続・新型コロナウイルス・不安を煽るのは「奴等」の常套手段
- 2020/01/29
- 21:18
続・新型コロナウイルス・不安を煽るのは「奴等」の常套手段

副題:事実確認をしていない想像での感想のタレ流しが緊張時には大きなマイナスとなる。5W1Hが不明な話に踊らされることなかれ。中にはわざと煽動する輩がいるのだから。
今回にテーマは、前回論考「新型コロナウイルス・検疫法他関連法規に関して」にて提示した以下の2つの視点のうちの「2」に関しての論考である。
↓
<前回提示した2つの視点・抜粋引用>
1)緊急事態宣言のスピード感は、我が国の法的未整備問題であるとの分析
2)「不安を煽る」のは「奴等」の常套手段。「アベが悪い」とか「アベの対応が遅い」と言っている奴等の目的は感染症を利用した政治宣伝であり、我々日本人の安全とは無関係。
<引用終わり>
今回テーマのうち、「不安を煽る」事例として目についたのが、ツイッター等のSNSでの各個人の「感想」である。
ご本人達は、素直な感想を述べている様だが、その実、事実確認をしていない想像での感想であり、そういう事は、過去の事例として「緊張時には大きなマイナスとなる」危険性を少なからず存在しているものである。
「流言飛語」との四文字熟語がある様に、根拠なき噂話は緊張時には慎むべきものである。
「各個人の「感想」」のうち、特に気になったのは「邦人帰国チャーター機キャンセル」との日本テレビのニュースを題材に、自分が想像した「話」を述べるものであった。
曰く「武漢の状況は、きっとチャーター機が行けない程に最悪なんだ」との想像・感想だったり、「アベは武漢の日本人を見捨てたぁ」との「薄いネトウヨ」の勝手な脳内妄想だったりであった。
そういう各個人の「感想」の原因となったのは、上記した様に日テレニュースである。
何故ならば、そのニュースは「チャーター機キャンセル」とだけ伝えるものであり、「何故、キャンセルになったのかの理由(Why)」の提示がまったくなされていないものであったからだ。
そのニュースのタイムスタンプは「2020年1月28日 07:20」であった。
そして、その14分後には「邦人帰国チャーター機キャンセル 調整続く」との見出しで「日本政府として引き続き、速やかに出発できるよう、中国側と調整を続けている」との一文が追加されたニュースへとUP-DATEされている。
この一文からは、少なくとも「「アベは武漢の日本人を見捨てたぁ」との「薄いネトウヨ」の妄想」はあり得ない話であることが分かるのだが、この手の流言飛語は、その後もツイッター等SNSやネットで流通していたものである。
参考の為に、日テレニュースを以下に比較引用しておく。(*1)
○<最初のニュース>
日テレNEWS24 2020年1月28日 07:20
見出し:◆邦人帰国チャーター機キャンセル
http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/07585605.html
記事:○関係者によると、28日午前中に中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向けて全日空のチャーター機2基が運航される予定だったが、キャンセルされたことがわかった。
↓
○<14分後のニュース(追加部分を朱記)
日テレNEWS24 2020年1月28日 07:34
見出し:◆邦人帰国チャーター機キャンセル 調整続く
http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/04585612.html
記事○関係者によると、28日午前中に中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向けて全日空のチャーター機2基が運航される予定だったが、キャンセルされたことがわかった。
○日本政府として引き続き、速やかに出発できるよう、中国側と調整を続けている。
<引用終わり>
この事例で分かる事は、先ず、日テレニュースが「5W1H」の基本を無視してニュースを流しているとの愚行があったこと、次に、キャンセル理由が不明確・事実確認できていないのに、自分勝手な印象や妄想だけの「感想」を発信してしまう個人がいること、更には、そういう「個人の感想」を拡大再生産する個人がいたこと、である。
それらが合わさって流言飛語となっていくとの現象が見られたものだ。
なかには、「調整続く」が追加された後の記事を引用しながら<「安倍首相がドヤ顔で「日本人で希望する人は全員帰国させる」と発表したのに。」>(*2)などとツイートしている事例もあった。
それこそ、正に上記した【「アベが悪い」とか「アベの対応が遅い」と言っている奴等の目的は感染症を利用した政治宣伝であり、我々日本人の安全とは無関係】の実例である。
本当にダメだと思う。
上記の日テレニュースが流れた約25時間後の1月29日午前8時過ぎには、チャーター機が武漢から日本人を乗せて羽田に帰国した。(*3)
事実確認をしていない想像での感想のタレ流しが緊張時には大きなマイナスとなる事を踏まえ、ツイッター等のSNSで何かを発信する時は、もう少し慎重であるべきだと思う。
そして同時に、日本人がお嫌いな所謂「パヨク」連中は、「アベ下ろし」目的で、「アベが悪い」とか「アベの対応が遅い」とかを殊更に流布している事も確認できたと考えている。
日テレが5W1Hを素っ飛ばす低レベルのニュースを28日に流したのだが、同じ系列の読売は、チャーター機の出発が1日遅れた理由は「中国側の空港稼働問題」であったことを以下の様に翌29日に報道した。(*4)
↓
<読売記事から抜粋引用>
「退避作戦」で最も大きな壁となったのが、中国当局の対応だ。チャーター機の離着陸には、停止している管制システムや滑走路などの空港機能を再開してもらう必要がある。しかし、中国側は職員の確保が難しいことなどを挙げ、空港の使用許可を渋り続けた。(中略)
日本政府は当初、チャーター機2機を派遣する構えだったが、1機しか認められず、28日午前を目指していた出発時刻も夜にずれ込んだ。
<引用終わり>
要するに、「邦人帰国チャーター機キャンセル」とは、「28日午前の出発が遅れた」というものであり、「もう武漢には救出機が飛ばない」というものではないのである。
1日遅れたのであり「本日(28日)のフライトはキャンセル」というものだ。
また28日朝の日テレ追加記事にある「調整続く」とは、「中国側に受け入れ態勢の整備を要請している」という事だと分かる。
但し、ここで安心していてはいけない。反日偏向メディアや「パヨク」達は、ウソがばれても何も恥じ入れない。更なる扇動を仕掛けてくる。
現状で確認できている「更なる扇動」としては、時事通信の「チャーター機利用者に8万円請求 政府」との記事がある。(*5)
この記事へのSNSやネットでの反応には「なんで金を取るんじゃ」というものが少なくない。
そういう脊髄反射をしてしまう気持ちだけは分からなくもないが、今回のチャーター機派遣の位置付けや法的根拠や諸外国の事例を考えれば、当然の措置だと考える。
因みに、東京(羽田or成田)→武漢の全日空エコノミークラスのお値段は手元の一覧表では8万1千円~8万9千円程度なので、特別に高い訳でも安い訳でもない。
今回のチャーター機搭乗の対象者は「希望者全員」である。
新型コロナウイルスによる肺炎との感染症が蔓延している武漢から立ち去りたいと希望する日本人は全員がチャーター便に搭乗するとの建て付けだ。武漢にいる日本人各個人は、自分の都合に合わせて希望するか希望しないかを自己決定できるものである。
逆の表現を用いれば、我が国が国家として武漢滞在中の日本人に対して帰国命令を出しているものではない、という事だ。
今回のチャーター機は、帰国を希望している武漢の日本人がいるのに、現地の武漢では搭乗できる一般民間定期便がなく、帰るに帰れない状態となっている事から、政府が全日空機をチャーターし、希望者の帰国便としたものである。
在外邦人の安全確保策としては、現行法体系の中で精一杯の措置を実行したものだと思う。
「危険地帯からの自国民退避」の話としては、以前、朝鮮半島有事の際のケーススタディ論考として、アメリカのNEOを取り上げたことがある。(*6)
NEOとは「Non-combatant(非戦闘員)Evacuation(退避)Operation(作戦)」の略称である。安全に不安がある外国の地域から軍人ではないアメリカ国籍の国民を退避させる際のマニュアル・方針書がNEOである。
アメリカでは危険度の段階に応じて4段階の退避状況があり、その最初の段階が、自分自身の費用で出国する「自主的出国」であるとNEOでは定義されている。
今回の我が国の武漢からの退避でのチャーター機はこれに該当するものだ。
↓
<NEOの4段階の退避>
1.自主的出国・自分自身の費用で出国
2.公的出国(公的避難勧告)・アメリカ政府が認定した非戦闘員の政府費用での出国
3.出国命令・政府費用で出国
4.NEO発動・(1975年のSaigon陥落時を想起願いたい)
これだとちょっと分かり難いので意訳すると、概ね、次の様なことになる。
↓
1.危ないから帰った方が良いぞ。自主的出国・自分自身の費用で出国
2.危ないから帰りなさいよ。何?金がないから帰れないってか?大丈夫だタダでOK。
3.危ないから帰れ! これは命令だ。
4.それ!逃げろ。ヘリでも何でも用意したから、直ぐ逃げろ。
こんな感じである。危険度に応じた実務的な段階設定だと思う。
一方、我が国での「安全に不安がある外国の地域」の情報は外務省の「海外安全ホームページ」にあり、危険度に応じて以下の4段階があるのだが、アメリカのNEOとはまったく様相が異なる。
↓
<外務省・海外安全ホームページでの「棄権レベル」>
レベル1:十分注意してください。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
何が違っているのかというと、「出国退避命令」がないのである。
あるのは「勧告」だけである。
今般の武漢の感染症問題に関して、外務省の同ページ(*7)を見ると、武漢がある湖北省に対しては「レベル3(渡航中止勧告)」としており、湖北省以外の中国に対しては「レベル1(充分注意してください)」となっている。
これを「浮世離れ」と称することは可能なのだが、現在の我が国の、どの法令で国家が国民に移動命令を発することが出来るのかを考えていただきたい。
そういう様々な事由を整合的に運用し、政府が日本人を武漢から救い出したのが、今回のチャーター機運航であるのだから、アメリカの事例での2段階目の「公的避難勧告」を出して、政府費用で武漢から出国させることはなかなかに難しいことが窺い知れるのである。
因みに、出国した人が企業社員及びその帯同家族である場合は、一般的に、その社員の所属会社は、会社経費として処理をするであろうから、個人の懐が痛むことはない。
現在の我が国は、最大限できて「レベル4の(退避勧告)」である。
この時に、アメリカの第2段階である「公的出国(公的避難勧告)」として、その費用を政府支出とする場合が考えられる。
この様な、今回のチャーター機派遣の位置付けや法的根拠や諸外国の事例等を踏まえて、時事通信の「チャーター機利用者に8万円請求 政府」との記事を読めば、それが「波紋を広げる為の石を池に投げ込む記事であることが推察できるであろう。
くれぐれも脊髄反射することがない様にお願いしたい。その様な反応は反日偏向メディアの「思う壺」なのである。
むしろ、今回の件は、安倍首相が以前から言っている「いかなる事態でも国民を守り抜く」(*8)との言葉通り、国民に軸足を置く政治を実行しているもので、1985年のテヘラン空港での悲劇(*9)を繰り返さないとする表れだ。
そういう安倍首相の動きを嫌うのが、反日勢力であることは言うまでもない。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):5W1H欠落の日テレニュース
○<最初のニュース>
日テレNEWS24 2020年1月28日 07:20
見出し:◆邦人帰国チャーター機キャンセル
http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/07585605.html
記事:○関係者によると、28日午前中に中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向けて全日空のチャーター機2基が運航される予定だったが、キャンセルされたことがわかった。
↓
○<14分後のニュース
日テレNEWS24 2020年1月28日 07:34
見出し:◆邦人帰国チャーター機キャンセル 調整続く
http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/04585612.html
記事○関係者によると、28日午前中に中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向けて全日空のチャーター機2基が運航される予定だったが、キャンセルされたことがわかった。
○日本政府として引き続き、速やかに出発できるよう、中国側と調整を続けている。
<引用終わり>
(*2):「調整続く」が追加された後の記事を引用しながら<「安倍首相がドヤ顔で「日本人で希望する人は全員帰国させる」と発表したのに。」>などとツイートしている事例もあった。
↓
○○ ○認証済みアカウント @*****_*******
邦人帰国チャーター機キャンセル 調整続く #日テレNEWS24 #日テレ #ntv http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/04585612.html … 安倍首相がドヤ顔で「日本人で希望する人は全員帰国させる」と発表したのに。
15:10 - 2020年1月27日(米国西海岸時間と思われる)
(08:10 2020年1月28日(JST))
(*3):上記の日テレニュースが流れた約25時間後の1月29日午前8時過ぎには、チャーター機が武漢から日本人を乗せて羽田に帰国した。
NHK NEWS WEB 2020年1月29日 9時51分
見出し:◆武漢からチャーター機到着 帰国者に体調不良の人が数人 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263331000.html
記事:○新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国・湖北省武漢から帰国を希望する日本人を乗せた最初のチャーター機が29日朝、羽田空港に到着しました。厚生労働省によりますと、帰国した人たちの中には体調不良を訴える人が数人いるということです。
○中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、武漢では空港が事実上、閉鎖されるなど公共交通機関がストップし、現地に滞在する日本人についても帰国が困難な状況となっています。
○外務省ではこれまでにおよそ650人が帰国を希望していることを確認していて、政府はチャーター機を手配して、希望者全員を順次、帰国させることにしています。
○その最初のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日の午前0時半ごろ、武漢に到着しました。そして、29日午前8時40分すぎに羽田空港に戻りました。
○この便には現地から206人が乗って帰国し、厚生労働省によりますと、数人が体調不良を訴えているということです。これらの人たちには機内でほかの人とは離れた座席に移ってもらっているということです。
○厚生労働省によりますと、チャーター機にはサーモグラフィーを持ち込んで医師や看護師も配置し、機内で帰国した人ひとりひとり、発熱やせきなどの症状がないかどうかなど、確認するとしています。
○そして、症状のあるなしに関わらず、帰国した人たち全員を手配したバスで医療機関に送り、ウイルス検査を受けてもらうということです。
小見出し:◆帰国した人 チャーター機から降り始る
○帰国した人たちはチャーター機から降り始め、羽田空港のターミナルビルとは別の場所にある「第2ターミナルサテライト」と呼ばれる場所で、入国手続きや手荷物の受け取りなどを行うことにしています。
<引用終わり>
※お気付きの方もいると思うが、いざチャーター機が到着すると、今度は帰国した邦人に「感染者がいるかも」と煽っている記事なのである。
(*4):日テレが5W1Hを素っ飛ばす低レベルのニュースを28日に流したのだが、同じ系列の読売は、チャーター機の出発が1日遅れた理由は「中国側の空港稼働問題」であったことを翌29日に報道した。
読売新聞 2020/01/29 08:48
見出し:◆【独自】武漢の日本人「退避作戦」…水面下の攻防難航、外相が直談判
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200129-OYT1T50076/
記事:○中国湖北省に在留する日本人の帰国に向け、日本政府は民間チャーター機の派遣に踏み切った。新型コロナウイルスによる肺炎で現地は事実上封鎖され、政府支援が不可欠と判断した。感染症による大規模な邦人の国外退避は初めてで、派遣に向けた調整は難航を余儀なくされた。
○「外出ができず、これ以上生活できない」
○外務省の聞き取りに対し、在留邦人の帰国希望は25日になって急増した。それまでは「まだ大丈夫」などと情勢を見守る声が多かったが、中国政府はこの日、春節休暇の開始を受け、海外への団体旅行を禁止することを表明。武漢市内も移動制限が強まり、緊張感が高まっていた。
○日本政府は万が一の場合に備え、24日から成田―武漢間で定期便を運航する全日空とチャーター機に関し、水面下で調整を始めていた。帰国希望の増加の報告を受け、安倍首相は25日夜、「早く対応してほしい」と指示。これを受け、茂木外相が26日に王毅ワンイー国務委員兼外相と電話会談を行い、チャーター機派遣への協力を直接求めた。中国の中央政府関係者との協議も本格化し、チャーター機の派遣計画が固まった。
○帰国者によって国内で感染が拡大する事態を避けるため、帰国者は日本到着後、羽田空港の一般利用客と隔離し、全員をバスで病院に移し、受診させる態勢も整えた。
○「退避作戦」で最も大きな壁となったのが、中国当局の対応だ。チャーター機の離着陸には、停止している管制システムや滑走路などの空港機能を再開してもらう必要がある。しかし、中国側は職員の確保が難しいことなどを挙げ、空港の使用許可を渋り続けた。
○米国やフランスなども自国民の出国のため、チャーター機の空港使用を求めており、各国で「発着枠争い」(外務省幹部)が起きたことも混乱に拍車をかけた。
○日本政府は当初、チャーター機2機を派遣する構えだったが、1機しか認められず、28日午前を目指していた出発時刻も夜にずれ込んだ。
<引用終わり>
(*5):「更なる扇動」時事通信記事
時事ドットコムニュース 2020年01月28日23時06分
見出し:◆チャーター機利用者に8万円請求 政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012801217&g=pol
記事:○政府は新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中国湖北省から、政府のチャーター機で帰国する在留邦人に対し、片道分の正規のエコノミー料金を請求する方針だ。外務省によると、1人当たりの負担は約8万円(税別)になる見通し。
<引用終わり>
(*6):「危険地帯からの自国民退避」の話としては、以前、朝鮮半島有事の際のケーススタディ論考として、アメリカのNEOを取り上げたことがある。
2017/04/25投稿:
NEO(非戦闘員退避作戦)1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-656.html
2017/04/26投稿:
NEO(非戦闘員退避作戦)2・1975/Saigon
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-657.html
(*7):武漢の感染症問題に関しての外務省の「海外安全ホームページ」
外務省HP 海外安全ホームページ 2020年01月27日
<注:「本情報は2020年01月29日(日本時間)現在有効です。 」との注釈がある>
表題:◆新型コロナウイルスに関する注意喚起(その3)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C019.html
○【ポイント】
●新型コロナウイルスの感染症例が複数の国・地域から報告されています。
●湖北省に対して感染症危険情報レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を,中国のその他の地域に対して感染症危険情報レベル1「十分注意してください」を発出しています。
<以下略>
(*8):むしろ、今回の件は、安倍首相が以前から言っている「いかなる事態でも国民を守り抜く」との言葉通り、国民に軸足を置く政治を実行しているもの。
2017/04/14投稿:
「いかなる事態でも国民を守り抜く」安倍首相
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-648.html
(*9):1985年のテヘラン空港での悲劇を繰り返さないとする表れだ。
2015/02/21投稿:
【コラム】在外邦人保護に反対してる人は鬼畜
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
2015/11/12投稿:
【コラム】在外国民の保護
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-261.html
2017/01/30投稿:
自民党改憲草案・第25条の3の紹介
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-593.html
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副題:事実確認をしていない想像での感想のタレ流しが緊張時には大きなマイナスとなる。5W1Hが不明な話に踊らされることなかれ。中にはわざと煽動する輩がいるのだから。
今回にテーマは、前回論考「新型コロナウイルス・検疫法他関連法規に関して」にて提示した以下の2つの視点のうちの「2」に関しての論考である。
↓
<前回提示した2つの視点・抜粋引用>
1)緊急事態宣言のスピード感は、我が国の法的未整備問題であるとの分析
2)「不安を煽る」のは「奴等」の常套手段。「アベが悪い」とか「アベの対応が遅い」と言っている奴等の目的は感染症を利用した政治宣伝であり、我々日本人の安全とは無関係。
<引用終わり>
今回テーマのうち、「不安を煽る」事例として目についたのが、ツイッター等のSNSでの各個人の「感想」である。
ご本人達は、素直な感想を述べている様だが、その実、事実確認をしていない想像での感想であり、そういう事は、過去の事例として「緊張時には大きなマイナスとなる」危険性を少なからず存在しているものである。
「流言飛語」との四文字熟語がある様に、根拠なき噂話は緊張時には慎むべきものである。
「各個人の「感想」」のうち、特に気になったのは「邦人帰国チャーター機キャンセル」との日本テレビのニュースを題材に、自分が想像した「話」を述べるものであった。
曰く「武漢の状況は、きっとチャーター機が行けない程に最悪なんだ」との想像・感想だったり、「アベは武漢の日本人を見捨てたぁ」との「薄いネトウヨ」の勝手な脳内妄想だったりであった。
そういう各個人の「感想」の原因となったのは、上記した様に日テレニュースである。
何故ならば、そのニュースは「チャーター機キャンセル」とだけ伝えるものであり、「何故、キャンセルになったのかの理由(Why)」の提示がまったくなされていないものであったからだ。
そのニュースのタイムスタンプは「2020年1月28日 07:20」であった。
そして、その14分後には「邦人帰国チャーター機キャンセル 調整続く」との見出しで「日本政府として引き続き、速やかに出発できるよう、中国側と調整を続けている」との一文が追加されたニュースへとUP-DATEされている。
この一文からは、少なくとも「「アベは武漢の日本人を見捨てたぁ」との「薄いネトウヨ」の妄想」はあり得ない話であることが分かるのだが、この手の流言飛語は、その後もツイッター等SNSやネットで流通していたものである。
参考の為に、日テレニュースを以下に比較引用しておく。(*1)
○<最初のニュース>
日テレNEWS24 2020年1月28日 07:20
見出し:◆邦人帰国チャーター機キャンセル
http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/07585605.html
記事:○関係者によると、28日午前中に中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向けて全日空のチャーター機2基が運航される予定だったが、キャンセルされたことがわかった。
↓
○<14分後のニュース(追加部分を朱記)
日テレNEWS24 2020年1月28日 07:34
見出し:◆邦人帰国チャーター機キャンセル 調整続く
http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/04585612.html
記事○関係者によると、28日午前中に中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向けて全日空のチャーター機2基が運航される予定だったが、キャンセルされたことがわかった。
○日本政府として引き続き、速やかに出発できるよう、中国側と調整を続けている。
<引用終わり>
この事例で分かる事は、先ず、日テレニュースが「5W1H」の基本を無視してニュースを流しているとの愚行があったこと、次に、キャンセル理由が不明確・事実確認できていないのに、自分勝手な印象や妄想だけの「感想」を発信してしまう個人がいること、更には、そういう「個人の感想」を拡大再生産する個人がいたこと、である。
それらが合わさって流言飛語となっていくとの現象が見られたものだ。
なかには、「調整続く」が追加された後の記事を引用しながら<「安倍首相がドヤ顔で「日本人で希望する人は全員帰国させる」と発表したのに。」>(*2)などとツイートしている事例もあった。
それこそ、正に上記した【「アベが悪い」とか「アベの対応が遅い」と言っている奴等の目的は感染症を利用した政治宣伝であり、我々日本人の安全とは無関係】の実例である。
本当にダメだと思う。
上記の日テレニュースが流れた約25時間後の1月29日午前8時過ぎには、チャーター機が武漢から日本人を乗せて羽田に帰国した。(*3)
事実確認をしていない想像での感想のタレ流しが緊張時には大きなマイナスとなる事を踏まえ、ツイッター等のSNSで何かを発信する時は、もう少し慎重であるべきだと思う。
そして同時に、日本人がお嫌いな所謂「パヨク」連中は、「アベ下ろし」目的で、「アベが悪い」とか「アベの対応が遅い」とかを殊更に流布している事も確認できたと考えている。
日テレが5W1Hを素っ飛ばす低レベルのニュースを28日に流したのだが、同じ系列の読売は、チャーター機の出発が1日遅れた理由は「中国側の空港稼働問題」であったことを以下の様に翌29日に報道した。(*4)
↓
<読売記事から抜粋引用>
「退避作戦」で最も大きな壁となったのが、中国当局の対応だ。チャーター機の離着陸には、停止している管制システムや滑走路などの空港機能を再開してもらう必要がある。しかし、中国側は職員の確保が難しいことなどを挙げ、空港の使用許可を渋り続けた。(中略)
日本政府は当初、チャーター機2機を派遣する構えだったが、1機しか認められず、28日午前を目指していた出発時刻も夜にずれ込んだ。
<引用終わり>
要するに、「邦人帰国チャーター機キャンセル」とは、「28日午前の出発が遅れた」というものであり、「もう武漢には救出機が飛ばない」というものではないのである。
1日遅れたのであり「本日(28日)のフライトはキャンセル」というものだ。
また28日朝の日テレ追加記事にある「調整続く」とは、「中国側に受け入れ態勢の整備を要請している」という事だと分かる。
但し、ここで安心していてはいけない。反日偏向メディアや「パヨク」達は、ウソがばれても何も恥じ入れない。更なる扇動を仕掛けてくる。
現状で確認できている「更なる扇動」としては、時事通信の「チャーター機利用者に8万円請求 政府」との記事がある。(*5)
この記事へのSNSやネットでの反応には「なんで金を取るんじゃ」というものが少なくない。
そういう脊髄反射をしてしまう気持ちだけは分からなくもないが、今回のチャーター機派遣の位置付けや法的根拠や諸外国の事例を考えれば、当然の措置だと考える。
因みに、東京(羽田or成田)→武漢の全日空エコノミークラスのお値段は手元の一覧表では8万1千円~8万9千円程度なので、特別に高い訳でも安い訳でもない。
今回のチャーター機搭乗の対象者は「希望者全員」である。
新型コロナウイルスによる肺炎との感染症が蔓延している武漢から立ち去りたいと希望する日本人は全員がチャーター便に搭乗するとの建て付けだ。武漢にいる日本人各個人は、自分の都合に合わせて希望するか希望しないかを自己決定できるものである。
逆の表現を用いれば、我が国が国家として武漢滞在中の日本人に対して帰国命令を出しているものではない、という事だ。
今回のチャーター機は、帰国を希望している武漢の日本人がいるのに、現地の武漢では搭乗できる一般民間定期便がなく、帰るに帰れない状態となっている事から、政府が全日空機をチャーターし、希望者の帰国便としたものである。
在外邦人の安全確保策としては、現行法体系の中で精一杯の措置を実行したものだと思う。
「危険地帯からの自国民退避」の話としては、以前、朝鮮半島有事の際のケーススタディ論考として、アメリカのNEOを取り上げたことがある。(*6)
NEOとは「Non-combatant(非戦闘員)Evacuation(退避)Operation(作戦)」の略称である。安全に不安がある外国の地域から軍人ではないアメリカ国籍の国民を退避させる際のマニュアル・方針書がNEOである。
アメリカでは危険度の段階に応じて4段階の退避状況があり、その最初の段階が、自分自身の費用で出国する「自主的出国」であるとNEOでは定義されている。
今回の我が国の武漢からの退避でのチャーター機はこれに該当するものだ。
↓
<NEOの4段階の退避>
1.自主的出国・自分自身の費用で出国
2.公的出国(公的避難勧告)・アメリカ政府が認定した非戦闘員の政府費用での出国
3.出国命令・政府費用で出国
4.NEO発動・(1975年のSaigon陥落時を想起願いたい)
これだとちょっと分かり難いので意訳すると、概ね、次の様なことになる。
↓
1.危ないから帰った方が良いぞ。自主的出国・自分自身の費用で出国
2.危ないから帰りなさいよ。何?金がないから帰れないってか?大丈夫だタダでOK。
3.危ないから帰れ! これは命令だ。
4.それ!逃げろ。ヘリでも何でも用意したから、直ぐ逃げろ。
こんな感じである。危険度に応じた実務的な段階設定だと思う。
一方、我が国での「安全に不安がある外国の地域」の情報は外務省の「海外安全ホームページ」にあり、危険度に応じて以下の4段階があるのだが、アメリカのNEOとはまったく様相が異なる。
↓
<外務省・海外安全ホームページでの「棄権レベル」>
レベル1:十分注意してください。
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
何が違っているのかというと、「出国退避命令」がないのである。
あるのは「勧告」だけである。
今般の武漢の感染症問題に関して、外務省の同ページ(*7)を見ると、武漢がある湖北省に対しては「レベル3(渡航中止勧告)」としており、湖北省以外の中国に対しては「レベル1(充分注意してください)」となっている。
これを「浮世離れ」と称することは可能なのだが、現在の我が国の、どの法令で国家が国民に移動命令を発することが出来るのかを考えていただきたい。
そういう様々な事由を整合的に運用し、政府が日本人を武漢から救い出したのが、今回のチャーター機運航であるのだから、アメリカの事例での2段階目の「公的避難勧告」を出して、政府費用で武漢から出国させることはなかなかに難しいことが窺い知れるのである。
因みに、出国した人が企業社員及びその帯同家族である場合は、一般的に、その社員の所属会社は、会社経費として処理をするであろうから、個人の懐が痛むことはない。
現在の我が国は、最大限できて「レベル4の(退避勧告)」である。
この時に、アメリカの第2段階である「公的出国(公的避難勧告)」として、その費用を政府支出とする場合が考えられる。
この様な、今回のチャーター機派遣の位置付けや法的根拠や諸外国の事例等を踏まえて、時事通信の「チャーター機利用者に8万円請求 政府」との記事を読めば、それが「波紋を広げる為の石を池に投げ込む記事であることが推察できるであろう。
くれぐれも脊髄反射することがない様にお願いしたい。その様な反応は反日偏向メディアの「思う壺」なのである。
むしろ、今回の件は、安倍首相が以前から言っている「いかなる事態でも国民を守り抜く」(*8)との言葉通り、国民に軸足を置く政治を実行しているもので、1985年のテヘラン空港での悲劇(*9)を繰り返さないとする表れだ。
そういう安倍首相の動きを嫌うのが、反日勢力であることは言うまでもない。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):5W1H欠落の日テレニュース
○<最初のニュース>
日テレNEWS24 2020年1月28日 07:20
見出し:◆邦人帰国チャーター機キャンセル
http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/07585605.html
記事:○関係者によると、28日午前中に中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向けて全日空のチャーター機2基が運航される予定だったが、キャンセルされたことがわかった。
↓
○<14分後のニュース
日テレNEWS24 2020年1月28日 07:34
見出し:◆邦人帰国チャーター機キャンセル 調整続く
http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/04585612.html
記事○関係者によると、28日午前中に中国・武漢市に滞在している日本人の帰国に向けて全日空のチャーター機2基が運航される予定だったが、キャンセルされたことがわかった。
○日本政府として引き続き、速やかに出発できるよう、中国側と調整を続けている。
<引用終わり>
(*2):「調整続く」が追加された後の記事を引用しながら<「安倍首相がドヤ顔で「日本人で希望する人は全員帰国させる」と発表したのに。」>などとツイートしている事例もあった。
↓
○○ ○認証済みアカウント @*****_*******
邦人帰国チャーター機キャンセル 調整続く #日テレNEWS24 #日テレ #ntv http://www.news24.jp/articles/2020/01/28/04585612.html … 安倍首相がドヤ顔で「日本人で希望する人は全員帰国させる」と発表したのに。
15:10 - 2020年1月27日(米国西海岸時間と思われる)
(08:10 2020年1月28日(JST))
(*3):上記の日テレニュースが流れた約25時間後の1月29日午前8時過ぎには、チャーター機が武漢から日本人を乗せて羽田に帰国した。
NHK NEWS WEB 2020年1月29日 9時51分
見出し:◆武漢からチャーター機到着 帰国者に体調不良の人が数人 厚労省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200129/k10012263331000.html
記事:○新型のコロナウイルスの感染が拡大する中国・湖北省武漢から帰国を希望する日本人を乗せた最初のチャーター機が29日朝、羽田空港に到着しました。厚生労働省によりますと、帰国した人たちの中には体調不良を訴える人が数人いるということです。
○中国の湖北省武漢を中心に新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、武漢では空港が事実上、閉鎖されるなど公共交通機関がストップし、現地に滞在する日本人についても帰国が困難な状況となっています。
○外務省ではこれまでにおよそ650人が帰国を希望していることを確認していて、政府はチャーター機を手配して、希望者全員を順次、帰国させることにしています。
○その最初のチャーター機が28日夜、羽田空港を飛び立ち、29日の午前0時半ごろ、武漢に到着しました。そして、29日午前8時40分すぎに羽田空港に戻りました。
○この便には現地から206人が乗って帰国し、厚生労働省によりますと、数人が体調不良を訴えているということです。これらの人たちには機内でほかの人とは離れた座席に移ってもらっているということです。
○厚生労働省によりますと、チャーター機にはサーモグラフィーを持ち込んで医師や看護師も配置し、機内で帰国した人ひとりひとり、発熱やせきなどの症状がないかどうかなど、確認するとしています。
○そして、症状のあるなしに関わらず、帰国した人たち全員を手配したバスで医療機関に送り、ウイルス検査を受けてもらうということです。
小見出し:◆帰国した人 チャーター機から降り始る
○帰国した人たちはチャーター機から降り始め、羽田空港のターミナルビルとは別の場所にある「第2ターミナルサテライト」と呼ばれる場所で、入国手続きや手荷物の受け取りなどを行うことにしています。
<引用終わり>
※お気付きの方もいると思うが、いざチャーター機が到着すると、今度は帰国した邦人に「感染者がいるかも」と煽っている記事なのである。
(*4):日テレが5W1Hを素っ飛ばす低レベルのニュースを28日に流したのだが、同じ系列の読売は、チャーター機の出発が1日遅れた理由は「中国側の空港稼働問題」であったことを翌29日に報道した。
読売新聞 2020/01/29 08:48
見出し:◆【独自】武漢の日本人「退避作戦」…水面下の攻防難航、外相が直談判
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200129-OYT1T50076/
記事:○中国湖北省に在留する日本人の帰国に向け、日本政府は民間チャーター機の派遣に踏み切った。新型コロナウイルスによる肺炎で現地は事実上封鎖され、政府支援が不可欠と判断した。感染症による大規模な邦人の国外退避は初めてで、派遣に向けた調整は難航を余儀なくされた。
○「外出ができず、これ以上生活できない」
○外務省の聞き取りに対し、在留邦人の帰国希望は25日になって急増した。それまでは「まだ大丈夫」などと情勢を見守る声が多かったが、中国政府はこの日、春節休暇の開始を受け、海外への団体旅行を禁止することを表明。武漢市内も移動制限が強まり、緊張感が高まっていた。
○日本政府は万が一の場合に備え、24日から成田―武漢間で定期便を運航する全日空とチャーター機に関し、水面下で調整を始めていた。帰国希望の増加の報告を受け、安倍首相は25日夜、「早く対応してほしい」と指示。これを受け、茂木外相が26日に王毅ワンイー国務委員兼外相と電話会談を行い、チャーター機派遣への協力を直接求めた。中国の中央政府関係者との協議も本格化し、チャーター機の派遣計画が固まった。
○帰国者によって国内で感染が拡大する事態を避けるため、帰国者は日本到着後、羽田空港の一般利用客と隔離し、全員をバスで病院に移し、受診させる態勢も整えた。
○「退避作戦」で最も大きな壁となったのが、中国当局の対応だ。チャーター機の離着陸には、停止している管制システムや滑走路などの空港機能を再開してもらう必要がある。しかし、中国側は職員の確保が難しいことなどを挙げ、空港の使用許可を渋り続けた。
○米国やフランスなども自国民の出国のため、チャーター機の空港使用を求めており、各国で「発着枠争い」(外務省幹部)が起きたことも混乱に拍車をかけた。
○日本政府は当初、チャーター機2機を派遣する構えだったが、1機しか認められず、28日午前を目指していた出発時刻も夜にずれ込んだ。
<引用終わり>
(*5):「更なる扇動」時事通信記事
時事ドットコムニュース 2020年01月28日23時06分
見出し:◆チャーター機利用者に8万円請求 政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012801217&g=pol
記事:○政府は新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中国湖北省から、政府のチャーター機で帰国する在留邦人に対し、片道分の正規のエコノミー料金を請求する方針だ。外務省によると、1人当たりの負担は約8万円(税別)になる見通し。
<引用終わり>
(*6):「危険地帯からの自国民退避」の話としては、以前、朝鮮半島有事の際のケーススタディ論考として、アメリカのNEOを取り上げたことがある。
2017/04/25投稿:
NEO(非戦闘員退避作戦)1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-656.html
2017/04/26投稿:
NEO(非戦闘員退避作戦)2・1975/Saigon
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-657.html
(*7):武漢の感染症問題に関しての外務省の「海外安全ホームページ」
外務省HP 海外安全ホームページ 2020年01月27日
<注:「本情報は2020年01月29日(日本時間)現在有効です。 」との注釈がある>
表題:◆新型コロナウイルスに関する注意喚起(その3)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C019.html
○【ポイント】
●新型コロナウイルスの感染症例が複数の国・地域から報告されています。
●湖北省に対して感染症危険情報レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を,中国のその他の地域に対して感染症危険情報レベル1「十分注意してください」を発出しています。
<以下略>
(*8):むしろ、今回の件は、安倍首相が以前から言っている「いかなる事態でも国民を守り抜く」との言葉通り、国民に軸足を置く政治を実行しているもの。
2017/04/14投稿:
「いかなる事態でも国民を守り抜く」安倍首相
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-648.html
(*9):1985年のテヘラン空港での悲劇を繰り返さないとする表れだ。
2015/02/21投稿:
【コラム】在外邦人保護に反対してる人は鬼畜
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
2015/11/12投稿:
【コラム】在外国民の保護
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-261.html
2017/01/30投稿:
自民党改憲草案・第25条の3の紹介
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-593.html
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