GSOMIA破棄との自滅行為が対抗措置?
- 2019/08/13
- 22:04
GSOMIA破棄との自滅行為が対抗措置?

副題:GSOMIA破棄との韓国の自滅行為は、作家・岩井志摩子が5月に指摘した「手首切るブスみたいなもの」そのもの。韓国の「対抗措置」の異常さは歴史上繰り返されてきたが、今回も同じ。
<序>お盆休みに入った世間様。
帰省している方々や職場がお休みの方々が多々いる様で朝の通勤経路はガラガラ。
その一方で、当方勤務先のみなとみらい地区は沢山の人がいる。
アクセス数・ランキングバナークリック数が随分と少なくなっているのは、多分、そういう事が影響しているのだろうと推察している。
こういう時期はパソコンでのアクセスよりも、スマホでのアクセスが多くなると思う。
従い、長い論考は相応しくないと判断されることから今週は出来るだけ短い論考を心掛ける事にする。
尚、根拠・証憑明示の為の文末脚注は、ちゃんと記載するので、その点は予めご了承いただくたい。
<韓国の「対抗策」>GSOMIA破棄との韓国の自滅行為(*1)
GSOMIA(General Security of Military Information Agreement)とは「日韓軍事情報保護協定」のことで、中国・北朝鮮という自由民主主義国秩序とは違う体制信奉国からの軍事的脅威に対峙する日米韓3か国による三角同盟での軍事情報に関する協定だ。
一言で言えば、日米韓側の情報が対峙する中朝に漏洩すれば、漏洩した国のみならず、他の2か国も軍事的被害が増大してしまうので、それを防止するものである。
日米韓の三角同盟は、米国を基軸に日米と米韓が各々安保条約を締結している構造だが、その情報は3か国が共用するものなので、「日韓」の「軍事情報保護協定」が必要だという構造だ。
そういう構造なのだが、韓国は、それを破棄することを匂わせている。
韓国が「GSOMIA破棄」を言い出した経緯は、韓国側の勝手な思い込みである「ホワイト国待遇取り止め」(*2)が「自称「徴用工」判決放置」(*3)への「経済制裁」だとして、それへの「対抗」だとするものである。
韓国側の間違った「設定」=「偽りの土俵」でのお門違いの話をベースにしたもので、何等の妥当性はない。
要するに、話の出発点・コンテキストが非論理的なのだが、今回のポイントは、そういう経緯ではなく、韓国が自国の安全保障上必要な「GSOMIA」を自分から「破棄」を言い出す「韓国の自滅行為の非合理性」に注目した。
自国にとって不利となる策を「対抗策」に選定してしまうとの、大目的から逸脱する行為なのでをある。
<自滅的「対抗策」を一言で表現した岩井志摩子>「手首切るブスみたいなもの」(*4)
作家・岩井志摩子の初期作品「ぼっけえ、きょうてえ」は面白かったが、ぶっ飛んだ感性からの言動は、僅かの共感と多くの違和感を持つもので、随分と前に興味を失った。
そんな中、今年、5月18日の関西テレビの番組で「韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもの」などと発言した」との話は、実に鋭く物事を言い表したものである。
2019年5月18日の時点では、既に韓国は、慰安婦合意反故・文喜相による不敬発言、自称「徴用工」判決放置、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件を起こしており、それらに対して、物事の道理に反し「自分に都合が良い勝手な主張」を延々と繰り返していた時期である。(*5)
その後、安全保障上の国際的要請である輸出管理でのホワイト国待遇取り止めが起こったが、それに対する韓国側の対応を見ると、岩井志摩子の指摘は、今こそ的確だという状態になっている。
今回は、スマホ閲覧を前提にした短い論考がコンセプトなので以上である。
韓国の「対抗措置」が自国にとって不利となるとの大目的から逸脱する行為は、李氏朝鮮時代の相似形なのだが、その事例を紹介をしているとまた長くなるので、今回は、その事実の指摘だけに留めた。
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【文末脚注】
(*1):GSOMIA破棄との韓国の自滅行為
朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2019/08/09 11:00
見出し:◆米シンクタンク「GSOMIA破棄時は米軍撤収・同盟解体につながる可能性も」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/08/09/2019080980041.html
記事:○米国のシンクタンク・ランド研究所のブルース・ベネット研究員は8日「韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)が破棄されれば、次に来るのは米軍撤収と同盟解体になるだろう」との見解を示した。ベネット氏は本紙との電話インタビューで、韓国国内における反日の動きが安全保障にまで広がりつつあることを念頭に「米国では大きな懸念が広がっている」「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長だけが今の状況をあたかも『けがに苦しむ相手チームを見る野球チームの監督』のように楽しんでいる」と指摘した。
○ベネット氏は「米軍は日本の支援があって初めて韓半島で任務を遂行できる」とした上で「有事の際、米軍の兵士70万人、船舶160隻、航空機2000機以上が韓半島に増強され配備されるが、日本国内のインフラを活用できなければ、米軍の戦略物資の移動も制約を受ける」との見方も示した。ベネット氏はさらに「平時に韓日両国が緊密に情報交換をしなければ、有事の際に武器や装備を適材適所に投入できない」とも警告した。米国の仲裁を引き出すためGSOMIAを利用しようとする韓国国内の主張については「米国が介入すれば、どちらか一方の肩を持つようにみられてしまい、もう一方は疎外されるかもしれない。三角協力を崩壊させる恐れがあるので適切な選択ではない」として批判的だ。
○ベネット氏は「韓日両国は北朝鮮の核問題という当面する最大の脅威に目を向け、交渉のテーブルに着くべきだ」「北朝鮮はすでに30-60基の核を保有しているが、明日にでもこれらがソウルに落ちれば、死傷者は最大で300万人に達するという事実を忘れてはならない」と指摘した。ベネット氏はさらに「たった1個の核兵器でも廃棄されなければ、北朝鮮の誠意を感じることはできない」ともくぎを刺した。米国が進める「中距離ミサイルのアジア配備」については「韓国への配備は良くない選択だ」「中国が経済面で報復に乗り出す可能性が高い」との見方を示した。
<引用終わり>
(*2):韓国側の勝手な思い込みである「ホワイト国待遇取り止め」
2019/07/25投稿:
韓国の「設定」が無理筋・韓国のWTOを利用するとの目論見は失敗
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1227.html
【ご参考】
2019/08/02投稿:
自分達の非を認めず日本側を批判する韓国・輸出管理
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1232.html
(*3)「自称「徴用工」判決放置」との国際法違反行為
2019/07/23投稿:
「偽りの土俵」を提示し続ける韓国・河野太郎GJ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1225.html
(*4)岩井志摩子:「韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもの」などと発言した」との話
朝日新聞デジタル 2019年6月18日15時40分
見出し:◆関テレ「放送の判断は誤り」 岩井氏の差別的発言に謝罪
https://www.asahi.com/articles/ASM6L4WRZM6LPTFC00Q.html
記事:○関西テレビ(大阪市)は18日、5月18日に放送したバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」で、作家の岩井志麻子氏が韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもの」などと発言したシーンを放送したことについて、取材に対し「視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現」「そのまま放送するという判断は誤りだった」と謝罪のコメントを出した。
○コメントの内容は以下の通り。
○この表現をそのまま放送したことは適切な判断ではなかったと考えています。当初は差別的な意図はないと考え、放送したものでしたが、その後、様々なご批判を受けて社内で議論いたしました。
○その結果、様々な感じ方をされる視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現であり、そのまま放送するという判断は誤りだったとの結論に至りました。視聴者の方々には申し訳なく思いますし、真摯(しんし)に反省しております。
○今後は、多様性の尊重、人権の配慮といった放送に求められる価値を重んじた番組づくりに努めて参ります。(杢田光)
<引用終わり>
(*5):2019年5月18日の時点では、既に韓国は、慰安婦合意反故・文喜相による不敬発言、自称「徴用工」判決放置、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件を起こしており、それらに対して、物事の道理に反し「自分に都合が良い勝手な主張」を延々と繰り返していた時期である。
2019/05/16投稿:
自分に不都合な経緯は総て「なかったこと」にする韓国首相
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1179.html
【ご参考】
2019/07/31投稿:
「外務省のお仕事」だけでは不充分・韓国最高裁判決の屁理屈
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1230.html
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<序>お盆休みに入った世間様。
帰省している方々や職場がお休みの方々が多々いる様で朝の通勤経路はガラガラ。
その一方で、当方勤務先のみなとみらい地区は沢山の人がいる。
アクセス数・ランキングバナークリック数が随分と少なくなっているのは、多分、そういう事が影響しているのだろうと推察している。
こういう時期はパソコンでのアクセスよりも、スマホでのアクセスが多くなると思う。
従い、長い論考は相応しくないと判断されることから今週は出来るだけ短い論考を心掛ける事にする。
尚、根拠・証憑明示の為の文末脚注は、ちゃんと記載するので、その点は予めご了承いただくたい。
<韓国の「対抗策」>GSOMIA破棄との韓国の自滅行為(*1)
GSOMIA(General Security of Military Information Agreement)とは「日韓軍事情報保護協定」のことで、中国・北朝鮮という自由民主主義国秩序とは違う体制信奉国からの軍事的脅威に対峙する日米韓3か国による三角同盟での軍事情報に関する協定だ。
一言で言えば、日米韓側の情報が対峙する中朝に漏洩すれば、漏洩した国のみならず、他の2か国も軍事的被害が増大してしまうので、それを防止するものである。
日米韓の三角同盟は、米国を基軸に日米と米韓が各々安保条約を締結している構造だが、その情報は3か国が共用するものなので、「日韓」の「軍事情報保護協定」が必要だという構造だ。
そういう構造なのだが、韓国は、それを破棄することを匂わせている。
韓国が「GSOMIA破棄」を言い出した経緯は、韓国側の勝手な思い込みである「ホワイト国待遇取り止め」(*2)が「自称「徴用工」判決放置」(*3)への「経済制裁」だとして、それへの「対抗」だとするものである。
韓国側の間違った「設定」=「偽りの土俵」でのお門違いの話をベースにしたもので、何等の妥当性はない。
要するに、話の出発点・コンテキストが非論理的なのだが、今回のポイントは、そういう経緯ではなく、韓国が自国の安全保障上必要な「GSOMIA」を自分から「破棄」を言い出す「韓国の自滅行為の非合理性」に注目した。
自国にとって不利となる策を「対抗策」に選定してしまうとの、大目的から逸脱する行為なのでをある。
<自滅的「対抗策」を一言で表現した岩井志摩子>「手首切るブスみたいなもの」(*4)
作家・岩井志摩子の初期作品「ぼっけえ、きょうてえ」は面白かったが、ぶっ飛んだ感性からの言動は、僅かの共感と多くの違和感を持つもので、随分と前に興味を失った。
そんな中、今年、5月18日の関西テレビの番組で「韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもの」などと発言した」との話は、実に鋭く物事を言い表したものである。
2019年5月18日の時点では、既に韓国は、慰安婦合意反故・文喜相による不敬発言、自称「徴用工」判決放置、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件を起こしており、それらに対して、物事の道理に反し「自分に都合が良い勝手な主張」を延々と繰り返していた時期である。(*5)
その後、安全保障上の国際的要請である輸出管理でのホワイト国待遇取り止めが起こったが、それに対する韓国側の対応を見ると、岩井志摩子の指摘は、今こそ的確だという状態になっている。
今回は、スマホ閲覧を前提にした短い論考がコンセプトなので以上である。
韓国の「対抗措置」が自国にとって不利となるとの大目的から逸脱する行為は、李氏朝鮮時代の相似形なのだが、その事例を紹介をしているとまた長くなるので、今回は、その事実の指摘だけに留めた。
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(*1):GSOMIA破棄との韓国の自滅行為
朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2019/08/09 11:00
見出し:◆米シンクタンク「GSOMIA破棄時は米軍撤収・同盟解体につながる可能性も」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/08/09/2019080980041.html
記事:○米国のシンクタンク・ランド研究所のブルース・ベネット研究員は8日「韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)が破棄されれば、次に来るのは米軍撤収と同盟解体になるだろう」との見解を示した。ベネット氏は本紙との電話インタビューで、韓国国内における反日の動きが安全保障にまで広がりつつあることを念頭に「米国では大きな懸念が広がっている」「北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長だけが今の状況をあたかも『けがに苦しむ相手チームを見る野球チームの監督』のように楽しんでいる」と指摘した。
○ベネット氏は「米軍は日本の支援があって初めて韓半島で任務を遂行できる」とした上で「有事の際、米軍の兵士70万人、船舶160隻、航空機2000機以上が韓半島に増強され配備されるが、日本国内のインフラを活用できなければ、米軍の戦略物資の移動も制約を受ける」との見方も示した。ベネット氏はさらに「平時に韓日両国が緊密に情報交換をしなければ、有事の際に武器や装備を適材適所に投入できない」とも警告した。米国の仲裁を引き出すためGSOMIAを利用しようとする韓国国内の主張については「米国が介入すれば、どちらか一方の肩を持つようにみられてしまい、もう一方は疎外されるかもしれない。三角協力を崩壊させる恐れがあるので適切な選択ではない」として批判的だ。
○ベネット氏は「韓日両国は北朝鮮の核問題という当面する最大の脅威に目を向け、交渉のテーブルに着くべきだ」「北朝鮮はすでに30-60基の核を保有しているが、明日にでもこれらがソウルに落ちれば、死傷者は最大で300万人に達するという事実を忘れてはならない」と指摘した。ベネット氏はさらに「たった1個の核兵器でも廃棄されなければ、北朝鮮の誠意を感じることはできない」ともくぎを刺した。米国が進める「中距離ミサイルのアジア配備」については「韓国への配備は良くない選択だ」「中国が経済面で報復に乗り出す可能性が高い」との見方を示した。
<引用終わり>
(*2):韓国側の勝手な思い込みである「ホワイト国待遇取り止め」
2019/07/25投稿:
韓国の「設定」が無理筋・韓国のWTOを利用するとの目論見は失敗
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【ご参考】
2019/08/02投稿:
自分達の非を認めず日本側を批判する韓国・輸出管理
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2019/07/23投稿:
「偽りの土俵」を提示し続ける韓国・河野太郎GJ
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(*4)岩井志摩子:「韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもの」などと発言した」との話
朝日新聞デジタル 2019年6月18日15時40分
見出し:◆関テレ「放送の判断は誤り」 岩井氏の差別的発言に謝罪
https://www.asahi.com/articles/ASM6L4WRZM6LPTFC00Q.html
記事:○関西テレビ(大阪市)は18日、5月18日に放送したバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」で、作家の岩井志麻子氏が韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもの」などと発言したシーンを放送したことについて、取材に対し「視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現」「そのまま放送するという判断は誤りだった」と謝罪のコメントを出した。
○コメントの内容は以下の通り。
○この表現をそのまま放送したことは適切な判断ではなかったと考えています。当初は差別的な意図はないと考え、放送したものでしたが、その後、様々なご批判を受けて社内で議論いたしました。
○その結果、様々な感じ方をされる視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現であり、そのまま放送するという判断は誤りだったとの結論に至りました。視聴者の方々には申し訳なく思いますし、真摯(しんし)に反省しております。
○今後は、多様性の尊重、人権の配慮といった放送に求められる価値を重んじた番組づくりに努めて参ります。(杢田光)
<引用終わり>
(*5):2019年5月18日の時点では、既に韓国は、慰安婦合意反故・文喜相による不敬発言、自称「徴用工」判決放置、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件を起こしており、それらに対して、物事の道理に反し「自分に都合が良い勝手な主張」を延々と繰り返していた時期である。
2019/05/16投稿:
自分に不都合な経緯は総て「なかったこと」にする韓国首相
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【ご参考】
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「外務省のお仕事」だけでは不充分・韓国最高裁判決の屁理屈
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