韓国国防部動画の分析・「這っても黒豆」
- 2019/01/06
- 16:12
韓国国防部動画の分析・「這っても黒豆」

副題:韓国国防部の「反論動画」とは、要するに「声闘のお作法」に基づき「ウソでもいいから何かを言い返す」ことが目的の中身なきものであった。韓国側「反論動画」には論理性はなく、ただ単に「自分が感じた感想」を述べているだけで証拠にはならないものである。
韓国側が「反論映像」を出すとのニュースに接したのは正月早々だったと記憶している。ちょっと調べてみたら、時事通信が1月3日10:38のタイムスタンプで報じていた。(*1)
これは見物だと思い待っていたのだが、なかなか開示されず、夜もかなり遅くなってから、YouTubeにあがったとの情報に接し、早速拝見した。
ところが、そこにあったのは朝鮮語と諺文の動画だけであり、さっぱり分からなかった。
当方は、母国語の日本語と事実上の結果的国際標準言語である英語しか解さないので、取り敢えず、その動画を見ただけであった。
それだけでも、3つのポイントから「これが「反論動画」ってか?」との感想となった。
そのポイントとは、以下の3点である。
<朝鮮語バージョン動画の注目ポイント>
1)0:46~0:57の韓国側オリジナル動画
・アングルが低く、波高1m程度の海面の割にはローリングが激しいことから、韓国の警備救難艦から発進したゴムボートから撮影されたものである。その画面に映っているのは、はるか遠くを飛行しているP-1哨戒機であった。
↓
韓国側が以前言っていた、広開土王艦での光学機器使用の話とは違い、画像が別の艦艇(救難警備艦のゴムボート)のものであること。
全編4:26秒の動画のうち、オリジナルは、このたった11秒だけであること。
韓国側オリジナル動画でも、以前言っていた「荒天」などではなかったこと。
韓国側オリジナル動画でも、P-1到着時には既に北朝鮮漁船と推定される船にゴムボートで近接中だったこと。などが分かるものであり、韓国は、自分自身で、以前の発言が虚偽であることを証明している。
2)2:46~2:56の当日以外の動画
・広開土王艦の航行シーンが当日のものと違っている。海自P-1が報告している同艦の速度は約8ノットなのだが、2:46~2:56のシーンの広開土王艦は、艦首・艦尾の波の具合からは、8ノット程度の微速ではない。
↓
件の広開土王艦の映像が事件当日のものと違う。そういう画像を入れ込んでいると言う事は、韓国側の「反論動画」とは「当日の実相を映しているのではない」という事で、実態は単なるイメージ動画、MADの類だということである。
3)3:37~3:48のP-1からの呼び掛け音声中3:42のピッとの受信音
↓
この音声が日本が公表した動画からの音声を利用したものなのかどうかは分からないのだが、P-1からの呼び掛けの音声が動画では流れている。その音声には、日本側動画にはない「ピッ」との無線機器のアラーム音があった。
当方が狩猟の場で無線を使用する経験上からは、それは韓国側がP-1からの呼び掛けを受信している時の音声の様に聞こえた。
朝鮮語onlyバーションを見た第一印象はこれだけである。
そんなこんなで、朝鮮語onlyバージョンだけしか発見出来ない状態で正月三が日も終わり、「経済的「強制労働」」の場に舞い戻るのが日本の普通のオッサンの宿命である。
朝鮮語と諺文だけの動画で分かることと言ったら、上記3点の他は、「BGM付き」、「日本側画像を切り貼りしたお座成り動画」との全体印象だけであり、論考の対象にするには中身が分からず、情報不充分の状態であった。
その後、YouTubeに英語字幕版(*2)が公開されたのだが、その存在に気が付いたのは、日付が既に1月5日になってからであった。
「英文和訳した分析記事を投稿しよう・・・」などと考えていたのだが、既に多くの方々がそれぞれの観点で論評しており、また、朝鮮語を和訳して紹介する記事(*3)の存在も確認したので、時期を逸した状態となった。
と言う事で、韓国側の「反論動画」に関しての分析は、今回は興味深いポイントだけを指摘するにとどめる。
こういう論理的には何も証明出来ていない「反論」を韓国国防部という政府機関がしてしまうこと自体を論じるのは、次回以降としたい。
参考になれば幸である。
<英語字幕版動画の注目ポイント1>
※(日本語訳はYahooニュース記事を利用させていただいた。)
<英語版の2:41~3:31>
3. 広開土大王艦は日本の哨戒機に向けて、射撃統制追跡レーダー(STIR)を照射しませんでした。当時、広開土大王艦は人道主義的な次元の遭難船舶の救助のための探索レーダーだけを運用しました。
•(映像)出処:日本防衛省ユーチューブ
日本が公開した映像で日本の哨戒機は、レーダー電波を探知したと主張しながらも、依然として広開土大王艦の周囲を飛行しました。
※青字: 日本が主張するFC(火器管制)レーダーは、我々の射撃統制追跡レーダー(STIR)に該当
日本が公開した映像によると、日本の哨戒機は低空飛行をしながら、広開土大王艦の武装(艦砲)が「こちらを向いていない」とし、攻撃の意図がないことも確認しました。
もし、広開土大王艦が日本の哨戒機に向けて追跡レーダーを作動させたならば、
(画面の中央に)日本の哨戒機は即刻、回避行動をとっていなければなりませんでした。
しかし、広開土大王艦の方に再び接近する常識外の行動を見せました。
日本はなぜそうしたのでしょうか?答える必要があります。
↓
ポイントは「韓国国防部」が言う「常識」である。
韓国側が言う「常識」とは、次の様なものである。
<再引用>
「もし、広開土大王艦が日本の哨戒機に向けて追跡レーダーを作動させたならば、日本の哨戒機は即刻、回避行動をとっていなければなりませんでした。 しかし、広開土大王艦の方に再び接近する常識外の行動を見せました。 」
<再引用終わり>
つまり、「射撃統制レーダーの照射」という準戦闘行為を認知したのなら、ビビって逃げ出すのが「韓国側の常識」だと言う事だ。
そうであるにも関わらず、海上自衛隊のP-1哨戒機は遁走せずに、再度の接近をしたのだから、韓国側から見れば「射撃統制レーダーを照射していない「根拠」」だとしているのである。
当方からすれば爆笑モノの「根拠」であった。
韓国兵は戦闘になると逃げ出す(*4)との話は御存じの事だと思うが、今現在の韓国国防部も「射撃統制レーダーを照射するとビビって逃げ出す」のが「常識」だと自分自身で言っているのである。
我が国防衛省が公開した動画のノーカット版を見れば分かる事だが、海自P-1の機長・クルーは射撃統制レーダーの照射を受け、その重大な危険性から一端回避行動をしている。
その上で、任務未了状態であることから、確認作業を継続しているのである。
この事を、当方は以前の論考「公開映像の分析・韓国海軍・国防部のウソが明白に(後編)
」(*5)にて【そういう危険な任務を淡々と遂行している姿には頭が下がる】と評した。
要するに、我が国自衛隊員の責任感の強さ、任務遂行態度は素晴らしいで、逃げ出す様なことはしないのだが、そういう事は、「韓国の「常識」」とは違うという事である。
<英語字幕版動画の注目ポイント2>
※(日本語訳はYahooニュース記事を利用させていただいた。)
<英語版の3:32~4:00>
4. 日本の哨戒機の通信内容は明確に聞こえませんでした。
•広開土大王艦で受信された実際の通信音声
日本側が試みた通信は、雑音がひどく、広開土大王艦では明確に聞こえませんでした。
とりわけ、日本の哨戒機が通信を試みた時点は、
(画面中央に)すでに救助作戦の上空から相当程度、離れた後でした。
↓
ポイントは2点ある。
1つは、「通信が聞こえなかった」という「這っても黒豆」の言い訳をいまだにしている点である。
上記した様に、朝鮮語バージョンの「3)3:37~3:48のP-1からの呼び掛け音声中3:42のピッとの受信音」で、実際は明瞭に受信していたと疑われるに充分な動画を韓国国防部自身が公開している。
もう1つは「すでに救助作戦の上空から相当程度、離れた後でした。」との間抜けな言い訳である。無線装置が「遠くなると聞こえなくなる」などと、オモチャのトランシバーをP-1が使っているが如き事を言っているのである。
P-1が韓国海軍の広開土王艦に最初に呼び掛けたのは、我が国防衛省側の動画では09:06である。(*6)
その直前の08:50の段階では映像に韓国艦船両艦が映っているのだから、どう考えても「「無線電波が届かない様な距離」ではない」ことは客観的に証明されている。
望遠レンズでの撮影だという点を考慮しても、10マイル(10浬)以内である様に見える。
P-1が搭載している無線装置なのだから、一般の市販品よりも性能が悪い訳がないのだが、一般的市販品である無線受信機でも、かなりの距離で受信可能である。
以前、当方は、早急にレポートを作成する必要があり、休日出勤をした事がある。
生憎、その日は丹沢での鹿狩をする予定であったのだが、「経済的「強制労働」者」(笑)の立場としては、狩猟を諦め、お仕事を優先することとなった。その際、無線受信機を聞きながらポチポチとレポートを書いていたら、丹沢のお山からの仲間の通信が聞こえてきた。
当方オフィスがある「みなとみらいの高層ビル」と猟場である「丹沢のお山」の間には、遮蔽物がなにもなく、丹沢のお山は、富士山の手前に群青色に広がっているのが見え、直線距離にして約40km程度であろうと推定される。
その距離でも明瞭な通信であり、その日の猟果は鹿がn頭であり、イノシシとの出会いはなく、○○氏が撃ったにも関わらず外してしまった事、などが分かった。
40kmをノーティカルマイル換算すると21.5マイル(21.5浬)である。
この様に、韓国国防部が言う「すでに救助作戦の上空から相当程度、離れた後でした。」との言い訳が、いかに間抜けなものであるかが分かると思う。
以上、今回はポイントだけを述べた論考となった。
既に多くの方々が韓国側の「反論動画」の無意味さを指摘している事を、あらためて指摘するだけとなったのだが、仕方がない。
韓国側「反論動画」は論理的ではなく、ただ単に「自分が感じた感想」を述べているだけのものなのだから、他の方々の「結論」と同じとなるのである。
最後に、再度、備忘の為に述べておきたいことは、「射撃統制レーダー照射の事実確認」のレベルだけで話をしていては、肝心な事(*7)が疎かになってしまう。
「肝心な事」とは、「何故、そんなに日本本土に近い海域にいたのか?」、「何故、非常識な射撃統制レーダーをP-1に向けて発信したのか?」との「Why」に対する答を考えることが、むしろ一番大事なことである。
「韓国側の設定」では、人道的救助活動なのだが、これだけのデマ・虚偽の中で、その設定だけが「正しい」と考えることは出来ないのである。
1日1回ポチっとな ↓
FC2 Blog Ranking 
【文末脚注】
(*1):韓国側が「反論映像」を出すとの時事通信のニュース
時事通信 1/3(木) 10:38配信
見出し:◆韓国、「反論映像」公開へ=レーダー照射問題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190103-00000022-jij-kr
記事本文○【ソウル時事】海上自衛隊のP1哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けた問題で、韓国国防省報道官は3日、日本側の主張に反論するための映像の作成が最終段階にあり、「準備ができ次第、(ホームページなどに)掲載する予定だ」と述べた。
○「できるだけ早く掲載するよう努力している」という。
○報道官によると、反論のための映像には、哨戒機自体は映っていない。報道官は「日本が公開した映像について問題点を指摘し、われわれが把握した内容を説明する内容。日本に回答を求める部分もある」と語った。
.<引用終わり>
(*2):英語字幕版の韓国側の「反論映像」
見出し:◆ROK MND Official] Urging Japan to Apologize for Patrol Operations in the Rescue Operations Area
チャンネル:ROK Ministry of National Defense 2019/01/04 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=CGWO4Kdk5j0
(*3):朝鮮語を和訳して紹介する記事
Yahooニュース:1/4(金) 19:52
見出し:◆[全訳] 韓国国防部「反論映像」全テクスト
https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20190104-00110128/
記事:(前略)日本は人道主義的な救助作戦の妨害行為を謝罪し、事実の歪曲を即刻中断せよ!
-日本の海上哨戒機の低空威脅飛行と虚偽主張に対する大韓民国国防部の立場-
チェ・ヒョンス国防部報道官/2018年12月28日
(韓日)当事者間で早急な協議を通じ、相互の誤解を払拭し、国防分野での協力関係の発展を模索する趣旨から、実務仮想会議を開催してからわずか一日の間に、日本側が映像資料を公開したことに対し、深い憂慮と遺憾を表明します。
何度も強調したように「広開土大王(クァンゲトデワン)艦」は正常的な救助活動中であり、わが軍が日本の哨戒機に対し追跡レーダー(STIR)を運用しなかったという事実に変わりはありません。
字幕
大韓民国の海軍が尋ねる
日本の海上自衛隊の目的は何か?
2018年12月20日15時頃
東海 海上
•海洋警察撮影映像
広開土大王艦は漂流中の遭難船舶に対し、人道主義的な救助作戦を遂行していました。
人道的救助作戦が進行中の中、日本の哨戒機が低高度で進入しました。
(黄色い丸で「日P-1」)
(筆者注:バックグラウンドで「温かい水、温かい水を望んでいるそうです」という韓国の通信が聞こえる)
***
1. 日本の哨戒機はなぜ、人道主義的な救助作戦の現場で低空威脅飛行をしたのですか?
•日本の哨戒機が撮影した映像
日本の哨戒機は広開土大王艦の150メートル上空、距離500メートルまで接近しました。
艦艇の乗組員たちが、騒音と振動を強く感じる程に脅威的でした。
日本が公開した映像を見ると、哨戒機も救助状況を認知していました。
人道主義的な救助作戦中の艦艇に非紳士的な偵察活動を継続し、広開土大王艦の人道的救助作戦を妨害する、深刻な威脅行為を行いました。
相互間に偶発的な衝突が発生するかもしれないため、武装した軍用機が他国の軍艦に低空威脅飛行をしてはいけません。
日本の哨戒機がわが軍艦の上をなぜ低空で威脅飛行をしたのでしょうか?
(画面中央に)日本は答えなければなりません。
***
2. 日本が国際法を遵守したと主張するのは果たして事実でしょうか?
日本は哨戒機が国際法を遵守したということを裏付けるため日本の防衛省ホームページに掲載した資料を調べると、国際民間航空協約と日本の航空法の施行規則を引用していました。
当時、哨戒機の飛行高度(150m)は国際法的に問題がないと主張しました。
資料の出処は国際民間航空機構(ICAO)国際民間航空協約付属書(Annex)2-4。高度150メートル以下の視界飛行を禁止する条項があります。
しかし、付属書の趣旨は国際法的に一般の民間航空機の運航と安全のための、一般飛行規則を定めるためのものです。
さらに、国際民間航空機構(ICAO)の国際民間航空協約は、軍用機には適用しないと明確に規定しています。
(画面中央に)日本は国際法を恣意的に歪曲し解釈しています。
***
3. 広開土大王艦は日本の哨戒機に向けて、射撃統制追跡レーダー(STIR)を照射しませんでした。
当時、広開土大王艦は人道主義的な次元の遭難船舶の救助のための探索レーダーだけを運用しました。
•(映像)出処:日本防衛省ユーチューブ
日本が公開した映像で日本の哨戒機は、レーダー電波を探知したと主張しながらも、依然として広開土大王艦の周囲を飛行しました。
※青字: 日本が主張するFC(火器管制)レーダーは、我々の射撃統制追跡レーダー(STIR)に該当
日本が公開した映像によると、日本の哨戒機は低空飛行をしながら、広開土大王艦の武装(艦砲)が「こちらを向いていない」とし、攻撃の意図がないことも確認しました。
もし、広開土大王艦が日本の哨戒機に向けて追跡レーダーを作動させたならば、
(画面の中央に)日本の哨戒機は即刻、回避行動をとっていなければなりませんでした。
しかし、広開土大王艦の方に再び接近する常識外の行動を見せました。
日本はなぜそうしたのでしょうか?答える必要があります。
***
4. 日本の哨戒機の通信内容は明確に聞こえませんでした。
•広開土大王艦で受信された実際の通信音声
日本側が試みた通信は、雑音がひどく、広開土大王艦では明確に聞こえませんでした。
とりわけ、日本の哨戒機が通信を試みた時点は、
(画面中央に)すでに救助作戦の上空から相当程度、離れた後でした。
(画面中央に大きく)わが海軍は友邦国の海上哨戒機に、いかなる威脅行為も行いませんでした。
万一、日本側が主張する追跡レーダーの証拠資料(電磁波情報)があるならば、両国間の実務協議で提示すれば済むことです。
人道主義的な救助活動中だったわが艦艇に向けて、威脅的な低空飛行を行ったことに対し、謝罪しなければなりません。
日本はこの事案を政治的に利用せず、実務協議を通じ、事実確認の手続きに入らなければなりません。(了)
<引用終わり>
(*4):韓国兵は戦闘になると逃げ出す
Wiki「マシュー・リッジウェイ」から抜粋引用
<引用開始>
韓国軍にはアメリカから最新鋭の兵器が供与されていたが、韓国軍がそれらの高価な装備品を安易に放棄して逃亡してしまうことは、リッジウェイを悩ませたようで繰り返し著書「THE KOREAN WAR」でも言及されている。それに対して李承晩は、韓国人兵士をアメリカ軍の装備で武装させることが効率的だと繰り返し主張し、リッジウェイを不快にした。リッジウェイは、第一線から全ての韓国師団を引き上げ、訓練する時間が必要であると結論付けている。
<引用終わり>
(*5):以前の論考
2018/12/31投稿:
公開映像の分析・韓国海軍・国防部のウソが明白に(後編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1081.html
※そういう危険な任務を淡々と遂行している姿には頭が下がる。
06:05 射撃統制レーダー照射を受信から08:50までの約3分間。それは、我が国自衛隊員が任務遂行に命をかけていることが分かる映像である。
(*6):P-1が韓国海軍の広開土王艦に最初に呼び掛けたのは、我が国防衛省側の動画では09:06である。
<産経ノーカット版の画像・音声より>
https://www.youtube.com/watch?v=GNBhAAMc2Hk
<1回目の呼び掛け>
09:06 映像&音声:「韓国海軍駆逐艦「広開土王」(艦番号971)に対してVHF緊急周波数(121.5MHz)による呼びかけ
09:41 映像&音声: VHF121.5MHzでの2回目の呼び掛け
09:59 映像:【韓国海軍艦艇からの応答なし】
↓
<2回目の呼び掛け>
10:22 映像:「韓国海軍駆逐艦「広開土王」(艦番号971)に対してVHF緊急周波数(156.8MHz)による呼びかけ
10:54 映像&音声: VHF156.8MHzでの2回目の呼び掛け
11:13 映像:【韓国海軍艦艇からの応答なし】
↓
<3回目の呼び掛け>
12:15 映像:「韓国海軍駆逐艦「広開土王」(艦番号971)に対してUHF緊急周波数(243.0MHz)による呼びかけ
12:39 映像:【韓国海軍艦艇からの応答なし】
12:48 映像:再度の呼びかけ
(*7):「射撃統制レーダー照射の事実確認」のレベルだけで話をしていては、肝心な事が疎かになってしまう。
2018/12/27投稿:
射撃統制レーダー照射・防衛省発表が的確
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1079.html
※肝心な事とは ↓
何故、そんなに日本本土に近い海域にいたのか?
何故、非常識な射撃統制レーダーをP-1に向けて発信したのか?
このWhyに対する答を考えることが、むしろ一番大事なことだと考えている。
1日1回ポチっとな ↓
FC2 Blog Ranking


副題:韓国国防部の「反論動画」とは、要するに「声闘のお作法」に基づき「ウソでもいいから何かを言い返す」ことが目的の中身なきものであった。韓国側「反論動画」には論理性はなく、ただ単に「自分が感じた感想」を述べているだけで証拠にはならないものである。
韓国側が「反論映像」を出すとのニュースに接したのは正月早々だったと記憶している。ちょっと調べてみたら、時事通信が1月3日10:38のタイムスタンプで報じていた。(*1)
これは見物だと思い待っていたのだが、なかなか開示されず、夜もかなり遅くなってから、YouTubeにあがったとの情報に接し、早速拝見した。
ところが、そこにあったのは朝鮮語と諺文の動画だけであり、さっぱり分からなかった。
当方は、母国語の日本語と事実上の結果的国際標準言語である英語しか解さないので、取り敢えず、その動画を見ただけであった。
それだけでも、3つのポイントから「これが「反論動画」ってか?」との感想となった。
そのポイントとは、以下の3点である。
<朝鮮語バージョン動画の注目ポイント>
1)0:46~0:57の韓国側オリジナル動画
・アングルが低く、波高1m程度の海面の割にはローリングが激しいことから、韓国の警備救難艦から発進したゴムボートから撮影されたものである。その画面に映っているのは、はるか遠くを飛行しているP-1哨戒機であった。
↓
韓国側が以前言っていた、広開土王艦での光学機器使用の話とは違い、画像が別の艦艇(救難警備艦のゴムボート)のものであること。
全編4:26秒の動画のうち、オリジナルは、このたった11秒だけであること。
韓国側オリジナル動画でも、以前言っていた「荒天」などではなかったこと。
韓国側オリジナル動画でも、P-1到着時には既に北朝鮮漁船と推定される船にゴムボートで近接中だったこと。などが分かるものであり、韓国は、自分自身で、以前の発言が虚偽であることを証明している。
2)2:46~2:56の当日以外の動画
・広開土王艦の航行シーンが当日のものと違っている。海自P-1が報告している同艦の速度は約8ノットなのだが、2:46~2:56のシーンの広開土王艦は、艦首・艦尾の波の具合からは、8ノット程度の微速ではない。
↓
件の広開土王艦の映像が事件当日のものと違う。そういう画像を入れ込んでいると言う事は、韓国側の「反論動画」とは「当日の実相を映しているのではない」という事で、実態は単なるイメージ動画、MADの類だということである。
3)3:37~3:48のP-1からの呼び掛け音声中3:42のピッとの受信音
↓
この音声が日本が公表した動画からの音声を利用したものなのかどうかは分からないのだが、P-1からの呼び掛けの音声が動画では流れている。その音声には、日本側動画にはない「ピッ」との無線機器のアラーム音があった。
当方が狩猟の場で無線を使用する経験上からは、それは韓国側がP-1からの呼び掛けを受信している時の音声の様に聞こえた。
朝鮮語onlyバーションを見た第一印象はこれだけである。
そんなこんなで、朝鮮語onlyバージョンだけしか発見出来ない状態で正月三が日も終わり、「経済的「強制労働」」の場に舞い戻るのが日本の普通のオッサンの宿命である。
朝鮮語と諺文だけの動画で分かることと言ったら、上記3点の他は、「BGM付き」、「日本側画像を切り貼りしたお座成り動画」との全体印象だけであり、論考の対象にするには中身が分からず、情報不充分の状態であった。
その後、YouTubeに英語字幕版(*2)が公開されたのだが、その存在に気が付いたのは、日付が既に1月5日になってからであった。
「英文和訳した分析記事を投稿しよう・・・」などと考えていたのだが、既に多くの方々がそれぞれの観点で論評しており、また、朝鮮語を和訳して紹介する記事(*3)の存在も確認したので、時期を逸した状態となった。
と言う事で、韓国側の「反論動画」に関しての分析は、今回は興味深いポイントだけを指摘するにとどめる。
こういう論理的には何も証明出来ていない「反論」を韓国国防部という政府機関がしてしまうこと自体を論じるのは、次回以降としたい。
参考になれば幸である。
<英語字幕版動画の注目ポイント1>
※(日本語訳はYahooニュース記事を利用させていただいた。)
<英語版の2:41~3:31>
3. 広開土大王艦は日本の哨戒機に向けて、射撃統制追跡レーダー(STIR)を照射しませんでした。当時、広開土大王艦は人道主義的な次元の遭難船舶の救助のための探索レーダーだけを運用しました。
•(映像)出処:日本防衛省ユーチューブ
日本が公開した映像で日本の哨戒機は、レーダー電波を探知したと主張しながらも、依然として広開土大王艦の周囲を飛行しました。
※青字: 日本が主張するFC(火器管制)レーダーは、我々の射撃統制追跡レーダー(STIR)に該当
日本が公開した映像によると、日本の哨戒機は低空飛行をしながら、広開土大王艦の武装(艦砲)が「こちらを向いていない」とし、攻撃の意図がないことも確認しました。
もし、広開土大王艦が日本の哨戒機に向けて追跡レーダーを作動させたならば、
(画面の中央に)日本の哨戒機は即刻、回避行動をとっていなければなりませんでした。
しかし、広開土大王艦の方に再び接近する常識外の行動を見せました。
日本はなぜそうしたのでしょうか?答える必要があります。
↓
ポイントは「韓国国防部」が言う「常識」である。
韓国側が言う「常識」とは、次の様なものである。
<再引用>
「もし、広開土大王艦が日本の哨戒機に向けて追跡レーダーを作動させたならば、日本の哨戒機は即刻、回避行動をとっていなければなりませんでした。 しかし、広開土大王艦の方に再び接近する常識外の行動を見せました。 」
<再引用終わり>
つまり、「射撃統制レーダーの照射」という準戦闘行為を認知したのなら、ビビって逃げ出すのが「韓国側の常識」だと言う事だ。
そうであるにも関わらず、海上自衛隊のP-1哨戒機は遁走せずに、再度の接近をしたのだから、韓国側から見れば「射撃統制レーダーを照射していない「根拠」」だとしているのである。
当方からすれば爆笑モノの「根拠」であった。
韓国兵は戦闘になると逃げ出す(*4)との話は御存じの事だと思うが、今現在の韓国国防部も「射撃統制レーダーを照射するとビビって逃げ出す」のが「常識」だと自分自身で言っているのである。
我が国防衛省が公開した動画のノーカット版を見れば分かる事だが、海自P-1の機長・クルーは射撃統制レーダーの照射を受け、その重大な危険性から一端回避行動をしている。
その上で、任務未了状態であることから、確認作業を継続しているのである。
この事を、当方は以前の論考「公開映像の分析・韓国海軍・国防部のウソが明白に(後編)
」(*5)にて【そういう危険な任務を淡々と遂行している姿には頭が下がる】と評した。
要するに、我が国自衛隊員の責任感の強さ、任務遂行態度は素晴らしいで、逃げ出す様なことはしないのだが、そういう事は、「韓国の「常識」」とは違うという事である。
<英語字幕版動画の注目ポイント2>
※(日本語訳はYahooニュース記事を利用させていただいた。)
<英語版の3:32~4:00>
4. 日本の哨戒機の通信内容は明確に聞こえませんでした。
•広開土大王艦で受信された実際の通信音声
日本側が試みた通信は、雑音がひどく、広開土大王艦では明確に聞こえませんでした。
とりわけ、日本の哨戒機が通信を試みた時点は、
(画面中央に)すでに救助作戦の上空から相当程度、離れた後でした。
↓
ポイントは2点ある。
1つは、「通信が聞こえなかった」という「這っても黒豆」の言い訳をいまだにしている点である。
上記した様に、朝鮮語バージョンの「3)3:37~3:48のP-1からの呼び掛け音声中3:42のピッとの受信音」で、実際は明瞭に受信していたと疑われるに充分な動画を韓国国防部自身が公開している。
もう1つは「すでに救助作戦の上空から相当程度、離れた後でした。」との間抜けな言い訳である。無線装置が「遠くなると聞こえなくなる」などと、オモチャのトランシバーをP-1が使っているが如き事を言っているのである。
P-1が韓国海軍の広開土王艦に最初に呼び掛けたのは、我が国防衛省側の動画では09:06である。(*6)
その直前の08:50の段階では映像に韓国艦船両艦が映っているのだから、どう考えても「「無線電波が届かない様な距離」ではない」ことは客観的に証明されている。
望遠レンズでの撮影だという点を考慮しても、10マイル(10浬)以内である様に見える。
P-1が搭載している無線装置なのだから、一般の市販品よりも性能が悪い訳がないのだが、一般的市販品である無線受信機でも、かなりの距離で受信可能である。
以前、当方は、早急にレポートを作成する必要があり、休日出勤をした事がある。
生憎、その日は丹沢での鹿狩をする予定であったのだが、「経済的「強制労働」者」(笑)の立場としては、狩猟を諦め、お仕事を優先することとなった。その際、無線受信機を聞きながらポチポチとレポートを書いていたら、丹沢のお山からの仲間の通信が聞こえてきた。
当方オフィスがある「みなとみらいの高層ビル」と猟場である「丹沢のお山」の間には、遮蔽物がなにもなく、丹沢のお山は、富士山の手前に群青色に広がっているのが見え、直線距離にして約40km程度であろうと推定される。
その距離でも明瞭な通信であり、その日の猟果は鹿がn頭であり、イノシシとの出会いはなく、○○氏が撃ったにも関わらず外してしまった事、などが分かった。
40kmをノーティカルマイル換算すると21.5マイル(21.5浬)である。
この様に、韓国国防部が言う「すでに救助作戦の上空から相当程度、離れた後でした。」との言い訳が、いかに間抜けなものであるかが分かると思う。
以上、今回はポイントだけを述べた論考となった。
既に多くの方々が韓国側の「反論動画」の無意味さを指摘している事を、あらためて指摘するだけとなったのだが、仕方がない。
韓国側「反論動画」は論理的ではなく、ただ単に「自分が感じた感想」を述べているだけのものなのだから、他の方々の「結論」と同じとなるのである。
最後に、再度、備忘の為に述べておきたいことは、「射撃統制レーダー照射の事実確認」のレベルだけで話をしていては、肝心な事(*7)が疎かになってしまう。
「肝心な事」とは、「何故、そんなに日本本土に近い海域にいたのか?」、「何故、非常識な射撃統制レーダーをP-1に向けて発信したのか?」との「Why」に対する答を考えることが、むしろ一番大事なことである。
「韓国側の設定」では、人道的救助活動なのだが、これだけのデマ・虚偽の中で、その設定だけが「正しい」と考えることは出来ないのである。
1日1回ポチっとな ↓



【文末脚注】
(*1):韓国側が「反論映像」を出すとの時事通信のニュース
時事通信 1/3(木) 10:38配信
見出し:◆韓国、「反論映像」公開へ=レーダー照射問題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190103-00000022-jij-kr
記事本文○【ソウル時事】海上自衛隊のP1哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受けた問題で、韓国国防省報道官は3日、日本側の主張に反論するための映像の作成が最終段階にあり、「準備ができ次第、(ホームページなどに)掲載する予定だ」と述べた。
○「できるだけ早く掲載するよう努力している」という。
○報道官によると、反論のための映像には、哨戒機自体は映っていない。報道官は「日本が公開した映像について問題点を指摘し、われわれが把握した内容を説明する内容。日本に回答を求める部分もある」と語った。
.<引用終わり>
(*2):英語字幕版の韓国側の「反論映像」
見出し:◆ROK MND Official] Urging Japan to Apologize for Patrol Operations in the Rescue Operations Area
チャンネル:ROK Ministry of National Defense 2019/01/04 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=CGWO4Kdk5j0
(*3):朝鮮語を和訳して紹介する記事
Yahooニュース:1/4(金) 19:52
見出し:◆[全訳] 韓国国防部「反論映像」全テクスト
https://news.yahoo.co.jp/byline/seodaegyo/20190104-00110128/
記事:(前略)日本は人道主義的な救助作戦の妨害行為を謝罪し、事実の歪曲を即刻中断せよ!
-日本の海上哨戒機の低空威脅飛行と虚偽主張に対する大韓民国国防部の立場-
チェ・ヒョンス国防部報道官/2018年12月28日
(韓日)当事者間で早急な協議を通じ、相互の誤解を払拭し、国防分野での協力関係の発展を模索する趣旨から、実務仮想会議を開催してからわずか一日の間に、日本側が映像資料を公開したことに対し、深い憂慮と遺憾を表明します。
何度も強調したように「広開土大王(クァンゲトデワン)艦」は正常的な救助活動中であり、わが軍が日本の哨戒機に対し追跡レーダー(STIR)を運用しなかったという事実に変わりはありません。
字幕
大韓民国の海軍が尋ねる
日本の海上自衛隊の目的は何か?
2018年12月20日15時頃
東海 海上
•海洋警察撮影映像
広開土大王艦は漂流中の遭難船舶に対し、人道主義的な救助作戦を遂行していました。
人道的救助作戦が進行中の中、日本の哨戒機が低高度で進入しました。
(黄色い丸で「日P-1」)
(筆者注:バックグラウンドで「温かい水、温かい水を望んでいるそうです」という韓国の通信が聞こえる)
***
1. 日本の哨戒機はなぜ、人道主義的な救助作戦の現場で低空威脅飛行をしたのですか?
•日本の哨戒機が撮影した映像
日本の哨戒機は広開土大王艦の150メートル上空、距離500メートルまで接近しました。
艦艇の乗組員たちが、騒音と振動を強く感じる程に脅威的でした。
日本が公開した映像を見ると、哨戒機も救助状況を認知していました。
人道主義的な救助作戦中の艦艇に非紳士的な偵察活動を継続し、広開土大王艦の人道的救助作戦を妨害する、深刻な威脅行為を行いました。
相互間に偶発的な衝突が発生するかもしれないため、武装した軍用機が他国の軍艦に低空威脅飛行をしてはいけません。
日本の哨戒機がわが軍艦の上をなぜ低空で威脅飛行をしたのでしょうか?
(画面中央に)日本は答えなければなりません。
***
2. 日本が国際法を遵守したと主張するのは果たして事実でしょうか?
日本は哨戒機が国際法を遵守したということを裏付けるため日本の防衛省ホームページに掲載した資料を調べると、国際民間航空協約と日本の航空法の施行規則を引用していました。
当時、哨戒機の飛行高度(150m)は国際法的に問題がないと主張しました。
資料の出処は国際民間航空機構(ICAO)国際民間航空協約付属書(Annex)2-4。高度150メートル以下の視界飛行を禁止する条項があります。
しかし、付属書の趣旨は国際法的に一般の民間航空機の運航と安全のための、一般飛行規則を定めるためのものです。
さらに、国際民間航空機構(ICAO)の国際民間航空協約は、軍用機には適用しないと明確に規定しています。
(画面中央に)日本は国際法を恣意的に歪曲し解釈しています。
***
3. 広開土大王艦は日本の哨戒機に向けて、射撃統制追跡レーダー(STIR)を照射しませんでした。
当時、広開土大王艦は人道主義的な次元の遭難船舶の救助のための探索レーダーだけを運用しました。
•(映像)出処:日本防衛省ユーチューブ
日本が公開した映像で日本の哨戒機は、レーダー電波を探知したと主張しながらも、依然として広開土大王艦の周囲を飛行しました。
※青字: 日本が主張するFC(火器管制)レーダーは、我々の射撃統制追跡レーダー(STIR)に該当
日本が公開した映像によると、日本の哨戒機は低空飛行をしながら、広開土大王艦の武装(艦砲)が「こちらを向いていない」とし、攻撃の意図がないことも確認しました。
もし、広開土大王艦が日本の哨戒機に向けて追跡レーダーを作動させたならば、
(画面の中央に)日本の哨戒機は即刻、回避行動をとっていなければなりませんでした。
しかし、広開土大王艦の方に再び接近する常識外の行動を見せました。
日本はなぜそうしたのでしょうか?答える必要があります。
***
4. 日本の哨戒機の通信内容は明確に聞こえませんでした。
•広開土大王艦で受信された実際の通信音声
日本側が試みた通信は、雑音がひどく、広開土大王艦では明確に聞こえませんでした。
とりわけ、日本の哨戒機が通信を試みた時点は、
(画面中央に)すでに救助作戦の上空から相当程度、離れた後でした。
(画面中央に大きく)わが海軍は友邦国の海上哨戒機に、いかなる威脅行為も行いませんでした。
万一、日本側が主張する追跡レーダーの証拠資料(電磁波情報)があるならば、両国間の実務協議で提示すれば済むことです。
人道主義的な救助活動中だったわが艦艇に向けて、威脅的な低空飛行を行ったことに対し、謝罪しなければなりません。
日本はこの事案を政治的に利用せず、実務協議を通じ、事実確認の手続きに入らなければなりません。(了)
<引用終わり>
(*4):韓国兵は戦闘になると逃げ出す
Wiki「マシュー・リッジウェイ」から抜粋引用
<引用開始>
韓国軍にはアメリカから最新鋭の兵器が供与されていたが、韓国軍がそれらの高価な装備品を安易に放棄して逃亡してしまうことは、リッジウェイを悩ませたようで繰り返し著書「THE KOREAN WAR」でも言及されている。それに対して李承晩は、韓国人兵士をアメリカ軍の装備で武装させることが効率的だと繰り返し主張し、リッジウェイを不快にした。リッジウェイは、第一線から全ての韓国師団を引き上げ、訓練する時間が必要であると結論付けている。
<引用終わり>
(*5):以前の論考
2018/12/31投稿:
公開映像の分析・韓国海軍・国防部のウソが明白に(後編)
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1081.html
※そういう危険な任務を淡々と遂行している姿には頭が下がる。
06:05 射撃統制レーダー照射を受信から08:50までの約3分間。それは、我が国自衛隊員が任務遂行に命をかけていることが分かる映像である。
(*6):P-1が韓国海軍の広開土王艦に最初に呼び掛けたのは、我が国防衛省側の動画では09:06である。
<産経ノーカット版の画像・音声より>
https://www.youtube.com/watch?v=GNBhAAMc2Hk
<1回目の呼び掛け>
09:06 映像&音声:「韓国海軍駆逐艦「広開土王」(艦番号971)に対してVHF緊急周波数(121.5MHz)による呼びかけ
09:41 映像&音声: VHF121.5MHzでの2回目の呼び掛け
09:59 映像:【韓国海軍艦艇からの応答なし】
↓
<2回目の呼び掛け>
10:22 映像:「韓国海軍駆逐艦「広開土王」(艦番号971)に対してVHF緊急周波数(156.8MHz)による呼びかけ
10:54 映像&音声: VHF156.8MHzでの2回目の呼び掛け
11:13 映像:【韓国海軍艦艇からの応答なし】
↓
<3回目の呼び掛け>
12:15 映像:「韓国海軍駆逐艦「広開土王」(艦番号971)に対してUHF緊急周波数(243.0MHz)による呼びかけ
12:39 映像:【韓国海軍艦艇からの応答なし】
12:48 映像:再度の呼びかけ
(*7):「射撃統制レーダー照射の事実確認」のレベルだけで話をしていては、肝心な事が疎かになってしまう。
2018/12/27投稿:
射撃統制レーダー照射・防衛省発表が的確
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-1079.html
※肝心な事とは ↓
何故、そんなに日本本土に近い海域にいたのか?
何故、非常識な射撃統制レーダーをP-1に向けて発信したのか?
このWhyに対する答を考えることが、むしろ一番大事なことだと考えている。
1日1回ポチっとな ↓



スポンサーサイト