続・Disappointed 石破
- 2018/08/17
- 22:10
続・Disappointed 石破

副題:「今の時点で自分に有利だからと言って本質的部分で一線を超える様な選択肢」を選ぶことは「悪魔に魂を売って得る利得」である。悪魔達がやっている「石破押し」の正体は「「安倍下ろし」の為」であり、石破がそれに乗る様では、石破に国の舵取りを任せられない。
前回の論考で、朝日新聞の「石破押し」の正体が「「安倍下ろし」の為の石破押し」である事を指摘した。そして、石破の方も、それに乗っかって、あたかも自身に有利だと勘違いしている様子を述べた。
石破は、朝日の「安倍下ろし」を自分の為に利用しているのだが、そういう「悪魔との契約」は2つの意味で近未来の石破にとって不利になることを石破は気が付いていない。
1つは、仮に、朝日がお望みの「安倍下ろし」に成功した場合、石破は朝日から「対価の支払」を求められる。石破側に債務認識がなくても、そういう要求を朝日がするのは間違いがない。
もう1つは、国民の目である。虚心坦懐に安倍政権下での外交防衛・経済政策他の成果を評価すれば、安倍政権は選択肢としてベストである。
「安倍下ろし」を目的とする勢力、又は、その印象操作に毒されてしまっている方々には、客観的データを示して「ベストではない」ことを証明いただきたい。
そういうベスト選択肢ではない石破が、自身を総理大臣にする為に、どの様な手段を用いているのかを国民は見ているのだから、その正邪は国民が判断する対象になる。
「「安倍下ろし」の為の石破押し」に乗っかる石破の姿勢に対して、それを是とする人達がどれほどおり、否とする人達がどれほどになるのかを石破はもっと良く考えた方が良い。
日本人は、それ相応の正義漢ぞろいであり、「汚い事をするな」と考える人達が大勢いる。
そうであるからこそ、朝日や野党などは、事実無根でも「モリカケ」を焚き付け、あたかも安倍首相が「汚い事をした」との印象操作での「安倍下ろし」を延々と続けているのである。(*1)
前回の論考の後に、今度は野党議員から「石破押し」の発言が相次いでいるとの記事を発見した。文末脚注の(*2)にて当該産経ニュースの記事の全文を引用したが、その記事の見出しは「首相を目指す石破茂氏に意外な「応援団」 国民民主党など野党勢がエール、“敵の敵”は味方?」である。
産経は大手新聞社なので、刺激的な表現を避けているのであろうが「“敵の敵”は味方?」との表現で、所詮、「野党勢のエール」の正体が「「安倍下ろし」の為の石破押し」である事を指摘している。的確な指摘である。
そういう意味では、その前段の「石破茂氏に意外な「応援団」」に「意外」との語句を入れているのは、「野党のやっていることは常識はずれ」だとのイヤミだと解される。
記事によれば、石破にエールを送っている「野党勢」には「野党議員」と「野党支持層」がいる。
そのうち、「野党議員」の例として記事に登場しているのは、玉木雄一郎及び大塚耕平の国民民主党の両共同代表と、衆院会派「無所属の会」の大串博志の、元民主党の3人と「国民民主党の中堅議員」との匿名議員の4人である。
この4人の所属政党は総て「国民民主党」である。これは、ある意味当然であろう。
昨年(2017年)秋の衆議院総選挙時に、民進党(即ち民主党)は党として総選挙に臨まないとの敵前逃亡・不戦敗を選択し、その際に、民進党議員の多くは、当時小池百合子の新党であった「希望の党」に大挙して移籍して選挙に立候補したのだが、民進党(=民主党)の中に巣食うドサヨク連中は希望の党から入党を断られ、その様に濃縮分離されたドサヨク連中が急遽、選挙での比例復活の為に「立憲民主党」を立ち上げ、民進党は分裂した。
希望の党に背乗りして当選した元民進党議員は、その後、希望の党を乗っ取り、参議院民進党と新党「国民民主党」を立ち上げ、さっさと背乗りした希望の党を離れて現在に至っている。
そういう鵺(ヌエ)の様な国民民主党なので、「「安倍下ろし」の為の石破押し」との「朝日が造っているムーブメント」に易々と乗っているのであろう。
共産党と立憲民主党も、同じ様なダメ政党なのだが、どうやら、沽券に係わるのか、この記事には登場しない。
一方、「野党勢」の内の「野党支持層」は、各党支持総の約3割が「「安倍下ろし」の為の石破押し」に乗っかっている。記事によれば、立憲民主党支持層の38.5%、国民民主党支持層の37.5%、共産党支持層の31%が「石破押し」だという。
これは、多分、野党支持層に対して「自民党の総裁は誰が良い?」との問いを投げかけた結果であろう。最初から、選択肢が「自民党内」となっていることから、素直に「石破」と言っている可能性も理屈上はあり得るのだが、実態はそうではなく、「「安倍下ろし」の為の石破押し」でしかない。
この様に言いきれる根拠としては、それら各党支持層が「安倍押し」を選択した比率が少なすぎるからである。「安倍押し」の比率は立憲民主党支持層で0.9%、国民民主党支持層で0.0%、共産党支持層で0.0%であり、けして「素直に選んだ」訳ではないことが分かる数値である。
産経記事は、これに対して「自民党支持層」での安倍・石破の支持率を紹介している。
その結果は、安倍:49.1%に対して石破:16.9%と大差で安倍支持である。
比率で言えば、安倍1に対して石破は0.34と約1/3でしかない。
自民党の総裁選は、前回論考で紹介した様に、地方票と議員票がある。
「自民党支持層」の意向は、各地方で集計され「地方票」に影響がある。前回2012年の総裁選では、石破が300票ある地方票のうち165票(55.0%)を獲得した(*3)のだが、前回と今回では状況が違うので単純比較はできない。むしろ、2012年の時とは違って、安倍首相は目に見える凄い成果を上げており、地方票は安倍首相有利だと思われる。もしも石破が前回と同じ様な票数を地方票で獲得できると考えているとしたら、それは間違いである。
こんな事を書いていたら、地方票に関する別の記事があった。(*4)
その共同通信記事の見出しは「◆地方幹事長、首相支持21人 石破氏3人、総裁選アンケート」である。
共同通信の記事によれば、8月16日に共同通信が、自民党の各都道府県連の幹事長等47名に対して実施したアンケートだそうだ。回答は幹事長等の「個人的見解」との注釈があるが、その結果は、見出しの通り、安倍首相の圧勝である。
同記事の記載数値から、分かり易い様に表形式にまとめ直したのが以下である。
尚、回答には「首相か石破氏」との回答が1つあるので、それは0.5票としてカウントした。
この「首相か石破氏」との回答とは「野田聖子じゃない」と言う意味なのか、無回答と同じ意味なのかは不明である。
<立候補予定者>( )内は無回答を除くパーセント
安倍晋三:21.5 (86%)
石破ゲル: 3.5 (14%)
野田聖子: 0.0
無回答 :22.0
- - - -
計 :47.0
産経記事及び共同通信記事からは、2018年の自民党総裁選の現在の見通しは、「安倍の続投」になりそうである。国民の1人としては、望ましい予想だと考えている。
ここで、あらためて石破の事を考えてみたい。
多分、石破は、今回は負けで、自民党総裁・総理大臣にはなれないという状態だ。
自民党の党内規定では、総裁の任期は最長3期9年となっているので、安倍首相が再任されれば、今から3年の任期が残っていることになる。また、衆議院議員としての任期も、昨年(2017年)秋の総選挙後、解散がなければ、そこから4年残っていることになる。
そのどちらか早い方まで、安倍政権が続くことが論理的には可能である。
総裁任期で最長2021年秋、衆議院議員任期でも最長2012年秋である。
最長2021年の通常国会の会期中は安倍政権に我が国の舵取りを付託することが可能となるのである。国民の1人として、また、憲法改正が必須だと考える立場としては、実に頼もしい。
一方、石破にしてみれば、「次のチャンスは最長3年後」となる。
その時、1957年(昭和32年)2月4日生まれの石破は64歳。政治家としては、まだまだ充分に総理大臣になれる「お年頃」である。
仮に、総裁任期が現行のまま延長されず、3年後の2021年に総裁選が行われろとしたら、その時、安倍晋三は自民党規定により立候補できないのである。
そうなると、それは石破にとってのチャンスである。
未来の事は分からないし、当方の個人的意見としては、その時点の国際情勢等で安倍首相の力が我が国に必要ならば特例延長があっても良い、むしろ、そんな情勢なら延長すべきだと考えている。
そういうリスクを石破は考えているのかもしれないが、そんなリスクよりも、今回、総裁選に立候補しないことを決断した岸田だとか、安倍政権の外務大臣として、その職務をまっとうしている河野太郎だとかが、押されて出て来る可能性の方が高い。
そうなった時に、今迄の石破は、逆に大きなハンディキャップを背負う。
石破は、「安倍政権との違い」を強調し、安倍政権下での実績を上げることをしてこなかった。むしろ、前回も指摘した通り、安保法制審議の際には「防衛問題の見識が高い」を売り物にしていたはずなのに、石破は安保法制特命大臣への就任を拒否し、逃げてしまったのだ。
安保法制審議では、小野寺五典議員が見識溢れる良い仕事をしていた。一方、石破は自ら蚊帳の外を選んで、最前線から逃亡していた。この差は大きい。
また、憲法改正に関しても、2012年の自民党改憲草案策定に係ったはずの石破なのだが、現在の言動からは、むしろ憲法改正に反対している様に見える。
「憲法改正しません」と朝日や野党勢を「味方」につけたいのなら、そんな戦略センスの持ち主など要らない存在である。
憲法改正案が2012年の自民党改憲草案(*5)と違っているからと言って、その原案のゴリ押しをして、国会発議が出来なくなるリスクを考えなくてはならない。それでは、結局は、あの占領憲法(*6)が存続することになるからだ。
これら一連の石破の動きは、仮に2021年総裁選が「安倍なき総裁選」になった場合、大きなマイナスになる。朝日新聞の「「安倍下ろし」の為の石破押し」の易々と乗ったりする姿勢を多くの日本人が見ているのである。
日本人は、それ相応の正義漢ぞろいであり、「汚い事をするな」と考える人達が大勢いることを石破は忘れないでいただきたい。今回2018年総裁選で石破は負けるであろうが、今のままでは、これが「石破が出る最後の総裁選」になることもあり得るのだから、ちょっと考え直した方が良いと思う。
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【文末脚注】
(*1):朝日や野党などは、事実無根でも「モリカケ」を焚き付け、あたかも安倍首相が「汚い事をした」との印象操作での「安倍下ろし」を延々と続けている。
2018/03/28投稿:
這っても黒豆
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-892.html
2018/03/29投稿:
野党議員の印象操作発言及びそれを拡散する偏向マスコミ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-893.html
2018/03/30投稿:
佐川証券に対する与党議員発言が面白い
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-894.html
(*2):野党議員から「石破押し」の発言が相次いでいるとの記事
産経ニュース 2018.8.16 01:00更新
見出し:◆【政界徒然草】首相を目指す石破茂氏に意外な「応援団」 国民民主党など野党勢がエール、“敵の敵”は味方?
https://www.sankei.com/premium/news/180816/prm1808160005-n1.html
リード文:○自民党の石破茂元幹事長(61)が10日、9月の党総裁選への立候補を正式に表明した。安倍晋三首相(総裁、63)との対決姿勢を鮮明にした石破氏だが、党所属国会議員の支持は広がりを欠いている。そんな劣勢の石破氏には、意外な「応援団」がいる。国民民主党の議員を中心とした民主党出身者がエールを送っているのだ。首相への批判的な言動が賛同を集めているとみられ、熱烈な「石破ファン」も多い。
記事:○「自民党が『不自由民主党』になっている。石破先生が活発な議論を展開してもらえれば、日本の政界が活性化するきっかけにもなるのではないか」 - 国民民主党の玉木雄一郎共同代表(49)は7月24日の記者会見でこう述べ、石破氏への待望論を唱えた。同党の大塚耕平共同代表(58)も7月26日の記者会見で「安倍政権が民主主義を劣化させている。石破氏には頑張っていただきたい」と支持を“表明”した。他党のトップ争いに口を出すのはいかがなものかと思うが、それほど安倍政権への鬱憤がたまっているということだろう。
○衆院会派「無所属の会」の大串博志幹事長(52)は、石破氏の名こそ挙げなかったが、7月24日のブログにこう投稿した。 - 「安倍政権が継続することは日本のためにベストだとは思わない。どのような形でも取って代わろうという動きが出てきてほしい」
https://www.sankei.com/premium/news/180816/prm1808160005-n2.html
○国民民主党の中堅議員も「オレは石破さん推しだ。理由は簡単だ。安倍首相のことが嫌いだからだ」と漏らす。
小見出し:◆野党支持層ではトップ
○石破氏に期待を寄せるのは、野党の国会議員だけではない。世論調査をみると、野党支持層における石破氏の人気は、連続3選を目指す安倍首相に比べて圧倒的に高い。
○産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が7月21、22両日に行った合同世論調査で、次期自民党総裁にふさわしい人物を聞くと、立憲民主党支持層の38・5%、国民民主党支持層の37・5%、共産党支持層の31%が石破氏を挙げた。
○安倍首相を望む声は立憲民主党支持層でわずか0・9%。国民民主、共産両党の支持層にいたっては、それぞれ0%だった。
○石破氏は総裁選の看板に「正直、公正」を掲げ、森友学園や加計学園をめぐる問題への政府の対応を批判している。安倍首相が提案した憲法9条に自衛隊を明記する改正案や、消費税率10%への引き上げによる増収分の使途変更方針などにも苦言を呈してきた。こうした姿勢が野党支持層の留飲を下げる結果につながっているようだ。
○石破氏の側近は「安倍首相と異なり、石破氏は国会論戦で野党をバカにしたような態度をとらないからではないか」と野党議員の石破氏人気の理由を分析した。
https://www.sankei.com/premium/news/180816/prm1808160005-n3.html
○石破氏は、安倍首相の民主党出身者への対応に批判的だ。5月7日のBSフジ番組で「(安倍首相は)『民主党時代はどうだったのか』との話をすぐ出すが、前より良かったからいいということにはならない」と述べた。野党勢力にとっては立場をおもんばかられた形だ。
小見出し:◆蓮舫氏「心から応援」
○石破氏は自民党が野党だった時代、国会論戦で先陣を切って民主党政権に対峙(たいじ)し、政権交代を牽引(けんいん)した立役者でもある。旧民主党勢にとって仇敵(きゅうてき)のはずだが、安倍政権批判の代弁者としての役割を超えて、民主党出身者の石破氏への敬愛の念は深い。 - 「私、石破氏を心から応援しています。がんばっていただきたい…」
○平成26年10月7日の参院予算委員会で、地方創生担当相だった石破氏に対しこう述べたのは当時民主党に所属していた蓮舫・現立憲民主党副代表(50)だ。商店街活性化策をめぐる議論で発せられた唐突なラブコールに議場はどよめき、蓮舫氏は照れた。
○蓮舫氏に限らず、立憲民主党の議員からは「議員宿舎の食堂で早朝から書籍を読むなど鍛錬を欠かさない姿は立派だ」との声が漏れる。同党の議員が自民党議員を持ち上げる発言は極めて珍しい。
https://www.sankei.com/premium/news/180816/prm1808160005-n4.html
○国民民主党の原口一博元総務相(59)や渡辺周元防衛副大臣(56)らも民進党時代、石破氏の知見を頼り安全保障分野をめぐる夜の会合を定期的に開いていた。今も石破氏率いる石破派(水月会、20人)のメンバーは月に1回程度、旧民主党出身者と「中立・中道の立場から政治を議論する」(関係者)との会合を開いているという。
小見出し:◆肝心の自民支持層支持は低迷
○7月の産経・FNN合同世論調査で、石破氏は肝心の自民党支持層の支持が16・9%にとどまり、49・1%の安倍首相の3分の1にすぎなかった。
○どんなに野党からの人気が高くとも、自民党総裁選はいわずもがな、自民党員と所属国会議員が有権者だ。
○「わが党は政権党であり、(総裁選は)首相を選ぶ選挙だ。他党の支持の方であっても、無党派の方であっても理解をいただく努力をしたい」 - 石破氏は10日の出馬表明記者会見でこう強調した。野党支持層を含めた自身の人気を自民党員の投票動向に影響させたい意向がにじんだが、石破氏の苦しい立ち位置を象徴する言葉でもあった。(政治部 奥原慎平)
<引用終わり>
(*3):前回2012年の総裁選では、石破が300票ある地方票のうち165票(55.0%)を獲得した。
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-999.html
2012年自民党総裁選の投票結果
<1回目投票> :地方票・議員票・合計票
石破ゲル(無派閥)165・ 34・199
安倍晋三(町村派) 87・ 54・141
石原伸晃(山崎派) 38・ 58・ 96
町村信孝(町村派) 7・ 27・ 34
林 芳正(古賀派) 3・ 24・ 27
↓
<決戦投票(議員票のみ)>
安倍晋三(町村派)108
石破ゲル(無派閥) 89
(*4):
共同通信記事 2018/8/16 17:07
見出し:◆地方幹事長、首相支持21人 石破氏3人、総裁選アンケート
https://this.kiji.is/402732472784340065
記事:○9月の自民党総裁選に向け、共同通信社は16日、全国の党都道府県連幹事長ら47人を対象にしたアンケートをまとめた。その結果、21人が安倍晋三首相(党総裁)の連続3選を支持した。次期総裁に石破茂元幹事長がふさわしいとしたのは3人で、野田聖子総務相を推した人はいなかった。ほか「首相か石破氏」が1人、22人が無回答か未定とした。
○いずれも地方幹部の個人的見解で地方票(党員・党友票)の結果に直結しないが、首相が地方票でリードする可能性をうかがわせた。
○アンケートは7月下旬から8月上旬に実施。香川県連は幹事長が国会議員のため総務会長が回答し、ほかは幹事長に尋ねた。
<引用終わり>
(*5):2012年の自民党改憲草案(良い所悪い所)の紹介
<前文、第1章・天皇、第2章・安全保障>
2016/08/03投稿:
自民党改憲草案の紹介1【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-472.html
<第3章・国民の権利及び義務>
2016/08/04投稿:
自民党改憲草案の紹介2【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-473.html
<第4章・国会、第5章・内閣>
2016/08/05投稿:
自民党改憲草案の紹介3【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-474.html
<第6章・司法>
2016/08/06投稿:
自民党改憲草案の紹介4【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-475.html
<第7章・財政、第8章・地方自治>
2016/08/07投稿:
自民党改憲草案の紹介5【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-477.html
<第9章・緊急事態>
2016/08/09投稿:
自民党改憲草案の紹介6【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-479.html
<第10章・改正、第11章・最高法規、附則>
2016/08/10投稿:
自民党改憲草案の紹介7【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-480.html
(*6):あの占領憲法
201511/20投稿:
「平和憲法」との偽看板
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-269.html
2017/07/26投稿:
憲法議論9・「憲法9条の精神」とは何か?
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-720.html
2017/05/20投稿:
(資料編)憲法前文の登場・9条の登場と変遷
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-674.html
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副題:「今の時点で自分に有利だからと言って本質的部分で一線を超える様な選択肢」を選ぶことは「悪魔に魂を売って得る利得」である。悪魔達がやっている「石破押し」の正体は「「安倍下ろし」の為」であり、石破がそれに乗る様では、石破に国の舵取りを任せられない。
前回の論考で、朝日新聞の「石破押し」の正体が「「安倍下ろし」の為の石破押し」である事を指摘した。そして、石破の方も、それに乗っかって、あたかも自身に有利だと勘違いしている様子を述べた。
石破は、朝日の「安倍下ろし」を自分の為に利用しているのだが、そういう「悪魔との契約」は2つの意味で近未来の石破にとって不利になることを石破は気が付いていない。
1つは、仮に、朝日がお望みの「安倍下ろし」に成功した場合、石破は朝日から「対価の支払」を求められる。石破側に債務認識がなくても、そういう要求を朝日がするのは間違いがない。
もう1つは、国民の目である。虚心坦懐に安倍政権下での外交防衛・経済政策他の成果を評価すれば、安倍政権は選択肢としてベストである。
「安倍下ろし」を目的とする勢力、又は、その印象操作に毒されてしまっている方々には、客観的データを示して「ベストではない」ことを証明いただきたい。
そういうベスト選択肢ではない石破が、自身を総理大臣にする為に、どの様な手段を用いているのかを国民は見ているのだから、その正邪は国民が判断する対象になる。
「「安倍下ろし」の為の石破押し」に乗っかる石破の姿勢に対して、それを是とする人達がどれほどおり、否とする人達がどれほどになるのかを石破はもっと良く考えた方が良い。
日本人は、それ相応の正義漢ぞろいであり、「汚い事をするな」と考える人達が大勢いる。
そうであるからこそ、朝日や野党などは、事実無根でも「モリカケ」を焚き付け、あたかも安倍首相が「汚い事をした」との印象操作での「安倍下ろし」を延々と続けているのである。(*1)
前回の論考の後に、今度は野党議員から「石破押し」の発言が相次いでいるとの記事を発見した。文末脚注の(*2)にて当該産経ニュースの記事の全文を引用したが、その記事の見出しは「首相を目指す石破茂氏に意外な「応援団」 国民民主党など野党勢がエール、“敵の敵”は味方?」である。
産経は大手新聞社なので、刺激的な表現を避けているのであろうが「“敵の敵”は味方?」との表現で、所詮、「野党勢のエール」の正体が「「安倍下ろし」の為の石破押し」である事を指摘している。的確な指摘である。
そういう意味では、その前段の「石破茂氏に意外な「応援団」」に「意外」との語句を入れているのは、「野党のやっていることは常識はずれ」だとのイヤミだと解される。
記事によれば、石破にエールを送っている「野党勢」には「野党議員」と「野党支持層」がいる。
そのうち、「野党議員」の例として記事に登場しているのは、玉木雄一郎及び大塚耕平の国民民主党の両共同代表と、衆院会派「無所属の会」の大串博志の、元民主党の3人と「国民民主党の中堅議員」との匿名議員の4人である。
この4人の所属政党は総て「国民民主党」である。これは、ある意味当然であろう。
昨年(2017年)秋の衆議院総選挙時に、民進党(即ち民主党)は党として総選挙に臨まないとの敵前逃亡・不戦敗を選択し、その際に、民進党議員の多くは、当時小池百合子の新党であった「希望の党」に大挙して移籍して選挙に立候補したのだが、民進党(=民主党)の中に巣食うドサヨク連中は希望の党から入党を断られ、その様に濃縮分離されたドサヨク連中が急遽、選挙での比例復活の為に「立憲民主党」を立ち上げ、民進党は分裂した。
希望の党に背乗りして当選した元民進党議員は、その後、希望の党を乗っ取り、参議院民進党と新党「国民民主党」を立ち上げ、さっさと背乗りした希望の党を離れて現在に至っている。
そういう鵺(ヌエ)の様な国民民主党なので、「「安倍下ろし」の為の石破押し」との「朝日が造っているムーブメント」に易々と乗っているのであろう。
共産党と立憲民主党も、同じ様なダメ政党なのだが、どうやら、沽券に係わるのか、この記事には登場しない。
一方、「野党勢」の内の「野党支持層」は、各党支持総の約3割が「「安倍下ろし」の為の石破押し」に乗っかっている。記事によれば、立憲民主党支持層の38.5%、国民民主党支持層の37.5%、共産党支持層の31%が「石破押し」だという。
これは、多分、野党支持層に対して「自民党の総裁は誰が良い?」との問いを投げかけた結果であろう。最初から、選択肢が「自民党内」となっていることから、素直に「石破」と言っている可能性も理屈上はあり得るのだが、実態はそうではなく、「「安倍下ろし」の為の石破押し」でしかない。
この様に言いきれる根拠としては、それら各党支持層が「安倍押し」を選択した比率が少なすぎるからである。「安倍押し」の比率は立憲民主党支持層で0.9%、国民民主党支持層で0.0%、共産党支持層で0.0%であり、けして「素直に選んだ」訳ではないことが分かる数値である。
産経記事は、これに対して「自民党支持層」での安倍・石破の支持率を紹介している。
その結果は、安倍:49.1%に対して石破:16.9%と大差で安倍支持である。
比率で言えば、安倍1に対して石破は0.34と約1/3でしかない。
自民党の総裁選は、前回論考で紹介した様に、地方票と議員票がある。
「自民党支持層」の意向は、各地方で集計され「地方票」に影響がある。前回2012年の総裁選では、石破が300票ある地方票のうち165票(55.0%)を獲得した(*3)のだが、前回と今回では状況が違うので単純比較はできない。むしろ、2012年の時とは違って、安倍首相は目に見える凄い成果を上げており、地方票は安倍首相有利だと思われる。もしも石破が前回と同じ様な票数を地方票で獲得できると考えているとしたら、それは間違いである。
こんな事を書いていたら、地方票に関する別の記事があった。(*4)
その共同通信記事の見出しは「◆地方幹事長、首相支持21人 石破氏3人、総裁選アンケート」である。
共同通信の記事によれば、8月16日に共同通信が、自民党の各都道府県連の幹事長等47名に対して実施したアンケートだそうだ。回答は幹事長等の「個人的見解」との注釈があるが、その結果は、見出しの通り、安倍首相の圧勝である。
同記事の記載数値から、分かり易い様に表形式にまとめ直したのが以下である。
尚、回答には「首相か石破氏」との回答が1つあるので、それは0.5票としてカウントした。
この「首相か石破氏」との回答とは「野田聖子じゃない」と言う意味なのか、無回答と同じ意味なのかは不明である。
<立候補予定者>( )内は無回答を除くパーセント
安倍晋三:21.5 (86%)
石破ゲル: 3.5 (14%)
野田聖子: 0.0
無回答 :22.0
- - - -
計 :47.0
産経記事及び共同通信記事からは、2018年の自民党総裁選の現在の見通しは、「安倍の続投」になりそうである。国民の1人としては、望ましい予想だと考えている。
ここで、あらためて石破の事を考えてみたい。
多分、石破は、今回は負けで、自民党総裁・総理大臣にはなれないという状態だ。
自民党の党内規定では、総裁の任期は最長3期9年となっているので、安倍首相が再任されれば、今から3年の任期が残っていることになる。また、衆議院議員としての任期も、昨年(2017年)秋の総選挙後、解散がなければ、そこから4年残っていることになる。
そのどちらか早い方まで、安倍政権が続くことが論理的には可能である。
総裁任期で最長2021年秋、衆議院議員任期でも最長2012年秋である。
最長2021年の通常国会の会期中は安倍政権に我が国の舵取りを付託することが可能となるのである。国民の1人として、また、憲法改正が必須だと考える立場としては、実に頼もしい。
一方、石破にしてみれば、「次のチャンスは最長3年後」となる。
その時、1957年(昭和32年)2月4日生まれの石破は64歳。政治家としては、まだまだ充分に総理大臣になれる「お年頃」である。
仮に、総裁任期が現行のまま延長されず、3年後の2021年に総裁選が行われろとしたら、その時、安倍晋三は自民党規定により立候補できないのである。
そうなると、それは石破にとってのチャンスである。
未来の事は分からないし、当方の個人的意見としては、その時点の国際情勢等で安倍首相の力が我が国に必要ならば特例延長があっても良い、むしろ、そんな情勢なら延長すべきだと考えている。
そういうリスクを石破は考えているのかもしれないが、そんなリスクよりも、今回、総裁選に立候補しないことを決断した岸田だとか、安倍政権の外務大臣として、その職務をまっとうしている河野太郎だとかが、押されて出て来る可能性の方が高い。
そうなった時に、今迄の石破は、逆に大きなハンディキャップを背負う。
石破は、「安倍政権との違い」を強調し、安倍政権下での実績を上げることをしてこなかった。むしろ、前回も指摘した通り、安保法制審議の際には「防衛問題の見識が高い」を売り物にしていたはずなのに、石破は安保法制特命大臣への就任を拒否し、逃げてしまったのだ。
安保法制審議では、小野寺五典議員が見識溢れる良い仕事をしていた。一方、石破は自ら蚊帳の外を選んで、最前線から逃亡していた。この差は大きい。
また、憲法改正に関しても、2012年の自民党改憲草案策定に係ったはずの石破なのだが、現在の言動からは、むしろ憲法改正に反対している様に見える。
「憲法改正しません」と朝日や野党勢を「味方」につけたいのなら、そんな戦略センスの持ち主など要らない存在である。
憲法改正案が2012年の自民党改憲草案(*5)と違っているからと言って、その原案のゴリ押しをして、国会発議が出来なくなるリスクを考えなくてはならない。それでは、結局は、あの占領憲法(*6)が存続することになるからだ。
これら一連の石破の動きは、仮に2021年総裁選が「安倍なき総裁選」になった場合、大きなマイナスになる。朝日新聞の「「安倍下ろし」の為の石破押し」の易々と乗ったりする姿勢を多くの日本人が見ているのである。
日本人は、それ相応の正義漢ぞろいであり、「汚い事をするな」と考える人達が大勢いることを石破は忘れないでいただきたい。今回2018年総裁選で石破は負けるであろうが、今のままでは、これが「石破が出る最後の総裁選」になることもあり得るのだから、ちょっと考え直した方が良いと思う。
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【文末脚注】
(*1):朝日や野党などは、事実無根でも「モリカケ」を焚き付け、あたかも安倍首相が「汚い事をした」との印象操作での「安倍下ろし」を延々と続けている。
2018/03/28投稿:
這っても黒豆
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-892.html
2018/03/29投稿:
野党議員の印象操作発言及びそれを拡散する偏向マスコミ
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-893.html
2018/03/30投稿:
佐川証券に対する与党議員発言が面白い
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-894.html
(*2):野党議員から「石破押し」の発言が相次いでいるとの記事
産経ニュース 2018.8.16 01:00更新
見出し:◆【政界徒然草】首相を目指す石破茂氏に意外な「応援団」 国民民主党など野党勢がエール、“敵の敵”は味方?
https://www.sankei.com/premium/news/180816/prm1808160005-n1.html
リード文:○自民党の石破茂元幹事長(61)が10日、9月の党総裁選への立候補を正式に表明した。安倍晋三首相(総裁、63)との対決姿勢を鮮明にした石破氏だが、党所属国会議員の支持は広がりを欠いている。そんな劣勢の石破氏には、意外な「応援団」がいる。国民民主党の議員を中心とした民主党出身者がエールを送っているのだ。首相への批判的な言動が賛同を集めているとみられ、熱烈な「石破ファン」も多い。
記事:○「自民党が『不自由民主党』になっている。石破先生が活発な議論を展開してもらえれば、日本の政界が活性化するきっかけにもなるのではないか」 - 国民民主党の玉木雄一郎共同代表(49)は7月24日の記者会見でこう述べ、石破氏への待望論を唱えた。同党の大塚耕平共同代表(58)も7月26日の記者会見で「安倍政権が民主主義を劣化させている。石破氏には頑張っていただきたい」と支持を“表明”した。他党のトップ争いに口を出すのはいかがなものかと思うが、それほど安倍政権への鬱憤がたまっているということだろう。
○衆院会派「無所属の会」の大串博志幹事長(52)は、石破氏の名こそ挙げなかったが、7月24日のブログにこう投稿した。 - 「安倍政権が継続することは日本のためにベストだとは思わない。どのような形でも取って代わろうという動きが出てきてほしい」
https://www.sankei.com/premium/news/180816/prm1808160005-n2.html
○国民民主党の中堅議員も「オレは石破さん推しだ。理由は簡単だ。安倍首相のことが嫌いだからだ」と漏らす。
小見出し:◆野党支持層ではトップ
○石破氏に期待を寄せるのは、野党の国会議員だけではない。世論調査をみると、野党支持層における石破氏の人気は、連続3選を目指す安倍首相に比べて圧倒的に高い。
○産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が7月21、22両日に行った合同世論調査で、次期自民党総裁にふさわしい人物を聞くと、立憲民主党支持層の38・5%、国民民主党支持層の37・5%、共産党支持層の31%が石破氏を挙げた。
○安倍首相を望む声は立憲民主党支持層でわずか0・9%。国民民主、共産両党の支持層にいたっては、それぞれ0%だった。
○石破氏は総裁選の看板に「正直、公正」を掲げ、森友学園や加計学園をめぐる問題への政府の対応を批判している。安倍首相が提案した憲法9条に自衛隊を明記する改正案や、消費税率10%への引き上げによる増収分の使途変更方針などにも苦言を呈してきた。こうした姿勢が野党支持層の留飲を下げる結果につながっているようだ。
○石破氏の側近は「安倍首相と異なり、石破氏は国会論戦で野党をバカにしたような態度をとらないからではないか」と野党議員の石破氏人気の理由を分析した。
https://www.sankei.com/premium/news/180816/prm1808160005-n3.html
○石破氏は、安倍首相の民主党出身者への対応に批判的だ。5月7日のBSフジ番組で「(安倍首相は)『民主党時代はどうだったのか』との話をすぐ出すが、前より良かったからいいということにはならない」と述べた。野党勢力にとっては立場をおもんばかられた形だ。
小見出し:◆蓮舫氏「心から応援」
○石破氏は自民党が野党だった時代、国会論戦で先陣を切って民主党政権に対峙(たいじ)し、政権交代を牽引(けんいん)した立役者でもある。旧民主党勢にとって仇敵(きゅうてき)のはずだが、安倍政権批判の代弁者としての役割を超えて、民主党出身者の石破氏への敬愛の念は深い。 - 「私、石破氏を心から応援しています。がんばっていただきたい…」
○平成26年10月7日の参院予算委員会で、地方創生担当相だった石破氏に対しこう述べたのは当時民主党に所属していた蓮舫・現立憲民主党副代表(50)だ。商店街活性化策をめぐる議論で発せられた唐突なラブコールに議場はどよめき、蓮舫氏は照れた。
○蓮舫氏に限らず、立憲民主党の議員からは「議員宿舎の食堂で早朝から書籍を読むなど鍛錬を欠かさない姿は立派だ」との声が漏れる。同党の議員が自民党議員を持ち上げる発言は極めて珍しい。
https://www.sankei.com/premium/news/180816/prm1808160005-n4.html
○国民民主党の原口一博元総務相(59)や渡辺周元防衛副大臣(56)らも民進党時代、石破氏の知見を頼り安全保障分野をめぐる夜の会合を定期的に開いていた。今も石破氏率いる石破派(水月会、20人)のメンバーは月に1回程度、旧民主党出身者と「中立・中道の立場から政治を議論する」(関係者)との会合を開いているという。
小見出し:◆肝心の自民支持層支持は低迷
○7月の産経・FNN合同世論調査で、石破氏は肝心の自民党支持層の支持が16・9%にとどまり、49・1%の安倍首相の3分の1にすぎなかった。
○どんなに野党からの人気が高くとも、自民党総裁選はいわずもがな、自民党員と所属国会議員が有権者だ。
○「わが党は政権党であり、(総裁選は)首相を選ぶ選挙だ。他党の支持の方であっても、無党派の方であっても理解をいただく努力をしたい」 - 石破氏は10日の出馬表明記者会見でこう強調した。野党支持層を含めた自身の人気を自民党員の投票動向に影響させたい意向がにじんだが、石破氏の苦しい立ち位置を象徴する言葉でもあった。(政治部 奥原慎平)
<引用終わり>
(*3):前回2012年の総裁選では、石破が300票ある地方票のうち165票(55.0%)を獲得した。
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-999.html
2012年自民党総裁選の投票結果
<1回目投票> :地方票・議員票・合計票
石破ゲル(無派閥)165・ 34・199
安倍晋三(町村派) 87・ 54・141
石原伸晃(山崎派) 38・ 58・ 96
町村信孝(町村派) 7・ 27・ 34
林 芳正(古賀派) 3・ 24・ 27
↓
<決戦投票(議員票のみ)>
安倍晋三(町村派)108
石破ゲル(無派閥) 89
(*4):
共同通信記事 2018/8/16 17:07
見出し:◆地方幹事長、首相支持21人 石破氏3人、総裁選アンケート
https://this.kiji.is/402732472784340065
記事:○9月の自民党総裁選に向け、共同通信社は16日、全国の党都道府県連幹事長ら47人を対象にしたアンケートをまとめた。その結果、21人が安倍晋三首相(党総裁)の連続3選を支持した。次期総裁に石破茂元幹事長がふさわしいとしたのは3人で、野田聖子総務相を推した人はいなかった。ほか「首相か石破氏」が1人、22人が無回答か未定とした。
○いずれも地方幹部の個人的見解で地方票(党員・党友票)の結果に直結しないが、首相が地方票でリードする可能性をうかがわせた。
○アンケートは7月下旬から8月上旬に実施。香川県連は幹事長が国会議員のため総務会長が回答し、ほかは幹事長に尋ねた。
<引用終わり>
(*5):2012年の自民党改憲草案(良い所悪い所)の紹介
<前文、第1章・天皇、第2章・安全保障>
2016/08/03投稿:
自民党改憲草案の紹介1【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-472.html
<第3章・国民の権利及び義務>
2016/08/04投稿:
自民党改憲草案の紹介2【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-473.html
<第4章・国会、第5章・内閣>
2016/08/05投稿:
自民党改憲草案の紹介3【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-474.html
<第6章・司法>
2016/08/06投稿:
自民党改憲草案の紹介4【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-475.html
<第7章・財政、第8章・地方自治>
2016/08/07投稿:
自民党改憲草案の紹介5【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-477.html
<第9章・緊急事態>
2016/08/09投稿:
自民党改憲草案の紹介6【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-479.html
<第10章・改正、第11章・最高法規、附則>
2016/08/10投稿:
自民党改憲草案の紹介7【コラム】
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-480.html
(*6):あの占領憲法
201511/20投稿:
「平和憲法」との偽看板
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-269.html
2017/07/26投稿:
憲法議論9・「憲法9条の精神」とは何か?
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-720.html
2017/05/20投稿:
(資料編)憲法前文の登場・9条の登場と変遷
http://samrai308w.blog.fc2.com/blog-entry-674.html
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