韓国の嫌がらせ・ケチ付けのもう1つ「放射能」
- 2019/09/14
- 00:34
韓国の嫌がらせ・ケチ付けのもう1つ「放射能」

副題:旭日旗と放射能。事実無根の2020年・東京五輪に対するケチつけ。開催国・日本も世界の参加国も、けして心地よい話ではない。そんなマイナス方向の努力しかしない韓国。
韓国は2020年・東京五輪に対するケチ付けの嫌がらせをしている。
ネット上に登場する韓国の諺に「自分の食えない飯なら灰でも入れてやる」というのがあるが、韓国がやっている事は、この諺通りである。
以前から指摘している様に、韓国人の文明的背景は中華思想・シナ文明(Sinic文明)であり、その文明圏の辺境に位置する朝鮮半島には、自身を禽獣・夷狄ではないとする小中華思想を以て自身の文明としている。(*1)
阿Q的な方法ではあるが、周辺諸国を禽獣扱いする中華思想文明圏にあっては、自己をその様に規定しなくては精神的に崩壊してしまうので、自身も中華の一員だと自認する小中華思想にしがみつく以外なかったのだろうと推定される。
問題は、小中華思想で自身を「中華の一部」と規定すると、中華ではない禽獣の地は、朝鮮半島の東にある日本列島になってしまうのである。そういう事から、事実とは無関係に、小中華思想では、日本列島は禽獣・東夷の地として、自分より劣った国・民族である、との大前提・設定が確立してしまうのである。
この意識は、ほとんど無自覚に韓国人が持つものである。
もっと大きく言えば、自分が属する文明圏の大前提・設定に対して、各個人は無自覚に、それを信奉するものである。我々日本人は、日本文明圏の住人であり、他の文明圏からみれば、非合理的な特異な事を無資格に当たり前のものとしているものである。
例えば、道端に落ちている神社やお寺さんの「お守り」を、普通の日本人は踏まないし、むしろ、拾い上げフェンスや街路樹などに目線の高さに結んで落とし主に分かり易くする。
異文化の人々から見れば、単なる布製の袋なのだが、我々日本人にはお守りはお守りなのである。
そういう事なので、文明・文化を背景にした無自覚な行動は、ある意味では仕方がないと言えるのだが、小中華朝鮮の日本差別意識は本当に迷惑な存在である。
理性ある近代文明国家ならば、そういうマイナス面を是正する様にするのだが、韓国は、まったく、その様な事をせず、日本差別の助長している。
骨の髄まで浸み込んだ文明的意識が、極めてマイナス面が強いのなら、それを抑制するのが近代国家である。
まぁ、西欧文明圏諸国が20世紀中盤まで持っていた白人植民地主義・有色人種劣後意識(*2)はパラダイムの変換(*3)により理性で抑制改善されているが、逆に行き過ぎて、非合理的な旧植民地からの無節操な移民受入を「正義」であるかの様に言う各国の「リベラル」派に対して疑問が投げかけられている。
サヨク偏向メディアがいう「「極右政党」の勢力拡大」とかイギリスのEU離脱・ブレイクジットなどが、そういう疑問が顕在化した現象である。
話を小中華思想・韓国に戻すと、韓国は近代国家としての自覚がなく、国際社会のルールを守ろうとの意志がないのが問題である。
近代論理学は事実に基づく証明を以て、その基礎としているのだが、韓国は、未だに事実とは異なる「日本禽獣・東夷との設定」が大前提になっており、認知的不協和状態がずっと続いている。
その為に、事実とは無関係に自身の希望・願望に基づく話をデッチ上げ、それを信じ込むことで精神のバランスを保持している状態だ。韓国が戦後創作したウリナラファンタジーの捏造歴史などは、そういう葛藤の産物だと思えば良い。
阿Q的な「解消法」なのだが、現実に即して自分を認知し直すと認知不全・ゲシュタルト崩壊状態となってしまうので、検証や事実確認を忌避することになる。(*4)
この様な基礎構造が存在する韓国社会では、政府発表や新聞報道も、事実とは無関係に「希望・願望」が優先され、真逆の虚報が流通することになるのである。
一方、口先だけでは現実は変わらない事も知っているので、局所的には、自分達の希望・願望に合わせて現実を作る努力もする。しかしながら、その努力の方向性が現実に基づいていないので随分と非合理的なものとなるのが通例だ。
具体的には、自分達の命、平和・安寧を担保する為の自国防衛装備を、現実的な軍事脅威をは無関係に「対日線」を想定して整備する様なことを韓国軍はしているのである。韓国海軍の増強政策などは、停戦中朝鮮戦争で武力侵攻してきた対北朝鮮・対中国ではなく、対日戦を前提にした防衛力整備になっているのである。(*5)
同様、1964年に日本が夏季五輪を開催すると韓国は1988年にソウルで開催し、日本が冬季五輪を1972年に札幌、1998年に長野で開催すると韓国は2018年に平昌で開催した。
日本がサッカーのワールドカップ開催に立候補すると、韓国は割り込んできて2002年W杯は馬鹿々々しい「日韓共同開催」となった。これらは、「日本がやっているのにウリナラがやっていないのは我慢できない」という1点での行動だと評価している。
2002年W杯に於ける韓国の「開催国」としての評価は、韓国チームのプレーの酷さに注目が集まり、あまり話題となっていないが、かなり低い。
とは言え、努力して開催するとの方向性自体は良い。
良くないのは、日本が努力して開催する2020年東京五輪の足を引っ張るとのマイナス方向での努力である。
上記の副題で書いた様に、韓国が提示している「旭日旗」と「放射能」なる事実無根のケチ付けは、開催国・日本も世界の参加国も、けして心地よくなる話ではない。
そんなマイナス方向の努力、つまり、足引っ張りをして、いったい誰が幸になるのであろう?
「飯を食べられる様に労力を費やした人」の存在など、まったく考慮せず「自分が食えない」なら台無しにしてしまうとのやり方なのである。
韓国がやっているケチ付けの題材のうち、「旭日旗」については前回論じた。(*6)
今回は、「放射能汚染」とのインチキを取り上げる。
韓国が材料にしているのは福島第1原発事故があった福島の放射能であり、それをベースに韓国人の勝手な「設定」で福島産の魚介等食材が危険だとするデマである。
2011年3月11日に発生した東日本大震災での津波により電源を喪失し冷却が不能となった福島第1原発は、ベントが遅れ水素爆発に至ったものである。制御不能となった原子炉は炉心溶融に至った。
原発のエネルギー源は、ウラン等の放射性物質が発する熱であり、その熱を以てスチームを生成しタービンを回転させ、発電機を回す。
原発最大の問題は、熱源たる照射性物質が発する高いレベルの放射線が人体に生命危険性の及び悪影響を及ぼす点にある。尚、低いレベルの放射線は、花崗岩とかラドン温泉の様に自然界に存在するので、そのレベルの高低をちゃんと考える必要がある。
人体に悪影響がある放射性物質の処理方法は2つしかない。
1つは悪影響がないレベルまで希釈して自然界に戻す方法と、もう1つは、濃縮して厳重保管する方法だ。濃縮できない場合は、濃縮行程を経ない厳重保管となる。
濃縮する方法とは、嵩張る放射性廃棄物の「嵩」を減らして保管するもので、人間に悪影響が出るレベルの放射性廃棄物の保管場所を確保し、密封する際の容量的な問題を解決する為のものだ。
密封保管するのだから、1単位当たりの放射性物質の放射レベルが高まっても、それはそれで仕方がない。密封保管する総量は同じなのだから。
希釈とは「悪影響が出ないレベルまで薄める」ものである。
今の中学ではやっていないかもしれないが、その昔は、「濃硫酸も希釈すれば飲める」との理科の授業があって、希釈された硫酸を飲んだことがある。約50年前の話である。
希釈をすることで、1単位当たりの放射レベルが低くなり、悪影響を与えない状態にするものだ。
濃縮して密封保管するのか、希釈して放出するのかは、対象の「放射性廃棄物」のレベルによる。放射レベルが高く希釈が現実的ではない場合は濃縮密封することになる。
密封にはガラス固化等のやり方があり、日本企業には、そういう技術力はある。
ここに書いた事は、密封保管技術の開発を担当したおじさんから聞いた話である。
この様に考えていたので、福島第1原発の「汚染水」の対処方法が、「タンクに処理水を貯蔵保管する」としている事に、どうも釈然としないと考えていたものである。
福島第一原発の「汚染水」問題での「汚染水」とは、燃料棒を冷却する為に使用した水で、トリチウム(三重水素)が含まれるものだと認識している。
トリチウムは事故が起こったから発生するものではなく、通常運転している原発の処理水にも含まれているもので福島第1原発固有の問題ではない。
などと書いていたら、専門家と思われる方が、ここいら辺について的確な論考(*7)を書いていたので、むしろ、それを紹介した方がよいであろう。
以下に、そこからの抜粋を紹介する。
↓
<抜粋引用開始>
見出し:◆福島第一のトリチウム水にイチャモンをつける韓国は、その8倍以上のトリチウムを日本海に放出
記事:○9月5日、韓国の科学技術情報通信省は、東電福島第一原発サイトで増え続けている「トリチウム水」(放射性のトリチウムを含んだ処理水)の問題に関し、「隣国として、海洋放出の可能性とこれに伴う潜在的な環境への影響に深刻な憂慮がある」と記した書簡をIAEA)に送付した。今月中旬開催予定のIAEA総会で、この問題を加盟国に訴える(要するに騒ぎ立てる)方針らしい。(中略)
○(韓国の)月城原子力発電所からのトリチウム年間放出は、トリチウム回収設備の導入や一部原子炉の停止などで2010年以降半減しているが、2009年までは400テラベクレルを超えていた。4基体制に入った1999年10月以降だけで見ても、これまでに累積で6,000テラベクレルを超えるトリチウムを放出してきた。
○福島第一原発に貯留されている(処理水の)トリチウム総量は760テラベクレル(2016年3月時点)なので、月城原子力発電所の累積放出量はその約8倍にあたる。(中略)
○こうした事実をふまえれば、韓国が日本のトリチウムにイチャモンをつける資格など全くない。韓国の科学技術情報通信省の実務レベルの役人はそういう事実関係は承知しているはずだが、それでも「不都合な真実」には頬かむりし、日本叩きに邁進するのが文政権の方針なのだろう。(中略)
○もっとも、月城原子力発電所がこれだけのトリチウムを放出したからと言って、日本国民はそれに目くじらを立てるべきではない。それは自ら知性のなさを暴露するようなものだからだ。(中略)
○韓国に対しては、しかるべきチャンネルで「問題のトリチウムは総量で(中略)貴国月城原子力発電所のかつての年間放出量と比べても2年分に満たず、決してとんでもない量ではない。
○仮にこれを海洋放出する場合も、貴国同様に国際基準に合致したやり方できちんと行うので、無用の心配をなさらぬように。貴国月城原子力発電所からは、これまでに福島第一の総量の8倍を超えるトリチウムを放出してきたが、我が国は、科学的にはその安全性がきちんと担保されていることを冷静に認識し、これに疑念を示すことはなかった」というメッセージを直接伝えるべきだろう。
<引用終わり>
↓
科学的知見からの正論である。
とは言え「正論が通じない」のが韓国である。
彼等は、事実よりも自身の希望・願望が優先され、事実に価値を置いてないので、この様な正論であっても、聞く耳を持たないであろう。
そして、同等に危険なのが、朝日新聞等の反日偏向マスコミである。反日偏向マスコミが流布する「危ないイメージ」は、専門家による科学的知見に基づく意見よりも、扇動力があるのが実情だ。
福島の漁業者が希釈しての海洋廃棄に反対している理由は「風評被害の増大」である。
要するに科学的知見に基づく正論よりも雰囲気を判断基準にしてしまう消費者の存在による「販売先がなくなるリスク」を恐れているものである。
漁民にとっては、自分達の収入に直結する死活問題なのだから、非科学的な「風評被害」に目が向いてしまうのは仕方がない。
しかし、これはけして科学的知見に基づく正論を軽んじて良いという問題ではない。
むしろ、非科学的な「風評被害」を増大させている側の非道を指摘すべき問題だ。
韓国のやっているケチ付けのうち「放射能」とは、福島の漁民への経済的打撃になっているもので、まったく許容できないものである。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):韓国人の文明的背景は中華思想・シナ文明(Sinic文明)であり、その文明圏の辺境に位置する朝鮮半島には、自身を禽獣・夷狄ではないとする小中華思想を以て自身の文明としている。
<現存する世界文明9つ>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%98%8E%E3%81%AE%E8%A1%9D%E7%AA%81#/media/File:Clash_of_Civilizations_mapn2.png青色:Western(西欧文明圏)
水色:Orthodox (東方正教文明圏(スラブ文明))
緑色:Islamic(イスラム文明圏)
黄色:Buddhist(仏教文明圏)
橙色:Hindu(ヒンズー文明圏)
灰緑色:African(アフリカ文明圏)
紫色:Latin American(ラテンアメリカ文明緬)
赤色:Sinic(シナ文明圏)
桃色:Japanese(日本文明圏)
<小中華思想>
2018/11/08投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感5Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1049.html
(*2):西欧文明圏諸国が20世紀中盤まで持っていた白人植民地主義・有色人種劣後意識
2015/11/07投稿:
【コラム】「人類」「全世界」の範囲
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-256.html
(*3):パラダイムの変換
2016/05/27投稿:
【コラム】1905年5月27日は人類史の転換点
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-423.html
2015/03/26投稿:
【コラム】戦後の新世界秩序<民族自決・自存自立>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-65.html
(*4):検証や事実確認を忌避する韓国人。
2018/07/31投稿:
事実確認も検証もしない韓国人・マッカーサー像放火
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-989.html
2018/04/14:投稿
疑問に思ったら調べたらいいのに
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-906.html
(*5):対日戦を前提にした韓国の防衛力整備
2019/03/08投稿:
落穂拾い・文在寅の海軍士官学校での軍拡宣言
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1129.html
2017/06/14投稿:
装備品を見て韓国のドクトリンを推定する(前編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-693.html
2017/06/15投稿:
装備品を見て韓国のドクトリンを推定する(後編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-694.html
2017/06/13投稿:
「白頭山計画」・実現性なき軽壮大な妄想
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-692.html
(*6):韓国がやっているケチ付けの題材のうち、「旭日旗」については前回論じた。
2019/09/11投稿:
勝手な「設定」に基づき「暴れるぞ」と脅迫してくるやり方・旭日旗
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1253.html
【ご参考】
2016/04/13投稿:
【コラム】海洋主権旗
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-383.html
2018/07/16投稿:
事実検証をしない韓国・旭日旗の話
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-978.html
(*7):専門家による科学的知見からの正論的確な論考
見出し:◆福島第一のトリチウム水にイチャモンをつける韓国は、その8倍以上のトリチウムを日本海に放出
2019年09月09日 18:30 河田東海夫・元原子力発電環境整備機構(NUMO)理事
http://agora-web.jp/archives/2041419.html
記事:○9月5日、韓国の科学技術情報通信省は、東電福島第一原発サイトで増え続けている「トリチウム水」(放射性のトリチウムを含んだ処理水)の問題に関し、「隣国として、海洋放出の可能性とこれに伴う潜在的な環境への影響に深刻な憂慮がある」と記した書簡をIAEA)に送付した。今月中旬開催予定のIAEA総会で、この問題を加盟国に訴える(要するに騒ぎ立てる)方針らしい。
○ところで、韓国は月城(ウォルソン)原子力発電所で4基のCANDU炉(重水炉)を運転していいるが(ただし1号機は昨年退役)、この型式の炉は軽水炉に比べてトリチウム放出量が一桁大きい。
○月城原子力発電所からのトリチウム年間放出は、トリチウム回収設備の導入や一部原子炉の停止などで2010年以降半減しているが、2009年までは400テラベクレルを超えていた。4基体制に入った1999年10月以降だけで見ても、これまでに累積で6,000テラベクレルを超えるトリチウムを放出してきた。
○福島第一原発に貯留されているトリチウム総量は760テラベクレル(2016年3月時点)なので、月城原子力発電所の累積放出量はその約8倍にあたる。しかもその放出先は日本海である。
○こうした事実をふまえれば、韓国が日本のトリチウムにイチャモンをつける資格など全くない。韓国の科学技術情報通信省の実務レベルの役人はそういう事実関係は承知しているはずだが、それでも「不都合な真実」には頬かむりし、日本叩きに邁進するのが文政権の方針なのだろう。
○もっとも、月城原子力発電所がこれだけのトリチウムを放出したからと言って、日本国民はそれに目くじらを立てるべきではない。それは自ら知性のなさを暴露するようなものだからだ。
○月城原子力発電所からのトリチウム放出の影響評価のデータが手元にないので、CANDU炉の本家であるカナダの例を借りると、オンタリオ州にあるブルース原子力発電所では年間600~700テラベクレルのトリチウムを放出している。
○カナダ原子力規制委員会の報告によれば、それによる近隣住民の年間被ばくは0.0015ミリシーベルト程度に過ぎない。日本人の自然界からの年間被ばくの2.1ミリシーベルトと比べ、まったく問題にならないレベルであり、健康影響など、心配するほうが損をする。
○月城原子力発電所の放出はこれより低めなので、そんなことに日本国民が抗議するとしたら、それはまったく非科学的なイチャモン付けになってしまう。国家レベルで知性と品格のなさを暴露するようなものだ。韓国が今行っている日本食品の放射線汚染喧伝やトリチウム問題批判は、まさにそれで、まるで悪徳あおり運転のようでもある。
○実は、韓国が上述書簡をIAEAに送った前日の9月4日、政府は韓国を含む各国大使館向けに、福島第一原発汚染水問題に関する説明会を開いたが、韓国のイチャモン付けの熱冷ましには全く役に立たなかった。
○韓国に対しては、しかるべきチャンネルで「問題のトリチウムは総量でカナダ・ブルース発電所の年間放出量に近く、貴国月城原子力発電所のかつての年間放出量と比べても2年分に満たず、決してとんでもない量ではない。
○仮にこれを海洋放出する場合も、貴国同様に国際基準に合致したやり方できちんと行うので、無用の心配をなさらぬように。貴国月城原子力発電所からは、これまでに福島第一の総量の8倍を超えるトリチウムを放出してきたが、我が国は、科学的にはその安全性がきちんと担保されていることを冷静に認識し、これに疑念を示すことはなかった」というメッセージを直接伝えるべきだろう。
<引用終わり>
【ご参考】
2019/04/15投稿:
自分が蒔いた種の後始末を日本に強要する韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1155.html
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副題:旭日旗と放射能。事実無根の2020年・東京五輪に対するケチつけ。開催国・日本も世界の参加国も、けして心地よい話ではない。そんなマイナス方向の努力しかしない韓国。
韓国は2020年・東京五輪に対するケチ付けの嫌がらせをしている。
ネット上に登場する韓国の諺に「自分の食えない飯なら灰でも入れてやる」というのがあるが、韓国がやっている事は、この諺通りである。
以前から指摘している様に、韓国人の文明的背景は中華思想・シナ文明(Sinic文明)であり、その文明圏の辺境に位置する朝鮮半島には、自身を禽獣・夷狄ではないとする小中華思想を以て自身の文明としている。(*1)
阿Q的な方法ではあるが、周辺諸国を禽獣扱いする中華思想文明圏にあっては、自己をその様に規定しなくては精神的に崩壊してしまうので、自身も中華の一員だと自認する小中華思想にしがみつく以外なかったのだろうと推定される。
問題は、小中華思想で自身を「中華の一部」と規定すると、中華ではない禽獣の地は、朝鮮半島の東にある日本列島になってしまうのである。そういう事から、事実とは無関係に、小中華思想では、日本列島は禽獣・東夷の地として、自分より劣った国・民族である、との大前提・設定が確立してしまうのである。
この意識は、ほとんど無自覚に韓国人が持つものである。
もっと大きく言えば、自分が属する文明圏の大前提・設定に対して、各個人は無自覚に、それを信奉するものである。我々日本人は、日本文明圏の住人であり、他の文明圏からみれば、非合理的な特異な事を無資格に当たり前のものとしているものである。
例えば、道端に落ちている神社やお寺さんの「お守り」を、普通の日本人は踏まないし、むしろ、拾い上げフェンスや街路樹などに目線の高さに結んで落とし主に分かり易くする。
異文化の人々から見れば、単なる布製の袋なのだが、我々日本人にはお守りはお守りなのである。
そういう事なので、文明・文化を背景にした無自覚な行動は、ある意味では仕方がないと言えるのだが、小中華朝鮮の日本差別意識は本当に迷惑な存在である。
理性ある近代文明国家ならば、そういうマイナス面を是正する様にするのだが、韓国は、まったく、その様な事をせず、日本差別の助長している。
骨の髄まで浸み込んだ文明的意識が、極めてマイナス面が強いのなら、それを抑制するのが近代国家である。
まぁ、西欧文明圏諸国が20世紀中盤まで持っていた白人植民地主義・有色人種劣後意識(*2)はパラダイムの変換(*3)により理性で抑制改善されているが、逆に行き過ぎて、非合理的な旧植民地からの無節操な移民受入を「正義」であるかの様に言う各国の「リベラル」派に対して疑問が投げかけられている。
サヨク偏向メディアがいう「「極右政党」の勢力拡大」とかイギリスのEU離脱・ブレイクジットなどが、そういう疑問が顕在化した現象である。
話を小中華思想・韓国に戻すと、韓国は近代国家としての自覚がなく、国際社会のルールを守ろうとの意志がないのが問題である。
近代論理学は事実に基づく証明を以て、その基礎としているのだが、韓国は、未だに事実とは異なる「日本禽獣・東夷との設定」が大前提になっており、認知的不協和状態がずっと続いている。
その為に、事実とは無関係に自身の希望・願望に基づく話をデッチ上げ、それを信じ込むことで精神のバランスを保持している状態だ。韓国が戦後創作したウリナラファンタジーの捏造歴史などは、そういう葛藤の産物だと思えば良い。
阿Q的な「解消法」なのだが、現実に即して自分を認知し直すと認知不全・ゲシュタルト崩壊状態となってしまうので、検証や事実確認を忌避することになる。(*4)
この様な基礎構造が存在する韓国社会では、政府発表や新聞報道も、事実とは無関係に「希望・願望」が優先され、真逆の虚報が流通することになるのである。
一方、口先だけでは現実は変わらない事も知っているので、局所的には、自分達の希望・願望に合わせて現実を作る努力もする。しかしながら、その努力の方向性が現実に基づいていないので随分と非合理的なものとなるのが通例だ。
具体的には、自分達の命、平和・安寧を担保する為の自国防衛装備を、現実的な軍事脅威をは無関係に「対日線」を想定して整備する様なことを韓国軍はしているのである。韓国海軍の増強政策などは、停戦中朝鮮戦争で武力侵攻してきた対北朝鮮・対中国ではなく、対日戦を前提にした防衛力整備になっているのである。(*5)
同様、1964年に日本が夏季五輪を開催すると韓国は1988年にソウルで開催し、日本が冬季五輪を1972年に札幌、1998年に長野で開催すると韓国は2018年に平昌で開催した。
日本がサッカーのワールドカップ開催に立候補すると、韓国は割り込んできて2002年W杯は馬鹿々々しい「日韓共同開催」となった。これらは、「日本がやっているのにウリナラがやっていないのは我慢できない」という1点での行動だと評価している。
2002年W杯に於ける韓国の「開催国」としての評価は、韓国チームのプレーの酷さに注目が集まり、あまり話題となっていないが、かなり低い。
とは言え、努力して開催するとの方向性自体は良い。
良くないのは、日本が努力して開催する2020年東京五輪の足を引っ張るとのマイナス方向での努力である。
上記の副題で書いた様に、韓国が提示している「旭日旗」と「放射能」なる事実無根のケチ付けは、開催国・日本も世界の参加国も、けして心地よくなる話ではない。
そんなマイナス方向の努力、つまり、足引っ張りをして、いったい誰が幸になるのであろう?
「飯を食べられる様に労力を費やした人」の存在など、まったく考慮せず「自分が食えない」なら台無しにしてしまうとのやり方なのである。
韓国がやっているケチ付けの題材のうち、「旭日旗」については前回論じた。(*6)
今回は、「放射能汚染」とのインチキを取り上げる。
韓国が材料にしているのは福島第1原発事故があった福島の放射能であり、それをベースに韓国人の勝手な「設定」で福島産の魚介等食材が危険だとするデマである。
2011年3月11日に発生した東日本大震災での津波により電源を喪失し冷却が不能となった福島第1原発は、ベントが遅れ水素爆発に至ったものである。制御不能となった原子炉は炉心溶融に至った。
原発のエネルギー源は、ウラン等の放射性物質が発する熱であり、その熱を以てスチームを生成しタービンを回転させ、発電機を回す。
原発最大の問題は、熱源たる照射性物質が発する高いレベルの放射線が人体に生命危険性の及び悪影響を及ぼす点にある。尚、低いレベルの放射線は、花崗岩とかラドン温泉の様に自然界に存在するので、そのレベルの高低をちゃんと考える必要がある。
人体に悪影響がある放射性物質の処理方法は2つしかない。
1つは悪影響がないレベルまで希釈して自然界に戻す方法と、もう1つは、濃縮して厳重保管する方法だ。濃縮できない場合は、濃縮行程を経ない厳重保管となる。
濃縮する方法とは、嵩張る放射性廃棄物の「嵩」を減らして保管するもので、人間に悪影響が出るレベルの放射性廃棄物の保管場所を確保し、密封する際の容量的な問題を解決する為のものだ。
密封保管するのだから、1単位当たりの放射性物質の放射レベルが高まっても、それはそれで仕方がない。密封保管する総量は同じなのだから。
希釈とは「悪影響が出ないレベルまで薄める」ものである。
今の中学ではやっていないかもしれないが、その昔は、「濃硫酸も希釈すれば飲める」との理科の授業があって、希釈された硫酸を飲んだことがある。約50年前の話である。
希釈をすることで、1単位当たりの放射レベルが低くなり、悪影響を与えない状態にするものだ。
濃縮して密封保管するのか、希釈して放出するのかは、対象の「放射性廃棄物」のレベルによる。放射レベルが高く希釈が現実的ではない場合は濃縮密封することになる。
密封にはガラス固化等のやり方があり、日本企業には、そういう技術力はある。
ここに書いた事は、密封保管技術の開発を担当したおじさんから聞いた話である。
この様に考えていたので、福島第1原発の「汚染水」の対処方法が、「タンクに処理水を貯蔵保管する」としている事に、どうも釈然としないと考えていたものである。
福島第一原発の「汚染水」問題での「汚染水」とは、燃料棒を冷却する為に使用した水で、トリチウム(三重水素)が含まれるものだと認識している。
トリチウムは事故が起こったから発生するものではなく、通常運転している原発の処理水にも含まれているもので福島第1原発固有の問題ではない。
などと書いていたら、専門家と思われる方が、ここいら辺について的確な論考(*7)を書いていたので、むしろ、それを紹介した方がよいであろう。
以下に、そこからの抜粋を紹介する。
↓
<抜粋引用開始>
見出し:◆福島第一のトリチウム水にイチャモンをつける韓国は、その8倍以上のトリチウムを日本海に放出
記事:○9月5日、韓国の科学技術情報通信省は、東電福島第一原発サイトで増え続けている「トリチウム水」(放射性のトリチウムを含んだ処理水)の問題に関し、「隣国として、海洋放出の可能性とこれに伴う潜在的な環境への影響に深刻な憂慮がある」と記した書簡をIAEA)に送付した。今月中旬開催予定のIAEA総会で、この問題を加盟国に訴える(要するに騒ぎ立てる)方針らしい。(中略)
○(韓国の)月城原子力発電所からのトリチウム年間放出は、トリチウム回収設備の導入や一部原子炉の停止などで2010年以降半減しているが、2009年までは400テラベクレルを超えていた。4基体制に入った1999年10月以降だけで見ても、これまでに累積で6,000テラベクレルを超えるトリチウムを放出してきた。
○福島第一原発に貯留されている(処理水の)トリチウム総量は760テラベクレル(2016年3月時点)なので、月城原子力発電所の累積放出量はその約8倍にあたる。(中略)
○こうした事実をふまえれば、韓国が日本のトリチウムにイチャモンをつける資格など全くない。韓国の科学技術情報通信省の実務レベルの役人はそういう事実関係は承知しているはずだが、それでも「不都合な真実」には頬かむりし、日本叩きに邁進するのが文政権の方針なのだろう。(中略)
○もっとも、月城原子力発電所がこれだけのトリチウムを放出したからと言って、日本国民はそれに目くじらを立てるべきではない。それは自ら知性のなさを暴露するようなものだからだ。(中略)
○韓国に対しては、しかるべきチャンネルで「問題のトリチウムは総量で(中略)貴国月城原子力発電所のかつての年間放出量と比べても2年分に満たず、決してとんでもない量ではない。
○仮にこれを海洋放出する場合も、貴国同様に国際基準に合致したやり方できちんと行うので、無用の心配をなさらぬように。貴国月城原子力発電所からは、これまでに福島第一の総量の8倍を超えるトリチウムを放出してきたが、我が国は、科学的にはその安全性がきちんと担保されていることを冷静に認識し、これに疑念を示すことはなかった」というメッセージを直接伝えるべきだろう。
<引用終わり>
↓
科学的知見からの正論である。
とは言え「正論が通じない」のが韓国である。
彼等は、事実よりも自身の希望・願望が優先され、事実に価値を置いてないので、この様な正論であっても、聞く耳を持たないであろう。
そして、同等に危険なのが、朝日新聞等の反日偏向マスコミである。反日偏向マスコミが流布する「危ないイメージ」は、専門家による科学的知見に基づく意見よりも、扇動力があるのが実情だ。
福島の漁業者が希釈しての海洋廃棄に反対している理由は「風評被害の増大」である。
要するに科学的知見に基づく正論よりも雰囲気を判断基準にしてしまう消費者の存在による「販売先がなくなるリスク」を恐れているものである。
漁民にとっては、自分達の収入に直結する死活問題なのだから、非科学的な「風評被害」に目が向いてしまうのは仕方がない。
しかし、これはけして科学的知見に基づく正論を軽んじて良いという問題ではない。
むしろ、非科学的な「風評被害」を増大させている側の非道を指摘すべき問題だ。
韓国のやっているケチ付けのうち「放射能」とは、福島の漁民への経済的打撃になっているもので、まったく許容できないものである。
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):韓国人の文明的背景は中華思想・シナ文明(Sinic文明)であり、その文明圏の辺境に位置する朝鮮半島には、自身を禽獣・夷狄ではないとする小中華思想を以て自身の文明としている。
<現存する世界文明9つ>
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%98%8E%E3%81%AE%E8%A1%9D%E7%AA%81#/media/File:Clash_of_Civilizations_mapn2.png青色:Western(西欧文明圏)
水色:Orthodox (東方正教文明圏(スラブ文明))
緑色:Islamic(イスラム文明圏)
黄色:Buddhist(仏教文明圏)
橙色:Hindu(ヒンズー文明圏)
灰緑色:African(アフリカ文明圏)
紫色:Latin American(ラテンアメリカ文明緬)
赤色:Sinic(シナ文明圏)
桃色:Japanese(日本文明圏)
<小中華思想>
2018/11/08投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感5Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1049.html
(*2):西欧文明圏諸国が20世紀中盤まで持っていた白人植民地主義・有色人種劣後意識
2015/11/07投稿:
【コラム】「人類」「全世界」の範囲
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-256.html
(*3):パラダイムの変換
2016/05/27投稿:
【コラム】1905年5月27日は人類史の転換点
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-423.html
2015/03/26投稿:
【コラム】戦後の新世界秩序<民族自決・自存自立>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-65.html
(*4):検証や事実確認を忌避する韓国人。
2018/07/31投稿:
事実確認も検証もしない韓国人・マッカーサー像放火
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-989.html
2018/04/14:投稿
疑問に思ったら調べたらいいのに
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-906.html
(*5):対日戦を前提にした韓国の防衛力整備
2019/03/08投稿:
落穂拾い・文在寅の海軍士官学校での軍拡宣言
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1129.html
2017/06/14投稿:
装備品を見て韓国のドクトリンを推定する(前編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-693.html
2017/06/15投稿:
装備品を見て韓国のドクトリンを推定する(後編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-694.html
2017/06/13投稿:
「白頭山計画」・実現性なき軽壮大な妄想
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-692.html
(*6):韓国がやっているケチ付けの題材のうち、「旭日旗」については前回論じた。
2019/09/11投稿:
勝手な「設定」に基づき「暴れるぞ」と脅迫してくるやり方・旭日旗
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1253.html
【ご参考】
2016/04/13投稿:
【コラム】海洋主権旗
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-383.html
2018/07/16投稿:
事実検証をしない韓国・旭日旗の話
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-978.html
(*7):専門家による科学的知見からの正論的確な論考
見出し:◆福島第一のトリチウム水にイチャモンをつける韓国は、その8倍以上のトリチウムを日本海に放出
2019年09月09日 18:30 河田東海夫・元原子力発電環境整備機構(NUMO)理事
http://agora-web.jp/archives/2041419.html
記事:○9月5日、韓国の科学技術情報通信省は、東電福島第一原発サイトで増え続けている「トリチウム水」(放射性のトリチウムを含んだ処理水)の問題に関し、「隣国として、海洋放出の可能性とこれに伴う潜在的な環境への影響に深刻な憂慮がある」と記した書簡をIAEA)に送付した。今月中旬開催予定のIAEA総会で、この問題を加盟国に訴える(要するに騒ぎ立てる)方針らしい。
○ところで、韓国は月城(ウォルソン)原子力発電所で4基のCANDU炉(重水炉)を運転していいるが(ただし1号機は昨年退役)、この型式の炉は軽水炉に比べてトリチウム放出量が一桁大きい。
○月城原子力発電所からのトリチウム年間放出は、トリチウム回収設備の導入や一部原子炉の停止などで2010年以降半減しているが、2009年までは400テラベクレルを超えていた。4基体制に入った1999年10月以降だけで見ても、これまでに累積で6,000テラベクレルを超えるトリチウムを放出してきた。
○福島第一原発に貯留されているトリチウム総量は760テラベクレル(2016年3月時点)なので、月城原子力発電所の累積放出量はその約8倍にあたる。しかもその放出先は日本海である。
○こうした事実をふまえれば、韓国が日本のトリチウムにイチャモンをつける資格など全くない。韓国の科学技術情報通信省の実務レベルの役人はそういう事実関係は承知しているはずだが、それでも「不都合な真実」には頬かむりし、日本叩きに邁進するのが文政権の方針なのだろう。
○もっとも、月城原子力発電所がこれだけのトリチウムを放出したからと言って、日本国民はそれに目くじらを立てるべきではない。それは自ら知性のなさを暴露するようなものだからだ。
○月城原子力発電所からのトリチウム放出の影響評価のデータが手元にないので、CANDU炉の本家であるカナダの例を借りると、オンタリオ州にあるブルース原子力発電所では年間600~700テラベクレルのトリチウムを放出している。
○カナダ原子力規制委員会の報告によれば、それによる近隣住民の年間被ばくは0.0015ミリシーベルト程度に過ぎない。日本人の自然界からの年間被ばくの2.1ミリシーベルトと比べ、まったく問題にならないレベルであり、健康影響など、心配するほうが損をする。
○月城原子力発電所の放出はこれより低めなので、そんなことに日本国民が抗議するとしたら、それはまったく非科学的なイチャモン付けになってしまう。国家レベルで知性と品格のなさを暴露するようなものだ。韓国が今行っている日本食品の放射線汚染喧伝やトリチウム問題批判は、まさにそれで、まるで悪徳あおり運転のようでもある。
○実は、韓国が上述書簡をIAEAに送った前日の9月4日、政府は韓国を含む各国大使館向けに、福島第一原発汚染水問題に関する説明会を開いたが、韓国のイチャモン付けの熱冷ましには全く役に立たなかった。
○韓国に対しては、しかるべきチャンネルで「問題のトリチウムは総量でカナダ・ブルース発電所の年間放出量に近く、貴国月城原子力発電所のかつての年間放出量と比べても2年分に満たず、決してとんでもない量ではない。
○仮にこれを海洋放出する場合も、貴国同様に国際基準に合致したやり方できちんと行うので、無用の心配をなさらぬように。貴国月城原子力発電所からは、これまでに福島第一の総量の8倍を超えるトリチウムを放出してきたが、我が国は、科学的にはその安全性がきちんと担保されていることを冷静に認識し、これに疑念を示すことはなかった」というメッセージを直接伝えるべきだろう。
<引用終わり>
【ご参考】
2019/04/15投稿:
自分が蒔いた種の後始末を日本に強要する韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1155.html
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