弾道ミサイル乱射の北朝鮮
- 2017/08/31
- 23:14
弾道ミサイル乱射の北朝鮮 副題:国家がやること、国民が出来ること。報道によると、先般の29日早朝、午前5時58分に北朝鮮が発射した弾道ミサイルは、我が国上空を通過して、襟裳岬沖東方約1,200Kmの太平洋上に着弾したのだが、発射されたミサイル1発は、日本上空通過中に3つに分離して太平洋上に着弾したそうだ。その情報が正しいのなら、可能性としては2つ。先ず、飛翔中に空中分解した失敗飛行である可能性と、北朝鮮が多弾頭技...
憲法9条は誰にとって有益か?
- 2017/08/30
- 22:30
憲法9条は誰にとって有益か? 副題:「誰」にとって有益かというと、最初、それは占領軍・アメリカだった。しかし、今やアメリカ側から憲法改正が必要だとの声が聞こえてくる。憲法9条の役割は何かというと、それは、最初は戦勝国アメリカが、敗戦国日本を占領統治する際に、膺懲及び日本解体を目的に制定した現行憲法の中にあって、武装解除の永続化、独立国家資格の剥奪を、その役割とする条文であった。占領時主権喪失期間中に...
東京新聞社説は定型句作文2017/08/25
- 2017/08/29
- 20:29
東京新聞社説は定型句作文2017/08/25 副題:化けの皮が剥がれた従来からの論法を繰り返す東京新聞社説。肝心要の「日本人の命と平和・安寧をどうやって確保・維持するのかの具体策」は、やっぱり何も語っていない。今回の題材は、東京新聞の2017年8月25日社説(*1)である。題記した様に、従来からの、騙し絵を見せる定型句を並べただけの陳腐なものの典型例だったので、復習の意味で、題材として取り上げた。東京新聞の8月25日...
憲法議論10・高等教育含む教育の無償化
- 2017/08/28
- 19:04
憲法議論10・高等教育含む教育の無償化<憲法議論をはじめよう11> 副題:「高等教育含む教育の無償化」は理念の法文化問題である。憲法改正をなんとしても阻止したい所謂「護憲派」の実態は、日本劣後状態維持派である。彼等は、国会が閉会になっても「森友・加計「問題」」で火のない所に煙を立ててクリンチを続けることで、「憲法に関する議論をさせない」との昔ながらの「寝っ転がり戦法」を継続している。一方、自民党側は、6...
「ナチスはドイツ憲法で禁止」との慣用句
- 2017/08/25
- 19:41
「ナチスはドイツ憲法で禁止」との慣用句 副題:ナチスだけじゃない、共産党も対象でしょ。表題にある通り、「ナチスはドイツ憲法で禁止」との慣用句が流通している。しかし、そういう話でドイツ憲法の何条の規定なのかとの具体的指摘をしたものを目にすることは少ない。ザンプルとするには、些か不適当かもしれないが、レコードチャイナの記事(*1)を先ず紹介する。<レコードチャイナ記事から当該部分を抜粋引用>今月5日には...
アメリカ人が考える「世界へ影響を与えている国々」
- 2017/08/24
- 18:39
アメリカ人が考える「世界へ影響を与えている国々」 副題:アメリカ人の視点を以て考えてみる。アメリカの国際影響度ランキング今回の話題の題材にしたのは、アメリカ・US NewsのHPにあるPower Rankingsのページ(*1)である。アメリカのニュースサイトが掲載した「ランキング」を題材にするのだが、その視点は、「ランキング結果が妥当か否か」ではない。だいたいが異文化・異人種の他国の人間が考えるランキングが妥当だと感じ...
国際決済の話・最近の通貨のお話2
- 2017/08/23
- 18:39
国際決済の話・最近の通貨のお話2 副題:国力の両輪は軍事力と経済力。経済力は経済力自体でパワーがあり、けして、「軍事力を支える経済力」だけではない。一方、経済力だけでは、その真のパワーを発揮しない。アメリカの「OFAC規制」との言葉を聞いたことがあるだろうか?「OFAC規制」とは「OFAC=Office of Foreign Asset Control=アメリカ財務省・外国資産管理局」が担当・執行する規制のことである。どの様な規制なのかとい...
ニュース落穂拾い・島根-広島-愛媛-高知
- 2017/08/21
- 23:51
ニュース落穂拾い・島根-広島-愛媛-高知 副題:北朝鮮の宣言には何故、愛媛が登場しない? 北朝鮮からグアムの方向に弾道ミサイルが飛べば、島根-広島-愛媛-高知のはず。マイナーだからかな?題名にある通り、取り上げなかったニュースを題材にした落穂拾いである。「落穂拾い」なので、題材とするニュースは少々古いが、それは予めご承知いただきたい。今回取り上げるのは、以前論評した「島根、広島、高知上空通過」の話...
フーバー回顧録・和訳版紹介1
- 2017/08/20
- 22:26
フーバー回顧録・和訳版紹介1 題名に使用した「フーバー回顧録」とは通称である。同書の英語原題は「Freedom Betrayed」(裏切られた自由)である。昨年夏に同原書を読み、その紹介をしたが、同書の和訳版(*1)が草思社から出版されたので、あらためて紹介し直すものである。和訳版の題名は原書題名そのままに「裏切られた自由」である。実際のところ、まだ原著と訳本の読み比べをするまでには至っていない。同様、「本を読ん...
国民の知る権利
- 2017/08/19
- 07:42
国民の知る権利 副題:以前は「国民の知る権利」を錦の御旗にしていたマスコミ。ところが、今や「報道の自由」との国民不在へと変質している。実際、現在、もっとも「国民の知る権利」を踏みにじっているのはマスコミだ。ここ数回のコラムは総て「報道」に関してのコラムであった。その理由は、あまりにも偏向した記事が日々発信されており、「ある一定の意図した方向へと国民を誘導する」プロパガンダが「報道」の主軸になってい...