【追記】続・文喜相の限度を知らぬ発言・韓国語和訳の紹介
- 2019/02/16
- 21:03
【追記】続・文喜相の限度を知らぬ発言・韓国語和訳の紹介

副題:文喜相の限度を知らぬ発言は、各訳者による幾つかの脱落がある様だ。どうやら報道されているよりも、もっと酷いことを文喜相は言っている様だ。
「日本を代表する王、日王が謝罪するべきですね。あの人は戦犯の主犯の息子じゃないのか?だからそんな両班が、一度おばあさんの手を握って「本当に間違っていた」という一言を言えば解決すると思います。」
この和訳文は、海外の反応ブログのうち、韓国関係を扱っている<【韓国の反応】みずきの女子知韓宣言(´∀`*)>の記事(*1)にある韓国人ブログの和訳文である。
反応ブログ「みずきの女子知韓宣言」は、過去にも幾度か登場いただいているが、それは、このブログが信頼に値すると考えているからである。
文喜相のトンデモない発言については、日本語版ブルームバーグ記事と、その英文・原記事を合わせ読み、日本語版がマイルドな形に改変されていることを確認し、英文・原記事を自身で和訳したものを紹介している。(*2)
これは、以前から指摘している様な「和訳詐欺」に引っ掛からない為の策である。(*3)
ところが、今般、「みずきの女子知韓宣言」では、韓国語を母国語としている韓国人ブログを和訳したものが登場した。
先の英文和訳は、ブルームバーグの韓国系記者が韓国語でインタビューしたものを英文記事として公開したものを、当方が和訳したもので、これは「元の韓国語発言」を英訳したものを和訳したという、2回の他言語化が行われたものだ。
一方、「みずきの女子知韓宣言」の和訳は、韓国語を母国語とする人の文章を和訳したものであり、他言語化は1回だけである。
その様な理由から、「みずきの女子知韓宣言」の和訳は、以前紹介したものよりも正確性が増したものだと考えているが、それだけで登場させるものではない。
冒頭で紹介した様に、ブルームバーグの英文・原記事では出てこなかったものが登場しているからである。
それは「日王」との表現であり、「両班」との表現である。
朝鮮語を母国語とする韓国人ブログ主が、自身のブログに、文喜相が発言していない表現や文字列を朝鮮語で書いてしまうとは考え難い。
何故なら、それは勝手な改編であり、ブログの信頼性を失わせる行為だからである。
この韓国人ブログ主が朝鮮語で書いてあるブログなのだから、ブログ読者は朝鮮語を解する人々を想定していることは間違いがない。
そういう人々は、文喜相が朝鮮語で何を言っているのかは分かっているのであり、無用な改編をする必要は何もないのである。
そういう朝鮮語の一文を和訳したものであり、和訳している、「みずきの女子知韓宣言」のブログ主は、和訳詐欺をする様な事はないと信頼しているので、この和訳を紹介するものである。
ちょっと長い説明となってしまったが、これは、「一次情報を自分の目で見て自分の頭で考える」ことを原則としているからである。
とは言え、一次情報にアクセスできない、或いは、今回の様に、理解不可能な言語である場合には、どうしても二次情報を利用せざるを得ないが、その際は、二次情報の信憑性を踏まえた上で利用している事を明示する必要があると考えているからだ。
それでは、再度、文喜相の発言を見てみよう。
<「みずきの女子知韓宣言」より抜粋引用>
「日本を代表する王、日王が謝罪するべきですね。あの人は戦犯の主犯の息子じゃないのか?だからそんな両班が、一度おばあさんの手を握って「本当に間違っていた」という一言を言えば解決すると思います。」
<抜粋引用終わり>
↓
上述した様に、「日王」、「両班」との表現が登場すろこと以外は、当方の英文記事和訳や我が国での新聞報道等と同じである。
文喜相の発言のうち「日王」なる朝鮮文化圏でしか通用しない用語が登場する部分は「日本を代表する王、日王が謝罪するべきですね。」である。
この部分は、ブルームバーグの英文・原記事では「emperor」との英文となっている。
小文字での「emperor」なのは気になっていたが、確信がなかったのでスルーした。
これは、文喜相が「日王」と言っており、ブルームバーグの韓国人記者が、そんな用語では通用しないことを知っているので、「emperor」との英文をあてたものである。
知っての通り、国際儀礼では、どんな小国であっても「大統領」は「大統領」であり、けして「小統領」とは言わない。
外交プロトコルの話を以前した(*4)と思うが、国家間の礼儀・慣行を逸脱することは無礼な行為となり、他国の国家元首に対して、別称を用いることはまったくにあり得ない行為なのであるが、韓国は、我が国天皇に対して、この様な呼び方をしている。
韓国大統領に対して「半島南部酋長」と我が国の衆議院議長が言ってしまったのなら、それは大きな舌禍事件となる。
ところが、それと同じ事を言っている韓国国会の議長・文喜相は、平気な顔をしたままである。
韓国で、天皇に対して「日王」なる別称を用いているのは、朝鮮半島での「小中華思想」(*5)が原因だ。
小中華思想とは中華思想を宿主とする寄生思想である。
中華思想の世界は、中国皇帝を中心とした中華の地と、その周辺の禽獣・禽獣と同等な劣等民(東夷・南蛮・西戎・北狄)との上下関係の世界観で構成されている。
この華夷秩序では、我が国は東夷とされている。
魏志倭人伝として知られる書は「魏書」の「東夷伝・倭人条」の略称である。
日本列島のみならず朝鮮半島も東夷なのだが、朝鮮半島では、自分達を「小中華」であるとして「禽獣・東夷ではない、中華の一部である」との設定を行った。
それだけなら勝手なのだが、小中華の設定では、我が国は東夷として存在していないと論が成り立たないので、朝鮮は「自分達は小中華・日本は劣った東夷」との設定をしたのである。
東夷・日本が存在しなくなると「東夷」が何処にもない状態となり、小中華思想では、都合が悪いのである。
日本が華夷秩序の外にあると、東夷とは朝鮮自身のこととなってしまうので、それを許容できなかったのである。実際は、隋の時代に我が国は聖徳太子の「日出ずる国の天子・・・」で華夷秩序から脱しており、我が国はずっと天皇を頂く国である。
小中華思想に染まり切っている現在韓国が使用している「日王」とは、「東夷の日本に「皇」は存在しない」との設定からの用語である。
実際は、ずっと天皇は存在してきた。
この様な手前勝手な理屈が登場したのは、なにも今回が初めてではない。
まったく同じ「理由」で、極東地域の不安定化を増大した先例がある。
19世紀(明治元年・1868年)の李氏朝鮮である。
欧米列強が極東地域に侵出している情勢の中、我が国は明治となり、李氏朝鮮に対して、「明治となったけど、従来通り宜しく」との、互いに列強侵食に対して協力しましょうとの親書の受け取りを7年間経っても拒否し続けた事件がある。
その際の「理由」が、「「天皇」の「皇」の字がいけない」であった。
「皇」の字は、中華の地の中国皇帝を表す文字であり、東夷・日本が使って良い文字ではない、というものである。
これについても、以前から紹介している小中華思想の害毒が典型的に表れた話である。(*6)
韓国は、150年前の李氏朝鮮と同じ事を21世紀現在やっているのである。
現在の韓国と19世紀の李氏朝鮮が同じ感覚なのである。
しかし、そんな「理屈」は朝鮮半島の朝鮮文化圏内でしか通用しない。
150年前の李氏朝鮮は、国際情勢という外的事実を見ずに、自分達の設定を最優先した。
その結果、李氏朝鮮は亡国の道を歩んだ。我が国に多大な迷惑をおっかぶせながら。(*7)
21世紀現在、文在寅政権・文喜相は、国際情勢という外的事実を見ずに、自分達の設定を最優先にした数々の国際常識を逸脱したことをしている。
日韓慰安婦合意の反故、日韓国交樹立条約である日韓基本条約を反故にする自称徴用工判決、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件とその後の非常識な反発言い分。
それらは総て、朝鮮半島文化・小中華思想との設定に由来する。
長くなったので、そろそろ閉めたいと思うので簡単にする。
もう1つの用語「両班」が登場する「だからそんな両班が、一度おばあさんの手を・・」の部分を、ブルームバーグの韓国系記者は、英文では「So, if a person like that holds the hands of the・・・」としており、この用語は登場していない。
「両班」とは、併合前朝鮮で長く続いた身分制度での用語である。
Wikiの記載をそのまま引用すると、両班とは「李氏朝鮮王朝時代には、良民(両班、中人、常民)と賤民(奴婢、白丁)に分けられる朝鮮王族以外の身分階級の最上位に位置していた貴族階級に相当する」身分の事である。
この紹介だけで、文喜相が傲慢である事が分かる。
他国の歴史的制度を何も知らず、インタビューでしゃべってしまう傲慢さである。
両班は「朝鮮王族以外の身分階級」である。
品性下劣で無知蒙昧な人物であるという事が良く分かる発言である。
この様な発言を我々日本人はけして許してはならず、特異な小中華思想を我が国に適用する愚を韓国が繰り返さない様に、徹底的に、その実態を指摘し続けていくつもりだ。
今回は以上とする。
1日1回ポチっとな ↓
FC2 Blog Ranking 
【文末脚注】
(*1):「みずきの女子知韓宣言」の記事
【韓国の反応】みずきの女子知韓宣言(´∀`*)
2019年02月14日23:55
表題:【韓国の反応】韓国人「『無知なら勇敢』を体現する韓国人たち」
http://oboega-01.blog.jp/archives/1073964226.html
<記事の抜粋引用>(改行は引用者)
趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトからバンダービルドさん。
(断想)ムンヒサン国会議長の軽率な発言
バンダービルド
記事○公式の発言は、特に注意する必要がある。国会議長なら分かっていなければならないことである。対外的に韓国の政治家を代表するという象徴性もある。
そのような面で国会議長の発言レベルは韓国の政治家のレベルを代弁するということもできる。8日、ムンヒサン議長は海外メディア(ブルームバーグ)とのインタビューで、慰安婦問題と関連して日本に向けてこのような発言をした。
「日本を代表する王、日王が謝罪するべきですね。あの人は戦犯の主犯の息子じゃないのか?だからそんな両班が、一度おばあさんの手を握って「本当に間違っていた」という一言を言えば解決すると思います。」
(後略)※記事はリンク先にてお読みいただきたい。
<抜粋引用終わり>
(*2):英文・原記事を自身で和訳したものを紹介している。
2018/02/14投稿:
続・文喜相の限度を知らぬ発言・最初の英文記事の和訳
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1112.html
(*3):「和訳詐欺」に引っ掛からない為に。
2016/11/14投稿:
英文和訳詐欺にご注意を
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-542.html
2018/05/22投稿:
見出し詐欺・リビア方式否定?(前編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-935.html
(*4):外交プロトコル
2018/01/03投稿:
韓国・文在寅の「撒き餌」に注意
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-838.html
2018/10/22投稿:
<文在寅の醜態・ASEM(前編)集合写真>
ASEM(アジア欧州会合)関係ニュース雑感その1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1038.html
2018/12/11投稿:
ブエノスアイレスG20の集合写真
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1070.html
(*5):朝鮮半島での「小中華思想」
2018/11/08投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感5Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1049.html
2018/10/11投稿:
ヘゲモニーチャレンジャー中国・事大主義小中華韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1032.html
【ご参考】
2018/11/06投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感4(韓国側の設定)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1048.html
(*6):「理由」が、「「天皇」の「皇」の字がいけない」であった。
2017/01/31投稿:
憲法9条が韓国をOECD加盟国にした・地政学的基礎編
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-594.html
【ご参考】
<皇政維新の書契>
気ままに歴史資料館より 明治開化期の日本と朝鮮(1)
http://f48.aaacafe.ne.jp/~adsawada/siryou/060/resi012.html
(*7):150年前の李氏朝鮮は、国際情勢という外的事実を見ずに、自分達の設定を最優先した。その結果、李氏朝鮮は亡国の道を歩んだ。我が国に多大な迷惑をおっかぶせながら。
2017/02/01投稿:
風吹き桶屋の地政学2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-595.html
※<昭和17年時点で書かれた近代朝鮮半島の地政学的意味の概括>
【朝鮮半島はその地形上、日本列島に対して短刀を擬したような恰好をしている。もし、この地が支那やロシアに占領されたとしたら、その時の日本はどうであろう。脇腹に匕首を当てられたようなもので、たえずその生存を脅威されるであろう。
朝鮮問題が明治史のほとんど全部を通じて、終始重大問題を孕んだのは、実にこの日本国家の生存という根本に触れたためであって、日清戦争も日露戦争も、全く朝鮮問題を中心として惹起されたのである。】
・この一文は菊池寛の筆によるものである。
1日1回ポチっとな ↓
FC2 Blog Ranking


副題:文喜相の限度を知らぬ発言は、各訳者による幾つかの脱落がある様だ。どうやら報道されているよりも、もっと酷いことを文喜相は言っている様だ。
「日本を代表する王、日王が謝罪するべきですね。あの人は戦犯の主犯の息子じゃないのか?だからそんな両班が、一度おばあさんの手を握って「本当に間違っていた」という一言を言えば解決すると思います。」
この和訳文は、海外の反応ブログのうち、韓国関係を扱っている<【韓国の反応】みずきの女子知韓宣言(´∀`*)>の記事(*1)にある韓国人ブログの和訳文である。
反応ブログ「みずきの女子知韓宣言」は、過去にも幾度か登場いただいているが、それは、このブログが信頼に値すると考えているからである。
文喜相のトンデモない発言については、日本語版ブルームバーグ記事と、その英文・原記事を合わせ読み、日本語版がマイルドな形に改変されていることを確認し、英文・原記事を自身で和訳したものを紹介している。(*2)
これは、以前から指摘している様な「和訳詐欺」に引っ掛からない為の策である。(*3)
ところが、今般、「みずきの女子知韓宣言」では、韓国語を母国語としている韓国人ブログを和訳したものが登場した。
先の英文和訳は、ブルームバーグの韓国系記者が韓国語でインタビューしたものを英文記事として公開したものを、当方が和訳したもので、これは「元の韓国語発言」を英訳したものを和訳したという、2回の他言語化が行われたものだ。
一方、「みずきの女子知韓宣言」の和訳は、韓国語を母国語とする人の文章を和訳したものであり、他言語化は1回だけである。
その様な理由から、「みずきの女子知韓宣言」の和訳は、以前紹介したものよりも正確性が増したものだと考えているが、それだけで登場させるものではない。
冒頭で紹介した様に、ブルームバーグの英文・原記事では出てこなかったものが登場しているからである。
それは「日王」との表現であり、「両班」との表現である。
朝鮮語を母国語とする韓国人ブログ主が、自身のブログに、文喜相が発言していない表現や文字列を朝鮮語で書いてしまうとは考え難い。
何故なら、それは勝手な改編であり、ブログの信頼性を失わせる行為だからである。
この韓国人ブログ主が朝鮮語で書いてあるブログなのだから、ブログ読者は朝鮮語を解する人々を想定していることは間違いがない。
そういう人々は、文喜相が朝鮮語で何を言っているのかは分かっているのであり、無用な改編をする必要は何もないのである。
そういう朝鮮語の一文を和訳したものであり、和訳している、「みずきの女子知韓宣言」のブログ主は、和訳詐欺をする様な事はないと信頼しているので、この和訳を紹介するものである。
ちょっと長い説明となってしまったが、これは、「一次情報を自分の目で見て自分の頭で考える」ことを原則としているからである。
とは言え、一次情報にアクセスできない、或いは、今回の様に、理解不可能な言語である場合には、どうしても二次情報を利用せざるを得ないが、その際は、二次情報の信憑性を踏まえた上で利用している事を明示する必要があると考えているからだ。
それでは、再度、文喜相の発言を見てみよう。
<「みずきの女子知韓宣言」より抜粋引用>
「日本を代表する王、日王が謝罪するべきですね。あの人は戦犯の主犯の息子じゃないのか?だからそんな両班が、一度おばあさんの手を握って「本当に間違っていた」という一言を言えば解決すると思います。」
<抜粋引用終わり>
↓
上述した様に、「日王」、「両班」との表現が登場すろこと以外は、当方の英文記事和訳や我が国での新聞報道等と同じである。
文喜相の発言のうち「日王」なる朝鮮文化圏でしか通用しない用語が登場する部分は「日本を代表する王、日王が謝罪するべきですね。」である。
この部分は、ブルームバーグの英文・原記事では「emperor」との英文となっている。
小文字での「emperor」なのは気になっていたが、確信がなかったのでスルーした。
これは、文喜相が「日王」と言っており、ブルームバーグの韓国人記者が、そんな用語では通用しないことを知っているので、「emperor」との英文をあてたものである。
知っての通り、国際儀礼では、どんな小国であっても「大統領」は「大統領」であり、けして「小統領」とは言わない。
外交プロトコルの話を以前した(*4)と思うが、国家間の礼儀・慣行を逸脱することは無礼な行為となり、他国の国家元首に対して、別称を用いることはまったくにあり得ない行為なのであるが、韓国は、我が国天皇に対して、この様な呼び方をしている。
韓国大統領に対して「半島南部酋長」と我が国の衆議院議長が言ってしまったのなら、それは大きな舌禍事件となる。
ところが、それと同じ事を言っている韓国国会の議長・文喜相は、平気な顔をしたままである。
韓国で、天皇に対して「日王」なる別称を用いているのは、朝鮮半島での「小中華思想」(*5)が原因だ。
小中華思想とは中華思想を宿主とする寄生思想である。
中華思想の世界は、中国皇帝を中心とした中華の地と、その周辺の禽獣・禽獣と同等な劣等民(東夷・南蛮・西戎・北狄)との上下関係の世界観で構成されている。
この華夷秩序では、我が国は東夷とされている。
魏志倭人伝として知られる書は「魏書」の「東夷伝・倭人条」の略称である。
日本列島のみならず朝鮮半島も東夷なのだが、朝鮮半島では、自分達を「小中華」であるとして「禽獣・東夷ではない、中華の一部である」との設定を行った。
それだけなら勝手なのだが、小中華の設定では、我が国は東夷として存在していないと論が成り立たないので、朝鮮は「自分達は小中華・日本は劣った東夷」との設定をしたのである。
東夷・日本が存在しなくなると「東夷」が何処にもない状態となり、小中華思想では、都合が悪いのである。
日本が華夷秩序の外にあると、東夷とは朝鮮自身のこととなってしまうので、それを許容できなかったのである。実際は、隋の時代に我が国は聖徳太子の「日出ずる国の天子・・・」で華夷秩序から脱しており、我が国はずっと天皇を頂く国である。
小中華思想に染まり切っている現在韓国が使用している「日王」とは、「東夷の日本に「皇」は存在しない」との設定からの用語である。
実際は、ずっと天皇は存在してきた。
この様な手前勝手な理屈が登場したのは、なにも今回が初めてではない。
まったく同じ「理由」で、極東地域の不安定化を増大した先例がある。
19世紀(明治元年・1868年)の李氏朝鮮である。
欧米列強が極東地域に侵出している情勢の中、我が国は明治となり、李氏朝鮮に対して、「明治となったけど、従来通り宜しく」との、互いに列強侵食に対して協力しましょうとの親書の受け取りを7年間経っても拒否し続けた事件がある。
その際の「理由」が、「「天皇」の「皇」の字がいけない」であった。
「皇」の字は、中華の地の中国皇帝を表す文字であり、東夷・日本が使って良い文字ではない、というものである。
これについても、以前から紹介している小中華思想の害毒が典型的に表れた話である。(*6)
韓国は、150年前の李氏朝鮮と同じ事を21世紀現在やっているのである。
現在の韓国と19世紀の李氏朝鮮が同じ感覚なのである。
しかし、そんな「理屈」は朝鮮半島の朝鮮文化圏内でしか通用しない。
150年前の李氏朝鮮は、国際情勢という外的事実を見ずに、自分達の設定を最優先した。
その結果、李氏朝鮮は亡国の道を歩んだ。我が国に多大な迷惑をおっかぶせながら。(*7)
21世紀現在、文在寅政権・文喜相は、国際情勢という外的事実を見ずに、自分達の設定を最優先にした数々の国際常識を逸脱したことをしている。
日韓慰安婦合意の反故、日韓国交樹立条約である日韓基本条約を反故にする自称徴用工判決、準戦闘行為である射撃統制レーダー照射事件とその後の非常識な反発言い分。
それらは総て、朝鮮半島文化・小中華思想との設定に由来する。
長くなったので、そろそろ閉めたいと思うので簡単にする。
もう1つの用語「両班」が登場する「だからそんな両班が、一度おばあさんの手を・・」の部分を、ブルームバーグの韓国系記者は、英文では「So, if a person like that holds the hands of the・・・」としており、この用語は登場していない。
「両班」とは、併合前朝鮮で長く続いた身分制度での用語である。
Wikiの記載をそのまま引用すると、両班とは「李氏朝鮮王朝時代には、良民(両班、中人、常民)と賤民(奴婢、白丁)に分けられる朝鮮王族以外の身分階級の最上位に位置していた貴族階級に相当する」身分の事である。
この紹介だけで、文喜相が傲慢である事が分かる。
他国の歴史的制度を何も知らず、インタビューでしゃべってしまう傲慢さである。
両班は「朝鮮王族以外の身分階級」である。
品性下劣で無知蒙昧な人物であるという事が良く分かる発言である。
この様な発言を我々日本人はけして許してはならず、特異な小中華思想を我が国に適用する愚を韓国が繰り返さない様に、徹底的に、その実態を指摘し続けていくつもりだ。
今回は以上とする。
1日1回ポチっとな ↓



【文末脚注】
(*1):「みずきの女子知韓宣言」の記事
【韓国の反応】みずきの女子知韓宣言(´∀`*)
2019年02月14日23:55
表題:【韓国の反応】韓国人「『無知なら勇敢』を体現する韓国人たち」
http://oboega-01.blog.jp/archives/1073964226.html
<記事の抜粋引用>(改行は引用者)
趙甲濟(チョ・ガプジェ)の超少数派サイトからバンダービルドさん。
(断想)ムンヒサン国会議長の軽率な発言
バンダービルド
記事○公式の発言は、特に注意する必要がある。国会議長なら分かっていなければならないことである。対外的に韓国の政治家を代表するという象徴性もある。
そのような面で国会議長の発言レベルは韓国の政治家のレベルを代弁するということもできる。8日、ムンヒサン議長は海外メディア(ブルームバーグ)とのインタビューで、慰安婦問題と関連して日本に向けてこのような発言をした。
「日本を代表する王、日王が謝罪するべきですね。あの人は戦犯の主犯の息子じゃないのか?だからそんな両班が、一度おばあさんの手を握って「本当に間違っていた」という一言を言えば解決すると思います。」
(後略)※記事はリンク先にてお読みいただきたい。
<抜粋引用終わり>
(*2):英文・原記事を自身で和訳したものを紹介している。
2018/02/14投稿:
続・文喜相の限度を知らぬ発言・最初の英文記事の和訳
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1112.html
(*3):「和訳詐欺」に引っ掛からない為に。
2016/11/14投稿:
英文和訳詐欺にご注意を
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-542.html
2018/05/22投稿:
見出し詐欺・リビア方式否定?(前編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-935.html
(*4):外交プロトコル
2018/01/03投稿:
韓国・文在寅の「撒き餌」に注意
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-838.html
2018/10/22投稿:
<文在寅の醜態・ASEM(前編)集合写真>
ASEM(アジア欧州会合)関係ニュース雑感その1
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1038.html
2018/12/11投稿:
ブエノスアイレスG20の集合写真
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1070.html
(*5):朝鮮半島での「小中華思想」
2018/11/08投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感5Final
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1049.html
2018/10/11投稿:
ヘゲモニーチャレンジャー中国・事大主義小中華韓国
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1032.html
【ご参考】
2018/11/06投稿:
徴用工・韓国「最高裁」判決雑感4(韓国側の設定)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1048.html
(*6):「理由」が、「「天皇」の「皇」の字がいけない」であった。
2017/01/31投稿:
憲法9条が韓国をOECD加盟国にした・地政学的基礎編
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-594.html
【ご参考】
<皇政維新の書契>
気ままに歴史資料館より 明治開化期の日本と朝鮮(1)
http://f48.aaacafe.ne.jp/~adsawada/siryou/060/resi012.html
(*7):150年前の李氏朝鮮は、国際情勢という外的事実を見ずに、自分達の設定を最優先した。その結果、李氏朝鮮は亡国の道を歩んだ。我が国に多大な迷惑をおっかぶせながら。
2017/02/01投稿:
風吹き桶屋の地政学2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-595.html
※<昭和17年時点で書かれた近代朝鮮半島の地政学的意味の概括>
【朝鮮半島はその地形上、日本列島に対して短刀を擬したような恰好をしている。もし、この地が支那やロシアに占領されたとしたら、その時の日本はどうであろう。脇腹に匕首を当てられたようなもので、たえずその生存を脅威されるであろう。
朝鮮問題が明治史のほとんど全部を通じて、終始重大問題を孕んだのは、実にこの日本国家の生存という根本に触れたためであって、日清戦争も日露戦争も、全く朝鮮問題を中心として惹起されたのである。】
・この一文は菊池寛の筆によるものである。
1日1回ポチっとな ↓



スポンサーサイト