改造内閣・改憲に関する記事への雑感
- 2019/09/18
- 22:00
改造内閣・改憲に関する記事への雑感

副題:改憲議論をしない事の愚行。今やほとんどの方が認知している。
知っての通り、安倍首相は「日本をトリモロス」との基本姿勢からは、我が国の自存自立を阻止する目的で出来上がった現行憲法を改正することは必須であり、改憲を目指している。
現行憲法は、戦後半年しか経っていない時点で敵将・マッカーサーが提示した3原則に基づき僅か1週間から10日程度のやっつけ仕事で作成されたGHQ草案がベースとなっており、、我が国の自存自立を阻止する事が目的になっていることは、第1級の一次資料に基づき論証済である。(*1)
安倍首相は、自民党内規の総裁任期満了を以て退く旨を発言しており、今回の改造内閣で改憲を実現化することになろうと、そのタイムスケジュールから予見されているのが現状である。
また、そういう状況下、日本人劣後を是とする「反日本人勢力」は、その為の利用価値が大きい現行憲法の残置を推し進めることになろうと予想されている。
この様な予想は、以前ならば、改憲が政府の方針として提示されると、反日本人勢力である特定野党や反日偏向メディアはこぞって改憲反対論を発信していた過去事例に基づいたものだ。
それら改憲反対論はだいたいが陳腐なもので論理的に破綻したものが多かったので「格好の題材」だったのだが、今回は、その様なアホ論調の「報道」が予想に反して少なかったと感じている。
参考の為に、反日本人勢力・反日偏向メディアを代表する朝日新聞(*2)と東京新聞(*3)の記事を文末脚注に引用しておく。
一方、「反日本不経済新聞」と揶揄される日経の記事(*4)は、以前の論調とは違い、衆参の憲法審査会での議論時間が極端に少ない旨を記事にしている。(無料部分だけだが)
日経記事の見出しは「◆[社説]国民にわかりやすい憲法論議を国会で」である。
国会で憲法議論をしないことは、代議制民主主義の基本を蔑ろにした国民不在の愚行である。その事は、以前の論考で幾度も指摘してきた(*5)ことであり、今や、多くの国民が認知しているものである。
立憲民主党などの特定野党は、「憲法議論をしない事での改憲阻止」との愚行を民主党・民進党時代からずっと続けている。(*6)
この「議論なんかするものか」との態度は異常であり、我々普通の日本人が持つ感覚とは違いものである。
我々普通の日本人が持つ感覚とは「話し合いでの解決」「話せば分かる」「ひろく会議を起こし万機公論に決すべし」「何事も和を以て話し合えば解決の道が開ける」というものだ。
最後の例示は知っての通り、聖徳太子の十七条の憲法の最初に出てくるものである。
我々日本人は1千数百年前から、そうやって生きてきたのであり、特定野党の「俺の考えに反する議論はしない」との態度は我が国文化とは大きく異なるものである。
改憲の是非は、国民1人々々が判断するものだ。
その判断は、国会での議論内容に基づき行われる。しかし、憲法の中身に対する議論がなされす、改憲是非の議論がなされないのならば、それは「国民への判断財力の提供」がなされていないのであり、議員の責務を果たしていないということだ。
「憲法議論をしない」とは「俺の考えに反する議論はしない」との態度であり、それは前述した様に代議制民主主義の基本を蔑ろにした国民不在の愚行である。
その様な指摘に対して、国民民主党の玉木は「やっぱマズイかも」と国会での憲法議論をする旨をネット番組で明言・表明したのだが、直ぐに前言を翻し、「憲法議論をしない事での改憲阻止」との愚行側に戻っていった。(*7)
更には、立憲民主党との統一会派結成に至った。
何の事はない、民主党・民進党への先祖返りである。
そして、国民民主党の政党支持率が下落したのである。
国民民主党の代表の玉木には国家観もなく、政党を率いる矜持もなく、憲政への理解も足りず国民不在を屁とも思っていない様である。
憲法議論から逃げ回る姿勢を、今後も続ける様ならば、その事を指摘し続けることになろう。今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):現行憲法は、戦後半年しか経っていない時点で敵将・マッカーサーが提示した3原則に基づき僅か1週間から10日程度のやっつけ仕事で作成されたGHQ草案がベースとなっており、、我が国の自存自立を阻止する事が目的になっていることは、第1級の一次資料に基づき論証済である。
<マッカーサー三原則>
2016/07/29投稿:
(資料編)マッカーサー3原則
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-467.html
↓
◆第1原則:天皇条項
2016/07/30投稿:
(解説編1)マッカーサー3原則
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-468.html
◆第2原則:非武装規定・前文+9条
2016/07/31投稿:
(解説編2)マッカーサー3原則
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-469.html
◆第3原則:マッカーサーの誤解・日本は中世封建社会?
2016/08/01投稿:
(解説編3)資料・マッカーサー3原則
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-470.html
<現行憲法に至る過程>
2017/05/20投稿:
(資料編)憲法前文の登場・9条の登場と変遷
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-674.html
【ご参考】
憲法議論1・前文の「平和主義」
<憲法議論をはじめよう2>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-673.html
(*2):朝日新聞記事
朝日新聞デジタル 2019年9月11日20時55分
見出し:◆首相、憲法改正「必ずや」 韓国への対応「変わらない」
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASM9C4SHWM9CUTFK014.html
無料部分記事:○安倍晋三首相は11日、第4次再改造内閣を発足させた。麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を留任させ、環境相に小泉進次郎衆院議員を起用した。記者会見では憲法改正について「自民党立党以来の悲願」とし、「必ずや成し遂げていく」と決意を語った。
○首相は記者会見で、7月の参院選で憲法の議論を進めるよう訴え、「国民の信を得ることができた」と説明。「議論は行うべきだというのは国民の声」とし、自民党として新しい体制で、憲法改正に向けた議論を進める考えを示した。その上で「憲法改正原案の策定に向かって、衆参両院の第1党である自民党は今後、(国会の)憲法審査会において、強いリーダーシップを発揮していくべきだろう」と述べた。
○記者会見では日韓関係も問われた。韓国の元徴用工訴訟を念頭に「韓国側から日韓請求権協定への一方的な違反行為など国家間の信頼を損なう行為が相次いでいる」と指摘。政府としては韓国側に国際法に基づいて適切な対応を求めているとし、「その方針は一貫したもので、新しい体制でも、みじんも変わるものではない」と強調した。
○社会保障改革では、「全世代型… 残り:367文字/全文:828文字
<無料部分引用終わり>
(*3):東京新聞記事
東京新聞 2019年9月13日 朝刊
見出し:◆憲法改正本部長に細田氏 自民、改憲シフト強化
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019091302000130.html
記事:○安倍晋三首相(自民党総裁)は十二日、党憲法改正推進本部長に、細田博之元幹事長を再起用する方針を固めた。複数の党関係者が認めた。細田氏は二〇一七年十一月から一八年十月まで同本部長を務め、首相が目指す憲法九条への自衛隊明記を含む党改憲案を取りまとめた。首相は出身派閥の細田派を率いる細田氏の起用により、今回の党人事の改憲シフトをさらに強めた。
○首相は同日、官邸で細田氏と会談し、本部長就任を打診したとみられる。
○細田氏は官房長官や幹事長、国対委員長などの要職を歴任。本部長を前回務めた一八年三月に、自衛隊の九条明記を含む四項目の党改憲案を取りまとめた際には、石破茂元幹事長ら党内の反対論を抑えた。
○党憲法改正推進本部は総裁の直属機関で、改憲案のとりまとめを行うほか、各議員の地元での改憲に関する活動も支える。
○今回の本部長人事では、同本部の事務局長を務めた岸田派の上川陽子元法相を起用する案もあったが、細田派内で「(リベラル色の強い)岸田派では改憲が進まない」との反対論が強かった。
○自民党は、衆院憲法審査会長には佐藤勉元国対委員長を充てる方向で調整している。同党は来月に召集される臨時国会で、改憲の是非を問うための国民投票法改正案の審議のほか、改憲論議の本格化を図る。 (大杉はるか)
<引用終わり>
(*4):日経新聞記事
日本経済新聞 電子版 2019/9/16 19:05
見出し:◆[社説]国民にわかりやすい憲法論議を国会で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49844420U9A910C1SHF000/
無料部分記事:○「新体制のもと、憲法改正に向けた議論を力強く推進する」。安倍晋三首相は内閣改造・自民党役員人事を踏まえ、こう強調した。10月に始まる臨時国会では、憲法改正が大きなテーマとなる。与野党は改憲か護憲かだけにとらわれず、これからの国のあり方を幅広く、有権者にわかりやすい形で論じてもらいたい。
○国会での憲法論議は近年、極めて低調だ。6月に閉幕した通常国会における憲法審査会の審議時間は衆院は2時間、参院は… [有料会員限定] この記事は会員限定です。
<無料部分引用終わり>
(*5):国会で憲法議論をしないことは、代議制民主主義の基本を蔑ろにした国民不在の愚行である。その事は、以前の論考で幾度も指摘してきた
2018/07/02投稿:
「憲法議論をしないことでの改憲阻止」との愚劣
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-969.html
2018/02/27投稿:
相変わらずの寝転がり戦法・野党5党
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-871.html
2018/08/06投稿:
2018年通常国会・憲法議論から逃げ回った立憲民主党他野党
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-993.html
2018/09/23投稿:
「国会で憲法議論などするものか」と相変わらずの野党
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1020.html
2019/04/24投稿:
憲法議論から逃げ回っての改憲阻止を正当化する人達
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1163.html
(*6):「憲法議論をしない事での改憲阻止」との愚行を民主党・民進党時代からずっと続けている。
2016/10/13投稿:
「議論する前に議題を取り上げろ」(民進党の憲法観3)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-519.html
【ご参考】
2017/07/27投稿:
改憲に関するニュース雑感・「自分たちはこう考えている」
<「対案を出せない」民進党と共産党>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-721.html
2017/06/02投稿:
民主主義の原則をネジ曲げているのはむしろ野党側
<「議論をするふり」で議会制民主主義を機能不全に落とし込む民進党・共産党>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-684.html
2016/10/09投稿:
憲法第97条(民進党の憲法観1)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-515.html
2016/10/12投稿:
定義ネジ曲げ「立憲主義」(民進党の憲法観2)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-518.html
(*7):国民民主党の玉木は「やっぱマズイかも」と国会での憲法議論をする旨をネット番組で明言・表明したのだが、直ぐに前言を翻し、「憲法議論をしない事での改憲阻止」との愚行側に戻っていった。
2019/07/29投稿:
国民民主党玉木の「憲法議論」に不信感
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1229.html
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副題:改憲議論をしない事の愚行。今やほとんどの方が認知している。
知っての通り、安倍首相は「日本をトリモロス」との基本姿勢からは、我が国の自存自立を阻止する目的で出来上がった現行憲法を改正することは必須であり、改憲を目指している。
現行憲法は、戦後半年しか経っていない時点で敵将・マッカーサーが提示した3原則に基づき僅か1週間から10日程度のやっつけ仕事で作成されたGHQ草案がベースとなっており、、我が国の自存自立を阻止する事が目的になっていることは、第1級の一次資料に基づき論証済である。(*1)
安倍首相は、自民党内規の総裁任期満了を以て退く旨を発言しており、今回の改造内閣で改憲を実現化することになろうと、そのタイムスケジュールから予見されているのが現状である。
また、そういう状況下、日本人劣後を是とする「反日本人勢力」は、その為の利用価値が大きい現行憲法の残置を推し進めることになろうと予想されている。
この様な予想は、以前ならば、改憲が政府の方針として提示されると、反日本人勢力である特定野党や反日偏向メディアはこぞって改憲反対論を発信していた過去事例に基づいたものだ。
それら改憲反対論はだいたいが陳腐なもので論理的に破綻したものが多かったので「格好の題材」だったのだが、今回は、その様なアホ論調の「報道」が予想に反して少なかったと感じている。
参考の為に、反日本人勢力・反日偏向メディアを代表する朝日新聞(*2)と東京新聞(*3)の記事を文末脚注に引用しておく。
一方、「反日本不経済新聞」と揶揄される日経の記事(*4)は、以前の論調とは違い、衆参の憲法審査会での議論時間が極端に少ない旨を記事にしている。(無料部分だけだが)
日経記事の見出しは「◆[社説]国民にわかりやすい憲法論議を国会で」である。
国会で憲法議論をしないことは、代議制民主主義の基本を蔑ろにした国民不在の愚行である。その事は、以前の論考で幾度も指摘してきた(*5)ことであり、今や、多くの国民が認知しているものである。
立憲民主党などの特定野党は、「憲法議論をしない事での改憲阻止」との愚行を民主党・民進党時代からずっと続けている。(*6)
この「議論なんかするものか」との態度は異常であり、我々普通の日本人が持つ感覚とは違いものである。
我々普通の日本人が持つ感覚とは「話し合いでの解決」「話せば分かる」「ひろく会議を起こし万機公論に決すべし」「何事も和を以て話し合えば解決の道が開ける」というものだ。
最後の例示は知っての通り、聖徳太子の十七条の憲法の最初に出てくるものである。
我々日本人は1千数百年前から、そうやって生きてきたのであり、特定野党の「俺の考えに反する議論はしない」との態度は我が国文化とは大きく異なるものである。
改憲の是非は、国民1人々々が判断するものだ。
その判断は、国会での議論内容に基づき行われる。しかし、憲法の中身に対する議論がなされす、改憲是非の議論がなされないのならば、それは「国民への判断財力の提供」がなされていないのであり、議員の責務を果たしていないということだ。
「憲法議論をしない」とは「俺の考えに反する議論はしない」との態度であり、それは前述した様に代議制民主主義の基本を蔑ろにした国民不在の愚行である。
その様な指摘に対して、国民民主党の玉木は「やっぱマズイかも」と国会での憲法議論をする旨をネット番組で明言・表明したのだが、直ぐに前言を翻し、「憲法議論をしない事での改憲阻止」との愚行側に戻っていった。(*7)
更には、立憲民主党との統一会派結成に至った。
何の事はない、民主党・民進党への先祖返りである。
そして、国民民主党の政党支持率が下落したのである。
国民民主党の代表の玉木には国家観もなく、政党を率いる矜持もなく、憲政への理解も足りず国民不在を屁とも思っていない様である。
憲法議論から逃げ回る姿勢を、今後も続ける様ならば、その事を指摘し続けることになろう。今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):現行憲法は、戦後半年しか経っていない時点で敵将・マッカーサーが提示した3原則に基づき僅か1週間から10日程度のやっつけ仕事で作成されたGHQ草案がベースとなっており、、我が国の自存自立を阻止する事が目的になっていることは、第1級の一次資料に基づき論証済である。
<マッカーサー三原則>
2016/07/29投稿:
(資料編)マッカーサー3原則
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-467.html
↓
◆第1原則:天皇条項
2016/07/30投稿:
(解説編1)マッカーサー3原則
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◆第2原則:非武装規定・前文+9条
2016/07/31投稿:
(解説編2)マッカーサー3原則
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-469.html
◆第3原則:マッカーサーの誤解・日本は中世封建社会?
2016/08/01投稿:
(解説編3)資料・マッカーサー3原則
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-470.html
<現行憲法に至る過程>
2017/05/20投稿:
(資料編)憲法前文の登場・9条の登場と変遷
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-674.html
【ご参考】
憲法議論1・前文の「平和主義」
<憲法議論をはじめよう2>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-673.html
(*2):朝日新聞記事
朝日新聞デジタル 2019年9月11日20時55分
見出し:◆首相、憲法改正「必ずや」 韓国への対応「変わらない」
有料記事
https://www.asahi.com/articles/ASM9C4SHWM9CUTFK014.html
無料部分記事:○安倍晋三首相は11日、第4次再改造内閣を発足させた。麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官を留任させ、環境相に小泉進次郎衆院議員を起用した。記者会見では憲法改正について「自民党立党以来の悲願」とし、「必ずや成し遂げていく」と決意を語った。
○首相は記者会見で、7月の参院選で憲法の議論を進めるよう訴え、「国民の信を得ることができた」と説明。「議論は行うべきだというのは国民の声」とし、自民党として新しい体制で、憲法改正に向けた議論を進める考えを示した。その上で「憲法改正原案の策定に向かって、衆参両院の第1党である自民党は今後、(国会の)憲法審査会において、強いリーダーシップを発揮していくべきだろう」と述べた。
○記者会見では日韓関係も問われた。韓国の元徴用工訴訟を念頭に「韓国側から日韓請求権協定への一方的な違反行為など国家間の信頼を損なう行為が相次いでいる」と指摘。政府としては韓国側に国際法に基づいて適切な対応を求めているとし、「その方針は一貫したもので、新しい体制でも、みじんも変わるものではない」と強調した。
○社会保障改革では、「全世代型… 残り:367文字/全文:828文字
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(*3):東京新聞記事
東京新聞 2019年9月13日 朝刊
見出し:◆憲法改正本部長に細田氏 自民、改憲シフト強化
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019091302000130.html
記事:○安倍晋三首相(自民党総裁)は十二日、党憲法改正推進本部長に、細田博之元幹事長を再起用する方針を固めた。複数の党関係者が認めた。細田氏は二〇一七年十一月から一八年十月まで同本部長を務め、首相が目指す憲法九条への自衛隊明記を含む党改憲案を取りまとめた。首相は出身派閥の細田派を率いる細田氏の起用により、今回の党人事の改憲シフトをさらに強めた。
○首相は同日、官邸で細田氏と会談し、本部長就任を打診したとみられる。
○細田氏は官房長官や幹事長、国対委員長などの要職を歴任。本部長を前回務めた一八年三月に、自衛隊の九条明記を含む四項目の党改憲案を取りまとめた際には、石破茂元幹事長ら党内の反対論を抑えた。
○党憲法改正推進本部は総裁の直属機関で、改憲案のとりまとめを行うほか、各議員の地元での改憲に関する活動も支える。
○今回の本部長人事では、同本部の事務局長を務めた岸田派の上川陽子元法相を起用する案もあったが、細田派内で「(リベラル色の強い)岸田派では改憲が進まない」との反対論が強かった。
○自民党は、衆院憲法審査会長には佐藤勉元国対委員長を充てる方向で調整している。同党は来月に召集される臨時国会で、改憲の是非を問うための国民投票法改正案の審議のほか、改憲論議の本格化を図る。 (大杉はるか)
<引用終わり>
(*4):日経新聞記事
日本経済新聞 電子版 2019/9/16 19:05
見出し:◆[社説]国民にわかりやすい憲法論議を国会で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49844420U9A910C1SHF000/
無料部分記事:○「新体制のもと、憲法改正に向けた議論を力強く推進する」。安倍晋三首相は内閣改造・自民党役員人事を踏まえ、こう強調した。10月に始まる臨時国会では、憲法改正が大きなテーマとなる。与野党は改憲か護憲かだけにとらわれず、これからの国のあり方を幅広く、有権者にわかりやすい形で論じてもらいたい。
○国会での憲法論議は近年、極めて低調だ。6月に閉幕した通常国会における憲法審査会の審議時間は衆院は2時間、参院は… [有料会員限定] この記事は会員限定です。
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(*5):国会で憲法議論をしないことは、代議制民主主義の基本を蔑ろにした国民不在の愚行である。その事は、以前の論考で幾度も指摘してきた
2018/07/02投稿:
「憲法議論をしないことでの改憲阻止」との愚劣
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「議論する前に議題を取り上げろ」(民進党の憲法観3)
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2017/07/27投稿:
改憲に関するニュース雑感・「自分たちはこう考えている」
<「対案を出せない」民進党と共産党>
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民主主義の原則をネジ曲げているのはむしろ野党側
<「議論をするふり」で議会制民主主義を機能不全に落とし込む民進党・共産党>
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2016/10/09投稿:
憲法第97条(民進党の憲法観1)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-515.html
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定義ネジ曲げ「立憲主義」(民進党の憲法観2)
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(*7):国民民主党の玉木は「やっぱマズイかも」と国会での憲法議論をする旨をネット番組で明言・表明したのだが、直ぐに前言を翻し、「憲法議論をしない事での改憲阻止」との愚行側に戻っていった。
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国民民主党玉木の「憲法議論」に不信感
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