして大火傷を負うことになった。(*4)
民主党政権の悪夢の3年3ヶ月(*5)に対して、民主党議員達は自身の政権運営失敗の反省をすることなく、民進党への党名ロンダリング等のイメージチェンジだけに終始し、2017年の総選挙の際は「民進党として選挙に出ない」と不戦勝を選択し、当時の小池百合子新党であった希望の党への合流を画策した。
しかし、民主党=民進党のドサヨク連中は合流を拒否され、急遽、立憲民主党を立ち上げた。希望の党で当選した民主党=民進党の議員達は後に国民民主党を立ち上げた。
既に4年前となった2017年時点でも労組上部団体は旧民主党を支援し続けた。
民主党→民進党→ナンチャラ民主党が日本企業の日本人労働者の為の政策を実行していない事は分かっていたのに、支援し続けた。
それは労組・労組上部団体の役員が民主党→民進党で立候補しているからである。
「労組専従者が最後に国会議員になる」とのキャリアパターンが存在しているのであるが、それは、その政党が「労働者の生活を守る」という現実的政策を推進する事が前提である。
労働者の利益代表として労組専従で活躍し議員になって労働者第一の軸足で政治活動をする議員ならば存在意義があるのだが、労働組合の中には反資本主義政治活動化させ過ぎた組合もある。
反資本主義政治活動を目的に労働組合の専従となり、労働者の生活を守るとの本来使命から乖離する人物が組合、労組上部団体、政党で権勢を振るう事になると、労組は集金装置へと堕落する。
自分達が治めた組合費が労組を通じて労組上部団体に上納され、それが自分達労働者の為にはマイナスとなる政策を実行している政党のに政治運動に利用される。
そういう矛盾に対して、もっと早く労組は声を上げるべきだったのではないだろうか?
とは言え、黙っているよりは余っ程良い。
以前あった立憲民主党と国民民主党の合流話は破談となっており、特定野党4党の共通公約にも国民民主党は参加していない。それは立憲民主党及び「共通公約」にある「原発ゼロ」なる浅はかな政策は、国民民主党の支持団体である電力総連や電機連合、自動車総連にとっては死活問題であり、受け入れられるものではないからだ。(*6)
労働者の生活よりも、自身の歪んだ政治信条を優先する政党を支持し続ける行為は、労組にとっては自傷行為に該当するのだから、遅過ぎだとはいえ、トヨタ労組は真面目に物事を考えていると感じた次第である。
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【文末脚注】
(*1):トヨタ労組が従前の立憲民主党支持を取りやめるとの記事
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Yahooニュース(東海テレビ)9/17(金) 21:26配信
見出し:◆“共産党との選挙協力”に不信感か…全トヨタ労連会長 立憲民主党と距離置く姿勢にじませる「同じ志の人と」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e996bcef7472482a999b0da23042a40d2393c902
記事:○トヨタ自動車グループの労働組合でつくる「全トヨタ労連」の鶴岡光行会長が名古屋市内で会見し、次の衆院選での立憲民主党との連携について、距離をとる姿勢をにじませました。
○全トヨタ労連の会長:
・「同じ志の人、色々お世話になった人達がいます。地域の皆さんの声も聞きながら、衆議院選挙に臨みたい」
○全トヨタ労連の鶴岡会長は17日、名古屋市内で開いた会見でこのように話し、次の衆院選における立憲民主党との連携について、距離を置く姿勢をにじませました。
○背景には、共産党との選挙協力を進める立憲民主党への不信感があるとみられます。
○全トヨタ労連は、これまで旧民主党系の有力な支持団体として選挙で協力をしてきましたが、9月1日には脱炭素社会の実現に向け、超党派の国会議員とともに愛知県に協力を要請するなど、与党側との連携強化を模索しています。
<引用終わり>
(*2):彼等の党名「立憲民主党」にある「立憲主義」の正体とは、「現行憲法に忠実な「立憲主義」というもので、スタート時点が「世界平和を日本から守る」との歪んだ発想に基づく現行憲法であることから、そうなってしまうのである。要するに彼等の言う「立憲主義」など、現行憲法では成り立たないのは理の当然である。
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<現行憲法に基づく「立憲主義」との虚構>
2016/11/29投稿:
「立憲主義」は現行憲法では成り立たない
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-553.html
2017/07/19投稿:
続・「立憲主義」は現行憲法では成り立たない
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-715.html
2018/03/08投稿:
立憲民主党のいう「立憲主義」など単なる「護憲」
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<「世界平和を日本から守る」との現行憲法の基本>
2015/11/20投稿:
「平和憲法」との偽看板
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2017/05/19投稿:
憲法議論1・前文の「平和主義」
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2019/01/29投稿:
改憲をしたくない人達が言う「平和主義」との欺瞞
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(*3):自民党史上最低の宮沢内閣の失政に乗じて壊し屋・小沢一郎が憲政の常道を無視して作ったのが1993年7月総選挙の際の烏合の衆・細川内閣である。
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3度目の烏合の衆の数合わせを画策している小沢一郎
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続々・選挙の度に繰り返される愚行Final
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(*4):2009年8月の総選挙で偏向メディアに乗せられ「自民党にお灸をすえる」と称して民主党に投票した「おQ層」の軽薄な行動で、他の国民を巻き添えにして大火傷を負うことになった。
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「おQ層」に向けて「柳の下」
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雰囲気で「判断」することの危険性
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2009年8月総選挙で我々日本人は鳩山を総理に選んだ(後編)亡国のルーピー編
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※「おQ層」とは、民主党マニフェストの売国内容も理解せず、左巻き偏向マスコミの印象操作に乗せられ、民主党に政権運営能力があるかの様な勘違いをして、「自民党のお灸をすえる」とかの曖昧なスローガンで民主党に投票してしまった層のことである。
魯迅の「阿Q伝」の登場人物である愚者・阿Qと「お灸をすえる」を引っ掛け、「おQ層」との揶揄となったものである。
(*5):民主党政権の悪夢の3年3ヶ月
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【コラム】民主党政権の暴政を振り返る1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
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【ご参考】
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「お詫びの手紙」の長い物語
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-848.html
(*6):以前あった立憲民主党と国民民主党の合流話は破談となっており、特定野党4党の共通公約にも国民民主党は参加していない。それは立憲民主党及び「共通公約」にある「原発ゼロ」なる浅はかな政策は、国民民主党の支持団体である電力総連や電機連合、自動車総連にとっては死活問題であり、受け入れられるものではないからだ。
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