続々・2018臨時国会・所信表明演説(各野党他の反応(中編))
- 2018/10/29
- 19:23
続々・2018臨時国会・所信表明演説(各野党他の反応(中編))

副題:臨時国会冒頭の安倍首相所信表明演説に対する野党他の反応は、一言で言えば「相変わらず」であり、「自己紹介してるのか?」である。
前回・前編からの続きである。
前回は与党と野党のうち、維新・希望のコメントを紹介・解説した。今回は、その続きとして特定野党のコメントを取り上げる。
各野党他の反応は、開会同日夕刻のNHKニュース及び、東京新聞の翌日朝刊を、そのソースとしている。これらは前回の文末脚注に、そのリンク先及び記事を引用してある。
尚、各党の登場順は維新・希望を除きNHKニュースの登場順に準じている。
特定野党のトップバッターは、「野党第一党・立憲民主党」である。
とは言え、その議席占有率は、過去5回の総選挙での「野党第一党」の中ではもっとも低く、お話にならない。(*1)
その代表枝野は、臨時国会冒頭の安倍首相・所信表明演説(*2)に対して「美辞麗句だけで中身なし」とコメントしている。
最初、枝野は自身の言説に対する自己紹介をしているのか?と思ったものである。
枝野という人物の発言は、立憲民主党設立後、ずっと「美辞麗句だけで中身なし」であるからだ。
枝野の特徴は、所信表明演説の様な大きなビジョンや方針の話をしている相手に対しては「具体性がない」とか「○○問題に言及していない」とかの個別案件を持ち出して批判する話法を常用している。(*3)
その一方で、具体的な案件の話を枝野にふると、話題をすり替え、具体的案件の中身の議論から逃げるとの特徴もある。(*4)
要するに、枝野というのは一方的にまくし立てるだけのアジテーターであり、議論が出来る人物ではないということだ。
今回の枝野のコメントも、その様な枝野話法の特徴が表れており、相変わらずである。
NHK記事での枝野の発言部分を以下に抜粋引用する。
<NHK記事より枝野発言を抜粋引用>
・「青年の主張ならば立派だが、美辞麗句だけを並べて全く中身が伴っていない。『辺野古基地』や消費税、公文書の改ざんの問題をどうするのかなど、国民から問われていることは、全く何も話していない。光の部分だけ強調するのは政治の責任放棄だ」
・「総理大臣は憲法の改定に権限を持っておらず、意味のない妄言だ。少なくとも上から目線で言われるような話ではなく、第1次安倍内閣以来、国会での建設的な議論を常に壊してきたのは安倍晋三氏だ」
<引用終わり>
最初の所信表明全体に対する枝野のコメントは、枝野論法そのものである。
安倍首相の所信表明演説は、前々回紹介した様に、今年9月の国連総会演説で絶賛された「地球儀を敷衍するビジョン」に基づき行われたものであり、その様な理念提示に軸足を置いたものである。
枝野が言っている個別問題は、国会議論の中で行うべきものである。
では、枝野が代表を務める立憲民主党は、今年1月からはじまった通常国会で、その様な個別案件をどれだけ真摯に議論したのか?アリバイ的に項目として取り上げただけで、もっぱらモリカケに終始していたではないか。中には。自分達が提出した法案なのに審議拒否をしたりと、立憲民主党は、やってる事が滅茶苦茶ではないか。
この手の卑怯な論法を枝野は常用しているのである。
枝野が言っている「青年の主張ならば立派だが、美辞麗句だけを並べて全く中身が伴っていない。」は、むしろ、枝野の自己紹介として相応しい。
改憲に関して、枝野は「総理大臣は憲法の改定に権限を持っておらず、意味のない妄言だ」と言い切っているが、安倍首相は以前から、そして、今回の所信表明演説に於いても「改憲は国民が、その最終決定者」、「議論して国民の前に提示するのは国会」との現行憲法の規定通りのことを言っており、枝野の、このコメントは安倍首相の発言を歪めるものでしかない。
これはストローマン論法に該当し、ストローマン論法は枝野の得意とする論法である。(*5)
<安倍首相所信表明演説より該当部分を抜粋引用>
・まさに歴史の転換点にあって、平成の、その先の時代に向かって、日本の新たな国創りを、皆さん、共に、進めていこうではありませんか。
・国の理想を語るものは憲法です。憲法審査会において、政党が具体的な改正案を示すことで、国民の皆様の理解を深める努力を重ねていく。そうした中から、与党、野党といった政治的立場を超え、できるだけ幅広い合意が得られると確信しています。
・そのあるべき姿を最終的に決めるのは、国民の皆様です。制定から七十年以上を経た今、国民の皆様と共に議論を深め、私たち国会議員の責任を、共に、果たしていこうではありませんか。
<引用終わり>
安倍首相は、議員内閣制の我国首相である。
行政府の長である安倍首相は、同時に衆議院議員でもある。
つまり改憲を発議する国会の一員でもあるのだから、この様な、国会に対しての憲法議論増進の呼び掛けは当然の様に行える。
そうであるのも関わらず、枝野は「意味のない妄言だ」と言い切っているのである。
「意味のない妄言」を言っている方は、むしろ枝野の方である事は明らかである。
枝野は記者達に対して、この様な事を言ったのだから、むしろ、今国会で「世界一危険な普天間飛行場の廃止と辺野古移設」及び「民主党・野田政権が法制化した消費税増税」を個別案件として、国会で議論する責務が生じたと認識すべきである。
アリバイ的に取り上げてお茶を濁すだけでは、それこそ「政治の責任放棄だ」。
会期が48日間と限定されている臨時国会で、枝野は何をしようとしているのか?
この会期中に各院の憲法審査会は開かれるのであろうか?その時の立憲民主党は議論をするのか?
枝野の詐欺論法を解説していると、いくらでも書けてしまい長くなるので、この辺で止めておく。
次は、昨年10月の総選挙の際に、当時は小池百合子新党であった希望の党に背乗りして国会議員となり、その後、希望の党を乗っ取った民進党議員達が「選挙に受かれば希望の党など用済みだ」とばかりに立ち上げた国民民主党である。
NHK記事での国民民主党の発言部分を以下に抜粋引用する。
<NHK記事より国民民主党発言を抜粋引用>
・「あまり心に残るところがなく、同じテープをもう一回、聴いているような感じがした。外交も、いつも気合いだけという感じがする。特に拉致問題は、具体的な道筋が見えないので、国会でただしていきたい」
・「そもそも認識が間違っている。権力を縛るのが憲法の基本的な理念だが、『権力者が描きたい夢を書き込むのが憲法だ』というのが、安倍総理大臣の憲法観だということがよくわかり、なかなか折り合いはつかないと思った。安倍総理大臣が言う9条改憲案は反対だ」
<引用終わり>
この発言をしているのは、国民民主党代表の玉木である。
玉木は、所信表明演説に対して「同じテープをもう一回、聴いているような感じがした」と述べているが、安倍首相が所信表明演説で提示したのは理念である。「地球儀を敷衍するビジョン」は基本理念なので「変わってしまう」と考えること自体が誤りである。玉木の過去の言動をみると、どうやら玉木はあまり賢くないと思われる。
その玉木は、安倍外交に対して「外交も、いつも気合いだけという感じがする。」と現実認識が出来ていない事を白状してしまっている。
安倍外交の凄さは、幾度も紹介している様に、今更説明を要しないものなのだが、どうやら玉木には見えていない様であろう。
その様に考える1つの証左が、玉木の拉致問題に関する「特に拉致問題は、具体的な道筋が見えないので、国会でただしていきたい」」との今回の発言である。
北朝鮮が横田めぐみさん他の未帰還拉致被害者を「話し合い」だけで返す事はない、と考えるのが、今や常識となっており、そういう頑な北朝鮮に拉致被害者を解放させる策として具体化しているのが、国連決議された北朝鮮制裁である。(*6)
そんな事は、報道されているニュースや公式発表等で安倍首相やトランプの発言を読んでいれば理解出来ることなのに、玉木は、そういう理解をしていない事が伺える。
また、玉木は「国会でただしていきたい」と述べている事は重要だ。
ここで提示した様に、玉木の認識力不足が、その様な事の原因であれば、「玉木はアホの子」という話で終わるのだが、そうではなく、玉木が世界情勢を理解した上で「国会でただしていきたい」と言っているのならば、それは北朝鮮の意向を代弁する行為に該当するからだ。
拉致被害者救出という拉致被害者の生命に係るセンシティブな問題への対応に関して、現在オープンになっている我国の方針以外の部分を国会質問でオープンにする事は、「敵に手の内を見せる行為」に該当し、拉致被害者救出に資するものではない。
そうであるにも関わらず、玉木は「国会でただしていきたい」と述べているのである。
玉木が「アホの子」なのか「北朝鮮の代弁者」なのかは、その質疑内容で、ある程度分かると思う。
現状の推察では、玉木が「アホの子」でしたで、一件落着すると思われる。
その様に考える理由は、今回の玉木の「改憲」に関するコメントにある。
その尽くが「護憲派伝説」を只述べているだけであり、枝野と同じストローマン論法を用いている。
「護憲派伝説」とは、所謂「護憲派」が作り上げてきた虚偽物語や定義のねじ曲げ等の上に築かれた「憲法の常識」と称されている「偽りの土俵」の総称である。それらが羅列されているのが玉木コメントであるので、その1つ1つに対して、それが詐欺話であることを説明する。
<「そもそも認識が間違っている。権力を縛るのが憲法の基本的な理念だが、『権力者が描きたい夢を書き込むのが憲法だ』というのが、安倍総理大臣の憲法観だということがよくわかり、なかなか折り合いはつかないと思った。安倍総理大臣が言う9条改憲案は反対だ」
<引用終わり>
↓
「そもそも認識が間違っている」と玉木は言っているのだが、その理由が「権力を縛るのが憲法の基本的な理念だ」との例にインチキ定義である。
以前は、「権力を縛るのが憲法・国民を縛るのが法律」との、一発でウソだと分かる話の一部として「権力を縛るのが憲法」との話が登場してきたが、最近は、インチキ対比の表現が消え、今は、玉木が言っている様に「憲法部分」だけが登場する。(*7)
憲法も、その下位法である法律も社会ルールであり、その両者ともに、国民の幸福増進が、その理念であり、立法主旨である。
一方、憲法には「権力を縛るのが憲法の基本的な理念だ」との側面があるのも事実であるので、この部分だけを提示されると「そうかな、そうだよね」との誤解を生む。
しかし、これは憲法の一面であり、憲法の他の側面を否定するものではない。
そうであるにも関わらず、あたかも、その一面だけが正しく、他の様々な側面の総てが間違いであるとする論法として、これが悪用されている。
玉木が言っていることは、そういう詐欺話なのである。
これに続き玉木は、安倍首相が所信表明演説で述べた「国の理想を語るものは憲法です」との一文を玉木は、ストローマン論法で、あたかもそれが悪い事であるかの様なものだとネジ曲げている。
「権力者が描きたい夢を書き込むのが憲法だ」などと低劣な事を言っているのである。
「憲法の定義」として、安倍首相が言う「国の理想を語るものは憲法です」はけして間違ってはいない。それは、以前にも紹介した様に、近代日本が初めて近代憲法を起草する際に訪欧し、各国憲法を学んだ時のドイツ人憲法学者の言葉にも表れている。
ちょっと長いが、大事な事なので、再引用して紹介する。
<以前の論考より再引用>
伊藤博文は憲法編纂の為に明治15年(1882年)3月4日横浜から欧州に向けて出発し、翌年8月4日に戻るまでの約1年半の間、ドイツやイギリス等を訪問した。
ドイツ(当時はプロイセン)の法学者ルドルフ・フォン・グナイストを訪問した伊藤博文が憲法編纂のために「参考になる材料」を要請したところ、ルドルフ・フォン・グナイストは以下の様に答えたと記録されている。
【それは遠方から独逸を目標にお出でくださったのは感謝の至りだが、憲法は法文ではない。精神である、国家の能力である。
余は独逸人であり、かつ欧州人である。欧州各国の事は一通り知って居る、独逸の事は最も能く知って居る、が遺憾ながら日本国の事は知って居ない。
それも研究したら解るだろうが、先ず余から日本の事をお尋ね致そう、日本国の今日迄の君民の実体且は風俗人情、其の他過去の歴史を明瞭に説明して貰いたい。それに就て考えて、御参考になる事は申し述べても宜い。
それを申し上げるけれども、確か夫が貴君の御参考になるか如何か、憲法編纂の根拠になるか如何かは余に於て自信はない。】
<尚、同資料には【尾佐竹猛「日本憲政史」日本評論社1930年338ページ】との引用元脚注があるが、当方はその引用元原著までは辿り着いていない>
<再引用終わり>
↓
上記の通り、明確に「憲法は法文ではない。精神である、国家の能力である。」と明示している。
伊藤博文が近代憲法編纂のために「参考になる材料」を要請したところ、憲法とは何かを最初に明示しているのである。伊藤博文にしてみれば、「近代憲法を」との直接的要求が強く、それに対して「憲法典という文書が出来りゃ良いってもんじゃない」と、憲法の本質を述べたものである。
その中で、「先ず余から日本の事をお尋ね致そう、日本国の今日迄の君民の実体且は風俗人情、其の他過去の歴史を明瞭に説明して貰いたい。」と、憲法とは「国の形」の上に構築されるものだと述べているのである。
以前の論「考続・「立憲主義」は現行憲法では成り立たない」(*8)を再読いただきたい。
この伊藤博文の訪欧時の指摘話は「憲法は、その国の形の上に成り立つ」との本質の指摘であり、憲法の別の側面を言い表しているものである。そうであるにも関わらず、この側面を玉木は否定し、ねじ曲げているのである。
玉木は、あたかも安倍首相が勝手に憲法に何かを書き込むが如きことを言っているが、そんな事を安倍首相は言っているのではない。上記で紹介した様な我国近代憲法史に立脚した「国の形」論を述べているのである。
玉木が、この「国の形」否定との単一側面詐欺を言ったのは、今回が初めてではない。以前も言っている(*9)のである。それも枝野の詐欺話を無批判に流用して。
進歩がない人物である。
また、玉木が言う「安倍総理大臣が言う9条改憲案は反対だ」は、Whyの提示がない。
どの様な理由で反対しているのかの理由の明示がないので、あたかも「改憲自体は否定しないが・・・」と言っている様な雰囲気を醸し出しているのだが、その実態は従前からの「護憲」であると看做して良い。
仮に、国民民主党が「改憲自体を否定しない」のならば、国会での憲法議論を拒否することは論理矛盾に該当するからだ。
「安倍総理が言う9条改憲案」に反対ならば、誰が言う9条改憲案には賛成するのか?どの様な9条改憲案ならば改憲するのか?、そういう事を明示していないのである。
そういう事を明示しないで、あたかも「改憲自体は否定しないが・・・」が如きを言っているのが玉木なのである。
今国会で国民民主党は、どの様な言動をとるのか?玉木のこれら言葉との整合性をみていきたい。
立憲民主党と国民民主党との両党だけで随分と長くなってしまった。
これら両党は、昨年の総選挙直前までは民進党=民主党だった人達の集合体でしかないので、言っていることは、民主党の時代から変わっておらず、相変わらずなのだが、相変わらずであるからこそ、そのインチキを指摘し続けることになってしまい、この様に長くなってしまったものだ。
長くなったが、前回の文末脚注に記した東京新聞の記事で、立憲民主党と国民民主党のコメントのどの部分を「報道」しているのかをご確認いただきたい。
「煽られることが無常の喜び」となっている古希・団塊の世代が朝日から東京に乗り換えているらしいが、そういう事なのである。
NHKニュースの登場順では、次は共産党である。
共産党も「相変わらず共産党」であり、指摘事項が多々ある。
これ以上長くなるのは好ましくないので、項を分けることにした。
1日1回ポチっとな ↓
FC2 Blog Ranking 
【文末脚注】
(*1):「野党第一党・立憲民主党」の議席占有率は、過去5回の総選挙での「野党第一党」の中ではもっとも低く、お話にならない。
2017/10/31投稿:
全く違う世界が朝日新聞にあった
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-792.html
(*2):臨時国会冒頭の安倍首相・所信表明演説
首相官邸 平成30年(2018年)10月24日
見出し:◆第百九十七回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement2/20181024shoshinhyomei.html
(*3):立憲民主党・枝野は「具体性がない」とか「○○問題に言及していない」とかの個別案件を持ち出して批判する話法を常用している。
2017/12/07投稿:
臨時国会の召集に関しての期限の設定
<立憲民主党の「改憲議論」の底の浅さ1>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-820.html
2017/12/08投稿:
立憲民主党は三権分立を壊す気か?
<立憲民主党の「改憲議論」の底の浅さ2>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-821.html
<紹介すべき論考が多数になるので代表的なもの2つを提示>
(*4):一方で、具体的な案件の話を枝野にふると、話題をすり替え、具体的案件の中身の議論から逃げるとの特徴もある。
2017/12/14投稿:
立憲枝野インタビュー・相変わらずのダメ内容
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-792.html
(*5):ストローマン論法は枝野の得意とする論法である。
2017/12/19投稿:
案の定、改憲阻止に動く立憲民主・枝野
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-827.html
2018/01/26投稿:
立憲・枝野の代表質問
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-852.html
(*6):北朝鮮に拉致被害者を解放させる策として具体化しているのが、国連決議された北朝鮮制裁である。
2018/06/20投稿:
「日本が金を出す話」を混同することなかれ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-962.html
2018/06/05投稿:
拉致問題解決に向けたナイスサポート・トランプ発言
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-949.html
2017/09/26投稿:
安倍首相・国連演説2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-765.html
(*7):以前は「権力を縛るのが憲法・国民を縛るのが法律」との、一発でウソだと分かる話の一部として「権力を縛るのが憲法」との話が登場してきた。
が、最近は、インチキ対比の表現が消え、今は、玉木が言っている様に「憲法部分」だけ2015/08/02投稿:
【コラム】「憲法とは何か」の論理展開に異議あり
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-172.html
2016/12/03投稿:
「権力vs民衆」との設定
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-555.html
(*8):再引用先の以前の論考
2017/07/19投稿:
続・「立憲主義」は現行憲法では成り立たない
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-715.html
(*9):玉木が、この「国の形」否定との単一側面詐欺を言ったのは、今回が初めてではない。以前も言っている。それも枝野の詐欺話を無批判に流用して。
2018/01/15投稿:
枝野のコピペ、希望の党・玉木の改憲発言
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-845.html
1日1回ポチっとな ↓
FC2 Blog Ranking


副題:臨時国会冒頭の安倍首相所信表明演説に対する野党他の反応は、一言で言えば「相変わらず」であり、「自己紹介してるのか?」である。
前回・前編からの続きである。
前回は与党と野党のうち、維新・希望のコメントを紹介・解説した。今回は、その続きとして特定野党のコメントを取り上げる。
各野党他の反応は、開会同日夕刻のNHKニュース及び、東京新聞の翌日朝刊を、そのソースとしている。これらは前回の文末脚注に、そのリンク先及び記事を引用してある。
尚、各党の登場順は維新・希望を除きNHKニュースの登場順に準じている。
特定野党のトップバッターは、「野党第一党・立憲民主党」である。
とは言え、その議席占有率は、過去5回の総選挙での「野党第一党」の中ではもっとも低く、お話にならない。(*1)
その代表枝野は、臨時国会冒頭の安倍首相・所信表明演説(*2)に対して「美辞麗句だけで中身なし」とコメントしている。
最初、枝野は自身の言説に対する自己紹介をしているのか?と思ったものである。
枝野という人物の発言は、立憲民主党設立後、ずっと「美辞麗句だけで中身なし」であるからだ。
枝野の特徴は、所信表明演説の様な大きなビジョンや方針の話をしている相手に対しては「具体性がない」とか「○○問題に言及していない」とかの個別案件を持ち出して批判する話法を常用している。(*3)
その一方で、具体的な案件の話を枝野にふると、話題をすり替え、具体的案件の中身の議論から逃げるとの特徴もある。(*4)
要するに、枝野というのは一方的にまくし立てるだけのアジテーターであり、議論が出来る人物ではないということだ。
今回の枝野のコメントも、その様な枝野話法の特徴が表れており、相変わらずである。
NHK記事での枝野の発言部分を以下に抜粋引用する。
<NHK記事より枝野発言を抜粋引用>
・「青年の主張ならば立派だが、美辞麗句だけを並べて全く中身が伴っていない。『辺野古基地』や消費税、公文書の改ざんの問題をどうするのかなど、国民から問われていることは、全く何も話していない。光の部分だけ強調するのは政治の責任放棄だ」
・「総理大臣は憲法の改定に権限を持っておらず、意味のない妄言だ。少なくとも上から目線で言われるような話ではなく、第1次安倍内閣以来、国会での建設的な議論を常に壊してきたのは安倍晋三氏だ」
<引用終わり>
最初の所信表明全体に対する枝野のコメントは、枝野論法そのものである。
安倍首相の所信表明演説は、前々回紹介した様に、今年9月の国連総会演説で絶賛された「地球儀を敷衍するビジョン」に基づき行われたものであり、その様な理念提示に軸足を置いたものである。
枝野が言っている個別問題は、国会議論の中で行うべきものである。
では、枝野が代表を務める立憲民主党は、今年1月からはじまった通常国会で、その様な個別案件をどれだけ真摯に議論したのか?アリバイ的に項目として取り上げただけで、もっぱらモリカケに終始していたではないか。中には。自分達が提出した法案なのに審議拒否をしたりと、立憲民主党は、やってる事が滅茶苦茶ではないか。
この手の卑怯な論法を枝野は常用しているのである。
枝野が言っている「青年の主張ならば立派だが、美辞麗句だけを並べて全く中身が伴っていない。」は、むしろ、枝野の自己紹介として相応しい。
改憲に関して、枝野は「総理大臣は憲法の改定に権限を持っておらず、意味のない妄言だ」と言い切っているが、安倍首相は以前から、そして、今回の所信表明演説に於いても「改憲は国民が、その最終決定者」、「議論して国民の前に提示するのは国会」との現行憲法の規定通りのことを言っており、枝野の、このコメントは安倍首相の発言を歪めるものでしかない。
これはストローマン論法に該当し、ストローマン論法は枝野の得意とする論法である。(*5)
<安倍首相所信表明演説より該当部分を抜粋引用>
・まさに歴史の転換点にあって、平成の、その先の時代に向かって、日本の新たな国創りを、皆さん、共に、進めていこうではありませんか。
・国の理想を語るものは憲法です。憲法審査会において、政党が具体的な改正案を示すことで、国民の皆様の理解を深める努力を重ねていく。そうした中から、与党、野党といった政治的立場を超え、できるだけ幅広い合意が得られると確信しています。
・そのあるべき姿を最終的に決めるのは、国民の皆様です。制定から七十年以上を経た今、国民の皆様と共に議論を深め、私たち国会議員の責任を、共に、果たしていこうではありませんか。
<引用終わり>
安倍首相は、議員内閣制の我国首相である。
行政府の長である安倍首相は、同時に衆議院議員でもある。
つまり改憲を発議する国会の一員でもあるのだから、この様な、国会に対しての憲法議論増進の呼び掛けは当然の様に行える。
そうであるのも関わらず、枝野は「意味のない妄言だ」と言い切っているのである。
「意味のない妄言」を言っている方は、むしろ枝野の方である事は明らかである。
枝野は記者達に対して、この様な事を言ったのだから、むしろ、今国会で「世界一危険な普天間飛行場の廃止と辺野古移設」及び「民主党・野田政権が法制化した消費税増税」を個別案件として、国会で議論する責務が生じたと認識すべきである。
アリバイ的に取り上げてお茶を濁すだけでは、それこそ「政治の責任放棄だ」。
会期が48日間と限定されている臨時国会で、枝野は何をしようとしているのか?
この会期中に各院の憲法審査会は開かれるのであろうか?その時の立憲民主党は議論をするのか?
枝野の詐欺論法を解説していると、いくらでも書けてしまい長くなるので、この辺で止めておく。
次は、昨年10月の総選挙の際に、当時は小池百合子新党であった希望の党に背乗りして国会議員となり、その後、希望の党を乗っ取った民進党議員達が「選挙に受かれば希望の党など用済みだ」とばかりに立ち上げた国民民主党である。
NHK記事での国民民主党の発言部分を以下に抜粋引用する。
<NHK記事より国民民主党発言を抜粋引用>
・「あまり心に残るところがなく、同じテープをもう一回、聴いているような感じがした。外交も、いつも気合いだけという感じがする。特に拉致問題は、具体的な道筋が見えないので、国会でただしていきたい」
・「そもそも認識が間違っている。権力を縛るのが憲法の基本的な理念だが、『権力者が描きたい夢を書き込むのが憲法だ』というのが、安倍総理大臣の憲法観だということがよくわかり、なかなか折り合いはつかないと思った。安倍総理大臣が言う9条改憲案は反対だ」
<引用終わり>
この発言をしているのは、国民民主党代表の玉木である。
玉木は、所信表明演説に対して「同じテープをもう一回、聴いているような感じがした」と述べているが、安倍首相が所信表明演説で提示したのは理念である。「地球儀を敷衍するビジョン」は基本理念なので「変わってしまう」と考えること自体が誤りである。玉木の過去の言動をみると、どうやら玉木はあまり賢くないと思われる。
その玉木は、安倍外交に対して「外交も、いつも気合いだけという感じがする。」と現実認識が出来ていない事を白状してしまっている。
安倍外交の凄さは、幾度も紹介している様に、今更説明を要しないものなのだが、どうやら玉木には見えていない様であろう。
その様に考える1つの証左が、玉木の拉致問題に関する「特に拉致問題は、具体的な道筋が見えないので、国会でただしていきたい」」との今回の発言である。
北朝鮮が横田めぐみさん他の未帰還拉致被害者を「話し合い」だけで返す事はない、と考えるのが、今や常識となっており、そういう頑な北朝鮮に拉致被害者を解放させる策として具体化しているのが、国連決議された北朝鮮制裁である。(*6)
そんな事は、報道されているニュースや公式発表等で安倍首相やトランプの発言を読んでいれば理解出来ることなのに、玉木は、そういう理解をしていない事が伺える。
また、玉木は「国会でただしていきたい」と述べている事は重要だ。
ここで提示した様に、玉木の認識力不足が、その様な事の原因であれば、「玉木はアホの子」という話で終わるのだが、そうではなく、玉木が世界情勢を理解した上で「国会でただしていきたい」と言っているのならば、それは北朝鮮の意向を代弁する行為に該当するからだ。
拉致被害者救出という拉致被害者の生命に係るセンシティブな問題への対応に関して、現在オープンになっている我国の方針以外の部分を国会質問でオープンにする事は、「敵に手の内を見せる行為」に該当し、拉致被害者救出に資するものではない。
そうであるにも関わらず、玉木は「国会でただしていきたい」と述べているのである。
玉木が「アホの子」なのか「北朝鮮の代弁者」なのかは、その質疑内容で、ある程度分かると思う。
現状の推察では、玉木が「アホの子」でしたで、一件落着すると思われる。
その様に考える理由は、今回の玉木の「改憲」に関するコメントにある。
その尽くが「護憲派伝説」を只述べているだけであり、枝野と同じストローマン論法を用いている。
「護憲派伝説」とは、所謂「護憲派」が作り上げてきた虚偽物語や定義のねじ曲げ等の上に築かれた「憲法の常識」と称されている「偽りの土俵」の総称である。それらが羅列されているのが玉木コメントであるので、その1つ1つに対して、それが詐欺話であることを説明する。
<「そもそも認識が間違っている。権力を縛るのが憲法の基本的な理念だが、『権力者が描きたい夢を書き込むのが憲法だ』というのが、安倍総理大臣の憲法観だということがよくわかり、なかなか折り合いはつかないと思った。安倍総理大臣が言う9条改憲案は反対だ」
<引用終わり>
↓
「そもそも認識が間違っている」と玉木は言っているのだが、その理由が「権力を縛るのが憲法の基本的な理念だ」との例にインチキ定義である。
以前は、「権力を縛るのが憲法・国民を縛るのが法律」との、一発でウソだと分かる話の一部として「権力を縛るのが憲法」との話が登場してきたが、最近は、インチキ対比の表現が消え、今は、玉木が言っている様に「憲法部分」だけが登場する。(*7)
憲法も、その下位法である法律も社会ルールであり、その両者ともに、国民の幸福増進が、その理念であり、立法主旨である。
一方、憲法には「権力を縛るのが憲法の基本的な理念だ」との側面があるのも事実であるので、この部分だけを提示されると「そうかな、そうだよね」との誤解を生む。
しかし、これは憲法の一面であり、憲法の他の側面を否定するものではない。
そうであるにも関わらず、あたかも、その一面だけが正しく、他の様々な側面の総てが間違いであるとする論法として、これが悪用されている。
玉木が言っていることは、そういう詐欺話なのである。
これに続き玉木は、安倍首相が所信表明演説で述べた「国の理想を語るものは憲法です」との一文を玉木は、ストローマン論法で、あたかもそれが悪い事であるかの様なものだとネジ曲げている。
「権力者が描きたい夢を書き込むのが憲法だ」などと低劣な事を言っているのである。
「憲法の定義」として、安倍首相が言う「国の理想を語るものは憲法です」はけして間違ってはいない。それは、以前にも紹介した様に、近代日本が初めて近代憲法を起草する際に訪欧し、各国憲法を学んだ時のドイツ人憲法学者の言葉にも表れている。
ちょっと長いが、大事な事なので、再引用して紹介する。
<以前の論考より再引用>
伊藤博文は憲法編纂の為に明治15年(1882年)3月4日横浜から欧州に向けて出発し、翌年8月4日に戻るまでの約1年半の間、ドイツやイギリス等を訪問した。
ドイツ(当時はプロイセン)の法学者ルドルフ・フォン・グナイストを訪問した伊藤博文が憲法編纂のために「参考になる材料」を要請したところ、ルドルフ・フォン・グナイストは以下の様に答えたと記録されている。
【それは遠方から独逸を目標にお出でくださったのは感謝の至りだが、憲法は法文ではない。精神である、国家の能力である。
余は独逸人であり、かつ欧州人である。欧州各国の事は一通り知って居る、独逸の事は最も能く知って居る、が遺憾ながら日本国の事は知って居ない。
それも研究したら解るだろうが、先ず余から日本の事をお尋ね致そう、日本国の今日迄の君民の実体且は風俗人情、其の他過去の歴史を明瞭に説明して貰いたい。それに就て考えて、御参考になる事は申し述べても宜い。
それを申し上げるけれども、確か夫が貴君の御参考になるか如何か、憲法編纂の根拠になるか如何かは余に於て自信はない。】
<尚、同資料には【尾佐竹猛「日本憲政史」日本評論社1930年338ページ】との引用元脚注があるが、当方はその引用元原著までは辿り着いていない>
<再引用終わり>
↓
上記の通り、明確に「憲法は法文ではない。精神である、国家の能力である。」と明示している。
伊藤博文が近代憲法編纂のために「参考になる材料」を要請したところ、憲法とは何かを最初に明示しているのである。伊藤博文にしてみれば、「近代憲法を」との直接的要求が強く、それに対して「憲法典という文書が出来りゃ良いってもんじゃない」と、憲法の本質を述べたものである。
その中で、「先ず余から日本の事をお尋ね致そう、日本国の今日迄の君民の実体且は風俗人情、其の他過去の歴史を明瞭に説明して貰いたい。」と、憲法とは「国の形」の上に構築されるものだと述べているのである。
以前の論「考続・「立憲主義」は現行憲法では成り立たない」(*8)を再読いただきたい。
この伊藤博文の訪欧時の指摘話は「憲法は、その国の形の上に成り立つ」との本質の指摘であり、憲法の別の側面を言い表しているものである。そうであるにも関わらず、この側面を玉木は否定し、ねじ曲げているのである。
玉木は、あたかも安倍首相が勝手に憲法に何かを書き込むが如きことを言っているが、そんな事を安倍首相は言っているのではない。上記で紹介した様な我国近代憲法史に立脚した「国の形」論を述べているのである。
玉木が、この「国の形」否定との単一側面詐欺を言ったのは、今回が初めてではない。以前も言っている(*9)のである。それも枝野の詐欺話を無批判に流用して。
進歩がない人物である。
また、玉木が言う「安倍総理大臣が言う9条改憲案は反対だ」は、Whyの提示がない。
どの様な理由で反対しているのかの理由の明示がないので、あたかも「改憲自体は否定しないが・・・」と言っている様な雰囲気を醸し出しているのだが、その実態は従前からの「護憲」であると看做して良い。
仮に、国民民主党が「改憲自体を否定しない」のならば、国会での憲法議論を拒否することは論理矛盾に該当するからだ。
「安倍総理が言う9条改憲案」に反対ならば、誰が言う9条改憲案には賛成するのか?どの様な9条改憲案ならば改憲するのか?、そういう事を明示していないのである。
そういう事を明示しないで、あたかも「改憲自体は否定しないが・・・」が如きを言っているのが玉木なのである。
今国会で国民民主党は、どの様な言動をとるのか?玉木のこれら言葉との整合性をみていきたい。
立憲民主党と国民民主党との両党だけで随分と長くなってしまった。
これら両党は、昨年の総選挙直前までは民進党=民主党だった人達の集合体でしかないので、言っていることは、民主党の時代から変わっておらず、相変わらずなのだが、相変わらずであるからこそ、そのインチキを指摘し続けることになってしまい、この様に長くなってしまったものだ。
長くなったが、前回の文末脚注に記した東京新聞の記事で、立憲民主党と国民民主党のコメントのどの部分を「報道」しているのかをご確認いただきたい。
「煽られることが無常の喜び」となっている古希・団塊の世代が朝日から東京に乗り換えているらしいが、そういう事なのである。
NHKニュースの登場順では、次は共産党である。
共産党も「相変わらず共産党」であり、指摘事項が多々ある。
これ以上長くなるのは好ましくないので、項を分けることにした。
1日1回ポチっとな ↓



【文末脚注】
(*1):「野党第一党・立憲民主党」の議席占有率は、過去5回の総選挙での「野党第一党」の中ではもっとも低く、お話にならない。
2017/10/31投稿:
全く違う世界が朝日新聞にあった
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-792.html
(*2):臨時国会冒頭の安倍首相・所信表明演説
首相官邸 平成30年(2018年)10月24日
見出し:◆第百九十七回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/statement2/20181024shoshinhyomei.html
(*3):立憲民主党・枝野は「具体性がない」とか「○○問題に言及していない」とかの個別案件を持ち出して批判する話法を常用している。
2017/12/07投稿:
臨時国会の召集に関しての期限の設定
<立憲民主党の「改憲議論」の底の浅さ1>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-820.html
2017/12/08投稿:
立憲民主党は三権分立を壊す気か?
<立憲民主党の「改憲議論」の底の浅さ2>
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-821.html
<紹介すべき論考が多数になるので代表的なもの2つを提示>
(*4):一方で、具体的な案件の話を枝野にふると、話題をすり替え、具体的案件の中身の議論から逃げるとの特徴もある。
2017/12/14投稿:
立憲枝野インタビュー・相変わらずのダメ内容
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-792.html
(*5):ストローマン論法は枝野の得意とする論法である。
2017/12/19投稿:
案の定、改憲阻止に動く立憲民主・枝野
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-827.html
2018/01/26投稿:
立憲・枝野の代表質問
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-852.html
(*6):北朝鮮に拉致被害者を解放させる策として具体化しているのが、国連決議された北朝鮮制裁である。
2018/06/20投稿:
「日本が金を出す話」を混同することなかれ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-962.html
2018/06/05投稿:
拉致問題解決に向けたナイスサポート・トランプ発言
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-949.html
2017/09/26投稿:
安倍首相・国連演説2
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-765.html
(*7):以前は「権力を縛るのが憲法・国民を縛るのが法律」との、一発でウソだと分かる話の一部として「権力を縛るのが憲法」との話が登場してきた。
が、最近は、インチキ対比の表現が消え、今は、玉木が言っている様に「憲法部分」だけ2015/08/02投稿:
【コラム】「憲法とは何か」の論理展開に異議あり
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-172.html
2016/12/03投稿:
「権力vs民衆」との設定
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-555.html
(*8):再引用先の以前の論考
2017/07/19投稿:
続・「立憲主義」は現行憲法では成り立たない
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-715.html
(*9):玉木が、この「国の形」否定との単一側面詐欺を言ったのは、今回が初めてではない。以前も言っている。それも枝野の詐欺話を無批判に流用して。
2018/01/15投稿:
枝野のコピペ、希望の党・玉木の改憲発言
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-845.html
1日1回ポチっとな ↓



スポンサーサイト