慰安婦問題解決手段の財団を解散し問題から逃げ出したい韓国・文在寅
- 2019/07/05
- 23:14
慰安婦問題解決手段の財団を解散し問題から逃げ出したい韓国・文在寅

副題:2015年の合意で慰安婦問題の解決当事者となった韓国政府は、その責任から逃げだし、合意を反故にし、とうとう慰安婦財団を「解散」した。解散しても合意自体は存在しており、韓国側責務がなくなった訳ではない。それが国際常識
韓国・文在寅政権が「慰安婦を慰安する財団」(「和解・癒やし財団」)の法的解散手続きをした旨の朝日新聞ニュース(*1)を見た。
朝日新聞らしく、反日・親韓の印象操作が幾つも見られるニュースであり、その見出し「◆日韓慰安婦財団が正式解散 韓国、日本の同意なく手続き」には「正式手続」なる語句を用いている。
実態は、韓国の国内での法的手続きである「解散登記」をしただけであり、国家間の約束事である日韓慰安婦合意がなくなった訳ではない。
日韓慰安婦合意のうち、韓国政府が設立する「和解・癒やし財団」にて「慰安婦を慰安する事業」を行うことは、韓国側責務である。
「和解・癒やし財団」とは「手段」であり、その目的は、韓国側が散々言ってきた「慰安婦の気持ちを癒す」ものである。
従前は、日本側がもっぱら「慰安婦の気持ちを癒し解決する」との、科学的な基準が設定できないものへの対応をしてきたのだが、異文化日本人では、その様な事業を実行しても解決など所詮無理であり、韓国人慰安婦の「気持ち」は、やはり同じ文明を持つ韓国側で実行しない限り、解決の目処が立たないものであることから、2015年12月の日韓慰安婦合意では、韓国政府が財団を設立して、そういう事業を行うとしたものである。
今般、文在寅は問題解決の為の事業を行うとの責務から逃げ出して、財団解散との韓国国内での「手段の消滅」をしたものだ。しかし、手段を消したからと言って国際間合意が一緒に消滅するものではない。
常識で考えていただければ分かると思うが、タクシーの運転手が、タクシー乗務の仕事をしたくないからと、会社から貸与されている車を破壊しても、タクシー運転手とタクシー会社間の雇用契約は消滅せず、別途、懲戒または退職手続き等での雇用契約の破棄が必要なのである。
貸与された車を破壊すれば、事実上クビになるのだが、だからと言って「車を壊した」との違反行為が帳消しになる訳ではない。
日韓慰安婦合意自体は存在し続けており、それに反した韓国・文在寅政権は、慰安婦財団での慰安事業から逃げられないだけではなく、合意反故との行為に対して別の責務が生じさせているだけである。
「慰安婦を慰安する事業」を韓国政府は実行する立場にあり、いくらもがいても、それから逃げられるものではない。
そうであるにも関わらず、自分の都合だけで国際的約束を反故にして恥じない文在寅には下劣さしか感じられないのである。
詳しくは、以前の論考で指摘済なので、ご再読をお願いしたい。
↓
2019/01/30投稿:
「慰安婦財団」を解散し責任から逃げ出す韓国政府
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1101.html
2018/11/22投稿:
自分では解決する能力・意思がない韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1059.html
今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):慰安婦財団の解散を報じる朝日記事
朝日新聞デジタル 2019年7月5日00時00分
見出し:◆日韓慰安婦財団が正式解散 韓国、日本の同意なく手続き
https://www.asahi.com/articles/ASM7461QNM74UHBI02S.html
記事:○2015年の日韓慰安婦合意に基づき元慰安婦や遺族への支援事業を行ってきた「和解・癒やし財団」が解散登記を終え、正式に解散したことが4日わかった。韓国政府は同日夕までに、財団解散の事実を日本政府に伝えていない。日本政府は解散に同意しておらず、反発を強めそうだ。
○財団関係者によると、解散登記の申請は6月17日付で、3日に完了の通知が財団に届いた。文在寅(ムンジェイン)政権は、昨年11月に財団の解散方針を発表し、日本政府の同意のないままに解散手続きを進めていた。
○財団は日本が出した10億円を財源に、元慰安婦に1人あたり支援金1億ウォン(約900万円)、遺族に同2千万ウォンを支給する事業に取り組んだ。事業の対象になった元慰安婦47人と遺族199人のうち、元慰安婦36人と遺族71人が受給を希望した。だが、受給希望者のうち、元慰安婦2人と遺族13人はまだ支払われていない。財団関係者は「今後、希望者に支払われるかどうか、私たちにはわからない」と話した。
○財団には日本が拠出した10億円のうち5億円余りが残余金として残る。使途を決める日韓協議は、日本側が財団解散を受け入れていないため、進んでいない。(ソウル=武田肇)
<引用終わり>
【ご参考】
※文在寅の大統領就任後の最初の悪足掻きの様子
2018/01/12投稿:
動かぬゴールポストに苛つく韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-843.html
2018/01/13投稿:
続・動かぬゴールポストに苛つく韓国・肝心な事を報道しない我が国マスコミ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-844.html
※韓国・文在寅には、国際ルールに基づ言いて、やるべきことをやっていただくのが一番だと考える。
2018/11/12投稿:
「日韓断交」で韓国を楽な立場にしてあげたいのか?
<徴用工・韓国「最高裁」判決雑感6(要約)>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1051.html
副題:威勢よく「日韓断交」を述べる方々は、それが韓国にとって有利になることを知らないのか?それとも、「保守・愛国」の皮を被った韓国側の代理人なのか?何故、韓国側を楽にする「日韓断交」を叫ぶのか?
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副題:2015年の合意で慰安婦問題の解決当事者となった韓国政府は、その責任から逃げだし、合意を反故にし、とうとう慰安婦財団を「解散」した。解散しても合意自体は存在しており、韓国側責務がなくなった訳ではない。それが国際常識
韓国・文在寅政権が「慰安婦を慰安する財団」(「和解・癒やし財団」)の法的解散手続きをした旨の朝日新聞ニュース(*1)を見た。
朝日新聞らしく、反日・親韓の印象操作が幾つも見られるニュースであり、その見出し「◆日韓慰安婦財団が正式解散 韓国、日本の同意なく手続き」には「正式手続」なる語句を用いている。
実態は、韓国の国内での法的手続きである「解散登記」をしただけであり、国家間の約束事である日韓慰安婦合意がなくなった訳ではない。
日韓慰安婦合意のうち、韓国政府が設立する「和解・癒やし財団」にて「慰安婦を慰安する事業」を行うことは、韓国側責務である。
「和解・癒やし財団」とは「手段」であり、その目的は、韓国側が散々言ってきた「慰安婦の気持ちを癒す」ものである。
従前は、日本側がもっぱら「慰安婦の気持ちを癒し解決する」との、科学的な基準が設定できないものへの対応をしてきたのだが、異文化日本人では、その様な事業を実行しても解決など所詮無理であり、韓国人慰安婦の「気持ち」は、やはり同じ文明を持つ韓国側で実行しない限り、解決の目処が立たないものであることから、2015年12月の日韓慰安婦合意では、韓国政府が財団を設立して、そういう事業を行うとしたものである。
今般、文在寅は問題解決の為の事業を行うとの責務から逃げ出して、財団解散との韓国国内での「手段の消滅」をしたものだ。しかし、手段を消したからと言って国際間合意が一緒に消滅するものではない。
常識で考えていただければ分かると思うが、タクシーの運転手が、タクシー乗務の仕事をしたくないからと、会社から貸与されている車を破壊しても、タクシー運転手とタクシー会社間の雇用契約は消滅せず、別途、懲戒または退職手続き等での雇用契約の破棄が必要なのである。
貸与された車を破壊すれば、事実上クビになるのだが、だからと言って「車を壊した」との違反行為が帳消しになる訳ではない。
日韓慰安婦合意自体は存在し続けており、それに反した韓国・文在寅政権は、慰安婦財団での慰安事業から逃げられないだけではなく、合意反故との行為に対して別の責務が生じさせているだけである。
「慰安婦を慰安する事業」を韓国政府は実行する立場にあり、いくらもがいても、それから逃げられるものではない。
そうであるにも関わらず、自分の都合だけで国際的約束を反故にして恥じない文在寅には下劣さしか感じられないのである。
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2019/01/30投稿:
「慰安婦財団」を解散し責任から逃げ出す韓国政府
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2018/11/22投稿:
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今回は以上である。
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【文末脚注】
(*1):慰安婦財団の解散を報じる朝日記事
朝日新聞デジタル 2019年7月5日00時00分
見出し:◆日韓慰安婦財団が正式解散 韓国、日本の同意なく手続き
https://www.asahi.com/articles/ASM7461QNM74UHBI02S.html
記事:○2015年の日韓慰安婦合意に基づき元慰安婦や遺族への支援事業を行ってきた「和解・癒やし財団」が解散登記を終え、正式に解散したことが4日わかった。韓国政府は同日夕までに、財団解散の事実を日本政府に伝えていない。日本政府は解散に同意しておらず、反発を強めそうだ。
○財団関係者によると、解散登記の申請は6月17日付で、3日に完了の通知が財団に届いた。文在寅(ムンジェイン)政権は、昨年11月に財団の解散方針を発表し、日本政府の同意のないままに解散手続きを進めていた。
○財団は日本が出した10億円を財源に、元慰安婦に1人あたり支援金1億ウォン(約900万円)、遺族に同2千万ウォンを支給する事業に取り組んだ。事業の対象になった元慰安婦47人と遺族199人のうち、元慰安婦36人と遺族71人が受給を希望した。だが、受給希望者のうち、元慰安婦2人と遺族13人はまだ支払われていない。財団関係者は「今後、希望者に支払われるかどうか、私たちにはわからない」と話した。
○財団には日本が拠出した10億円のうち5億円余りが残余金として残る。使途を決める日韓協議は、日本側が財団解散を受け入れていないため、進んでいない。(ソウル=武田肇)
<引用終わり>
【ご参考】
※文在寅の大統領就任後の最初の悪足掻きの様子
2018/01/12投稿:
動かぬゴールポストに苛つく韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-843.html
2018/01/13投稿:
続・動かぬゴールポストに苛つく韓国・肝心な事を報道しない我が国マスコミ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-844.html
※韓国・文在寅には、国際ルールに基づ言いて、やるべきことをやっていただくのが一番だと考える。
2018/11/12投稿:
「日韓断交」で韓国を楽な立場にしてあげたいのか?
<徴用工・韓国「最高裁」判決雑感6(要約)>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1051.html
副題:威勢よく「日韓断交」を述べる方々は、それが韓国にとって有利になることを知らないのか?それとも、「保守・愛国」の皮を被った韓国側の代理人なのか?何故、韓国側を楽にする「日韓断交」を叫ぶのか?
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