自分に不都合な経緯は総て「なかったこと」にする韓国首相
- 2019/05/16
- 21:13
自分に不都合な経緯は総て「なかったこと」にする韓国首相

副題:朝鮮半島での「あの論法」その6。問題解決をする立場とは、卑しい者の立場だと考える両班基質丸出しの韓国・文在寅は当事者の立場から逃げ出している。
日韓慰安婦合意を一方的に反故にし、日韓国交樹立条約である日韓基本条約を反故にする自称「徴用工」判決を放置し続ける文在寅政権。
国際常識を激しく逸脱する内容での文在寅政権の対日政策が原因で生じている諸問題に対して、文在寅政権の首相である人物が、同じく非常識なことを繰り返している。
それら非常識な発言は、朝鮮半島の南北両国で共通する論法の典型例の1つである。
その様な論法で「煙に巻かれる」ことがない様にすることを目的に、少々述べる。
今回の題材は、Yahooニュースの朝鮮日報日本語版記事(*1)である。
同記事から適宜引用しながら、「あの論法」のカラクリを指摘する。
<引用開始>
李洛淵(イ・ナクヨン)首相は15日、ソウル市内で行われた討論会で、強制徴用賠償問題の解決について「前政権で外交的に慰安婦合意を成し遂げたが、被害の当事者にとっては受け入れ難かった」とした上で「両国政府間の外交努力によって解決策を見いだすことには非常に慎重になる」と述べた。
<引用終わり>
↓
「被害の当事者にとっては受け入れ難かった」が、あたかも国会間の約束事を一方的に反故にする理由になり得るが如き詭弁を述べているのである。
ここでの「被害の当事者」とは、「自称「元慰安婦」ご本人」のことである。
その実際は、何人かいる「元慰安婦」の全員ではなく、過半に満たない人数の「元慰安婦」が、その背後にいる「元慰安婦」をダシにして反日活動をすることで利益を得ている「挺対協」に利用されて、国家間の約束事に異議を述べているものである。
知っての通り、現代の民主主義国家の基本は、その国の国民1人々々を尊重するが、その個人の意見だけで国家の方針を変えるものではない。
特に、既に他の主権国家との間で、条約・合意・協定等を取り交わしている場合には、自国民の意見だけで変えられるものではなく、政府は、自国統治の責務から自国民に対しての対応と、主権国家の責務から、他の主権国家に対しての対応との2つの対応責務を負う。
韓国は国家として既に「最終的かつ不可逆的に解決」するとして日韓慰安婦合意との国家間の約束をしている。
そして同時に、韓国は国家として、自国民のうちの「被害の当事者」から、慰安婦合意は「受け入れ難い」との意見に対処したいと考えている訳だ。
その様な場合は、外交と内政の違いがあり、韓国政府が対応する相手は、各々別々である。
ところが、韓国・文在寅政権は、自国統治上の内政問題を、そのまま他の主権国家に丸投げし、内政・外交の両方で何等の責務も果たさない対応をしているのである。
韓国政府は各々の問題の当事者の立場にあるのに、別々の問題をマジェマジェして、逃げているのである。
自国内の内政を理由に、国会間の約束事を一方的に反故にすることなど出来ないのは国際常識である。
そうであるにも関わらず、この首相は、文在寅と同様の朝鮮半島だけで通用する屁理屈を述べており、慰安婦合意反故との大間違いを訂正するつもりがない。
この「当事者の立場から逃げる」「各々別の問題の他の当事者を勝手に結び付けて逃げる」との構造は、慰安婦合意反故だけではなく、自称「徴用工」裁判も同じである。
1965年に、国交がなかった日韓が、国交樹立条約として締結した日韓基本条約での請求権協定により、自国民からの請求に対処するのは韓国政府であることが確定している。
韓国政府は、自称「徴用工」から請求があった場合には、それに対処すべき当事者の立場にある。
その一方で、韓国政府は、日韓基本条約の当事者として、条約遵守義務がある当事者である。
韓国文在寅は、中学生の様な屁理屈で「三権分立」などと称しているが、文在寅は外交権を持つ(即ち、外交に責任を負う)立場であり、国際常識からすれば、統治行為者として、国内司法を以て外交問題化する判決を放置してはいけない立場にある。
そうであるにも関わらず、三権分立などと称して、日韓基本条約に反する状態を放置しているには、統治行為権限者として、日韓基本条約を反故にしていることに他ならない。
この様に、文在寅政権は、内政である自称「徴用工」判決に問題と、外交問題である日韓基本条約の各々から、当事者としての立場にはないと嘯いているのである。
この様な、まったく非常識な話をした上で、この首相は「両国政府間の外交努力によって解決策を見いだすことには非常に慎重になる」などと、外交から逃げているのである。
まともに外交をすれば、世界常識に反する韓国・文在寅政権が100%悪いことが明示されることになるからだ。
この様な「トンデモない「設定」」を提示した上で、「斜め上」へと話が膨張していく。
<引用開始>
さらに「これを韓国も日本も受け入れるところから出発するしかないのではないかと考える」として「過去の問題は知恵をもって対処しつつ、未来志向的な関係を阻害しないようにしようと文在寅(ムン・ジェイン)大統領も提案したが、日本が受け入れていない状況だ」と述べた。その上で「日本が受け入れ、共に知恵を出し合えばよいと友情の提案をしたい」と付け加えた。
<引用終わり>
↓
世界常識では、韓国政府は内政・外交の各々の問題の当事者であるのだが、それとはまったく違うことを前提に話が続いているので「何を言っているのか、ちょっと分かりませんね」状態なのであるが、そんな「偽りの土俵」に乗ってしまっては騙されるだけである。
「これを韓国も日本も受け入れるところから出発するしかないのではないかと考える」と発言しているが、これは、「日韓慰安婦合意がなかった事にして再スタートしましょう」という意味である。
こんな詐欺話に対しては、「「最終的かつ不可逆的に解決」するとした日韓慰安婦合意」を守るのが韓国の責務であるとの国際常識を提示するだけで良い。
こんな詐欺話を前提に、何かを話し始めたら、それは韓国側の意図に沿うものでしかない。
また、「過去の問題は知恵をもって対処しつつ、未来志向的な関係を阻害しないようにしようと文在寅(ムン・ジェイン)大統領も提案したが、日本が受け入れていない状況だ」との発言は、韓国側の「日韓慰安婦合意がなかった事にして再スタートしましょう」を受け入れない日本が悪いというもので、お得意の「悪いのは日本、韓国じゃない」との詐欺話である。
これに加え、韓国・文在寅政権の首相は「日本が受け入れ、共に知恵を出し合えばよいと友情の提案をしたい」と発言しているが、これもお得意の「互いに」論法である。
慰安婦合意反故、日韓基本条約反故は、両方とも韓国・文在寅が仕掛けたコンフリクトである。
その解決は、問題を生じさせた側にある。これは常識だ。
そうであるにも関わらず、「互いに」とか言っているのは、あたかも日本側にも何等かに解決努力責任があるかの様な虚偽イメージを醸成させることが目的の詐欺話である。
過去の事例では、もっぱら日本が悪くなくても、日本側が解決努力をさせられるパターンに落とし込まれてきたものである。
この首相が言う、「日本が受け入れ」は、上記した「日韓慰安婦合意がなかった事にして再スタートしましょう」という意味であり、「共に知恵を出し合えば」は、「互いに」論であり「日本が解決せよ」という事を言っているのである。
そんな「提案」などお断りである。
この首相は、自分が問題解決の当事者であるにも関わらず、評論家の様な他人事である。
この様な「両班基質丸出し」の詭弁に乗ることは、彼等が設定した「偽りの土俵」に乗り、原則が覆る端緒となるものだ。
問題解決をする立場とは、卑しい者の立場だと考えるのが朝鮮半島・両班基質である。
我が国は、日韓慰安婦合意の履行、日韓基本条約の履行を求めるとの国際常識に合致した原則的対応を崩してはならない。(*2)
また、当然の様に、この様な国家間の約束事を反故にする相手には、無用な配慮は不要である。
また、何等かの実害が発生した場合は、相互主義の原則に則り即時に対応することになろう。
韓国が「口で言っても分からない相手」であるとの認識が広まっていることを踏まえれば、彼等が分かるやり方で「御理解いただく」ことになろう。
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【文末脚注】
(*1):今回の題材記事
Yahooニュース(朝鮮日報日本語版) 最終更新:5/15(水) 22:26
見出し:◆韓国首相、出口見えない韓日関係めぐり苦悩を吐露
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00080227-chosun-kr
○李洛淵(イ・ナクヨン)首相は15日、ソウル市内で行われた討論会で、強制徴用賠償問題の解決について「前政権で外交的に慰安婦合意を成し遂げたが、被害の当事者にとっては受け入れ難かった」とした上で「両国政府間の外交努力によって解決策を見いだすことには非常に慎重になる」と述べた。
○「(李首相は)自他共に認める日本通だが、強制徴用問題では方向を誤ったようだ」との指摘に、李首相は「日本通の『通』の字が『痛』の字に思える」として、韓日関係改善の打開策が容易に見いだせないことを示唆した。
○李首相は「韓日関係の進展を妨げているさまざまな問題は、歴史に由来するものだ」として「人権に対する国際的な規範が今以上に普遍化する流れがあり、歴史による問題やそれによって傷ついた方々の問題は避けられない」と説明した。
○さらに「これを韓国も日本も受け入れるところから出発するしかないのではないかと考える」として「過去の問題は知恵をもって対処しつつ、未来志向的な関係を阻害しないようにしようと文在寅(ムン・ジェイン)大統領も提案したが、日本が受け入れていない状況だ」と述べた。その上で「日本が受け入れ、共に知恵を出し合えばよいと友情の提案をしたい」と付け加えた。
○李首相はまた「両国の外交部(省に相当)の間では対話が進んでいる。6月末に大阪で行われる主要20か国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせた韓日首脳会談では、何らかの原則的合意があることを期待する」と述べた。
○韓日首脳会談が開かれた場合「韓日が今後解決すべき多くの問題が影響を受けないようにしつつ、互いに知恵を出し合おう、という意見交換が行われてほしい」とした上で「見通しを示しているのではなく、私の希望を述べている」と説明した。
<引用終わり>
(*2):我が国は、日韓慰安婦合意の履行、日韓基本条約の履行を求めるとの国際常識に合致した原則的対応を崩してはならない。
2018/11/12投稿:
「日韓断交」で韓国を楽な立場にしてあげたいのか?
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1051.html
【ご参考】
<日韓慰安婦合意破棄>
2018/11/22投稿:
自分では解決する能力・意思がない韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1059.html
2019/01/30投稿:
「慰安婦財団」を解散し責任から逃げ出す韓国政府
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1101.html
2019/04/19投稿:
日韓慰安婦合意の交渉過程外交文書を開示せよとの裁判
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1159.html
etc.
<自称「徴用工」判決>
2018/11/01投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感1(幾つかの視点)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1045.html
2018/11/03投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1046.html
2019/02/12投稿:
文在寅の都合のよい「三権分立」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1110.html
2019/04/15投稿:
自分が蒔いた種の後始末を日本に強要する韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1155.html
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副題:朝鮮半島での「あの論法」その6。問題解決をする立場とは、卑しい者の立場だと考える両班基質丸出しの韓国・文在寅は当事者の立場から逃げ出している。
日韓慰安婦合意を一方的に反故にし、日韓国交樹立条約である日韓基本条約を反故にする自称「徴用工」判決を放置し続ける文在寅政権。
国際常識を激しく逸脱する内容での文在寅政権の対日政策が原因で生じている諸問題に対して、文在寅政権の首相である人物が、同じく非常識なことを繰り返している。
それら非常識な発言は、朝鮮半島の南北両国で共通する論法の典型例の1つである。
その様な論法で「煙に巻かれる」ことがない様にすることを目的に、少々述べる。
今回の題材は、Yahooニュースの朝鮮日報日本語版記事(*1)である。
同記事から適宜引用しながら、「あの論法」のカラクリを指摘する。
<引用開始>
李洛淵(イ・ナクヨン)首相は15日、ソウル市内で行われた討論会で、強制徴用賠償問題の解決について「前政権で外交的に慰安婦合意を成し遂げたが、被害の当事者にとっては受け入れ難かった」とした上で「両国政府間の外交努力によって解決策を見いだすことには非常に慎重になる」と述べた。
<引用終わり>
↓
「被害の当事者にとっては受け入れ難かった」が、あたかも国会間の約束事を一方的に反故にする理由になり得るが如き詭弁を述べているのである。
ここでの「被害の当事者」とは、「自称「元慰安婦」ご本人」のことである。
その実際は、何人かいる「元慰安婦」の全員ではなく、過半に満たない人数の「元慰安婦」が、その背後にいる「元慰安婦」をダシにして反日活動をすることで利益を得ている「挺対協」に利用されて、国家間の約束事に異議を述べているものである。
知っての通り、現代の民主主義国家の基本は、その国の国民1人々々を尊重するが、その個人の意見だけで国家の方針を変えるものではない。
特に、既に他の主権国家との間で、条約・合意・協定等を取り交わしている場合には、自国民の意見だけで変えられるものではなく、政府は、自国統治の責務から自国民に対しての対応と、主権国家の責務から、他の主権国家に対しての対応との2つの対応責務を負う。
韓国は国家として既に「最終的かつ不可逆的に解決」するとして日韓慰安婦合意との国家間の約束をしている。
そして同時に、韓国は国家として、自国民のうちの「被害の当事者」から、慰安婦合意は「受け入れ難い」との意見に対処したいと考えている訳だ。
その様な場合は、外交と内政の違いがあり、韓国政府が対応する相手は、各々別々である。
ところが、韓国・文在寅政権は、自国統治上の内政問題を、そのまま他の主権国家に丸投げし、内政・外交の両方で何等の責務も果たさない対応をしているのである。
韓国政府は各々の問題の当事者の立場にあるのに、別々の問題をマジェマジェして、逃げているのである。
自国内の内政を理由に、国会間の約束事を一方的に反故にすることなど出来ないのは国際常識である。
そうであるにも関わらず、この首相は、文在寅と同様の朝鮮半島だけで通用する屁理屈を述べており、慰安婦合意反故との大間違いを訂正するつもりがない。
この「当事者の立場から逃げる」「各々別の問題の他の当事者を勝手に結び付けて逃げる」との構造は、慰安婦合意反故だけではなく、自称「徴用工」裁判も同じである。
1965年に、国交がなかった日韓が、国交樹立条約として締結した日韓基本条約での請求権協定により、自国民からの請求に対処するのは韓国政府であることが確定している。
韓国政府は、自称「徴用工」から請求があった場合には、それに対処すべき当事者の立場にある。
その一方で、韓国政府は、日韓基本条約の当事者として、条約遵守義務がある当事者である。
韓国文在寅は、中学生の様な屁理屈で「三権分立」などと称しているが、文在寅は外交権を持つ(即ち、外交に責任を負う)立場であり、国際常識からすれば、統治行為者として、国内司法を以て外交問題化する判決を放置してはいけない立場にある。
そうであるにも関わらず、三権分立などと称して、日韓基本条約に反する状態を放置しているには、統治行為権限者として、日韓基本条約を反故にしていることに他ならない。
この様に、文在寅政権は、内政である自称「徴用工」判決に問題と、外交問題である日韓基本条約の各々から、当事者としての立場にはないと嘯いているのである。
この様な、まったく非常識な話をした上で、この首相は「両国政府間の外交努力によって解決策を見いだすことには非常に慎重になる」などと、外交から逃げているのである。
まともに外交をすれば、世界常識に反する韓国・文在寅政権が100%悪いことが明示されることになるからだ。
この様な「トンデモない「設定」」を提示した上で、「斜め上」へと話が膨張していく。
<引用開始>
さらに「これを韓国も日本も受け入れるところから出発するしかないのではないかと考える」として「過去の問題は知恵をもって対処しつつ、未来志向的な関係を阻害しないようにしようと文在寅(ムン・ジェイン)大統領も提案したが、日本が受け入れていない状況だ」と述べた。その上で「日本が受け入れ、共に知恵を出し合えばよいと友情の提案をしたい」と付け加えた。
<引用終わり>
↓
世界常識では、韓国政府は内政・外交の各々の問題の当事者であるのだが、それとはまったく違うことを前提に話が続いているので「何を言っているのか、ちょっと分かりませんね」状態なのであるが、そんな「偽りの土俵」に乗ってしまっては騙されるだけである。
「これを韓国も日本も受け入れるところから出発するしかないのではないかと考える」と発言しているが、これは、「日韓慰安婦合意がなかった事にして再スタートしましょう」という意味である。
こんな詐欺話に対しては、「「最終的かつ不可逆的に解決」するとした日韓慰安婦合意」を守るのが韓国の責務であるとの国際常識を提示するだけで良い。
こんな詐欺話を前提に、何かを話し始めたら、それは韓国側の意図に沿うものでしかない。
また、「過去の問題は知恵をもって対処しつつ、未来志向的な関係を阻害しないようにしようと文在寅(ムン・ジェイン)大統領も提案したが、日本が受け入れていない状況だ」との発言は、韓国側の「日韓慰安婦合意がなかった事にして再スタートしましょう」を受け入れない日本が悪いというもので、お得意の「悪いのは日本、韓国じゃない」との詐欺話である。
これに加え、韓国・文在寅政権の首相は「日本が受け入れ、共に知恵を出し合えばよいと友情の提案をしたい」と発言しているが、これもお得意の「互いに」論法である。
慰安婦合意反故、日韓基本条約反故は、両方とも韓国・文在寅が仕掛けたコンフリクトである。
その解決は、問題を生じさせた側にある。これは常識だ。
そうであるにも関わらず、「互いに」とか言っているのは、あたかも日本側にも何等かに解決努力責任があるかの様な虚偽イメージを醸成させることが目的の詐欺話である。
過去の事例では、もっぱら日本が悪くなくても、日本側が解決努力をさせられるパターンに落とし込まれてきたものである。
この首相が言う、「日本が受け入れ」は、上記した「日韓慰安婦合意がなかった事にして再スタートしましょう」という意味であり、「共に知恵を出し合えば」は、「互いに」論であり「日本が解決せよ」という事を言っているのである。
そんな「提案」などお断りである。
この首相は、自分が問題解決の当事者であるにも関わらず、評論家の様な他人事である。
この様な「両班基質丸出し」の詭弁に乗ることは、彼等が設定した「偽りの土俵」に乗り、原則が覆る端緒となるものだ。
問題解決をする立場とは、卑しい者の立場だと考えるのが朝鮮半島・両班基質である。
我が国は、日韓慰安婦合意の履行、日韓基本条約の履行を求めるとの国際常識に合致した原則的対応を崩してはならない。(*2)
また、当然の様に、この様な国家間の約束事を反故にする相手には、無用な配慮は不要である。
また、何等かの実害が発生した場合は、相互主義の原則に則り即時に対応することになろう。
韓国が「口で言っても分からない相手」であるとの認識が広まっていることを踏まえれば、彼等が分かるやり方で「御理解いただく」ことになろう。
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【文末脚注】
(*1):今回の題材記事
Yahooニュース(朝鮮日報日本語版) 最終更新:5/15(水) 22:26
見出し:◆韓国首相、出口見えない韓日関係めぐり苦悩を吐露
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00080227-chosun-kr
○李洛淵(イ・ナクヨン)首相は15日、ソウル市内で行われた討論会で、強制徴用賠償問題の解決について「前政権で外交的に慰安婦合意を成し遂げたが、被害の当事者にとっては受け入れ難かった」とした上で「両国政府間の外交努力によって解決策を見いだすことには非常に慎重になる」と述べた。
○「(李首相は)自他共に認める日本通だが、強制徴用問題では方向を誤ったようだ」との指摘に、李首相は「日本通の『通』の字が『痛』の字に思える」として、韓日関係改善の打開策が容易に見いだせないことを示唆した。
○李首相は「韓日関係の進展を妨げているさまざまな問題は、歴史に由来するものだ」として「人権に対する国際的な規範が今以上に普遍化する流れがあり、歴史による問題やそれによって傷ついた方々の問題は避けられない」と説明した。
○さらに「これを韓国も日本も受け入れるところから出発するしかないのではないかと考える」として「過去の問題は知恵をもって対処しつつ、未来志向的な関係を阻害しないようにしようと文在寅(ムン・ジェイン)大統領も提案したが、日本が受け入れていない状況だ」と述べた。その上で「日本が受け入れ、共に知恵を出し合えばよいと友情の提案をしたい」と付け加えた。
○李首相はまた「両国の外交部(省に相当)の間では対話が進んでいる。6月末に大阪で行われる主要20か国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせた韓日首脳会談では、何らかの原則的合意があることを期待する」と述べた。
○韓日首脳会談が開かれた場合「韓日が今後解決すべき多くの問題が影響を受けないようにしつつ、互いに知恵を出し合おう、という意見交換が行われてほしい」とした上で「見通しを示しているのではなく、私の希望を述べている」と説明した。
<引用終わり>
(*2):我が国は、日韓慰安婦合意の履行、日韓基本条約の履行を求めるとの国際常識に合致した原則的対応を崩してはならない。
2018/11/12投稿:
「日韓断交」で韓国を楽な立場にしてあげたいのか?
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1051.html
【ご参考】
<日韓慰安婦合意破棄>
2018/11/22投稿:
自分では解決する能力・意思がない韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1059.html
2019/01/30投稿:
「慰安婦財団」を解散し責任から逃げ出す韓国政府
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1101.html
2019/04/19投稿:
日韓慰安婦合意の交渉過程外交文書を開示せよとの裁判
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<自称「徴用工」判決>
2018/11/01投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感1(幾つかの視点)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1045.html
2018/11/03投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1046.html
2019/02/12投稿:
文在寅の都合のよい「三権分立」
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