韓国メディアの相変わらずの記事・誤認だらけの靖国参拝
- 2019/09/17
- 20:48
韓国メディアの相変わらずの記事・誤認だらけの靖国参拝

副題:イギリス軍のラグビーチームの靖国参拝。事実関係の確認もせずに脳内妄想を記事にしてしまう韓国人記者。そういういい加減な言説が韓国メディアではしばしば登場する。
「ラグビーW杯参加のイングランド チーム、靖国訪問で物議」なる表題の韓国ネット記事の和訳記事を読んだ。(*1)
韓国のネット記事は、同国メディア記事にしばしばみられる誤認だらけの記事である。
韓国人の特徴なのか、表に出る前の事実確認や校閲をしていないと思われる杜撰な誤認である。
何が誤認かと言うと、先ずは表題にある「ラグビーW杯参加」である。
韓国メディア記事の主旨は「靖国参拝けしからん」という例のパターンであるが、その記事の事実関係が間違っているのである。
靖国神社を参拝した「イングランドチーム」とは「国際防衛ラグビー競技会」に参加する為に来日している「イギリス軍ラグビーチーム(The United Kingdom Armed Forces Rugby Team)」である。
「ラグビーW杯参加」との表題だけではなく、韓国・国民日報のキム・サンギ記者の記事には以下の様な記載があり、完全に「国際防衛ラグビー競技会」を「ラグビーW杯=ラグビーワールドカップ」と誤認していることが分かる。
↓
<抜粋引用開始>
○4年に一度開かれるラグビーワールドカップがアジアで開催されるのは初めてだ。今回の大会は11月2日まで日本のあちこちで開かれる。日本は東京オリンピックのようにラグビーワールドカップを通じて放射能災難の克服を知らせるために全力を尽くしている。アルゼンチンチームは原子力発電所事故地点からわずか20キロ離れた福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」で訓練キャンプを行う。
<引用終わり>
↓
事実確認をせずに、記事を書いてしまっていることが分かるであろう。
又、この部分には韓国が仕掛けている「放射能」との嫌がらせ(*2)が書かれている様に、この記事を書いた記者は「事実よりも自分の願望を優先」しており、記者失格である。
正解である「国際防衛ラグビー競技会」とは何かと言うと、防衛省のHPにその紹介がある。(*3)
我が国自衛隊を含め10ヶ国の各国軍ラグビーチームが参加する大会である。
10ヶ国の各軍の名称は以下の通りである。
↓
1:オーストラリア国防軍ラグビーチーム
(Australian Defence Force Rugby Union)
2:フィジー共和国軍ラグビーチーム
(Republic of Fiji Military Forces Rugby Team)
3:フフラン国防軍ラグビーチーム
(French National Military Rugby Team)
4:ジョージア軍ラグビーチーム
(Georgian Defence Forces Rugby Team)
5:ニュージーランド国防軍「ディフェンスブラックス」
(New Zealand Defence Force “DEFENCE BLACKS”)
6:パプアニューギニア国防軍ラグビーチーム
(Papua New Guinea Defence Force Rugby Team)
7:韓国軍体育部隊「サンムフェニックス」
(Korea Armed Forces Athletic Corps “SANGMU PHOENIX”)
8:トンガ王国軍ラグビーチーム「NGAHAU KOULA」
(His Majesty's Armed Forces Rugby Team "NGAHAU KOULA")
9:イギリス軍ラグビーチーム
(The United Kingdom Armed Forces Rugby Team)
10:自衛隊 「ディフェンスブロッサムズ」
(Japan Self-Defense Forces “DEFENSE BLOSSOMS”)
↓
韓国軍も参加しているのだが、韓国・国民日報のキム・サンギ記者はご存じない様である。同様、デスク、校閲者も御存じなく、誤認記事が、そのまま公に発信されてしまっているのである。なんと杜撰なことであろうか。
事実確認をしない、自分の書いた記事の検証もしないという杜撰な姿勢は記事に中にもある。お得意の「靖国神社の「位牌」」である。
その部分を以下に抜粋して紹介する。
↓
<抜粋引用開始>
○イングランド ラグビーチームがどの様な経緯で靖国神社を団体訪問したのかはまだ確認されていない。戦犯の位牌が保管されている事実を知らないまま有名観光地と誤解した可能性がある。
<引用終わり>
↓
実に面白い記述である。
「戦犯の位牌が保管されている事実を知らないまま・・誤解した」と書いているのである。
この記者こそ事実を知らず「戦犯」「位牌」と書いているのである。
実に恥ずかしい記載なのだが、この様な記事を書いても省みることがないのが韓国メディアである。
個々の事実誤認として特徴的な2点を紹介したが、本質的誤認は「靖国参拝けしからん」という韓国の「設定」という誤認である。
ご存じの通り、「靖国神社への参拝」を問題化させたのは「中曽根の軽率」である。(*4)
中曽根の軽率な言動を題材にして、朝日の反日記者が中国共産党に御注進して、中共が「外交カード化」したのが発端だ。
中曽根がダメなのは、軽率な言動をした翌年から参拝をしなくなり、中共の難癖外交カードに対して自身で「裏書」をしてしまうとの愚行を重ねたところにある。
靖国神社参拝への泥塗りは、中共が外交カード化する以前から、我が国に巣食う反日パヨクの政治運動の材料とされてきた経緯があるが国際問題化の切っ掛けとなったのは中曽根である。
この様に、最初は中国が相手の問題だったが、「反日が出来れば何でもOK」の韓国が、これに乗ってきたのである。そして、今や、総理・閣僚のみならず、靖国神社自体がダメ、靖国参拝すること自体がダメだと斜め上に話が膨張しているのである。
今回、靖国神社をチーム総出で参拝したイングランドチームは「イギリス軍ラグビーチーム」である。イギリスの陸海空軍の軍人さん達である。
現在、我が国とイギリスは戦略的パートナーシップを結ぶ準同盟関係関係にある(*5)のだが、韓国人達が「問題」だとしている70数年前は、太平洋地域の広大な植民地を持つイギリスに対して我が国は戦争をしていた間柄である。
戦艦ウリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスを沈没させ、イギリスの拠点であるシンガポールを陥落させ、マレーシア、ビルマ(現ミャンマー)を解放し、インド解放の為のインパール作戦で戦った相手がイギリスである。
要するに、イギリスは70数年前に我が国と死闘をしていたのだが、それは70数年も昔のことであり、既にケジメをつけ、今は準同盟国の関係にあるということだ。
イギリスの軍人さん達は、訪問国に於いて「祖国の為に闘い散華した将兵を顕彰・慰霊・追悼する」との国際慣例に則り参拝するとの当たり前の行為をしているだけだ。
一方、戦後に建国された韓国は、先の大戦当時は、我が国の一部として英米と闘った側である。欧州で言えばドイツに対するオーストリアと同じ立場にある。
先の大戦では、朝鮮半島出身の将兵も「靖国で会おう」と言っていたのである。
ところが、我が国が敗戦すると手の平を返して「戦勝国」を自称するなど、まったくに人としての矜持がない言動をしたのである。
そんな韓国人が、イギリスの軍人チームが靖国神社を参拝してことを「ちゃんと国際慣例を守っている」と日本人が評した事に文句を言っているのである。
捻じ曲がり過ぎである。
この様な捻じ曲がった反応をするのは、韓国で流通している戦後に創作された捏造歴史・ウリナラファンタジーが原因である。
「独立運動があった」(*6)、「上海臨時政府・光復軍」(*7)などの御伽噺である。
この様な虚偽・捏造歴史に対して「アホかいな」と静観していればよかった時代は終わった。今や韓国は、虚偽・捏造歴史に基づいたアクションを現実世界で日本に対して適用し、実害が発生している。
自称「徴用工」裁判の判決文は、虚偽・捏造歴史をベースに、日本企業に対して「慰藉料」を請求する建て付けになっているのである。(*8)
史実の事実確認も、史実に照らした検証もせずに自分達に都合が良い話を「歴史」だとしてしまう韓国。そういう事が如実に表れているのが、今回の記事であると考える。
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【文末脚注】
(*1):韓国メディアの和訳記事
まとめブログ「東アジアニュースhatenanioのblog」2019年09月17日
表題:◆【靖国神社】 参拝?観光?~ラグビーW杯参加のイングランド チーム、靖国訪問で物議[09/16]
http://blog.livedoor.jp/hatenanio/archives/30316292.html
記事:○20日から日本で開かれるラグビーワールドカップに参加するイングランド チームが団体で靖国神社を参拝したという文がアップされて議論がおきている。
○ネトウヨは「やはり紳士の国、辛い過去を払い除けて尊敬心を見せた」と歓迎しているが、進歩ネチズンは「何も知らずに行ったはず。それなのに喜ぶネトウヨ見ると胸が痛い」と舌打ちしている。
○日本ネチズンareiraiseは13日、「今日、英国から来られたという(イングランド)ラグビーチームの皆さんが(靖国神社を)参拝しにきた。参拝ありがとうございます。まさに紳士の国!」という文と共に30人余りのがっしりしたラグビー選手たちが団体でポーズを取っている写真をツイッターに上げた。
○ツイートは三日で7000回以上リツイートされ、1万8000件以上のいいねを得るなど大きな関心を集めた。ネトウヨらは興奮を隠せなかった。第二次世界大戦で最も大きな被害を受けた連合国の一つである英国の国家代表選手たちがA級戦犯の位牌が保管された靖国神社を参拝する歴史的意味は格別だ、という解釈が続いた。
○「とても胸が熱くなった。ありがとうございます。」「英国の騎士道と日本の武士道が通じましたね。どこか(韓国と中国を示すように)の様に千年の恨みをばらまく、いやしい群れとは大違いです。」「やはり紳士の国は違いますね。左翼も彼らの精神を見習って欲しいです。」「まさに大英帝国の正しい軍人たちですね。国家に命を捧げた英霊を敬うのは世界共通の常識でしょう。ラグビーチームの健闘を祈ります。」
○「ラグビーワールドカップでイングランドを応援しますよ。」「イングランドの全勝の始まり。」「軍人だから敵と味方を区別せず護国英霊を参拝した形ですね。」「イングランドも参拝するのにアベはなぜ参拝しないのか」
○ 一方、進歩指向のネチズンらは喜ぶネトウヨが情けないという反応だ。「ネトウヨこそ日本の恥だ。日本人、日本人、日本人、日本人ばかり叫ぶ。戦争責任も負わないのに!」「日本がだまして参拝させたんだろう。ここで祈れば試合に勝てるとだましたのではないか?」「ドイツ ヒットラーの墓を考えればぞっとしただろう。」
○イングランド ラグビーチームがどの様な経緯で靖国神社を団体訪問したのかはまだ確認されていない。戦犯の位牌が保管されている事実を知らないまま有名観光地と誤解した可能性がある。
○4年に一度開かれるラグビーワールドカップがアジアで開催されるのは初めてだ。今回の大会は11月2日まで日本のあちこちで開かれる。日本は東京オリンピックのようにラグビーワールドカップを通じて放射能災難の克服を知らせるために全力を尽くしている。アルゼンチンチームは原子力発電所事故地点からわずか20キロ離れた福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」で訓練キャンプを行う。
○キム・サンギ記者
ソース:国民日報(韓国語)参拝?観光?ヤスクニ間イングランド ラグビーチーム ゴタゴタ
http://news.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0013716888 (諺文の為、リンク貼り省略)
<引用>
(*2):は韓国が仕掛けている「放射能」との嫌がらせ
2019/09/14投稿:
韓国の嫌がらせ・ケチ付けのもう1つ「放射能」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1254.html
(*3):防衛省HP 3
IDRC(国際防衛ラグビー競技会)
https://www.mod.go.jp/j/publication/olympic/idrc/index.html
<解説の抜粋引用>
国際防衛ラグビー競技会(IDRC)を開催し、ラグビー競技を通じた交流により、各国軍との相互理解を深め、信頼関係を強化し、もって我が国と諸外国との防衛協力・交流を推進するとともに、政府一体となって取り組んでいるラグビーワールドカップ2019日本大会への機運醸成の一助とする。
※ IDRC:International Defence Rugby Competition
↓
参加国は10ヶ国<ABC順+開催国が最後>(大きなpdfファイル・スマホ注意)
https://www.mod.go.jp/j/publication/olympic/idrc/panhu/PDF/all.pdf
1:オーストラリア国防軍ラグビーチーム
(Australian Defence Force Rugby Union)
2:フィジー共和国軍ラグビーチーム
(Republic of Fiji Military Forces Rugby Team)
3:フフラン国防軍ラグビーチーム
(French National Military Rugby Team)
4:ジョージア軍ラグビーチーム
(Georgian Defence Forces Rugby Team)
5:ニュージーランド国防軍「ディフェンスブラックス」
(New Zealand Defence Force “DEFENCE BLACKS”)
6:パプアニューギニア国防軍ラグビーチーム
(Papua New Guinea Defence Force Rugby Team)
7:韓国軍体育部隊「サンムフェニックス」
(Korea Armed Forces Athletic Corps “SANGMU PHOENIX”)
8:トンガ王国軍ラグビーチーム「NGAHAU KOULA」
(His Majesty's Armed Forces Rugby Team "NGAHAU KOULA")
9:イギリス軍ラグビーチーム
(The United Kingdom Armed Forces Rugby Team)
10:自衛隊 「ディフェンスブロッサムズ」
(Japan Self-Defense Forces “DEFENSE BLOSSOMS”)
↓
<イギリス軍ラグビーチームの紹介部分を抜粋引用>
○イギリス軍ラグビーチームは、三軍種(陸軍、海軍、空軍)の最も優れたプレーヤーで構成されています。元々統合軍と呼ばれていたイギリス軍ラグビーチームは、1908年に陸軍と海軍の統合チームがポーツマスでオーストラリア軍と対戦したのが始まりです。その後、統合軍ラグビーチームは、ニュージーランド代表とも7回対戦しましたが、勝利には結び付きませんでした。1960年から始まったフランス国軍との対戦では、二国間の長年に渡る複雑な関係を表すかのような激しい試合が繰り広げられ、大きな話題になりました。15回の対戦のうち、統合軍ラグビーチームが勝利を手にしたのは1966年と1974年の二度だけでした。 1997年以降、イギリス軍チームは世界で最も有名なクラブチームであるバーバリアンズと定期的に対戦しており、対戦5度目にして初めて勝利を収めています。
<引用終わり>
(*4):「靖国神社への参拝」を国際的な問題にさせたのは「中曽根の軽率」である。
中曽根がダメなのは、軽率な言動をした翌年から参拝をしなくなり、中共の難癖外交カードに対して自身で「裏書」をしてしまうとの愚行を重ねたところにある。
2016/08/16投稿:
靖国参拝しても中国が騒がない状況をつくる
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-484.html
2016/08/23投稿:
靖国神社参拝に関するドーナッツ議論
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-489.html
(*5):現在、我が国とイギリスは戦略的パートナーシップを結ぶ準同盟関係関係にある。
2018/10/06投稿:
イギリス陸軍との共同訓練・富士演習場
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1029.html
(*6):「独立運動があった」との設定
2019/02/28投稿:
「3.1運動100周年」考
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1122.html
2019/02/28投稿:
(資料編)「3.1運動100周年」考に関する歴史年表
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1123.html
【ご参考】
2019/03/04投稿:
「すり寄り」との設定に踊る人達・「3.1運動100周年」演説
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1125.html
2019/03/05投稿:
(資料編)文在寅3.1演説・日本は「慰安婦」「徴用工」の問題を解決せよ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1126.html
(*7)、「上海臨時政府・光復軍」との設定
2019/04/16投稿:
「上海臨時政府」樹立100周年考(前編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1156.html
2019/04/17投稿:
「上海臨時政府」樹立100周年考(後編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1157.html
【ご参考】
2019/04/21投稿:
根拠は何処に?朝鮮半島分断の責任
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1160.html
(*8):自称「徴用工」裁判の判決文は、虚偽・捏造歴史をベースに、日本企業に対して「慰藉料」を請求する建て付けになっているのである。
2018/11/13投稿:
わざわざ新日鉄住金本社に押し掛ける韓国側原告
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1052.html
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副題:イギリス軍のラグビーチームの靖国参拝。事実関係の確認もせずに脳内妄想を記事にしてしまう韓国人記者。そういういい加減な言説が韓国メディアではしばしば登場する。
「ラグビーW杯参加のイングランド チーム、靖国訪問で物議」なる表題の韓国ネット記事の和訳記事を読んだ。(*1)
韓国のネット記事は、同国メディア記事にしばしばみられる誤認だらけの記事である。
韓国人の特徴なのか、表に出る前の事実確認や校閲をしていないと思われる杜撰な誤認である。
何が誤認かと言うと、先ずは表題にある「ラグビーW杯参加」である。
韓国メディア記事の主旨は「靖国参拝けしからん」という例のパターンであるが、その記事の事実関係が間違っているのである。
靖国神社を参拝した「イングランドチーム」とは「国際防衛ラグビー競技会」に参加する為に来日している「イギリス軍ラグビーチーム(The United Kingdom Armed Forces Rugby Team)」である。
「ラグビーW杯参加」との表題だけではなく、韓国・国民日報のキム・サンギ記者の記事には以下の様な記載があり、完全に「国際防衛ラグビー競技会」を「ラグビーW杯=ラグビーワールドカップ」と誤認していることが分かる。
↓
<抜粋引用開始>
○4年に一度開かれるラグビーワールドカップがアジアで開催されるのは初めてだ。今回の大会は11月2日まで日本のあちこちで開かれる。日本は東京オリンピックのようにラグビーワールドカップを通じて放射能災難の克服を知らせるために全力を尽くしている。アルゼンチンチームは原子力発電所事故地点からわずか20キロ離れた福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」で訓練キャンプを行う。
<引用終わり>
↓
事実確認をせずに、記事を書いてしまっていることが分かるであろう。
又、この部分には韓国が仕掛けている「放射能」との嫌がらせ(*2)が書かれている様に、この記事を書いた記者は「事実よりも自分の願望を優先」しており、記者失格である。
正解である「国際防衛ラグビー競技会」とは何かと言うと、防衛省のHPにその紹介がある。(*3)
我が国自衛隊を含め10ヶ国の各国軍ラグビーチームが参加する大会である。
10ヶ国の各軍の名称は以下の通りである。
↓
1:オーストラリア国防軍ラグビーチーム
(Australian Defence Force Rugby Union)
2:フィジー共和国軍ラグビーチーム
(Republic of Fiji Military Forces Rugby Team)
3:フフラン国防軍ラグビーチーム
(French National Military Rugby Team)
4:ジョージア軍ラグビーチーム
(Georgian Defence Forces Rugby Team)
5:ニュージーランド国防軍「ディフェンスブラックス」
(New Zealand Defence Force “DEFENCE BLACKS”)
6:パプアニューギニア国防軍ラグビーチーム
(Papua New Guinea Defence Force Rugby Team)
7:韓国軍体育部隊「サンムフェニックス」
(Korea Armed Forces Athletic Corps “SANGMU PHOENIX”)
8:トンガ王国軍ラグビーチーム「NGAHAU KOULA」
(His Majesty's Armed Forces Rugby Team "NGAHAU KOULA")
9:イギリス軍ラグビーチーム
(The United Kingdom Armed Forces Rugby Team)
10:自衛隊 「ディフェンスブロッサムズ」
(Japan Self-Defense Forces “DEFENSE BLOSSOMS”)
↓
韓国軍も参加しているのだが、韓国・国民日報のキム・サンギ記者はご存じない様である。同様、デスク、校閲者も御存じなく、誤認記事が、そのまま公に発信されてしまっているのである。なんと杜撰なことであろうか。
事実確認をしない、自分の書いた記事の検証もしないという杜撰な姿勢は記事に中にもある。お得意の「靖国神社の「位牌」」である。
その部分を以下に抜粋して紹介する。
↓
<抜粋引用開始>
○イングランド ラグビーチームがどの様な経緯で靖国神社を団体訪問したのかはまだ確認されていない。戦犯の位牌が保管されている事実を知らないまま有名観光地と誤解した可能性がある。
<引用終わり>
↓
実に面白い記述である。
「戦犯の位牌が保管されている事実を知らないまま・・誤解した」と書いているのである。
この記者こそ事実を知らず「戦犯」「位牌」と書いているのである。
実に恥ずかしい記載なのだが、この様な記事を書いても省みることがないのが韓国メディアである。
個々の事実誤認として特徴的な2点を紹介したが、本質的誤認は「靖国参拝けしからん」という韓国の「設定」という誤認である。
ご存じの通り、「靖国神社への参拝」を問題化させたのは「中曽根の軽率」である。(*4)
中曽根の軽率な言動を題材にして、朝日の反日記者が中国共産党に御注進して、中共が「外交カード化」したのが発端だ。
中曽根がダメなのは、軽率な言動をした翌年から参拝をしなくなり、中共の難癖外交カードに対して自身で「裏書」をしてしまうとの愚行を重ねたところにある。
靖国神社参拝への泥塗りは、中共が外交カード化する以前から、我が国に巣食う反日パヨクの政治運動の材料とされてきた経緯があるが国際問題化の切っ掛けとなったのは中曽根である。
この様に、最初は中国が相手の問題だったが、「反日が出来れば何でもOK」の韓国が、これに乗ってきたのである。そして、今や、総理・閣僚のみならず、靖国神社自体がダメ、靖国参拝すること自体がダメだと斜め上に話が膨張しているのである。
今回、靖国神社をチーム総出で参拝したイングランドチームは「イギリス軍ラグビーチーム」である。イギリスの陸海空軍の軍人さん達である。
現在、我が国とイギリスは戦略的パートナーシップを結ぶ準同盟関係関係にある(*5)のだが、韓国人達が「問題」だとしている70数年前は、太平洋地域の広大な植民地を持つイギリスに対して我が国は戦争をしていた間柄である。
戦艦ウリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスを沈没させ、イギリスの拠点であるシンガポールを陥落させ、マレーシア、ビルマ(現ミャンマー)を解放し、インド解放の為のインパール作戦で戦った相手がイギリスである。
要するに、イギリスは70数年前に我が国と死闘をしていたのだが、それは70数年も昔のことであり、既にケジメをつけ、今は準同盟国の関係にあるということだ。
イギリスの軍人さん達は、訪問国に於いて「祖国の為に闘い散華した将兵を顕彰・慰霊・追悼する」との国際慣例に則り参拝するとの当たり前の行為をしているだけだ。
一方、戦後に建国された韓国は、先の大戦当時は、我が国の一部として英米と闘った側である。欧州で言えばドイツに対するオーストリアと同じ立場にある。
先の大戦では、朝鮮半島出身の将兵も「靖国で会おう」と言っていたのである。
ところが、我が国が敗戦すると手の平を返して「戦勝国」を自称するなど、まったくに人としての矜持がない言動をしたのである。
そんな韓国人が、イギリスの軍人チームが靖国神社を参拝してことを「ちゃんと国際慣例を守っている」と日本人が評した事に文句を言っているのである。
捻じ曲がり過ぎである。
この様な捻じ曲がった反応をするのは、韓国で流通している戦後に創作された捏造歴史・ウリナラファンタジーが原因である。
「独立運動があった」(*6)、「上海臨時政府・光復軍」(*7)などの御伽噺である。
この様な虚偽・捏造歴史に対して「アホかいな」と静観していればよかった時代は終わった。今や韓国は、虚偽・捏造歴史に基づいたアクションを現実世界で日本に対して適用し、実害が発生している。
自称「徴用工」裁判の判決文は、虚偽・捏造歴史をベースに、日本企業に対して「慰藉料」を請求する建て付けになっているのである。(*8)
史実の事実確認も、史実に照らした検証もせずに自分達に都合が良い話を「歴史」だとしてしまう韓国。そういう事が如実に表れているのが、今回の記事であると考える。
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【文末脚注】
(*1):韓国メディアの和訳記事
まとめブログ「東アジアニュースhatenanioのblog」2019年09月17日
表題:◆【靖国神社】 参拝?観光?~ラグビーW杯参加のイングランド チーム、靖国訪問で物議[09/16]
http://blog.livedoor.jp/hatenanio/archives/30316292.html
記事:○20日から日本で開かれるラグビーワールドカップに参加するイングランド チームが団体で靖国神社を参拝したという文がアップされて議論がおきている。
○ネトウヨは「やはり紳士の国、辛い過去を払い除けて尊敬心を見せた」と歓迎しているが、進歩ネチズンは「何も知らずに行ったはず。それなのに喜ぶネトウヨ見ると胸が痛い」と舌打ちしている。
○日本ネチズンareiraiseは13日、「今日、英国から来られたという(イングランド)ラグビーチームの皆さんが(靖国神社を)参拝しにきた。参拝ありがとうございます。まさに紳士の国!」という文と共に30人余りのがっしりしたラグビー選手たちが団体でポーズを取っている写真をツイッターに上げた。
○ツイートは三日で7000回以上リツイートされ、1万8000件以上のいいねを得るなど大きな関心を集めた。ネトウヨらは興奮を隠せなかった。第二次世界大戦で最も大きな被害を受けた連合国の一つである英国の国家代表選手たちがA級戦犯の位牌が保管された靖国神社を参拝する歴史的意味は格別だ、という解釈が続いた。
○「とても胸が熱くなった。ありがとうございます。」「英国の騎士道と日本の武士道が通じましたね。どこか(韓国と中国を示すように)の様に千年の恨みをばらまく、いやしい群れとは大違いです。」「やはり紳士の国は違いますね。左翼も彼らの精神を見習って欲しいです。」「まさに大英帝国の正しい軍人たちですね。国家に命を捧げた英霊を敬うのは世界共通の常識でしょう。ラグビーチームの健闘を祈ります。」
○「ラグビーワールドカップでイングランドを応援しますよ。」「イングランドの全勝の始まり。」「軍人だから敵と味方を区別せず護国英霊を参拝した形ですね。」「イングランドも参拝するのにアベはなぜ参拝しないのか」
○ 一方、進歩指向のネチズンらは喜ぶネトウヨが情けないという反応だ。「ネトウヨこそ日本の恥だ。日本人、日本人、日本人、日本人ばかり叫ぶ。戦争責任も負わないのに!」「日本がだまして参拝させたんだろう。ここで祈れば試合に勝てるとだましたのではないか?」「ドイツ ヒットラーの墓を考えればぞっとしただろう。」
○イングランド ラグビーチームがどの様な経緯で靖国神社を団体訪問したのかはまだ確認されていない。戦犯の位牌が保管されている事実を知らないまま有名観光地と誤解した可能性がある。
○4年に一度開かれるラグビーワールドカップがアジアで開催されるのは初めてだ。今回の大会は11月2日まで日本のあちこちで開かれる。日本は東京オリンピックのようにラグビーワールドカップを通じて放射能災難の克服を知らせるために全力を尽くしている。アルゼンチンチームは原子力発電所事故地点からわずか20キロ離れた福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」で訓練キャンプを行う。
○キム・サンギ記者
ソース:国民日報(韓国語)参拝?観光?ヤスクニ間イングランド ラグビーチーム ゴタゴタ
http://news.kmib.co.kr/article/view.asp?arcid=0013716888 (諺文の為、リンク貼り省略)
<引用>
(*2):は韓国が仕掛けている「放射能」との嫌がらせ
2019/09/14投稿:
韓国の嫌がらせ・ケチ付けのもう1つ「放射能」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1254.html
(*3):防衛省HP 3
IDRC(国際防衛ラグビー競技会)
https://www.mod.go.jp/j/publication/olympic/idrc/index.html
<解説の抜粋引用>
国際防衛ラグビー競技会(IDRC)を開催し、ラグビー競技を通じた交流により、各国軍との相互理解を深め、信頼関係を強化し、もって我が国と諸外国との防衛協力・交流を推進するとともに、政府一体となって取り組んでいるラグビーワールドカップ2019日本大会への機運醸成の一助とする。
※ IDRC:International Defence Rugby Competition
↓
参加国は10ヶ国<ABC順+開催国が最後>(大きなpdfファイル・スマホ注意)
https://www.mod.go.jp/j/publication/olympic/idrc/panhu/PDF/all.pdf
1:オーストラリア国防軍ラグビーチーム
(Australian Defence Force Rugby Union)
2:フィジー共和国軍ラグビーチーム
(Republic of Fiji Military Forces Rugby Team)
3:フフラン国防軍ラグビーチーム
(French National Military Rugby Team)
4:ジョージア軍ラグビーチーム
(Georgian Defence Forces Rugby Team)
5:ニュージーランド国防軍「ディフェンスブラックス」
(New Zealand Defence Force “DEFENCE BLACKS”)
6:パプアニューギニア国防軍ラグビーチーム
(Papua New Guinea Defence Force Rugby Team)
7:韓国軍体育部隊「サンムフェニックス」
(Korea Armed Forces Athletic Corps “SANGMU PHOENIX”)
8:トンガ王国軍ラグビーチーム「NGAHAU KOULA」
(His Majesty's Armed Forces Rugby Team "NGAHAU KOULA")
9:イギリス軍ラグビーチーム
(The United Kingdom Armed Forces Rugby Team)
10:自衛隊 「ディフェンスブロッサムズ」
(Japan Self-Defense Forces “DEFENSE BLOSSOMS”)
↓
<イギリス軍ラグビーチームの紹介部分を抜粋引用>
○イギリス軍ラグビーチームは、三軍種(陸軍、海軍、空軍)の最も優れたプレーヤーで構成されています。元々統合軍と呼ばれていたイギリス軍ラグビーチームは、1908年に陸軍と海軍の統合チームがポーツマスでオーストラリア軍と対戦したのが始まりです。その後、統合軍ラグビーチームは、ニュージーランド代表とも7回対戦しましたが、勝利には結び付きませんでした。1960年から始まったフランス国軍との対戦では、二国間の長年に渡る複雑な関係を表すかのような激しい試合が繰り広げられ、大きな話題になりました。15回の対戦のうち、統合軍ラグビーチームが勝利を手にしたのは1966年と1974年の二度だけでした。 1997年以降、イギリス軍チームは世界で最も有名なクラブチームであるバーバリアンズと定期的に対戦しており、対戦5度目にして初めて勝利を収めています。
<引用終わり>
(*4):「靖国神社への参拝」を国際的な問題にさせたのは「中曽根の軽率」である。
中曽根がダメなのは、軽率な言動をした翌年から参拝をしなくなり、中共の難癖外交カードに対して自身で「裏書」をしてしまうとの愚行を重ねたところにある。
2016/08/16投稿:
靖国参拝しても中国が騒がない状況をつくる
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-484.html
2016/08/23投稿:
靖国神社参拝に関するドーナッツ議論
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-489.html
(*5):現在、我が国とイギリスは戦略的パートナーシップを結ぶ準同盟関係関係にある。
2018/10/06投稿:
イギリス陸軍との共同訓練・富士演習場
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1029.html
(*6):「独立運動があった」との設定
2019/02/28投稿:
「3.1運動100周年」考
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1122.html
2019/02/28投稿:
(資料編)「3.1運動100周年」考に関する歴史年表
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1123.html
【ご参考】
2019/03/04投稿:
「すり寄り」との設定に踊る人達・「3.1運動100周年」演説
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1125.html
2019/03/05投稿:
(資料編)文在寅3.1演説・日本は「慰安婦」「徴用工」の問題を解決せよ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1126.html
(*7)、「上海臨時政府・光復軍」との設定
2019/04/16投稿:
「上海臨時政府」樹立100周年考(前編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1156.html
2019/04/17投稿:
「上海臨時政府」樹立100周年考(後編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1157.html
【ご参考】
2019/04/21投稿:
根拠は何処に?朝鮮半島分断の責任
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1160.html
(*8):自称「徴用工」裁判の判決文は、虚偽・捏造歴史をベースに、日本企業に対して「慰藉料」を請求する建て付けになっているのである。
2018/11/13投稿:
わざわざ新日鉄住金本社に押し掛ける韓国側原告
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1052.html
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