マスコミ偏向論調の発生源は「7%の存在」か
- 2019/05/10
- 21:29
マスコミ偏向論調の発生源は「7%の存在」か

副題:「もえるあじあ」記事7.1%が笑える。偏向マスコミが流布する歪んだ論調の発生源は、7%のノイジーマイノリティによるものとの分析。これで1993年の総選挙・椿事件を思い出した。
まとめブログ「もえるあじあ」で紹介されている記事(*1)が面白かったので、それを題材として少々述べる。
同記事は、毎日新聞の世論調査記事(*2)にある「「天皇制は廃止すべきだ」は7%、」との数値と、「政党支持率の推移」の画像の数値を比較するものであった。
「政党支持率の推移」の画像は、時事通信の世論調査の数値(*3)であると推定される。、時事通信の世論調査ページは都度アップデートされるものと思われるので、文末脚注には、4月時点の画像をテキスト化して記載しておいた。
「もえるあじあ」では、以下の様なリード文で、「天皇制廃止すべき7%」は、特定野党5党の支持率合計の7.1%と一致(近似)だとするものである。
↓
<引用開始>
毎日新聞の世論調査で「天皇制廃止派」が7%もいる事が判明~ネットの反応「立憲と共産と国民民主と社民の支持率合計と被るなw」「立憲4.3+国民0.6+共産1.9+自由0.2+社民0.1=7.1 あっ…」(以下略)
<引用終わり>
上記で紹介した毎日新聞の世論調査記事のデータ部分は、有料記事扱いになっている様で、見つからなかったが、同記事無料部分から読み取れるのは、以下の様な情報である。
↓
Q:今の憲法第1章に定められた象徴天皇制についてどう思うか
A:「現在の象徴天皇制でよい」:74%
「天皇制は廃止すべきだ」:7%
「天皇を現在よりも、もっと権威と力のあるものにすべきだ」:4%
※残り15%分は不明
記事での情報だけでは確定的なことは言えないのだが、毎日新聞の、この質問自体が実は偏向なのである。
「象徴天皇制」との語句は、共産党用語「天皇制」の拡大バージョンであり、あたかも法的制度であるかの様な定義付けになっている用語である。
天皇と民が互いに尊重し合って数千年間続いてきた我が国の国の形は、現代考古学・歴史学では証明や検証が不可能な程のずっとずっと昔から続いているものである。
往古来今の日本人が積み上げてきた生活実態に基づくものであり、最近2世紀程度に出てきた話でくくれる様なものではない。(*4)
毎日新聞の世論調査記事で紹介されている回答選択肢は3つだけだが、それら回答選択肢も同様に偏向である。
知っての通り我が国歴史では、1192年に源頼朝が征夷大将軍に任じられ始まった幕府政治体制があり、以降、足利幕府(室町時代)、徳川幕府(江戸時代)と合計約640年間もの我が国の元首たる天皇と政治的統治行為者が異なる時代がある。
明治維新後もその体制は続き、現在に続いている。(*5)
要するに、我が国の国の形とは、そういうもので、「象徴天皇制」なる薄っぺらい新造語で語られるものではない。
とは言え、それら3つの選択肢に限定されているのであれば、当然の様に「現在の象徴天皇制でよい」を選ぶ。
結果も74%と圧倒的多数であることは健全だと思う。
一方、回答選択肢の「天皇を現在よりも、もっと権威と力のあるものにすべきだ」が最も偏向した選択肢だと思う。
何故なら、「権威」と「力」を同列併記しているからである。
我が国の皇統の「権威」については、何等かの意図的な方法を以て飾り立てたりして宣伝する様なことをしなくても、虚心坦懐に、我が国の歴史を知ればよいだけの話である。
「戦後「民主主義」教育」では、それが隠されていることが問題なのである。
我々日本人がその生活実態の集積の末に持つに至った正邪判断基準からは、「権威」は後から各自が自然に認識するものだ。
一方の「力」については、政治制度上の政治権力のことだと思われるが、それだとしたら、それは我々日本人各位が感じる「権威」を政治に利用する発想であり、まったく相応しくなく、実績・伝統に基づき発生する権威とは別物である。
「権威」と「力」を同列併記し、ワンパッケージにする様な発想は、共産主義専制政治体制の鏡面反射でしかない2.26事件の皇道派「天皇親政スローガン」(*6)と同じであり、その様な日本人を不幸に導く勘違い選民意識に基づき同列併記には歪んだ底意が見て取れるのである、
毎日新聞の世論調査の設問・選択肢を考案した誰かは、皇道派の「天皇親政スローガン」と同じ発想をベースに選択肢として登場させたものだと推察され、毎日新聞的には「否定的選択肢」として提示しているものだと想定される。
そうなると、3つの選択肢に限定されているのであれば、当然の様に「現在の象徴天皇制でよい」を選ぶことになる
。
ところが、その回答選択の意味がねじ曲げられ、設問で提示された「今の憲法第1章に定められた象徴天皇制」との「偽りの土俵への賛成」だとされると、それは、話が実質的な皇統破壊である女系天皇論(*7)への入り口として悪用されるリスクがあるのである。
この様な功名に偽装された偏向アンケートには、本当にご注意いただきたい。
話を本論に戻す。
3つの選択肢のうちの「天皇制は廃止すべきだ」は7%との結果が出ている。
記事によれば、世論調査の回答者数は1,056人だそうだ。
その内の7%と言えば、計算値では73~74人である。
その全部が日本国籍者とは限らないのが世論調査の宿命である。
「有権者」であるかどうかは、回答者の回答に依拠するので、そういうものだ。
もう1つの「政党支持率の推移」の画像の出所先である時事通信の世論調査の記事によれば、回答者数は1,241人だそうだ。
同調査は「個別面接方式」で実施されたそうだが、当方の40数年前の朝日新聞の世論調査員のバイトをした経験からは、対面調査であってもパスポートや戸籍謄本等による国籍の確認までは要求されていなかったので、こちらも回答者の全部が日本国籍者とは限らない。
時事通信の世論調査での特定野党5党を支持政党だとするパーセンテージの合計は、「もえるあじあ」の記載通り、7.1%である。
似た様なサンプル数による別々の「世論調査の結果」が数値的に致しているのは、「天皇制は廃止すべきだ」としている層は、特定野党5党を支持している層と重なると見ている「もえるあじあ」での指摘は的確だと考えて良いと思う。
「支持政党」の調査に関して、もう少し深堀りをする。
「支持政党」は何処?との調査の場合、「支持政党なし」が大多数になることが通例だ。
同記事での「支持政党なし」は、最新4月の数値では58.5%と過半数に達している。
また、2月から4月までの3ヶ月分の単純平均では「支持政党なし」が60.2%にも達する。
そういう状態なので、与党・自民党であっても、その数値は最新4月で26.7%と全体の約1/4でしかない。また、自民党以外の政党で10%を超えている政党は皆無である。
「支持政党なし」が約6割なのだが、そういう人は選挙に行かないのかというと、そうではない。
支持政党がある人の割合は上記調査結果では約4割であるが、実際の選挙での投票率は、何か大きな話題がある時を除くと、ここ数回は60%以下、50数パーセント程度で推移している。
仮に55%とすると、「支持政党なし」の方々も選挙に行っている事が分かる。
「支持政党なし」方々のうち、少なくともその1/4程度は選挙での投票をしていることが分かる。
これらの方々は、所謂「無党派層・浮動票層」と言われる方々だと考えてよい。
その割合は、仮定上の計算値で全体の約15%程度である。
特定野党の中で、一番支持率が高いのが立憲民主党で4.3%であるのと比較して、所謂「無党派層・浮動票層」は、その3.4倍もの率で存在していることが分かる。
面白い結果である。
「もえるあじあ」記事で取り上げられていた毎日新聞及び時事通信の世論調査結果からは、「天皇制廃止層」・「特定野党5党支持層」との確信的な反日をしている層は、7%程度のマイナーな存在であることが分かったと思う。
ところが、「7%程度のマイナーな存在」であるはずなのに、新聞・TV等のメディア記事の「天皇制廃止層」・「特定野党5党支持層」論調は、むしろ主流でさえある。
この様な国民一般とは違う感性・違う価値観の記事が主流となってしまっている事態は、とても危険だと憂慮している。この様な事態に陥った理由は幾つか思い浮かぶが、その中で悪質さに於いてかなり高い椿事件のことを思い出した。
椿事件とは、テレ朝の報道局長だった椿貞良が、自民党政権を下野させる為に、自民党に不利な印象操作・偏向報道を他メディアに呼び掛けたと報道された事件である。
この事件は、そういう偏向マスコミの動きが露呈した事件であり、リアルタイムで、この事件の報道を見聞きした感想としては「やっぱしやっていたんだ。」「案の定、そうだったのか」である。
当時から、テレ朝・報ステの左傾化した内容は事実報道の限度を超えており、TBSの筑紫のニュース番組とともに、「報道」の名を借りた政治宣伝番組だと看做されていた。
椿事件で偏向報道・印象操作をしたことが露わになったのは、1993年の総選挙への偏向・印象操作であり、それが後日に他紙により報道され、露呈したものである。
1993年総選挙は、歴代自民党内閣の中でも最悪な内閣の1つである宮沢内閣の自業自得の無責任解散が発端である。この解散は、一般的には「嘘つき解散」と言われているが、内閣不信任案決議が可決され解散となったものである。
内閣不信任決議の際には、自民党内から造反者が出て内閣不信任決議案は、賛成255/反対220で可決された。
当時の各党勢力からは、自民党が多数であったのだが、小沢一郎・羽田孜らの小沢勢力及び武村グループらが不信任に賛成し、1993年7月の総選挙となったものだ。
その総選挙に対して、自民党に不利な印象操作・偏向報道をしたのが椿事件なのだが、選挙結果自体への影響はあまりなかった様である。ただし、ご注意いただきたいのは、椿事件の問題は「影響の有無」が本質ではないということだ。
選挙結果は、自民党議席は過半数に届かない223議席にとどまった。
前回選挙時の275議席から52議席も減少したが、その主たる理由は、小沢・羽田・武村等の離党である。
自民党離党者を除けば、内閣不信任決議に反対した220よりは3議席多く、223議席は善戦と言ってもよい。
一方、自民党を離党した小沢・羽田らは、新生党を結成し55議席を得た。
また、同じく離党した武村らが結成した新党さきがけは13議席を獲得している。
更に、その前年に熊本県前知事であった細川護煕が「日本新党」を立ち上げており、1993年総選挙では、今は「みどりのたぬき」となった小池百合子などを擁して35議席を獲得している。
テレ朝・椿の構想は、非自民・非共産政権であり、その意味からは、自民党を過半数割れに持っていけたとの結果からは、「お望み通り」だったと言えるものではある。
一方、1993年選挙で敗北したのは、ボロで出始めていた社会党(現社民党)であり、改選前136議席から大きく減じ70議席しか獲得できない大惨敗となった。
因みに、1993年総選挙の結果は以下の通りである。
自 民 党:223議席(43.6%)
<非自民・非共産>
社 会 党: 70
新 生 党: 55
公 明 党: 51
日本新党 : 35
民 社 党: 15
さきがけ : 13
社 民 連: 4
非自非共計:243議席(47.5%)
共 産 党: 15
無 所 属: 30
衆議院合計:511議席(過半数は256議席)
この選挙結果からは、本来的には比較第一党の自民党が連立を模索するのが議員内閣制での常道である。
同じ議院内閣制・立憲君主国のイギリスの事例で言えば、選挙での比較第一党が政権を得るのが原則だが、過半数に達しなかった場合には、他の党との連立を比較第一党が模索し、過半数を確保して、比較第一党の党首が首相に就任するとの慣習が貫徹されている。
一方、我が国の場合は、現行憲法になってから第67条・首班指名条項が出来た為に、比較第一党の自民党が連立を模索するのではなく、国会内の「非自民・非共産」系の7党が談合し、比較第5党(連立政権内比較第4党)の日本新党・細川が首相に指名され、細川内閣の誕生となった。
これは、我が国の慣習である憲政の常道に反する暴挙であった。
選挙とは、国民の審判である。その審判の結果、第一党に選ばれたのは自民党である。
憲政の常道からは、比較第一党の自民党を軸に連立政権を模索するものなのだが、1993年選挙では、非自民・非共産の烏合の衆連合が、国民の審判とは違う政権をつくってしまったものである。
これを仕掛けたのは小沢一郎である。
尚、椿事件で椿は「小沢一郎氏のけじめをことさら追及する必要はない」と小沢擁護の発言をしたとの情報がある。
細川政権に対しては、組閣時の記者会見での細川発言を聞いた時に、コイツは何等の見識もない奴だと直感したものだ。結局、細川は僅か9ヶ月弱で細川は内閣をほっぽり出した。
政権ほっぽり出しの後も選挙は行われず、羽田が烏合の衆内閣を引き継いだ。
しかし、機能せず烏合の衆内閣から社会党とさきがけが抜け、あの社会党・村山が総理となる自社野合政権となっていくのであった。
宮沢-細川-村山と続く、この時期は、我が国の戦後昭和政治史に於ける最悪な時期であった。
1993年の選挙から16年後、麻生内閣を引き摺り下ろしたマスコミが仕掛けたのが、あのルーピー鳩山を首相にした2009年8月の総選挙である。
自社野合政権で、その正体が暴露された社会党は四分五裂し、その残骸が今の社民党であるが、その一方で、社会党から出たグループや小沢一郎一派が集まったのが、ルーピー鳩山が立ち上げた民主党である。
マスコミは麻生首相を執拗に悪魔化し、同時に、民主党を鐘や太鼓で賛美した。
この動きは、椿事件でのマスコミ態度とまったく同じものであった。
マスコミの偏向・印象操作の狂騒に乗せられたおQ層(*7)がお祭り騒ぎで民主党に投票して出来てしまったのが、あの民主党政権である。
民主党政権3年3ヶ月の悪夢を忘れてはいまい。(*8)
また、今、大問題となっている消費税10%化は、民主党・野田内閣が2009年8月の民主党の選挙公約に反して法制化したものである。(*9)
民主党政権3年3ヶ月は、平成政治史に於ける最悪な時期であった。
宮沢無能内閣から始まる一連の大混乱であった戦後昭和政治史の最悪期と違い、麻生政権自体は、むしろ、世界恐慌の一種であったリーマンショックへの対応等の実績は、むしろ高い。
小沢一郎が仕掛けた民主党政権は、細川内閣成立時とは違い、マスコミ論調に乗せられたおQ層等が民主党に投票してしまい出来た政権であり、国民側が引き起こした問題である。
2009年に±10年の1999年から2019年の20年間に行われた総選挙は7回である。
それらのうち、もっとも投票率が高かったのが、この2009年8月の総選挙であった。
おQ層が大挙して民主党に投票した結果、投票率は69.28%となった。
その次に高いのが、2005年の小泉郵政選挙の67.51%である。
このどちらもが、お祭り騒ぎの選挙であった。
過去20年間の7回の投票率は、これらお祭り騒ぎの2回を含めた平均で60.97%であるが、2009年のお祭り騒ぎを除いた過去9年間3回の平均は56.88%である。
当方は、「最強最大の世論調査は選挙」だと考えているので、選挙結果については、国民の意志であるとして最大限重視尊重している。
しかし、2009年8月の選挙で投票している国民側には正直失望した。
当時の民主党マニフェストを読むと、民主党は我が国の国の形の破壊を掲げており、その軸足がけして日本人にはないことが分かるもの(*10)だったのだが、選挙結果は、民主党の圧勝であった。
たった7%の確信的な反日勢力が流布するマスコミ論調に乗せられて、自分自身を不幸にする政党に投票してしまう現象は、どうにも歯痒い。
彼等7%が変えようとしているのは、自由民主主義体制下での各種制度ではない。
彼等7%が変えようとしているのは、我が国の国の形そのものである。
彼等が言う「民主主義国家」とは、人民の為の指導党が統治する国家のことであり、共産主義国家のことである。
我々日本人は、戦後70数年、大きな足枷をはめられたハンディキャップがある状態ながらも、世界に冠たる大国へと復活した。
その一方で、未だに、政治的なハンディキャップが残置され、労働人口の高齢化、財政一辺倒の金融政策等で、その国力が減退するリスクが存在している。
それら諸問題を解消し、我々日本人が歩んできた我が国の国の形の一部である自由民主主義体制での暮らしをよりよきものにしようとする方向性が、我々日本人の幸福を増進する方向性だと考えている。
アンケート結果の「現在の象徴天皇制でよい:74%」からは、多分、多くの日本人が、その様に考えていると思う。
ところが、マスコミ論調の主流となっているものは、多数の日本人が考えている自由民主主義体制下での各種制度改革ではない。彼等7%が変えようとしているのは、我が国の国の形そのものである。
その様な7%の考え方を現実の政治で実行しようとした民主党政権の各種政策が、どの様なものだったのかを思い出していただければ、その悪質さが分かると思う。
今年は、ご譲位とそれに伴う改元があり、また、夏には参議院の半数改選普通選挙が予定されている。
ご譲位とそれに伴う改元の際の、特定野党のコメント内容が我が国の国の形を否定するものであったことは幾つもの論考で指摘した通りである。(*11)
この様な、日本人の幸福を希求していない勢力であるノイジーマイノリティー7%の論調に乗せられることなく、自分の目で見て、自分の頭で考える事が本当に重要なことなのだと、あらためて感じた次第である。
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【文末脚注】
(*1):まとめブログ「もえるあじあ」の当該記事
見出し:◆( ´_ゝ`)毎日新聞世論調査「天皇制は廃止すべき7%」※立民・共産・国民・社民・自由の支持率合計7.1% 2019年05月06日20:31 /
http://www.moeruasia.net/archives/49631315.html
記事:○1: (^ェ^) ★ 2019/05/06(月) 17:45:31.62 ID:Y4El96g49
毎日新聞の世論調査で「天皇制廃止派」が7%もいる事が判明~ネットの反応「立憲と共産と国民民主と社民の支持率合計と被るなw」「立憲4.3+国民0.6+共産1.9+自由0.2+社民0.1=7.1 あっ…」
象徴天皇制「支持」74% 自民支持層も8割超す 毎日新聞世論調査 – 毎日新聞
日本国憲法は3日、1947年の施行から72年を迎えた。毎日新聞が憲法記念日を前に4月13、14日に実施した全国世論調査で、今の憲法第1章に定められた象徴天皇制についてどう思うかを尋ねたところ、「現在の象徴天皇制でよい」と答えた人が74%と多数を占めた。「天皇制は廃止すべきだ」は7%、「天皇を現在よりも、もっと権威と力のあるものにすべきだ」は4%で、いずれも少数にとどまった。
[毎日 2019.5.2]
https://mainichi.jp/articles/20190502/k00/00m/010/103000c
(略
http://anonymous-post.mobi/archives/7176
<記事中リンク貼り及びユーザー反応部分は省略・引用終わり>
(*2):毎日新聞の世論調査記事
毎日新聞HP 2019年5月2日 18時01分(最終更新 5月3日 01時47分)
見出し:◆象徴天皇制「支持」74% 自民支持層も8割超す 毎日新聞世論調査
.https://mainichi.jp/articles/20190502/k00/00m/010/103000c
※リンク出来ないので、googleを利用して参照願います。
リード文:○日本国憲法は3日、1947年の施行から72年を迎えた。毎日新聞が憲法記念日を前に4月13、14日に実施した全国世論調査で、今の憲法第1章に定められた象徴天皇制についてどう思うかを尋ねたところ、「現在の象徴天皇制でよい」と答えた人が74%と多数を占めた。「天皇制は廃止すべきだ」は7%、「天皇を現在よりも、もっと権威と力のあるものにすべきだ」は4%で、いずれも少数にとどまった。
記事:○自民党は野党時代の2012年にまとめた憲法改正草案で天皇を「日本国の元首」と位置づけたが、国民主権との整合性などの観点から、与野党に慎重意見が強い。今回の調査では、自民支持層の81%が「現在の象徴天皇制でよい」と回答し、支持政党がない無党派層でも75%と高かった。現行憲法に基づく象徴天皇制が国民に広く定着している様子がうかがえる。
小見出し:◆安倍政権での改憲「反対」48%
○安倍政権の間に憲法改正を行うことへの賛否については、「反対」が48%と、「賛成」31%を上回った。自民支持層は「賛成」が61%で「反対」24%を上回る一方、無党派層は「反対」が56%を占め、「賛成」は21%だった。
○自民党が昨年に策定した改憲条文案は、今の9条1項と2項を維持した上で、新設する9条の2で「(現行2項が)必要な自衛の措置をとることを妨げない」としつつ自衛隊の存在を明記した。この案に対しては「賛成」27%、「反対」28%と割れたが、最多は「わからない」の32%だった。【岩嶋悟】
小見出し:◆調査の方法
○4月13、14日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った固定電話と携帯電話の番号に調査員が電話をかけるRDS法で調査した。固定では、福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号を除いた。固定は18歳以上の有権者のいる845世帯から501人の回答を得た。回答率59%。携帯は18歳以上につながった番号672件から555人の回答を得た。回答率83%。
<引用終わり>
(*3):時事通信の世論調査の数値
時事通信HP 2019年4月12日掲載時
見出し:◆【図解・政治】政党支持率の推移
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_politics-support-politicalparty
リード文:○政党支持率、自民は前月比1.2ポイント増の26.7%=時事世論調査
※記事などの内容は2019年4月12日掲載時のものです
記事:○政党支持率は、自民党が前月比1.2ポイント増の26.7%、立憲民主党は横ばいの4.3%。以下、公明党3.9%、共産党1.9%、日本維新の会1.3%、国民民主党0.6%など。支持政党なしが2.2ポイント減の58.5%だった。
○調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.1%。
<画像数値のテキスト化>
<政党名>:4月-3月-2月
自 民 党:26.7-25.5-25.4
立憲民主党:4.3-4.3-3.4
国民民主党:0.6-0.7-0.3
公 明 党:3.9-2.8-3.3
共 産 党:1.9-2.3-1.9
維新の会 :1.3-1.4-1.0
自 由 党:0.2-0.2-0.3
希望の党 :0.1-0.1-0.1
社 民 党:0.1-0.2-0.6
支持なし :58.5-60.7-61.5
(*4):天皇と民が互いに尊重し合って数千年間続いてきた我が国の国の形は、現代考古学・歴史学では証明や検証が不可能な程のずっとずっと昔から続いているものである。
往古来今の日本人が積み上げてきた生活実態に基づくものであり、最近2世紀程度に出てきた話でくくれる様なものではない。
2017/02/17投稿:
2677年vs169年 Part1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-607.html
2017/02/19投稿:
続2677年vs169年(Part2)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-608.html
(*5)明治維新後、帝国憲法の時代も、選挙で選ばれた比較第一党の代表が総理大臣となり「輔弼」との名で統治権行使権を行使するものであった。
<帝国憲法は議会制民主主義>
2018/07/04投稿:
朝日が子供にウソを教えている・ジュニアエラ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-971.html
2015/04/21投稿:
14-16 自民党案「第1章・天皇」の分析 その3
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-88.html
【ご参考】
<現行憲法の悪い所、帝国憲法の悪い所>
2015/03/21投稿:
13.大日本帝国憲法と日本国憲法比較まとめ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-62.html
<帝国憲法を現代語でご紹介>
2016/04/26投稿:
(資料編)大日本帝国憲法・現代語訳
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-395.html
<欽定憲法・民定憲法との欺瞞>
2015/10/18投稿:
【コラム】欽定憲法・民定憲法
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-235.html
(*6):「権威」と「力」を同列併記し、ワンパッケージにする様な発想は、共産主義専制政治体制の鏡面反射でしかない2.26事件の皇道派「天皇親政スローガン」と同じ。
これは明治大帝の「広く会議を興し、万機公論に決すべし」との大原則に反するものである。
<2017年2月の2.26事件に関する一連の論考>
2017/02/20投稿:
2.26事件考1(事実確認編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-609.html
2017/02/21投稿:
2.26事件考2(資料編1)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-610.html
2017/02/22投稿:
2.26事件考3(資料編2)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-611.html
2017/02/23投稿:
2.26事件考4(考察編1)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-612.html
2017/02/24投稿:
2.26事件考5(考察編2)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-613.html
2017/02/26投稿:
2.26事件考6Final(考察編3)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-614.html
【ご参考】
2018/02/26投稿:
民主主義の敵・それは根拠なき選民意識
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-870.html
(*7):マスコミの偏向・印象操作の狂騒に乗せられ、お祭り騒ぎで民主党に投票してしまった「おQ層」とは。
↓
「おQ層」とは、偏向マスコミのキャンペーンに踊らされ、「自民党政治にお灸をすえる」、「自民党に反省してもらう」などと称して、大挙して民主党に投票した層のことである。
ところが実際は、「自民党にお灸を据えたつもりが、自身が大火傷を負ったでござる」と言われる結果となったもので、そういう軽率な行動をとってしまった事を魯迅の阿Q伝の愚かなる主人公「阿Q」の様だとして、「お灸」との語呂合わせで「おQ層」と揶揄された層のことである。
(*8):民主党政権3年3ヶ月の悪夢を忘れてはいまい。
2016/02/05投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
2016/02/07投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-335.html
(*9):今、大問題となっている消費税10%化は、民主党・野田内閣が2009年8月の民主党の選挙公約に反して法制化したものである。
2017/10/10投稿:
消費税10%化は民主党・野田政権の置き土産
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-775.html
(*10):2009年8月選挙時の民主党マニフェストを読むと、民主党は我が国の国の形の破壊を掲げており、その軸足がけして日本人にはないことが分かる。
2015/11/30投稿:
【コラム】「主権者国民」の責務2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-278.html
【ご参考】
2015/12/04投稿:
【コラム】2009年時点で民主党が目指した改憲
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-281.html
(*11):ご譲位とそれに伴う改元の際の、特定野党のコメント内容が我が国の国の形を否定するものであった。
<ご譲位の儀式関係>
2018/03/26投稿:
国の形をぶっ壊したい共産党の逆ねじ論法
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-890.html
今年3月時点の志位の発言
・「三種の神器の承継をもって天皇の代替わりの証しとする儀式を国事行為として行うことは、憲法の国民主権の原則と両立しない」
・「剣璽等承継の儀」や、天皇が皇后とともに即位後初めて国民を代表する人々と会う「即位後朝見の儀」などは国事行為にすべきではない
2018/03/27投稿:
続・国の形をぶっ壊したい共産党の逆ねじ論法
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-891.html
【ご参考】
2019/05/02投稿:
令和の御代の始まりをお祝い申し上げます・各党談話
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1169.html
<改元・元号関係>
2019/04/04投稿:
貧困なる精神・元号に対するケチ付け・その2社民党
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1148.html
【ご参考】
2019/03/31投稿:
(資料編)元号・暦考・和暦だけが御嫌いな人達
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1143.html
2019/03/31投稿:
新元号発表に向けて「元号・暦考(和暦だけが御嫌いな人達)」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html
【その他ご参考】
細川政権・民主党政権を仕掛け、今、野党共闘を仕掛けている小沢一郎
2018/07/19投稿:
手段が目的化した不見識・小沢一郎
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-981.html
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副題:「もえるあじあ」記事7.1%が笑える。偏向マスコミが流布する歪んだ論調の発生源は、7%のノイジーマイノリティによるものとの分析。これで1993年の総選挙・椿事件を思い出した。
まとめブログ「もえるあじあ」で紹介されている記事(*1)が面白かったので、それを題材として少々述べる。
同記事は、毎日新聞の世論調査記事(*2)にある「「天皇制は廃止すべきだ」は7%、」との数値と、「政党支持率の推移」の画像の数値を比較するものであった。
「政党支持率の推移」の画像は、時事通信の世論調査の数値(*3)であると推定される。、時事通信の世論調査ページは都度アップデートされるものと思われるので、文末脚注には、4月時点の画像をテキスト化して記載しておいた。
「もえるあじあ」では、以下の様なリード文で、「天皇制廃止すべき7%」は、特定野党5党の支持率合計の7.1%と一致(近似)だとするものである。
↓
<引用開始>
毎日新聞の世論調査で「天皇制廃止派」が7%もいる事が判明~ネットの反応「立憲と共産と国民民主と社民の支持率合計と被るなw」「立憲4.3+国民0.6+共産1.9+自由0.2+社民0.1=7.1 あっ…」(以下略)
<引用終わり>
上記で紹介した毎日新聞の世論調査記事のデータ部分は、有料記事扱いになっている様で、見つからなかったが、同記事無料部分から読み取れるのは、以下の様な情報である。
↓
Q:今の憲法第1章に定められた象徴天皇制についてどう思うか
A:「現在の象徴天皇制でよい」:74%
「天皇制は廃止すべきだ」:7%
「天皇を現在よりも、もっと権威と力のあるものにすべきだ」:4%
※残り15%分は不明
記事での情報だけでは確定的なことは言えないのだが、毎日新聞の、この質問自体が実は偏向なのである。
「象徴天皇制」との語句は、共産党用語「天皇制」の拡大バージョンであり、あたかも法的制度であるかの様な定義付けになっている用語である。
天皇と民が互いに尊重し合って数千年間続いてきた我が国の国の形は、現代考古学・歴史学では証明や検証が不可能な程のずっとずっと昔から続いているものである。
往古来今の日本人が積み上げてきた生活実態に基づくものであり、最近2世紀程度に出てきた話でくくれる様なものではない。(*4)
毎日新聞の世論調査記事で紹介されている回答選択肢は3つだけだが、それら回答選択肢も同様に偏向である。
知っての通り我が国歴史では、1192年に源頼朝が征夷大将軍に任じられ始まった幕府政治体制があり、以降、足利幕府(室町時代)、徳川幕府(江戸時代)と合計約640年間もの我が国の元首たる天皇と政治的統治行為者が異なる時代がある。
明治維新後もその体制は続き、現在に続いている。(*5)
要するに、我が国の国の形とは、そういうもので、「象徴天皇制」なる薄っぺらい新造語で語られるものではない。
とは言え、それら3つの選択肢に限定されているのであれば、当然の様に「現在の象徴天皇制でよい」を選ぶ。
結果も74%と圧倒的多数であることは健全だと思う。
一方、回答選択肢の「天皇を現在よりも、もっと権威と力のあるものにすべきだ」が最も偏向した選択肢だと思う。
何故なら、「権威」と「力」を同列併記しているからである。
我が国の皇統の「権威」については、何等かの意図的な方法を以て飾り立てたりして宣伝する様なことをしなくても、虚心坦懐に、我が国の歴史を知ればよいだけの話である。
「戦後「民主主義」教育」では、それが隠されていることが問題なのである。
我々日本人がその生活実態の集積の末に持つに至った正邪判断基準からは、「権威」は後から各自が自然に認識するものだ。
一方の「力」については、政治制度上の政治権力のことだと思われるが、それだとしたら、それは我々日本人各位が感じる「権威」を政治に利用する発想であり、まったく相応しくなく、実績・伝統に基づき発生する権威とは別物である。
「権威」と「力」を同列併記し、ワンパッケージにする様な発想は、共産主義専制政治体制の鏡面反射でしかない2.26事件の皇道派「天皇親政スローガン」(*6)と同じであり、その様な日本人を不幸に導く勘違い選民意識に基づき同列併記には歪んだ底意が見て取れるのである、
毎日新聞の世論調査の設問・選択肢を考案した誰かは、皇道派の「天皇親政スローガン」と同じ発想をベースに選択肢として登場させたものだと推察され、毎日新聞的には「否定的選択肢」として提示しているものだと想定される。
そうなると、3つの選択肢に限定されているのであれば、当然の様に「現在の象徴天皇制でよい」を選ぶことになる
。
ところが、その回答選択の意味がねじ曲げられ、設問で提示された「今の憲法第1章に定められた象徴天皇制」との「偽りの土俵への賛成」だとされると、それは、話が実質的な皇統破壊である女系天皇論(*7)への入り口として悪用されるリスクがあるのである。
この様な功名に偽装された偏向アンケートには、本当にご注意いただきたい。
話を本論に戻す。
3つの選択肢のうちの「天皇制は廃止すべきだ」は7%との結果が出ている。
記事によれば、世論調査の回答者数は1,056人だそうだ。
その内の7%と言えば、計算値では73~74人である。
その全部が日本国籍者とは限らないのが世論調査の宿命である。
「有権者」であるかどうかは、回答者の回答に依拠するので、そういうものだ。
もう1つの「政党支持率の推移」の画像の出所先である時事通信の世論調査の記事によれば、回答者数は1,241人だそうだ。
同調査は「個別面接方式」で実施されたそうだが、当方の40数年前の朝日新聞の世論調査員のバイトをした経験からは、対面調査であってもパスポートや戸籍謄本等による国籍の確認までは要求されていなかったので、こちらも回答者の全部が日本国籍者とは限らない。
時事通信の世論調査での特定野党5党を支持政党だとするパーセンテージの合計は、「もえるあじあ」の記載通り、7.1%である。
似た様なサンプル数による別々の「世論調査の結果」が数値的に致しているのは、「天皇制は廃止すべきだ」としている層は、特定野党5党を支持している層と重なると見ている「もえるあじあ」での指摘は的確だと考えて良いと思う。
「支持政党」の調査に関して、もう少し深堀りをする。
「支持政党」は何処?との調査の場合、「支持政党なし」が大多数になることが通例だ。
同記事での「支持政党なし」は、最新4月の数値では58.5%と過半数に達している。
また、2月から4月までの3ヶ月分の単純平均では「支持政党なし」が60.2%にも達する。
そういう状態なので、与党・自民党であっても、その数値は最新4月で26.7%と全体の約1/4でしかない。また、自民党以外の政党で10%を超えている政党は皆無である。
「支持政党なし」が約6割なのだが、そういう人は選挙に行かないのかというと、そうではない。
支持政党がある人の割合は上記調査結果では約4割であるが、実際の選挙での投票率は、何か大きな話題がある時を除くと、ここ数回は60%以下、50数パーセント程度で推移している。
仮に55%とすると、「支持政党なし」の方々も選挙に行っている事が分かる。
「支持政党なし」方々のうち、少なくともその1/4程度は選挙での投票をしていることが分かる。
これらの方々は、所謂「無党派層・浮動票層」と言われる方々だと考えてよい。
その割合は、仮定上の計算値で全体の約15%程度である。
特定野党の中で、一番支持率が高いのが立憲民主党で4.3%であるのと比較して、所謂「無党派層・浮動票層」は、その3.4倍もの率で存在していることが分かる。
面白い結果である。
「もえるあじあ」記事で取り上げられていた毎日新聞及び時事通信の世論調査結果からは、「天皇制廃止層」・「特定野党5党支持層」との確信的な反日をしている層は、7%程度のマイナーな存在であることが分かったと思う。
ところが、「7%程度のマイナーな存在」であるはずなのに、新聞・TV等のメディア記事の「天皇制廃止層」・「特定野党5党支持層」論調は、むしろ主流でさえある。
この様な国民一般とは違う感性・違う価値観の記事が主流となってしまっている事態は、とても危険だと憂慮している。この様な事態に陥った理由は幾つか思い浮かぶが、その中で悪質さに於いてかなり高い椿事件のことを思い出した。
椿事件とは、テレ朝の報道局長だった椿貞良が、自民党政権を下野させる為に、自民党に不利な印象操作・偏向報道を他メディアに呼び掛けたと報道された事件である。
この事件は、そういう偏向マスコミの動きが露呈した事件であり、リアルタイムで、この事件の報道を見聞きした感想としては「やっぱしやっていたんだ。」「案の定、そうだったのか」である。
当時から、テレ朝・報ステの左傾化した内容は事実報道の限度を超えており、TBSの筑紫のニュース番組とともに、「報道」の名を借りた政治宣伝番組だと看做されていた。
椿事件で偏向報道・印象操作をしたことが露わになったのは、1993年の総選挙への偏向・印象操作であり、それが後日に他紙により報道され、露呈したものである。
1993年総選挙は、歴代自民党内閣の中でも最悪な内閣の1つである宮沢内閣の自業自得の無責任解散が発端である。この解散は、一般的には「嘘つき解散」と言われているが、内閣不信任案決議が可決され解散となったものである。
内閣不信任決議の際には、自民党内から造反者が出て内閣不信任決議案は、賛成255/反対220で可決された。
当時の各党勢力からは、自民党が多数であったのだが、小沢一郎・羽田孜らの小沢勢力及び武村グループらが不信任に賛成し、1993年7月の総選挙となったものだ。
その総選挙に対して、自民党に不利な印象操作・偏向報道をしたのが椿事件なのだが、選挙結果自体への影響はあまりなかった様である。ただし、ご注意いただきたいのは、椿事件の問題は「影響の有無」が本質ではないということだ。
選挙結果は、自民党議席は過半数に届かない223議席にとどまった。
前回選挙時の275議席から52議席も減少したが、その主たる理由は、小沢・羽田・武村等の離党である。
自民党離党者を除けば、内閣不信任決議に反対した220よりは3議席多く、223議席は善戦と言ってもよい。
一方、自民党を離党した小沢・羽田らは、新生党を結成し55議席を得た。
また、同じく離党した武村らが結成した新党さきがけは13議席を獲得している。
更に、その前年に熊本県前知事であった細川護煕が「日本新党」を立ち上げており、1993年総選挙では、今は「みどりのたぬき」となった小池百合子などを擁して35議席を獲得している。
テレ朝・椿の構想は、非自民・非共産政権であり、その意味からは、自民党を過半数割れに持っていけたとの結果からは、「お望み通り」だったと言えるものではある。
一方、1993年選挙で敗北したのは、ボロで出始めていた社会党(現社民党)であり、改選前136議席から大きく減じ70議席しか獲得できない大惨敗となった。
因みに、1993年総選挙の結果は以下の通りである。
自 民 党:223議席(43.6%)
<非自民・非共産>
社 会 党: 70
新 生 党: 55
公 明 党: 51
日本新党 : 35
民 社 党: 15
さきがけ : 13
社 民 連: 4
非自非共計:243議席(47.5%)
共 産 党: 15
無 所 属: 30
衆議院合計:511議席(過半数は256議席)
この選挙結果からは、本来的には比較第一党の自民党が連立を模索するのが議員内閣制での常道である。
同じ議院内閣制・立憲君主国のイギリスの事例で言えば、選挙での比較第一党が政権を得るのが原則だが、過半数に達しなかった場合には、他の党との連立を比較第一党が模索し、過半数を確保して、比較第一党の党首が首相に就任するとの慣習が貫徹されている。
一方、我が国の場合は、現行憲法になってから第67条・首班指名条項が出来た為に、比較第一党の自民党が連立を模索するのではなく、国会内の「非自民・非共産」系の7党が談合し、比較第5党(連立政権内比較第4党)の日本新党・細川が首相に指名され、細川内閣の誕生となった。
これは、我が国の慣習である憲政の常道に反する暴挙であった。
選挙とは、国民の審判である。その審判の結果、第一党に選ばれたのは自民党である。
憲政の常道からは、比較第一党の自民党を軸に連立政権を模索するものなのだが、1993年選挙では、非自民・非共産の烏合の衆連合が、国民の審判とは違う政権をつくってしまったものである。
これを仕掛けたのは小沢一郎である。
尚、椿事件で椿は「小沢一郎氏のけじめをことさら追及する必要はない」と小沢擁護の発言をしたとの情報がある。
細川政権に対しては、組閣時の記者会見での細川発言を聞いた時に、コイツは何等の見識もない奴だと直感したものだ。結局、細川は僅か9ヶ月弱で細川は内閣をほっぽり出した。
政権ほっぽり出しの後も選挙は行われず、羽田が烏合の衆内閣を引き継いだ。
しかし、機能せず烏合の衆内閣から社会党とさきがけが抜け、あの社会党・村山が総理となる自社野合政権となっていくのであった。
宮沢-細川-村山と続く、この時期は、我が国の戦後昭和政治史に於ける最悪な時期であった。
1993年の選挙から16年後、麻生内閣を引き摺り下ろしたマスコミが仕掛けたのが、あのルーピー鳩山を首相にした2009年8月の総選挙である。
自社野合政権で、その正体が暴露された社会党は四分五裂し、その残骸が今の社民党であるが、その一方で、社会党から出たグループや小沢一郎一派が集まったのが、ルーピー鳩山が立ち上げた民主党である。
マスコミは麻生首相を執拗に悪魔化し、同時に、民主党を鐘や太鼓で賛美した。
この動きは、椿事件でのマスコミ態度とまったく同じものであった。
マスコミの偏向・印象操作の狂騒に乗せられたおQ層(*7)がお祭り騒ぎで民主党に投票して出来てしまったのが、あの民主党政権である。
民主党政権3年3ヶ月の悪夢を忘れてはいまい。(*8)
また、今、大問題となっている消費税10%化は、民主党・野田内閣が2009年8月の民主党の選挙公約に反して法制化したものである。(*9)
民主党政権3年3ヶ月は、平成政治史に於ける最悪な時期であった。
宮沢無能内閣から始まる一連の大混乱であった戦後昭和政治史の最悪期と違い、麻生政権自体は、むしろ、世界恐慌の一種であったリーマンショックへの対応等の実績は、むしろ高い。
小沢一郎が仕掛けた民主党政権は、細川内閣成立時とは違い、マスコミ論調に乗せられたおQ層等が民主党に投票してしまい出来た政権であり、国民側が引き起こした問題である。
2009年に±10年の1999年から2019年の20年間に行われた総選挙は7回である。
それらのうち、もっとも投票率が高かったのが、この2009年8月の総選挙であった。
おQ層が大挙して民主党に投票した結果、投票率は69.28%となった。
その次に高いのが、2005年の小泉郵政選挙の67.51%である。
このどちらもが、お祭り騒ぎの選挙であった。
過去20年間の7回の投票率は、これらお祭り騒ぎの2回を含めた平均で60.97%であるが、2009年のお祭り騒ぎを除いた過去9年間3回の平均は56.88%である。
当方は、「最強最大の世論調査は選挙」だと考えているので、選挙結果については、国民の意志であるとして最大限重視尊重している。
しかし、2009年8月の選挙で投票している国民側には正直失望した。
当時の民主党マニフェストを読むと、民主党は我が国の国の形の破壊を掲げており、その軸足がけして日本人にはないことが分かるもの(*10)だったのだが、選挙結果は、民主党の圧勝であった。
たった7%の確信的な反日勢力が流布するマスコミ論調に乗せられて、自分自身を不幸にする政党に投票してしまう現象は、どうにも歯痒い。
彼等7%が変えようとしているのは、自由民主主義体制下での各種制度ではない。
彼等7%が変えようとしているのは、我が国の国の形そのものである。
彼等が言う「民主主義国家」とは、人民の為の指導党が統治する国家のことであり、共産主義国家のことである。
我々日本人は、戦後70数年、大きな足枷をはめられたハンディキャップがある状態ながらも、世界に冠たる大国へと復活した。
その一方で、未だに、政治的なハンディキャップが残置され、労働人口の高齢化、財政一辺倒の金融政策等で、その国力が減退するリスクが存在している。
それら諸問題を解消し、我々日本人が歩んできた我が国の国の形の一部である自由民主主義体制での暮らしをよりよきものにしようとする方向性が、我々日本人の幸福を増進する方向性だと考えている。
アンケート結果の「現在の象徴天皇制でよい:74%」からは、多分、多くの日本人が、その様に考えていると思う。
ところが、マスコミ論調の主流となっているものは、多数の日本人が考えている自由民主主義体制下での各種制度改革ではない。彼等7%が変えようとしているのは、我が国の国の形そのものである。
その様な7%の考え方を現実の政治で実行しようとした民主党政権の各種政策が、どの様なものだったのかを思い出していただければ、その悪質さが分かると思う。
今年は、ご譲位とそれに伴う改元があり、また、夏には参議院の半数改選普通選挙が予定されている。
ご譲位とそれに伴う改元の際の、特定野党のコメント内容が我が国の国の形を否定するものであったことは幾つもの論考で指摘した通りである。(*11)
この様な、日本人の幸福を希求していない勢力であるノイジーマイノリティー7%の論調に乗せられることなく、自分の目で見て、自分の頭で考える事が本当に重要なことなのだと、あらためて感じた次第である。
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【文末脚注】
(*1):まとめブログ「もえるあじあ」の当該記事
見出し:◆( ´_ゝ`)毎日新聞世論調査「天皇制は廃止すべき7%」※立民・共産・国民・社民・自由の支持率合計7.1% 2019年05月06日20:31 /
http://www.moeruasia.net/archives/49631315.html
記事:○1: (^ェ^) ★ 2019/05/06(月) 17:45:31.62 ID:Y4El96g49
毎日新聞の世論調査で「天皇制廃止派」が7%もいる事が判明~ネットの反応「立憲と共産と国民民主と社民の支持率合計と被るなw」「立憲4.3+国民0.6+共産1.9+自由0.2+社民0.1=7.1 あっ…」
象徴天皇制「支持」74% 自民支持層も8割超す 毎日新聞世論調査 – 毎日新聞
日本国憲法は3日、1947年の施行から72年を迎えた。毎日新聞が憲法記念日を前に4月13、14日に実施した全国世論調査で、今の憲法第1章に定められた象徴天皇制についてどう思うかを尋ねたところ、「現在の象徴天皇制でよい」と答えた人が74%と多数を占めた。「天皇制は廃止すべきだ」は7%、「天皇を現在よりも、もっと権威と力のあるものにすべきだ」は4%で、いずれも少数にとどまった。
[毎日 2019.5.2]
https://mainichi.jp/articles/20190502/k00/00m/010/103000c
(略
http://anonymous-post.mobi/archives/7176
<記事中リンク貼り及びユーザー反応部分は省略・引用終わり>
(*2):毎日新聞の世論調査記事
毎日新聞HP 2019年5月2日 18時01分(最終更新 5月3日 01時47分)
見出し:◆象徴天皇制「支持」74% 自民支持層も8割超す 毎日新聞世論調査
※リンク出来ないので、googleを利用して参照願います。
リード文:○日本国憲法は3日、1947年の施行から72年を迎えた。毎日新聞が憲法記念日を前に4月13、14日に実施した全国世論調査で、今の憲法第1章に定められた象徴天皇制についてどう思うかを尋ねたところ、「現在の象徴天皇制でよい」と答えた人が74%と多数を占めた。「天皇制は廃止すべきだ」は7%、「天皇を現在よりも、もっと権威と力のあるものにすべきだ」は4%で、いずれも少数にとどまった。
記事:○自民党は野党時代の2012年にまとめた憲法改正草案で天皇を「日本国の元首」と位置づけたが、国民主権との整合性などの観点から、与野党に慎重意見が強い。今回の調査では、自民支持層の81%が「現在の象徴天皇制でよい」と回答し、支持政党がない無党派層でも75%と高かった。現行憲法に基づく象徴天皇制が国民に広く定着している様子がうかがえる。
小見出し:◆安倍政権での改憲「反対」48%
○安倍政権の間に憲法改正を行うことへの賛否については、「反対」が48%と、「賛成」31%を上回った。自民支持層は「賛成」が61%で「反対」24%を上回る一方、無党派層は「反対」が56%を占め、「賛成」は21%だった。
○自民党が昨年に策定した改憲条文案は、今の9条1項と2項を維持した上で、新設する9条の2で「(現行2項が)必要な自衛の措置をとることを妨げない」としつつ自衛隊の存在を明記した。この案に対しては「賛成」27%、「反対」28%と割れたが、最多は「わからない」の32%だった。【岩嶋悟】
小見出し:◆調査の方法
○4月13、14日の2日間、コンピューターで無作為に数字を組み合わせて作った固定電話と携帯電話の番号に調査員が電話をかけるRDS法で調査した。固定では、福島第1原発事故で帰還困難区域などに指定されている市町村の電話番号を除いた。固定は18歳以上の有権者のいる845世帯から501人の回答を得た。回答率59%。携帯は18歳以上につながった番号672件から555人の回答を得た。回答率83%。
<引用終わり>
(*3):時事通信の世論調査の数値
時事通信HP 2019年4月12日掲載時
見出し:◆【図解・政治】政党支持率の推移
https://www.jiji.com/jc/graphics?p=ve_pol_politics-support-politicalparty
リード文:○政党支持率、自民は前月比1.2ポイント増の26.7%=時事世論調査
※記事などの内容は2019年4月12日掲載時のものです
記事:○政党支持率は、自民党が前月比1.2ポイント増の26.7%、立憲民主党は横ばいの4.3%。以下、公明党3.9%、共産党1.9%、日本維新の会1.3%、国民民主党0.6%など。支持政党なしが2.2ポイント減の58.5%だった。
○調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.1%。
<画像数値のテキスト化>
<政党名>:4月-3月-2月
自 民 党:26.7-25.5-25.4
立憲民主党:4.3-4.3-3.4
国民民主党:0.6-0.7-0.3
公 明 党:3.9-2.8-3.3
共 産 党:1.9-2.3-1.9
維新の会 :1.3-1.4-1.0
自 由 党:0.2-0.2-0.3
希望の党 :0.1-0.1-0.1
社 民 党:0.1-0.2-0.6
支持なし :58.5-60.7-61.5
(*4):天皇と民が互いに尊重し合って数千年間続いてきた我が国の国の形は、現代考古学・歴史学では証明や検証が不可能な程のずっとずっと昔から続いているものである。
往古来今の日本人が積み上げてきた生活実態に基づくものであり、最近2世紀程度に出てきた話でくくれる様なものではない。
2017/02/17投稿:
2677年vs169年 Part1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-607.html
2017/02/19投稿:
続2677年vs169年(Part2)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-608.html
(*5)明治維新後、帝国憲法の時代も、選挙で選ばれた比較第一党の代表が総理大臣となり「輔弼」との名で統治権行使権を行使するものであった。
<帝国憲法は議会制民主主義>
2018/07/04投稿:
朝日が子供にウソを教えている・ジュニアエラ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-971.html
2015/04/21投稿:
14-16 自民党案「第1章・天皇」の分析 その3
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-88.html
【ご参考】
<現行憲法の悪い所、帝国憲法の悪い所>
2015/03/21投稿:
13.大日本帝国憲法と日本国憲法比較まとめ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-62.html
<帝国憲法を現代語でご紹介>
2016/04/26投稿:
(資料編)大日本帝国憲法・現代語訳
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-395.html
<欽定憲法・民定憲法との欺瞞>
2015/10/18投稿:
【コラム】欽定憲法・民定憲法
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-235.html
(*6):「権威」と「力」を同列併記し、ワンパッケージにする様な発想は、共産主義専制政治体制の鏡面反射でしかない2.26事件の皇道派「天皇親政スローガン」と同じ。
これは明治大帝の「広く会議を興し、万機公論に決すべし」との大原則に反するものである。
<2017年2月の2.26事件に関する一連の論考>
2017/02/20投稿:
2.26事件考1(事実確認編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-609.html
2017/02/21投稿:
2.26事件考2(資料編1)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-610.html
2017/02/22投稿:
2.26事件考3(資料編2)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-611.html
2017/02/23投稿:
2.26事件考4(考察編1)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-612.html
2017/02/24投稿:
2.26事件考5(考察編2)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-613.html
2017/02/26投稿:
2.26事件考6Final(考察編3)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-614.html
【ご参考】
2018/02/26投稿:
民主主義の敵・それは根拠なき選民意識
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-870.html
(*7):マスコミの偏向・印象操作の狂騒に乗せられ、お祭り騒ぎで民主党に投票してしまった「おQ層」とは。
↓
「おQ層」とは、偏向マスコミのキャンペーンに踊らされ、「自民党政治にお灸をすえる」、「自民党に反省してもらう」などと称して、大挙して民主党に投票した層のことである。
ところが実際は、「自民党にお灸を据えたつもりが、自身が大火傷を負ったでござる」と言われる結果となったもので、そういう軽率な行動をとってしまった事を魯迅の阿Q伝の愚かなる主人公「阿Q」の様だとして、「お灸」との語呂合わせで「おQ層」と揶揄された層のことである。
(*8):民主党政権3年3ヶ月の悪夢を忘れてはいまい。
2016/02/05投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
2016/02/07投稿:
【コラム】民主党政権の暴政を振り返る2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-335.html
(*9):今、大問題となっている消費税10%化は、民主党・野田内閣が2009年8月の民主党の選挙公約に反して法制化したものである。
2017/10/10投稿:
消費税10%化は民主党・野田政権の置き土産
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-775.html
(*10):2009年8月選挙時の民主党マニフェストを読むと、民主党は我が国の国の形の破壊を掲げており、その軸足がけして日本人にはないことが分かる。
2015/11/30投稿:
【コラム】「主権者国民」の責務2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-278.html
【ご参考】
2015/12/04投稿:
【コラム】2009年時点で民主党が目指した改憲
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-281.html
(*11):ご譲位とそれに伴う改元の際の、特定野党のコメント内容が我が国の国の形を否定するものであった。
<ご譲位の儀式関係>
2018/03/26投稿:
国の形をぶっ壊したい共産党の逆ねじ論法
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-890.html
今年3月時点の志位の発言
・「三種の神器の承継をもって天皇の代替わりの証しとする儀式を国事行為として行うことは、憲法の国民主権の原則と両立しない」
・「剣璽等承継の儀」や、天皇が皇后とともに即位後初めて国民を代表する人々と会う「即位後朝見の儀」などは国事行為にすべきではない
2018/03/27投稿:
続・国の形をぶっ壊したい共産党の逆ねじ論法
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-891.html
【ご参考】
2019/05/02投稿:
令和の御代の始まりをお祝い申し上げます・各党談話
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1169.html
<改元・元号関係>
2019/04/04投稿:
貧困なる精神・元号に対するケチ付け・その2社民党
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1148.html
【ご参考】
2019/03/31投稿:
(資料編)元号・暦考・和暦だけが御嫌いな人達
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1143.html
2019/03/31投稿:
新元号発表に向けて「元号・暦考(和暦だけが御嫌いな人達)」
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1144.html
【その他ご参考】
細川政権・民主党政権を仕掛け、今、野党共闘を仕掛けている小沢一郎
2018/07/19投稿:
手段が目的化した不見識・小沢一郎
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-981.html
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