ヘゲモニーチャレンジ宣言をした中国Part3 Final
- 2019/05/20
- 19:55
ヘゲモニーチャレンジ宣言をした中国Part3 Final

副題:「アジア文明対話」なるイベントでの習近平・基調演説を読み解く。案の定、華夷秩序価値観の拡散が目的。西欧文明ベースの世界標準を中国Siniv文明ベースへと変換したいとの目論見も、上から目線が酷過ぎて逆効果ではないか?
習近平の基調演説読み解きを続ける。前回Part2(*1)からの続きである。
尚、「アジア文明対話」なるイベントの概要及び中国の目的等は前々回論考Part1(*2)を参照されたい。
2-4.■4つの主張(小見出し第2から再開)
人民日報記事を題材にした論考を続ける。(*3)
↓
<引用開始>
○第2に、各国の文明の美を評価し、その交流と相互参考をを堅持すること。
われわれは自国の文明を活力で満たすとともに、他国の文明発展のための環境づくりも進め、世界の文明がその素晴らしさを競い合うようにする必要がある。
中国は関係国と共に、アジア古典的著作相互翻訳計画とアジア映画・テレビ交流協力計画を実施し、人々が互いの文化への理解を深め、楽しむ手助けを行い、文明の美を示し、広めるために交流と相互参考のプラットフォームを築くことを望んでいる。
<引用終わり>
↓
言葉の端々に中華思想ベースの表現がある。
例えば、「世界の文明がその素晴らしさを競い合うようにする必要がある。」である。
我々日本人の価値観で考えれば、各国・各民族の文明は、各々が存在しているのであり、それは「競い合う」ものではない。各文明は、銘々が存在し続け、併存・並立していれば良いものである。
この部分で言っていることは、「競い合った結果を「評価」するのは中国」というものである。
要するに、中国は、各国文明を軽んじているのである。
各国・各民族のアイデンティティーである各文明を「評価」する立場に立てると考える傲慢不遜は、中華思想そのものである。
世界の中心・華であるシナが、周辺各国、即ち東夷•北狄•西戎•南蛮を治める世界が中国の理想的な平和世界だとする考え方が滲み出ていることが分かるであろう。
それを実現化する為の「プラットフォームを築くことを望んでいる」のである。
GAFAと総称されるプラットフォーム企業の強さは、その上に乗る各々のコンテンツ・企業・個人を統制下に置けることにある様に、中国は各国・各民族の文明を統制下に置くぞ、と宣言しているものである。
<引用開始>
○第3に、開放・包摂、相互学習・相互参考を堅持すること。
われわれは様々なものを差別なく受け入れる広い心で文化交流の障壁を打破し、同様の姿勢でその他の文明からエネルギーを吸収し、アジア文明が交流と相互参考の中で共に前進する後押しをすべきだ。
中国は各国と青少年、民間団体、地方、メディアなどにおける各界の交流を強化し、シンクタンク交流協力ネットワークを打ちたて、協力モデルを革新し、様々な形式の協力の深化及び着実化を後押しし、文明間交流・相互参考を後押しするための環境づくりを望んでいる。
<引用終わり>
↓
ここで言われている事は、「第2」で示された、中国製プラットフォーム上での具体策イメージである。
思想的枠組は「第2」と同じである。
「青少年」「民間団体」等との「交流を強化」などの外形的には望ましいと思われる語句での看板の下で行われる実際の活動の中身が、どの様なものかは容易に想像がつくであろう。
外形的美辞麗句の乗ってしまった後に待ち構えているのは、中華思想・華夷秩序ベースの統制である。
<引用開始>
○第4に、時代と共に進み、革新的な発展を堅持すること。
われわれは革新によって文明発展の原動力を新たに強化し、文明進歩の水源と流れを活性化させ、時を越えて、永遠の魅力に満ちた文明の成果を創造し続けるべきだ。
中国は各国とアジア観光促進計画を実施し、アジア経済の発展を促進し、アジアの人々の友情を増進するためにさらに大きな力で貢献していくことを望んでいる。
<引用終わり>
↓
第4での表現方法は、それ以前の第1から第3とは違って「中国が言いたい事」を前段に配置しており、後段の要求部分には逆に撒き餌を並べている。
後段に出てくる「アジア観光促進計画を実施」「アジア経済の発展を促進」が撒き餌である。
アジアの発展途上国側から見れば、自国の経済発展は最大の課題かつ急務であるのだから、それへの「支援」は、実に魅力的である。
しかし、経済発展は簡単なものではなく、経済発展は、種々の基盤が整備確立してこと可能なのが実態だ。
それは社会インフラ等のハードだけではなく、教育制度等のソフト面での整備・確立が出来ていないと、合理的な発展は期待できない。・
そういう地道な積み上げが必要な話なのだが、それらが効果を発揮するには数十年単位のタイムスパンが必要なので、そういう王道での計画は、発展途上国側の理解を得られないケースが多々存在している。目先の利益・即効性が重視される。
また、「安物買いの銭失い」状態に陥ることも多々ある。
その様な撒き餌を最後の第4の後段に持ってきているのである。
第4の部分で中国が言いたいことは、前段にある「革新」である。
中国共産党が言う「革新」の内容は、一言で言えば「旧来の否定」である。
毛沢東の文化大革命を想起いただければ良い。
しかし、そもそも文明とは、各国・各民族の実生活の集積の中で培われた伝統・歴史・正邪判断基準・文化であり、共産党的「革新」からは、「否定すべき旧習」に該当する。
習近平の基調演説とは、この様に、実にふざけた話なのである。
習近平の言葉を翻訳すると以下の様になると解している
・「われわれは革新によって文明発展の原動力を新たに強化し、」
↓
・「中国は、Sinic文明を基本にして「各国文明」を新しく「強化」する。即ち、オマエラの文明じゃダメなので革新・強化する宣言」
・「文明進歩の水源と流れを活性化させ」
↓
・「アジアの文明など、中国文明の亜流」
・「時を越えて」
↓
・「中国歴代王朝に服属していたアジアは中国文明に帰れ!」
「永遠の魅力に満ちた文明」
↓
・「中華思想・華夷秩序のSinic文明」
・「成果を創造し続けるべきだ。」
↓
・「オマエラの文明じゃダメなので、Sinic文明を基本にしてオマエラの国・民族は文明を「創造」し直す必要がある」
この様に、習近平基調演説には、他国・他民族の文明に対しての敬意も尊重の姿勢もない。
そもそも中華思想・華夷秩序には他国・他民族の文明に対しての敬意も尊重の姿勢もないのだから、習近平にとっては「それが常識」なのであろう。
それ故に、東トルキスタンやチベットを「自国化」した際の対応が、ウイグル・チベットの各文化・文明の徹底的は否定となっているのである。
そんな中国が「アジア文明対話」などと題してイベントを開催しているのだから、その意図を表面的額面通りに受け取るのはナイーブ過ぎる。
TVなどでは「中国4千年の歴史」なるキャッチコピーが用いられているが、王朝・民族的には中国は70年の歴史しかない(*4)。また、文化的には、かなりの部分が断絶している。
そんな中国が「アジア文明対話」などと言っていることの怪しさは分かると思うのだが、どうなのであろう?
2-5.■「今日と未来の中国」の位置付けに関する1つの言葉
最後の小見出しでの「まとめ」で中国・習近平が言っていることは、ヘゲモニーチャレンジ宣言の結句である。
<引用開始>
今日の中国は、中国にとっての中国であるだけでなく、アジアにとっての中国であり、世界にとっての中国だ。未来の中国は必ず、さらに開かれた姿勢で世界を受け入れ、さらに活力ある文明の成果によって世界に貢献するだろう。
<引用終わり>
↓
論考の中で幾度も登場した「中華思想・華夷秩序」では、主軸は常に「世界の中心の華である中国」である。
「中華皇帝は動かない。中華皇帝の為に禽獣夷狄は働け」が基本である。
その価値観で上記引用を読み解けば、以下の様になる。
・「今日の中国は、中国にとっての中国であるだけでなく、アジアにとっての中国」
↓
・「今日の中国は、中国にとっての中国であるだけでなく、中華の地の大国として、中国にとってのアジアを要求できるだけのパワーを得ている」
・「世界にとっての中国だ。」
↓
・「中国にとっての世界だ」
・「未来の中国は必ず、さらに開かれた姿勢で世界を受け入れ、さらに活力ある文明の成果によって世界に貢献するだろう」
↓
・「未来の中国は必ず、さらに開かれた姿勢で世界が中国を受け入れ、中華・華夷秩序との活力ある文明の成果によって、Sinic文明の価値観が世界の標準になっていくだろう。」
これら翻訳を読み、「穿ち過ぎだよ」と感じた方は、是非とも、中国の過去の発言と実際を見比べていただきたい。
彼等が使う語句の意味は、日本語での意味とは違うものである。
同じ漢字を用いていても、その意味合いは、彼等中国人の価値観が、それに内包されていることを覚えておいていただきたい。
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【文末脚注】
(*1):前回論考Part2
2019/05/19投稿:
ヘゲモニーチャレンジ宣言をした中国Part2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1181.html
(*2):前々回論考Part1
2019/05/17投稿:
ヘゲモニーチャレンジ宣言をした中国Part1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1180.html
※副題:自由・平等理念の世界基準がお気に召さない中国の自国文明基準のヘゲモニーチャレンジャー宣言。「経済政策の中でのソフトパワー」レベルの話ではない。
(*3):人民日報の習近平・基調演説記事
japanese.china.org.cn 2018年5月16日
見出し:◆数字で読み解くアジア文明対話大会における習近平主席の基調演説
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2019-05/16/content_74790274.htm
<記事引用省略(Part2文末脚注の(*1)を参照されたい>
(*4):TVなどでは「中国4千年の歴史」なるキャッチコピーが用いられているが、王朝・民族的には中国は70年の歴史しかない。
2017/07/04投稿:
シナ大陸の歴史観・易姓革命
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-708.html
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副題:「アジア文明対話」なるイベントでの習近平・基調演説を読み解く。案の定、華夷秩序価値観の拡散が目的。西欧文明ベースの世界標準を中国Siniv文明ベースへと変換したいとの目論見も、上から目線が酷過ぎて逆効果ではないか?
習近平の基調演説読み解きを続ける。前回Part2(*1)からの続きである。
尚、「アジア文明対話」なるイベントの概要及び中国の目的等は前々回論考Part1(*2)を参照されたい。
2-4.■4つの主張(小見出し第2から再開)
人民日報記事を題材にした論考を続ける。(*3)
↓
<引用開始>
○第2に、各国の文明の美を評価し、その交流と相互参考をを堅持すること。
われわれは自国の文明を活力で満たすとともに、他国の文明発展のための環境づくりも進め、世界の文明がその素晴らしさを競い合うようにする必要がある。
中国は関係国と共に、アジア古典的著作相互翻訳計画とアジア映画・テレビ交流協力計画を実施し、人々が互いの文化への理解を深め、楽しむ手助けを行い、文明の美を示し、広めるために交流と相互参考のプラットフォームを築くことを望んでいる。
<引用終わり>
↓
言葉の端々に中華思想ベースの表現がある。
例えば、「世界の文明がその素晴らしさを競い合うようにする必要がある。」である。
我々日本人の価値観で考えれば、各国・各民族の文明は、各々が存在しているのであり、それは「競い合う」ものではない。各文明は、銘々が存在し続け、併存・並立していれば良いものである。
この部分で言っていることは、「競い合った結果を「評価」するのは中国」というものである。
要するに、中国は、各国文明を軽んじているのである。
各国・各民族のアイデンティティーである各文明を「評価」する立場に立てると考える傲慢不遜は、中華思想そのものである。
世界の中心・華であるシナが、周辺各国、即ち東夷•北狄•西戎•南蛮を治める世界が中国の理想的な平和世界だとする考え方が滲み出ていることが分かるであろう。
それを実現化する為の「プラットフォームを築くことを望んでいる」のである。
GAFAと総称されるプラットフォーム企業の強さは、その上に乗る各々のコンテンツ・企業・個人を統制下に置けることにある様に、中国は各国・各民族の文明を統制下に置くぞ、と宣言しているものである。
<引用開始>
○第3に、開放・包摂、相互学習・相互参考を堅持すること。
われわれは様々なものを差別なく受け入れる広い心で文化交流の障壁を打破し、同様の姿勢でその他の文明からエネルギーを吸収し、アジア文明が交流と相互参考の中で共に前進する後押しをすべきだ。
中国は各国と青少年、民間団体、地方、メディアなどにおける各界の交流を強化し、シンクタンク交流協力ネットワークを打ちたて、協力モデルを革新し、様々な形式の協力の深化及び着実化を後押しし、文明間交流・相互参考を後押しするための環境づくりを望んでいる。
<引用終わり>
↓
ここで言われている事は、「第2」で示された、中国製プラットフォーム上での具体策イメージである。
思想的枠組は「第2」と同じである。
「青少年」「民間団体」等との「交流を強化」などの外形的には望ましいと思われる語句での看板の下で行われる実際の活動の中身が、どの様なものかは容易に想像がつくであろう。
外形的美辞麗句の乗ってしまった後に待ち構えているのは、中華思想・華夷秩序ベースの統制である。
<引用開始>
○第4に、時代と共に進み、革新的な発展を堅持すること。
われわれは革新によって文明発展の原動力を新たに強化し、文明進歩の水源と流れを活性化させ、時を越えて、永遠の魅力に満ちた文明の成果を創造し続けるべきだ。
中国は各国とアジア観光促進計画を実施し、アジア経済の発展を促進し、アジアの人々の友情を増進するためにさらに大きな力で貢献していくことを望んでいる。
<引用終わり>
↓
第4での表現方法は、それ以前の第1から第3とは違って「中国が言いたい事」を前段に配置しており、後段の要求部分には逆に撒き餌を並べている。
後段に出てくる「アジア観光促進計画を実施」「アジア経済の発展を促進」が撒き餌である。
アジアの発展途上国側から見れば、自国の経済発展は最大の課題かつ急務であるのだから、それへの「支援」は、実に魅力的である。
しかし、経済発展は簡単なものではなく、経済発展は、種々の基盤が整備確立してこと可能なのが実態だ。
それは社会インフラ等のハードだけではなく、教育制度等のソフト面での整備・確立が出来ていないと、合理的な発展は期待できない。・
そういう地道な積み上げが必要な話なのだが、それらが効果を発揮するには数十年単位のタイムスパンが必要なので、そういう王道での計画は、発展途上国側の理解を得られないケースが多々存在している。目先の利益・即効性が重視される。
また、「安物買いの銭失い」状態に陥ることも多々ある。
その様な撒き餌を最後の第4の後段に持ってきているのである。
第4の部分で中国が言いたいことは、前段にある「革新」である。
中国共産党が言う「革新」の内容は、一言で言えば「旧来の否定」である。
毛沢東の文化大革命を想起いただければ良い。
しかし、そもそも文明とは、各国・各民族の実生活の集積の中で培われた伝統・歴史・正邪判断基準・文化であり、共産党的「革新」からは、「否定すべき旧習」に該当する。
習近平の基調演説とは、この様に、実にふざけた話なのである。
習近平の言葉を翻訳すると以下の様になると解している
・「われわれは革新によって文明発展の原動力を新たに強化し、」
↓
・「中国は、Sinic文明を基本にして「各国文明」を新しく「強化」する。即ち、オマエラの文明じゃダメなので革新・強化する宣言」
・「文明進歩の水源と流れを活性化させ」
↓
・「アジアの文明など、中国文明の亜流」
・「時を越えて」
↓
・「中国歴代王朝に服属していたアジアは中国文明に帰れ!」
「永遠の魅力に満ちた文明」
↓
・「中華思想・華夷秩序のSinic文明」
・「成果を創造し続けるべきだ。」
↓
・「オマエラの文明じゃダメなので、Sinic文明を基本にしてオマエラの国・民族は文明を「創造」し直す必要がある」
この様に、習近平基調演説には、他国・他民族の文明に対しての敬意も尊重の姿勢もない。
そもそも中華思想・華夷秩序には他国・他民族の文明に対しての敬意も尊重の姿勢もないのだから、習近平にとっては「それが常識」なのであろう。
それ故に、東トルキスタンやチベットを「自国化」した際の対応が、ウイグル・チベットの各文化・文明の徹底的は否定となっているのである。
そんな中国が「アジア文明対話」などと題してイベントを開催しているのだから、その意図を表面的額面通りに受け取るのはナイーブ過ぎる。
TVなどでは「中国4千年の歴史」なるキャッチコピーが用いられているが、王朝・民族的には中国は70年の歴史しかない(*4)。また、文化的には、かなりの部分が断絶している。
そんな中国が「アジア文明対話」などと言っていることの怪しさは分かると思うのだが、どうなのであろう?
2-5.■「今日と未来の中国」の位置付けに関する1つの言葉
最後の小見出しでの「まとめ」で中国・習近平が言っていることは、ヘゲモニーチャレンジ宣言の結句である。
<引用開始>
今日の中国は、中国にとっての中国であるだけでなく、アジアにとっての中国であり、世界にとっての中国だ。未来の中国は必ず、さらに開かれた姿勢で世界を受け入れ、さらに活力ある文明の成果によって世界に貢献するだろう。
<引用終わり>
↓
論考の中で幾度も登場した「中華思想・華夷秩序」では、主軸は常に「世界の中心の華である中国」である。
「中華皇帝は動かない。中華皇帝の為に禽獣夷狄は働け」が基本である。
その価値観で上記引用を読み解けば、以下の様になる。
・「今日の中国は、中国にとっての中国であるだけでなく、アジアにとっての中国」
↓
・「今日の中国は、中国にとっての中国であるだけでなく、中華の地の大国として、中国にとってのアジアを要求できるだけのパワーを得ている」
・「世界にとっての中国だ。」
↓
・「中国にとっての世界だ」
・「未来の中国は必ず、さらに開かれた姿勢で世界を受け入れ、さらに活力ある文明の成果によって世界に貢献するだろう」
↓
・「未来の中国は必ず、さらに開かれた姿勢で世界が中国を受け入れ、中華・華夷秩序との活力ある文明の成果によって、Sinic文明の価値観が世界の標準になっていくだろう。」
これら翻訳を読み、「穿ち過ぎだよ」と感じた方は、是非とも、中国の過去の発言と実際を見比べていただきたい。
彼等が使う語句の意味は、日本語での意味とは違うものである。
同じ漢字を用いていても、その意味合いは、彼等中国人の価値観が、それに内包されていることを覚えておいていただきたい。
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【文末脚注】
(*1):前回論考Part2
2019/05/19投稿:
ヘゲモニーチャレンジ宣言をした中国Part2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1181.html
(*2):前々回論考Part1
2019/05/17投稿:
ヘゲモニーチャレンジ宣言をした中国Part1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1180.html
※副題:自由・平等理念の世界基準がお気に召さない中国の自国文明基準のヘゲモニーチャレンジャー宣言。「経済政策の中でのソフトパワー」レベルの話ではない。
(*3):人民日報の習近平・基調演説記事
japanese.china.org.cn 2018年5月16日
見出し:◆数字で読み解くアジア文明対話大会における習近平主席の基調演説
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2019-05/16/content_74790274.htm
<記事引用省略(Part2文末脚注の(*1)を参照されたい>
(*4):TVなどでは「中国4千年の歴史」なるキャッチコピーが用いられているが、王朝・民族的には中国は70年の歴史しかない。
2017/07/04投稿:
シナ大陸の歴史観・易姓革命
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-708.html
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