「共産党との連携」とは「悪魔との契約」に等しい自滅行為・立憲民主党
- 2021/02/08
- 21:45
「共産党との連携」とは「悪魔との契約」に等しい自滅行為・立憲民主党
副題:共産党は自身を唯一指導党と位置づけており共産党以外の党の存在を認めていない。
今回の題材は、2月4日付読売新聞の「◆【独自】立民の岡田克也氏らが新グループ…共産との「連合政権」構想に反対」との見出しの記事である。(*1)
「独自」とあるので「飛ばし」の可能性もあると思い静観していたが他紙も報じており、どうやら本当のことであろうと思われる。
同記事は「文末脚注の(*1)」で全文を引用紹介しているが、一言で言えば【立憲民主党内の議員約10人が「共産党との「連合政権構想」なんて真っ平ごめんだ」と言っている】というものだ。
この記事を読んだ時に持った感想は以下の3点である。
↓
1)自称「合流新党・立憲民主党」に岡田他は居続けているが、所謂「合流時」に枝野は共産党との連携を既に言い出しており、「共産党との「連合政権構想」」は既に枝野(そして黒幕・小沢)の規定路線ではなかったのか?何故、今になって言い出すのだ?
2)過去、他の国で行われた「共産党との「連合政権構想」」の結末は、政権奪取後の政権内での非共産党員の粛清。歴史から学ぶのならば岡田達の言い分は真っ当なのだが、「共産党との選挙協力」は認めているので、やっぱし岡田はダメ。
3)しかし岡田も枝野も共産党も、こんな支持率で「連合政権」が出来ると本気で考えている訳ではないだろう。所謂「野党統一候補」で議席を少しでも増やしたいだけだろう。
この表題は、上記した2)の「過去、他の国で行われた「共産党との「連合政権構想」」の結末は、政権奪取後の政権内での非共産党員の粛清」を立憲民主党側から見た話である。
共産党とは一言で言ってしまえば、統制経済を実行する強い強制力を持った唯一指導党である。従い、他の党の存在を許さない独裁政治を行う党である。
日本共産党は「民主集中制」なる語句を発明して使用しているが、要するに「民主=プロレタリア」「集中制=独裁制度」=プロレタリアート独裁という意味ある。
ソ連邦70年の実証実験で共産主義は成り立たない事は証明済である。
この様な指摘をすると「では中国共産党の中華人民共和国が72年続いているのは何故か?」との問いが発せられるが、その答は簡単だ。
知っての通り、中国は計画経済・統制経済を既に放棄している。
要するに共産主義国家の根幹政策を実施していないのである。
「唯一指導党の共産党」の存在意義・正統性は「やがては帝国主義に至る資本主義経済とは異なる統制経済を実行し得る体制」にある。
現在の中国は「計画経済・統制経済を放棄しても、その強権独裁体制を維持しているだけ」というもので、共産主義の看板である「人民の為」を中国共産党は実践していないのだから、共産主義としての国家ではなくなっており、「共産主義は成り立たない」ことを示している国家に他ならない。
話を「唯一指導党」=「他の党の存在を許さない」に戻す。
共産党は自身を「唯一指導党」と認定・定義しているので、政権奪取の過程で他の党と連携・共闘しても、自身が政権奪取をした後には、連携・共闘した他党の追い出し・粛清を始める。
この事は、共産主義の歴史を見れば明らかである。
「粛清」と言えばスターリンを想起するのが自然な程、スターリンは政敵の粛清のみならず、多くの人々を秘密警察KGBにより「政治犯」として摘発しシベリア送りにしていた。
その事は、ソルジェニーツィンの名前を出さなくても分かる話である。
しかし、ソ連邦の共産党内部での粛清はスターリン時代に始まったことではない。レーニン時代から既に始まっていたものである。
レーニン時代は共産党からの追放であったが、スターリン時代は追放先が牢屋やシベリアになっていただけの違いであり、自分の考えと異なる他者への不寛容なる扱いは一緒である。
レーニンも粛清を行っていたという事は別に驚くことではない。歴史の事実であり、共産党の自己規定からは当然の帰結だからである。
「小異を捨てて大同につき互いに協力して、より良き未来を一緒に作っていく」のが物事を大きく動かす際の普遍的原則なのだが、この原則の前提は、相応の人数の人々が各人の自由意志で自己決定出来る環境があること、そして、小異を捨てて協力することの大切さを分かっている人達であることだ。
ところが、共産主義者達は実に不寛容であり「小異」を許さない。
彼等の脳内では「小異」は「小異」ではなく「大問題」なのであろうが、傍から見ていると、「それが大問題なのか?」との違和感を持つ。
国家レベルとは異なるが、ショッキングな事例としては、連合赤軍・永田洋子他の山岳ベース事件=仲間内の「総括」で12人をリンチで殺した事件がある。
当時、当方は未成年であったが、最初の感想は「「革命を目指す仲間」を殺して自分達の勢力を減少させるって矛盾してない?」であった。
後年、その殺害理由を知った時には、更に疑問が深まった。「そんな理由で人の命を奪うってあり得ない」と感じたものであった。
しかし、共産主義のなんたるかが見えた後には、それが共産党唯一指導党の考え方からは必然であった事を理解出来たものである。
「下部組織は上部組織により規定される」との共産党原則は、自由選挙により国民が自国の首脳を選ぶとの民主主義原則とは真逆の考え方である。上部組織である唯一指導党共産党が総てを決定するとの考え方は所謂「エリート政治」そのものである。
しかも、自分自身が自分をエリートだと規定しているので、何等の説得性もない。
共産主義者が常用する「進歩的」との語句があるが、それは「共産主義は進歩的」との「定義」があり、共産主義者が自身を「進歩的」と形容しているだけで、ちっとも進歩的ではないのと同じである。
こういった自称「エリート」が陥る罠は「自分の考え方が至高」との勘違いである。
自分を欧州中世絶対王政下の王様、華夷秩序の頂点・中華皇帝が如きだとの勘違いをするのである。
欧州中世絶対王政下の王様は自分の王権は神から授かったものだと言い、中華皇帝は自分がいる場所が世界に中心の華だと言い他の諸国を禽獣扱いしたのと同様だ。
ソビエト・ロシアではレーニンとスターリンが、中国では毛沢東が、カンボジアではポル・ポトが「人民の幸福の為に」との偽看板を掲げ、自国民の命を多数奪った。
勿論、北朝鮮の金日成・金正日・金正恩の「金王朝」(*2)も同じだ。
ソ連赤軍大尉の金聖柱がソビエト・ロシアの傀儡として伝説の将軍「金日成」を騙り名乗り登場したのだが、自身の地位を確固たるものにする為の過程では、朝鮮半島南半部から合流した南労党出身者等の別派閥の党員を次々と粛清した。
南労党とは「南朝鮮労働党」の略である。北朝鮮の共産党は朝鮮労働党を名乗っており、半島に於いては労働党とは共産党と同義である。朝鮮戦争前の段階で朝鮮半島南半部の共産主義者=南朝鮮労働党の党員が北に逃げ、金日成達ととも合流し朝鮮労働党となったものである。
南労党出身者は朝鮮戦争停戦後に金日成の南侵失敗=朝鮮戦争での北主導による統一が出来なかったことを責めたが、金日成は南労党出身者に対して処刑で答えたのであった。
共産党の考え方。仕組みからは共闘は無理がある。
その昔の中ソは破綻している。
ソ連が主導した欧州での「共闘」の実態は、ソ連を上部組織として東欧諸国を下部組織として出来あがったコメコンであり、ワルシャワ条約機構軍であった。衛星国のハンガリーやチェコスロバキアが意に沿わない事をすると、ソ連は軍隊を以て弾圧した。
我が国でも、その昔、社会党(その末裔が社民党や立憲民主党)が3桁議席を衆議院で持っていた時代の社共共闘も長続きはしなかった。
今や、野党第一党の立憲民主党は国民の為の政策を何等提示出来ずにおり、モリカケをネタにした嫌がらせや現政府への揚げ足取りしか出来ておらず、その支持率は超低空飛行を続けている。
今年秋には衆議院4年の満期がくるので、今年中には必ず総選挙が行われる。メディアが盛んにガースー下げキャンパーンをしているのは、そういうスケジュールに合わせての政治運動をしているからである。我が国メディアは椿事件の頃から何も変わっていない偏向を続けているが、幾らメディアが騒いでも立憲民主党が議席増やす事と難しく、むしろ、立憲民主党の現職議員は議席を失う危険性がある。
だからと言って、共産党と共闘してまでして議席を守ろうとする行為は「悪魔との契約」に等しい自滅行為だ。共産党は、政権奪取後に自党内部でさえ粛清をするのだから、連立相手の他の左派政党などは、真っ先にお払い箱の対象になるのである。
枝野はドサヨクなので、自身が共産党的危険性を持っていることから共産党との共闘に抵抗感がないのであろうが、過去の他国の事例からは枝野などは政権奪取後真っ先に粛清される対象である。
共産党のセンチメントを甘く見ていると、痛い目に会うのは自分自身である。
そんな事になった時に、もっとも不幸を味わうのは我々国民なのであるが、枝野にとっては関係ないことなのであろう。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):2月4日付読売新聞
↓
読売新聞 2021/02/04 05:00
見出し:◆【独自】立民の岡田克也氏らが新グループ…共産との「連合政権」構想に反対
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210203-OYT1T50268/
記事:○立憲民主党の中村喜四郎衆院議員や岡田克也・元外相ら約10人が、新たな党内グループ「小勝しょうしょう会」を結成したことが、3日分かった。「中道路線」を掲げて党内主流派を目指し、今年秋までに行われる次期衆院選に向け、共産党が立民に対して共闘の条件に掲げる「野党連合政権」構想に反対姿勢を示す狙いがある。
○昨年末に結成したグループには山井和則衆院議員、小川淳也衆院議員らも参加。2017年の前回衆院選で比例復活した議員が多く、名称は「小選挙区で勝つ」との意味を込めた。3日は国会内で会合を開き、3月21日投開票の千葉県知事選などの選挙情勢を分析した。
○グループの母体は、旧立民に加わらず無所属で活動していた岡田氏のグループ「無所属フォーラム」。発足は、岡田氏に加え、自民党出身で衆院連続当選14回を誇る中村氏が主導した。選挙の強さに定評がある中村氏は、立民内でも若手議員に選挙戦術を授けるなど存在感を増す。
○立民には、次期衆院選で議席増のため、共産との早急な協力強化を求める声もあるが、天皇制廃止や日米安全保障条約破棄などを掲げる共産と理念の隔たりも大きい。小勝会では、協力は衆院小選挙区での候補者一本化にとどめるべきだとの意見で一致している。
○メンバーの一人は「枝野代表に、共産との連携を焦らなくてよいという勢力が一定数あることを示し、執行部を支えること」と結成の狙いを語った。野田佳彦元首相らのグループとの連携は確認済みで、今後、旧国民民主党から立民に合流した泉政調会長中心のグループなどとの協力も模索する。
<引用終わり>
(*2):北朝鮮の「金王朝」
↓
2017/03/17投稿:
北朝鮮「金王朝」との皮肉
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-630.html
【ご参考】
2019/06/01投稿:
絶対王政・北朝鮮の独裁者
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1191.html
2017/01/25投稿:
妖怪は人々を不幸にした悪魔だった1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-589.html
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副題:共産党は自身を唯一指導党と位置づけており共産党以外の党の存在を認めていない。
今回の題材は、2月4日付読売新聞の「◆【独自】立民の岡田克也氏らが新グループ…共産との「連合政権」構想に反対」との見出しの記事である。(*1)
「独自」とあるので「飛ばし」の可能性もあると思い静観していたが他紙も報じており、どうやら本当のことであろうと思われる。
同記事は「文末脚注の(*1)」で全文を引用紹介しているが、一言で言えば【立憲民主党内の議員約10人が「共産党との「連合政権構想」なんて真っ平ごめんだ」と言っている】というものだ。
この記事を読んだ時に持った感想は以下の3点である。
↓
1)自称「合流新党・立憲民主党」に岡田他は居続けているが、所謂「合流時」に枝野は共産党との連携を既に言い出しており、「共産党との「連合政権構想」」は既に枝野(そして黒幕・小沢)の規定路線ではなかったのか?何故、今になって言い出すのだ?
2)過去、他の国で行われた「共産党との「連合政権構想」」の結末は、政権奪取後の政権内での非共産党員の粛清。歴史から学ぶのならば岡田達の言い分は真っ当なのだが、「共産党との選挙協力」は認めているので、やっぱし岡田はダメ。
3)しかし岡田も枝野も共産党も、こんな支持率で「連合政権」が出来ると本気で考えている訳ではないだろう。所謂「野党統一候補」で議席を少しでも増やしたいだけだろう。
「共産党との連携」とは「悪魔との契約」に等しい自滅行為
この表題は、上記した2)の「過去、他の国で行われた「共産党との「連合政権構想」」の結末は、政権奪取後の政権内での非共産党員の粛清」を立憲民主党側から見た話である。
共産党とは一言で言ってしまえば、統制経済を実行する強い強制力を持った唯一指導党である。従い、他の党の存在を許さない独裁政治を行う党である。
日本共産党は「民主集中制」なる語句を発明して使用しているが、要するに「民主=プロレタリア」「集中制=独裁制度」=プロレタリアート独裁という意味ある。
ソ連邦70年の実証実験で共産主義は成り立たない事は証明済である。
この様な指摘をすると「では中国共産党の中華人民共和国が72年続いているのは何故か?」との問いが発せられるが、その答は簡単だ。
知っての通り、中国は計画経済・統制経済を既に放棄している。
要するに共産主義国家の根幹政策を実施していないのである。
「唯一指導党の共産党」の存在意義・正統性は「やがては帝国主義に至る資本主義経済とは異なる統制経済を実行し得る体制」にある。
現在の中国は「計画経済・統制経済を放棄しても、その強権独裁体制を維持しているだけ」というもので、共産主義の看板である「人民の為」を中国共産党は実践していないのだから、共産主義としての国家ではなくなっており、「共産主義は成り立たない」ことを示している国家に他ならない。
話を「唯一指導党」=「他の党の存在を許さない」に戻す。
共産党は自身を「唯一指導党」と認定・定義しているので、政権奪取の過程で他の党と連携・共闘しても、自身が政権奪取をした後には、連携・共闘した他党の追い出し・粛清を始める。
この事は、共産主義の歴史を見れば明らかである。
「粛清」と言えばスターリンを想起するのが自然だが・・
「粛清」と言えばスターリンを想起するのが自然な程、スターリンは政敵の粛清のみならず、多くの人々を秘密警察KGBにより「政治犯」として摘発しシベリア送りにしていた。
その事は、ソルジェニーツィンの名前を出さなくても分かる話である。
しかし、ソ連邦の共産党内部での粛清はスターリン時代に始まったことではない。レーニン時代から既に始まっていたものである。
レーニン時代は共産党からの追放であったが、スターリン時代は追放先が牢屋やシベリアになっていただけの違いであり、自分の考えと異なる他者への不寛容なる扱いは一緒である。
レーニンも粛清を行っていたという事は別に驚くことではない。歴史の事実であり、共産党の自己規定からは当然の帰結だからである。
唯我独尊の勘違い選民意識が共産党主義者の特徴
「小異を捨てて大同につき互いに協力して、より良き未来を一緒に作っていく」のが物事を大きく動かす際の普遍的原則なのだが、この原則の前提は、相応の人数の人々が各人の自由意志で自己決定出来る環境があること、そして、小異を捨てて協力することの大切さを分かっている人達であることだ。
ところが、共産主義者達は実に不寛容であり「小異」を許さない。
彼等の脳内では「小異」は「小異」ではなく「大問題」なのであろうが、傍から見ていると、「それが大問題なのか?」との違和感を持つ。
国家レベルとは異なるが、ショッキングな事例としては、連合赤軍・永田洋子他の山岳ベース事件=仲間内の「総括」で12人をリンチで殺した事件がある。
当時、当方は未成年であったが、最初の感想は「「革命を目指す仲間」を殺して自分達の勢力を減少させるって矛盾してない?」であった。
後年、その殺害理由を知った時には、更に疑問が深まった。「そんな理由で人の命を奪うってあり得ない」と感じたものであった。
しかし、共産主義のなんたるかが見えた後には、それが共産党唯一指導党の考え方からは必然であった事を理解出来たものである。
「下部組織は上部組織により規定される」との共産党原則は、自由選挙により国民が自国の首脳を選ぶとの民主主義原則とは真逆の考え方である。上部組織である唯一指導党共産党が総てを決定するとの考え方は所謂「エリート政治」そのものである。
しかも、自分自身が自分をエリートだと規定しているので、何等の説得性もない。
共産主義者が常用する「進歩的」との語句があるが、それは「共産主義は進歩的」との「定義」があり、共産主義者が自身を「進歩的」と形容しているだけで、ちっとも進歩的ではないのと同じである。
こういった自称「エリート」が陥る罠は「自分の考え方が至高」との勘違いである。
自分を欧州中世絶対王政下の王様、華夷秩序の頂点・中華皇帝が如きだとの勘違いをするのである。
欧州中世絶対王政下の王様は自分の王権は神から授かったものだと言い、中華皇帝は自分がいる場所が世界に中心の華だと言い他の諸国を禽獣扱いしたのと同様だ。
ソビエト・ロシアではレーニンとスターリンが、中国では毛沢東が、カンボジアではポル・ポトが「人民の幸福の為に」との偽看板を掲げ、自国民の命を多数奪った。
勿論、北朝鮮の金日成・金正日・金正恩の「金王朝」(*2)も同じだ。
ソ連赤軍大尉の金聖柱がソビエト・ロシアの傀儡として伝説の将軍「金日成」を騙り名乗り登場したのだが、自身の地位を確固たるものにする為の過程では、朝鮮半島南半部から合流した南労党出身者等の別派閥の党員を次々と粛清した。
南労党とは「南朝鮮労働党」の略である。北朝鮮の共産党は朝鮮労働党を名乗っており、半島に於いては労働党とは共産党と同義である。朝鮮戦争前の段階で朝鮮半島南半部の共産主義者=南朝鮮労働党の党員が北に逃げ、金日成達ととも合流し朝鮮労働党となったものである。
南労党出身者は朝鮮戦争停戦後に金日成の南侵失敗=朝鮮戦争での北主導による統一が出来なかったことを責めたが、金日成は南労党出身者に対して処刑で答えたのであった。
「共産党との連携」とは「悪魔との契約」に等しい自滅行為
共産党の考え方。仕組みからは共闘は無理がある。
その昔の中ソは破綻している。
ソ連が主導した欧州での「共闘」の実態は、ソ連を上部組織として東欧諸国を下部組織として出来あがったコメコンであり、ワルシャワ条約機構軍であった。衛星国のハンガリーやチェコスロバキアが意に沿わない事をすると、ソ連は軍隊を以て弾圧した。
我が国でも、その昔、社会党(その末裔が社民党や立憲民主党)が3桁議席を衆議院で持っていた時代の社共共闘も長続きはしなかった。
今や、野党第一党の立憲民主党は国民の為の政策を何等提示出来ずにおり、モリカケをネタにした嫌がらせや現政府への揚げ足取りしか出来ておらず、その支持率は超低空飛行を続けている。
今年秋には衆議院4年の満期がくるので、今年中には必ず総選挙が行われる。メディアが盛んにガースー下げキャンパーンをしているのは、そういうスケジュールに合わせての政治運動をしているからである。我が国メディアは椿事件の頃から何も変わっていない偏向を続けているが、幾らメディアが騒いでも立憲民主党が議席増やす事と難しく、むしろ、立憲民主党の現職議員は議席を失う危険性がある。
だからと言って、共産党と共闘してまでして議席を守ろうとする行為は「悪魔との契約」に等しい自滅行為だ。共産党は、政権奪取後に自党内部でさえ粛清をするのだから、連立相手の他の左派政党などは、真っ先にお払い箱の対象になるのである。
枝野はドサヨクなので、自身が共産党的危険性を持っていることから共産党との共闘に抵抗感がないのであろうが、過去の他国の事例からは枝野などは政権奪取後真っ先に粛清される対象である。
共産党のセンチメントを甘く見ていると、痛い目に会うのは自分自身である。
そんな事になった時に、もっとも不幸を味わうのは我々国民なのであるが、枝野にとっては関係ないことなのであろう。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):2月4日付読売新聞
↓
読売新聞 2021/02/04 05:00
見出し:◆【独自】立民の岡田克也氏らが新グループ…共産との「連合政権」構想に反対
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210203-OYT1T50268/
記事:○立憲民主党の中村喜四郎衆院議員や岡田克也・元外相ら約10人が、新たな党内グループ「小勝しょうしょう会」を結成したことが、3日分かった。「中道路線」を掲げて党内主流派を目指し、今年秋までに行われる次期衆院選に向け、共産党が立民に対して共闘の条件に掲げる「野党連合政権」構想に反対姿勢を示す狙いがある。
○昨年末に結成したグループには山井和則衆院議員、小川淳也衆院議員らも参加。2017年の前回衆院選で比例復活した議員が多く、名称は「小選挙区で勝つ」との意味を込めた。3日は国会内で会合を開き、3月21日投開票の千葉県知事選などの選挙情勢を分析した。
○グループの母体は、旧立民に加わらず無所属で活動していた岡田氏のグループ「無所属フォーラム」。発足は、岡田氏に加え、自民党出身で衆院連続当選14回を誇る中村氏が主導した。選挙の強さに定評がある中村氏は、立民内でも若手議員に選挙戦術を授けるなど存在感を増す。
○立民には、次期衆院選で議席増のため、共産との早急な協力強化を求める声もあるが、天皇制廃止や日米安全保障条約破棄などを掲げる共産と理念の隔たりも大きい。小勝会では、協力は衆院小選挙区での候補者一本化にとどめるべきだとの意見で一致している。
○メンバーの一人は「枝野代表に、共産との連携を焦らなくてよいという勢力が一定数あることを示し、執行部を支えること」と結成の狙いを語った。野田佳彦元首相らのグループとの連携は確認済みで、今後、旧国民民主党から立民に合流した泉政調会長中心のグループなどとの協力も模索する。
<引用終わり>
(*2):北朝鮮の「金王朝」
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2017/03/17投稿:
北朝鮮「金王朝」との皮肉
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-630.html
【ご参考】
2019/06/01投稿:
絶対王政・北朝鮮の独裁者
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1191.html
2017/01/25投稿:
妖怪は人々を不幸にした悪魔だった1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-589.html
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