「偽りの土俵」を提示し続ける韓国・河野太郎GJ
- 2019/07/23
- 21:27
「偽りの土俵」を提示し続ける韓国・河野太郎GJ

副題:問題の本質を誤魔化す韓国式「偽りの土俵」の提示。物事のコンテキスト・ポイントをはぐらかす卑怯なやり方
先ず、物事を整理して、本当の事を提示しておく。
↓
<Ⅰ:日韓基本条約・請求権協定に違反する韓国>
1.自称「徴用工」判決は、日韓基本条約に反するもの。
2.日韓基本条約に反する状態を前提にした「韓国側構想」は、国際条約違反の助長
<Ⅱ:「経済制裁・経済報復」との「偽りの土俵」を提示している韓国>
1.安全保障上の国際的枠組みである輸出管理の運用見直しは貿易問題にあらず
2.輸出国側日本が責任を負う輸出管理の運用に韓国は口出しできる立場にはない
上記した「本当の事」を理解していれば、韓国・文在寅政権がやっていることが難癖でしかない事は分かると思うが、我が国偏向メディアや韓国メディアは、もっぱら韓国・文在寅政権側の「言い分」に軸足を置いて「報道」するので、誤解してしまう方も出てきてしまう状態だ。
上記した様に、日韓間のコンフリクトは、もっぱら韓国側がその原因を起こしている。
日本側は、条約・国家間の約束事を遵守して行動しており、韓国側に要求していることは、「約束事はちゃんと守ろうね」である。
一方の韓国側は、国家間の約束事を勝手に反故にして、お得意の「朝鮮半島での「あの論法」」を以て、物事をマジェマジェして、他者を混乱させての詐欺話をしているのである。
具体的には、上記した様に、Ⅰの日韓基本条約に違反する話と、Ⅱの輸出管理の運用の話をマジェマジェしている事である。
Ⅰの日韓基本条約に違反した状態を一顧だにせず、違反状態を前提にした「提案」なる恥知らずな行為をしている点も要注意点である。
上記した、日韓基本条約に違反する「自称「徴用工」判決」は、明確な条約違反状態にある。
韓国側が日本に仕掛けている「難癖」は、「自称「徴用工」判決」の他にも、日韓慰安婦合意反故問題、それに伴う文喜相の「天皇陛下侮辱発言」との外交欠礼、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件等がある。(*1)
これらのうち、「自称「徴用工」判決」は、日韓基本条約の一部である請求権協定の3条の仲裁委員選定を無視するとの、明確な条約違反が現出したもの(*2)であり、第三者判断の際に疑義なく韓国側の違反が認定される要件を満たしているものである。
そうである事から、河野外務大臣は韓国に対して、以下の点を明示して抗議したものである。
①<日韓基本条約に韓国が違反する状態が続いている>
「旧朝鮮半島出身労働者の問題について韓国の大法院(最高裁)判決により、国際法違反の状態が続いております。」
②<違反状態解決の為に、協議要請したのにも関わらず韓国は無視を続けている>
「日韓請求権協定に基づいて1月に協議を要請し、残念ながら韓国側にそれを受け入れていただけませんでした」
③<日韓基本条約に違反する状態を韓国はこれ以上放置するな>
「韓国政府が国際法違反の状態をこれ以上野放しにしないように直ちに是正の措置を取られることを強く求めたいと思います。」
↓
これらに続き、河野外務大臣は日韓基本条約が日韓国交樹立条約であり、両国関係の基礎であり、そんな重要な条約を無視・反故することは大問題であることを指摘している。
この抗議は、7月19日に駐日韓国大使を外務省に呼び出して行った。
「駐日大使」との立場は、その国の国家主権を代表して駐在国に派遣された人物である。
従い、我が国外務大臣が「韓国に抗議する」場合は、我が国に駐在している韓国大使に対して抗議することは、国際慣例に則った行為である。
その抗議の様子を産経新聞は、動画入りで詳しく報じている。(*3)
同報道は、河野外務大臣の発言と駐日韓国大使の発言の文字お越しである。
河野大臣の発言は、上記した様に、日韓基本条約・請求権協定に違反している点についてのみ語っている。
それに対して、駐日韓国大使の南官杓は、日韓基本条約に関しては「河野大臣のお言葉は本国政府に伝えておきたいと思います。」とだけ述べ、いきなり別の話である輸出管理の運用見直しについて語り出しているのである。
その際の韓国大使の言い分は「日本側の一方的な措置」である。
どうやら、韓国大使は輸出管理の建て付けを知らない様である。
国際的安全保障上の枠組みである輸出管理は、輸出国が輸出する戦略物資の管理責任を問われ責任を持つとの建て付けであり、日本が韓国に輸出した戦略物資が悪用される事態となった場合の責任は、日本が追究されるのであり、信頼性・信用が喪失している韓国に対して、管理レベルを上げることは、国際社会に対する日本側の責任であり、韓国側がどうこう言える問題ではない。(*4)
韓国が出来ることと言えば、韓国が輸入した戦略物資をちゃんと管理できる事を自らが実証し、日本側を納得させることである。そういう枠組み・建て付けなのが輸出管理なのである。それを、あたかも日本側による嫌がらせ・圧力の経済制裁・経済報復であるかの様な文脈で匂わせているのである。
その上で、韓国大使は、自称「徴用工」判決の放置に関して、「日本側に韓国側の構想をお伝えしてきており、この方法を基礎としてよりよい解決策を・・」などと国際条約違反の助長でしかない「韓国側構想」を述べているのである。
この様な「日韓基本条約に反する状態を前提にした「韓国側構想」」は、既に日本側から問題の本質的解決にはならない旨を指摘済である。
その為、こんな寝言を言っている韓国大使に対して、河野外務大臣は「国際法違反の状況を是正するものではない」と指摘しているのである。
マスコミ報道では、これに続く「知らないふりをして改めて提案するのは極めて無礼」の部分が強調されているが、「無礼」がポイントではないのである。
確かに、韓国大使の論法は無礼であり卑怯でありゴマカシである。
河野外務大臣でなくても「寝言言ってんじゃなぇーよ」と言いたくなる「あの論法」である。
河野大臣は、更に「旧朝鮮半島出身労働者の問題を他の問題と関連しているかのように位置づけるのはやめていただきたい。」「韓国の世論におかしな影響を与えることになる」と指摘しているが、まさにその通りである。
韓国大使が提示しているのは「偽りの土俵」であり、その様な論法は、けして問題の解決には結びつかないことを明示した河野外務大臣は、ちゃんとした仕事をしていると考える。
それが内閣の方針(*5)であり、それに忠実な仕事をしている河野外務大臣を高く評価したい。
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【文末脚注】
(*1):韓国側が日本に仕掛けている「難癖」は、「自称「徴用工」判決」の他にも、日韓慰安婦合意反故問題、それに伴う文喜相の「天皇陛下侮辱発言」との外交欠礼、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件等がある。
2019/05/16投稿:
自分に不都合な経緯は総て「なかったこと」にする韓国首相
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1179.html
2019/04/15投稿:
自分が蒔いた種の後始末を日本に強要する韓国首相
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1155.html
(*2):「自称「徴用工」判決」は、日韓基本条約の一部である請求権協定の3条の仲裁委員選定を無視するとの、明確な条約違反が現出したものである。
2019/06/18投稿:
【速報】日韓基本条約・請求権協定第3条に違反した韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1201.html
(*3):河野外務大臣が駐日韓国大使へ抗議
産経新聞 2019.7.19 12:31
見出し:◆【動画あり】河野外相「極めて無礼」 徴用工訴訟で駐日韓国大使とのやりとり詳細
https://www.sankei.com/politics/news/190719/plt1907190020-n1.html
リード文:○河野太郎外相は19日午前、いわゆる徴用工訴訟をめぐり、日韓請求権協定に基づく仲裁委員会の設置に韓国政府が応じなかったことを受け、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使を外務省に呼び出し抗議した。南氏が韓国側の立場で反論すると、河野氏が「極めて無礼だ」と強い口調で非難する場面もあった。やりとりの詳細は次の通り。
- - -
【河野氏】「旧朝鮮半島出身労働者の問題について韓国の大法院(最高裁)判決により、国際法違反の状態が続いております。そのため、日韓請求権協定に基づいて1月に協議を要請し、残念ながら韓国側にそれを受け入れていただけませんでしたので、5月20日に仲裁を申し入れました。仲裁委員の選定もなく、また第三国の選定も行われず、この請求権協定に基づく仲裁を行うことができなかったのは、非常に残念に思います。また、韓国政府が国際法違反の状態をこれ以上野放しにしないように直ちに是正の措置を取られることを強く求めたいと思います。両国が国交を正常化する際にわれわれの先人が非常に長い年月をかけ、また双方が知恵を出し合い、努力をしあって、この日韓の基本条約、そして請求権協定が結ばれたわけでございます。日韓両国がこの両条約を法的な基盤として、半世紀以上良好な関係を築いてきたと私は思います。両国の国民の交流も年間に1千万人を超えるようになりました。そういう国民の交流があるなかで、韓国政府が一方的に国際法に違反している状況を放置しているのは、極めて問題だと言わざるを得ません。国内の裁判の判決を理由として国際法違反の状況を放置しておくことは国際的にも許されません。韓国政府がいま行っていることは、第2次世界大戦後の国際秩序を根底から覆すことに等しいものであります。大使におかれては、本国政府にしっかりとこの状況を伝達し、一刻も早く韓国政府がこの状況を是正するよう措置を取られることを強く求めます」
https://www.sankei.com/politics/news/190719/plt1907190020-n2.html
【南氏】「河野大臣のお言葉は本国政府に伝えておきたいと思います。現在、両国間では非常に好ましくない状況が展開されています。日本側の一方的な措置によって両国民と企業が困難な状況に陥り、被害が発生しています。このように韓日関係の根幹を損なわせ、両国の基本的な関係に損傷を与える状況は一刻も早く解消されるべきだと思います。両国政府ができるかぎりすべてのレベルでの対話を通じて、速やかに解決するための努力をともにしていければと思います。
また、日本側の仲裁委員会の設置要請について申し上げます。現在、懸案となっております事案は民事事件でございまして、どのように解決されるのかはまだわからない状況でございます。韓国政府は両当事者の間で納得ができ、両国関係を損なわせることなく補償が終結されますよう環境づくりのために日々努力してきております。韓国側はこのような努力の一環として日本側に韓国側の構想をお伝えしてきており、この方法を基礎としてよりよい解決策を・・」
【河野氏】「ちょっと待ってください。韓国側の提案はまったく受け入れられるものではない、国際法違反の状況を是正するものではないということは、以前に韓国側にお伝えしております。それを知らないふりをして改めて提案するのは極めて無礼でございます。この旧朝鮮半島出身労働者の問題を他の問題と関連しているかのように位置づけるのはやめていただきたい。それは韓国の世論におかしな影響を与えることになります。これ以上はマスコミが退室してから申し上げましょう」
<引用終わり>
(*4):国際的安全保障上の枠組みである輸出管理は、輸出国が輸出する戦略物資の管理責任を問われ責任を持つとの建て付けであり、日本が韓国に輸出した戦略物資が悪用される事態となった場合の責任は、日本が追究されるのであり、信頼性・信用が喪失している韓国に対して、管理レベルを上げることは、国際社会に対する日本側の責任であり、韓国側がどうこう言える問題ではない。
2019/07/11投稿:
自分じゃ何もしないで要求するだけの韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1216.html
【ご参考】
2019/07/03投稿:
輸出管理・外為法規制での「ホワイト国」除外の意味
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1210.html
(*4):内閣の方針
2019/07/20投稿:
選挙公約・読み方のポイント4(外交・安全保障)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1223.html
↓
<自民党の公約より抜粋引用>
<自民党>
▽日米同盟をより一層強固にし、ゆるぎない防衛力を整備することで国民の命を守り抜く。
▽米国をはじめ国際社会と結束して北朝鮮に核・ミサイルの完全な放棄を迫り、拉致被害者全員の即時一括帰国を目指す。
▽我が国固有の領土である北方領土問題解決に向け、ロシアとの平和条約締結交渉を加速する。
▽歴史認識などを巡るいわれなき非難への断固たる反論をはじめ、韓国や中国など近隣諸国との課題に適切に対処する。
▽国益に即した経済連携協定や投資協定などを推進し、グローバルなルール策定に貢献する。
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副題:問題の本質を誤魔化す韓国式「偽りの土俵」の提示。物事のコンテキスト・ポイントをはぐらかす卑怯なやり方
先ず、物事を整理して、本当の事を提示しておく。
↓
<Ⅰ:日韓基本条約・請求権協定に違反する韓国>
1.自称「徴用工」判決は、日韓基本条約に反するもの。
2.日韓基本条約に反する状態を前提にした「韓国側構想」は、国際条約違反の助長
<Ⅱ:「経済制裁・経済報復」との「偽りの土俵」を提示している韓国>
1.安全保障上の国際的枠組みである輸出管理の運用見直しは貿易問題にあらず
2.輸出国側日本が責任を負う輸出管理の運用に韓国は口出しできる立場にはない
上記した「本当の事」を理解していれば、韓国・文在寅政権がやっていることが難癖でしかない事は分かると思うが、我が国偏向メディアや韓国メディアは、もっぱら韓国・文在寅政権側の「言い分」に軸足を置いて「報道」するので、誤解してしまう方も出てきてしまう状態だ。
上記した様に、日韓間のコンフリクトは、もっぱら韓国側がその原因を起こしている。
日本側は、条約・国家間の約束事を遵守して行動しており、韓国側に要求していることは、「約束事はちゃんと守ろうね」である。
一方の韓国側は、国家間の約束事を勝手に反故にして、お得意の「朝鮮半島での「あの論法」」を以て、物事をマジェマジェして、他者を混乱させての詐欺話をしているのである。
具体的には、上記した様に、Ⅰの日韓基本条約に違反する話と、Ⅱの輸出管理の運用の話をマジェマジェしている事である。
Ⅰの日韓基本条約に違反した状態を一顧だにせず、違反状態を前提にした「提案」なる恥知らずな行為をしている点も要注意点である。
上記した、日韓基本条約に違反する「自称「徴用工」判決」は、明確な条約違反状態にある。
韓国側が日本に仕掛けている「難癖」は、「自称「徴用工」判決」の他にも、日韓慰安婦合意反故問題、それに伴う文喜相の「天皇陛下侮辱発言」との外交欠礼、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件等がある。(*1)
これらのうち、「自称「徴用工」判決」は、日韓基本条約の一部である請求権協定の3条の仲裁委員選定を無視するとの、明確な条約違反が現出したもの(*2)であり、第三者判断の際に疑義なく韓国側の違反が認定される要件を満たしているものである。
そうである事から、河野外務大臣は韓国に対して、以下の点を明示して抗議したものである。
①<日韓基本条約に韓国が違反する状態が続いている>
「旧朝鮮半島出身労働者の問題について韓国の大法院(最高裁)判決により、国際法違反の状態が続いております。」
②<違反状態解決の為に、協議要請したのにも関わらず韓国は無視を続けている>
「日韓請求権協定に基づいて1月に協議を要請し、残念ながら韓国側にそれを受け入れていただけませんでした」
③<日韓基本条約に違反する状態を韓国はこれ以上放置するな>
「韓国政府が国際法違反の状態をこれ以上野放しにしないように直ちに是正の措置を取られることを強く求めたいと思います。」
↓
これらに続き、河野外務大臣は日韓基本条約が日韓国交樹立条約であり、両国関係の基礎であり、そんな重要な条約を無視・反故することは大問題であることを指摘している。
この抗議は、7月19日に駐日韓国大使を外務省に呼び出して行った。
「駐日大使」との立場は、その国の国家主権を代表して駐在国に派遣された人物である。
従い、我が国外務大臣が「韓国に抗議する」場合は、我が国に駐在している韓国大使に対して抗議することは、国際慣例に則った行為である。
その抗議の様子を産経新聞は、動画入りで詳しく報じている。(*3)
同報道は、河野外務大臣の発言と駐日韓国大使の発言の文字お越しである。
河野大臣の発言は、上記した様に、日韓基本条約・請求権協定に違反している点についてのみ語っている。
それに対して、駐日韓国大使の南官杓は、日韓基本条約に関しては「河野大臣のお言葉は本国政府に伝えておきたいと思います。」とだけ述べ、いきなり別の話である輸出管理の運用見直しについて語り出しているのである。
その際の韓国大使の言い分は「日本側の一方的な措置」である。
どうやら、韓国大使は輸出管理の建て付けを知らない様である。
国際的安全保障上の枠組みである輸出管理は、輸出国が輸出する戦略物資の管理責任を問われ責任を持つとの建て付けであり、日本が韓国に輸出した戦略物資が悪用される事態となった場合の責任は、日本が追究されるのであり、信頼性・信用が喪失している韓国に対して、管理レベルを上げることは、国際社会に対する日本側の責任であり、韓国側がどうこう言える問題ではない。(*4)
韓国が出来ることと言えば、韓国が輸入した戦略物資をちゃんと管理できる事を自らが実証し、日本側を納得させることである。そういう枠組み・建て付けなのが輸出管理なのである。それを、あたかも日本側による嫌がらせ・圧力の経済制裁・経済報復であるかの様な文脈で匂わせているのである。
その上で、韓国大使は、自称「徴用工」判決の放置に関して、「日本側に韓国側の構想をお伝えしてきており、この方法を基礎としてよりよい解決策を・・」などと国際条約違反の助長でしかない「韓国側構想」を述べているのである。
この様な「日韓基本条約に反する状態を前提にした「韓国側構想」」は、既に日本側から問題の本質的解決にはならない旨を指摘済である。
その為、こんな寝言を言っている韓国大使に対して、河野外務大臣は「国際法違反の状況を是正するものではない」と指摘しているのである。
マスコミ報道では、これに続く「知らないふりをして改めて提案するのは極めて無礼」の部分が強調されているが、「無礼」がポイントではないのである。
確かに、韓国大使の論法は無礼であり卑怯でありゴマカシである。
河野外務大臣でなくても「寝言言ってんじゃなぇーよ」と言いたくなる「あの論法」である。
河野大臣は、更に「旧朝鮮半島出身労働者の問題を他の問題と関連しているかのように位置づけるのはやめていただきたい。」「韓国の世論におかしな影響を与えることになる」と指摘しているが、まさにその通りである。
韓国大使が提示しているのは「偽りの土俵」であり、その様な論法は、けして問題の解決には結びつかないことを明示した河野外務大臣は、ちゃんとした仕事をしていると考える。
それが内閣の方針(*5)であり、それに忠実な仕事をしている河野外務大臣を高く評価したい。
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【文末脚注】
(*1):韓国側が日本に仕掛けている「難癖」は、「自称「徴用工」判決」の他にも、日韓慰安婦合意反故問題、それに伴う文喜相の「天皇陛下侮辱発言」との外交欠礼、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件等がある。
2019/05/16投稿:
自分に不都合な経緯は総て「なかったこと」にする韓国首相
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1179.html
2019/04/15投稿:
自分が蒔いた種の後始末を日本に強要する韓国首相
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1155.html
(*2):「自称「徴用工」判決」は、日韓基本条約の一部である請求権協定の3条の仲裁委員選定を無視するとの、明確な条約違反が現出したものである。
2019/06/18投稿:
【速報】日韓基本条約・請求権協定第3条に違反した韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1201.html
(*3):河野外務大臣が駐日韓国大使へ抗議
産経新聞 2019.7.19 12:31
見出し:◆【動画あり】河野外相「極めて無礼」 徴用工訴訟で駐日韓国大使とのやりとり詳細
https://www.sankei.com/politics/news/190719/plt1907190020-n1.html
リード文:○河野太郎外相は19日午前、いわゆる徴用工訴訟をめぐり、日韓請求権協定に基づく仲裁委員会の設置に韓国政府が応じなかったことを受け、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使を外務省に呼び出し抗議した。南氏が韓国側の立場で反論すると、河野氏が「極めて無礼だ」と強い口調で非難する場面もあった。やりとりの詳細は次の通り。
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【河野氏】「旧朝鮮半島出身労働者の問題について韓国の大法院(最高裁)判決により、国際法違反の状態が続いております。そのため、日韓請求権協定に基づいて1月に協議を要請し、残念ながら韓国側にそれを受け入れていただけませんでしたので、5月20日に仲裁を申し入れました。仲裁委員の選定もなく、また第三国の選定も行われず、この請求権協定に基づく仲裁を行うことができなかったのは、非常に残念に思います。また、韓国政府が国際法違反の状態をこれ以上野放しにしないように直ちに是正の措置を取られることを強く求めたいと思います。両国が国交を正常化する際にわれわれの先人が非常に長い年月をかけ、また双方が知恵を出し合い、努力をしあって、この日韓の基本条約、そして請求権協定が結ばれたわけでございます。日韓両国がこの両条約を法的な基盤として、半世紀以上良好な関係を築いてきたと私は思います。両国の国民の交流も年間に1千万人を超えるようになりました。そういう国民の交流があるなかで、韓国政府が一方的に国際法に違反している状況を放置しているのは、極めて問題だと言わざるを得ません。国内の裁判の判決を理由として国際法違反の状況を放置しておくことは国際的にも許されません。韓国政府がいま行っていることは、第2次世界大戦後の国際秩序を根底から覆すことに等しいものであります。大使におかれては、本国政府にしっかりとこの状況を伝達し、一刻も早く韓国政府がこの状況を是正するよう措置を取られることを強く求めます」
https://www.sankei.com/politics/news/190719/plt1907190020-n2.html
【南氏】「河野大臣のお言葉は本国政府に伝えておきたいと思います。現在、両国間では非常に好ましくない状況が展開されています。日本側の一方的な措置によって両国民と企業が困難な状況に陥り、被害が発生しています。このように韓日関係の根幹を損なわせ、両国の基本的な関係に損傷を与える状況は一刻も早く解消されるべきだと思います。両国政府ができるかぎりすべてのレベルでの対話を通じて、速やかに解決するための努力をともにしていければと思います。
また、日本側の仲裁委員会の設置要請について申し上げます。現在、懸案となっております事案は民事事件でございまして、どのように解決されるのかはまだわからない状況でございます。韓国政府は両当事者の間で納得ができ、両国関係を損なわせることなく補償が終結されますよう環境づくりのために日々努力してきております。韓国側はこのような努力の一環として日本側に韓国側の構想をお伝えしてきており、この方法を基礎としてよりよい解決策を・・」
【河野氏】「ちょっと待ってください。韓国側の提案はまったく受け入れられるものではない、国際法違反の状況を是正するものではないということは、以前に韓国側にお伝えしております。それを知らないふりをして改めて提案するのは極めて無礼でございます。この旧朝鮮半島出身労働者の問題を他の問題と関連しているかのように位置づけるのはやめていただきたい。それは韓国の世論におかしな影響を与えることになります。これ以上はマスコミが退室してから申し上げましょう」
<引用終わり>
(*4):国際的安全保障上の枠組みである輸出管理は、輸出国が輸出する戦略物資の管理責任を問われ責任を持つとの建て付けであり、日本が韓国に輸出した戦略物資が悪用される事態となった場合の責任は、日本が追究されるのであり、信頼性・信用が喪失している韓国に対して、管理レベルを上げることは、国際社会に対する日本側の責任であり、韓国側がどうこう言える問題ではない。
2019/07/11投稿:
自分じゃ何もしないで要求するだけの韓国
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輸出管理・外為法規制での「ホワイト国」除外の意味
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(*4):内閣の方針
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選挙公約・読み方のポイント4(外交・安全保障)
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<自民党の公約より抜粋引用>
<自民党>
▽日米同盟をより一層強固にし、ゆるぎない防衛力を整備することで国民の命を守り抜く。
▽米国をはじめ国際社会と結束して北朝鮮に核・ミサイルの完全な放棄を迫り、拉致被害者全員の即時一括帰国を目指す。
▽我が国固有の領土である北方領土問題解決に向け、ロシアとの平和条約締結交渉を加速する。
▽歴史認識などを巡るいわれなき非難への断固たる反論をはじめ、韓国や中国など近隣諸国との課題に適切に対処する。
▽国益に即した経済連携協定や投資協定などを推進し、グローバルなルール策定に貢献する。
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